2012年7月9日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相は8日、「欧州連合(EU)各国に財政調整計画の実行期間の延長を求め、これには追加的な外部からの融資が必要。各国が交渉に応じる意思が前提条件になる」と言明した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・複数の通信社は、ギリシャ議会でサマラス連立政権の信任に必要な賛成票が投じられたと報じた。
エリック・ローゼングレン[NP-5.6 HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.2]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「雇用の伸びはポジティブなサインではない」「米雇用統計は以前の回復期と比較して極めて弱い」
エリック・ローゼングレン[NP-6.2 HDP -3.2 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「6月のFOMCの見通しは、5月の見通しからの悪化を示している」「私自身の見通しは、FOMCのものよりも悲観的である」
エリック・ローゼングレン[NP-5.0 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.4]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「先週末の米雇用統計には失望している」「QE3の可能性は今後発表される指標次第」
チャールズ・エバンズ[NP-5.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.0]
・エバンズ米シカゴ連銀総裁「FRBは一段の緩和でバランスシートを活用すべき」「インフレ率は中期的に2%の目標近くの見通し」「米失業率はしばらく高止まりが続く」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合が、銀行監督局がいったん整えばユーロ圏内の銀行の資本増強に対する国家保証は不要であるとの見解を示した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)当局者の話として「欧州委員会はスペインの赤字目標を2012年に6.3%、2013年に4.5%、2014年に2.8%に見直すことを提案する」と伝えた。
マリオ・ドラギ[NP-5.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「利下げはインフレ圧力の緩和を考慮に入れた」
マリオ・ドラギ[NP-5.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「成長に対する幾分の下振れリスクが実体化した」「ECBは断固として適時に行動する完全な能力を有している」
マリオ・ドラギ[NP-5.2 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレは2013年に2%を下回るだろう」「不透明感が高まっている」
マリオ・ドラギ[NP+1.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは必要とされることを行うが、責務を堅持する」「ECB理事会のメンバーは時に非常に冗舌」「ECBを銀行監督の中心とすることは可能」「欧州首脳会議後の一部懐疑的な見方は不当であると考える」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「2つの責務はECBにとってほぼ不可能だろう」「ESMは年末までに銀行の資本増強に向けた準備が整わない見通しだが、できるだけ早急に対応する」
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP HDP -5.8 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相「イタリアやスペインにおける問題を根本的に解決する必要」「スペインの銀行は脆弱」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
エリック・ローゼングレン[NP-5.0 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.4]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「先週末の米雇用統計には失望している」「QE3の可能性は今後発表される指標次第」
2012年7月9日のFX要人発言・ニュース
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相は8日、「欧州連合(EU)各国に財政調整計画の実行期間の延長を求め、これには追加的な外部からの融資が必要。各国が交渉に応じる意思が前提条件になる」と言明した。
アントニス・サマラス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・サマラス・ギリシャ首相「ギリシャは改革達成のためにユーロ圏にとどまる必要がある」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・複数の通信社は、ギリシャ議会でサマラス連立政権の信任に必要な賛成票が投じられたと報じた。
エリック・ローゼングレン[NP-5.6 HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.2]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「雇用の伸びはポジティブなサインではない」「米雇用統計は以前の回復期と比較して極めて弱い」
エリック・ローゼングレン[NP-6.2 HDP -3.2 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「6月のFOMCの見通しは、5月の見通しからの悪化を示している」「私自身の見通しは、FOMCのものよりも悲観的である」
安住淳[NP HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「貿易赤字が昨年のみの傾向か重大な関心をもって注視する」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後は上げ幅を縮小。前週末発表の6月米雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びが予想に届かなかったことや、欧米株の下落などを手掛かりに円買い外貨売りが先行した。「海外勢から円買いが入った」との声が聞かれ一時上げ幅を拡大した。
しかし、財務省が9日朝発表した5月の国際収支速報で、経常収支と貿易収支が市場予想平均より弱い結果となったことが分かると円買いは一服。その後は前場の日本株が底堅くなったことを受けて持ち高調整の円売りが出たため上値が切り下がった。
エリック・ローゼングレン[NP-5.0 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.4]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「先週末の米雇用統計には失望している」「QE3の可能性は今後発表される指標次第」
チャールズ・エバンズ[NP-5.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.0]
・エバンズ米シカゴ連銀総裁「FRBは一段の緩和でバランスシートを活用すべき」「インフレ率は中期的に2%の目標近くの見通し」「米失業率はしばらく高止まりが続く」
野田佳彦[NP-4.6 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・野田佳彦首相「デフレ脱却と経済活性化、政策総動員でしっかりやり遂げる」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「銀行に関するECBの役割は今年明確化される」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が出ない。取引材料が乏しかったこともあって暫くもみ合いが続いた。欧州の取引時間帯に入ると、ユーロドルにモデル系ファンドの買いが入ったことにつれて円売りユーロ買いが若干出たが、スペイン国債が下落しているうえ、欧州株がさえない展開であるため円売りは一時的だった。豪ドルに対しては「豪ドル米ドルにマクロ系ファンドから売りが出ている」との声が聞かれ、豪ドル米ドルの下げにつれて円買い豪ドル売りが入った。(マクロ系ファンド参照:FX初心者のためのマクロ系ヘッジファンドについて)
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)高官の話として、「EU財務相はスペインの財政赤字を対GDP比で3%に抑制する目標期限を1年延長し、2014年までにすることで合意した」と伝えた。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ドイツ政府は9日、6カ月物国債入札を実施した。平均落札利回りはマイナス0.0344%と前回の0.007%を下回った。また、応札倍率は1.7倍と前回の1.2倍を上回った。
フランソワ・オランド[NP HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
・オランド・フランス大統領「2012年の上半期はGDPが横ばいを続けることになる見込み」
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員が9日、モンティ伊首相と会談を行ったことを明らかにした。モンティ伊首相はイタリアの財政削減策の説明を行ったという。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合が、銀行監督局がいったん整えばユーロ圏内の銀行の資本増強に対する国家保証は不要であるとの見解を示した。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「持続的な経済成長には強固な財政が必要である」「ドイツはユーロが無傷のままであることを目指している」
スペイン政府関係[NP HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
・スペイン政府筋の話として「欧州連合(EU)とともに銀行支援の覚書が9日に署名される」「スペイン銀行支援の条件は20日に署名され、3-4%金利の15年融資となる可能性」と伝えた。
ドイツ政府関係[NP+2.0 HDP +0.7 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP +0.1]
・ブリューデレ独経済相「経済は依然として安定的」
ドイツ政府関係[NP-5.0 HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・ブリューデレ独経済相「経済はユーロ危機次第で抑制される」「独経済は著しい外的リスクに直面している」
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・米ホワイトハウス「オバマ米大統領が日本時間24時50分に中流階級への減税延長の必要性について議会演説を行う」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)当局者の話として「欧州委員会はスペインの赤字目標を2012年に6.3%、2013年に4.5%、2014年に2.8%に見直すことを提案する」と伝えた。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ政府報道官は9日、「トロイカとの協議は始まっていない」との見解を示したと伝えられた。
マリオ・ドラギ[NP-5.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「利下げはインフレ圧力の緩和を考慮に入れた」
マリオ・ドラギ[NP-5.6 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「成長に対する幾分の下振れリスクが実体化した」「ECBは断固として適時に行動する完全な能力を有している」
マリオ・ドラギ[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「緩やかな景気回復を引き続き予想する」「物価安定のリスクは概ね均衡している」
マリオ・ドラギ[NP-5.2 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレは2013年に2%を下回るだろう」「不透明感が高まっている」
マリオ・ドラギ[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「各国中銀は大胆かつ前向きな決定を行った」「各国中銀は非常に緊密に協調している」「ECBの行動は引き続き物価安定に焦点を当てている」
マリオ・ドラギ[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -3.7 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏のファンダメンタルズは健全」「ユーロ圏の物価安定は保証される」「ユーロはここに留まる」
フランス政府関係[NP HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
・フランス政府は9日、3カ月物・6カ月物・1年物国債の入札を実施した。3カ月物国債の平均落札利回りはマイナス0.005%で応札倍率は2.32倍、6カ月物はマイナス0.006%で3.20倍、1年物は0.013%で2.77倍となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。ユーロ圏財務相会合や10日の欧州連合(EU)の財務相理事会を控えて積極的な売買は手控えられている。主要な米経済指標の発表もなく、特段の材料も見当たらないため商いは低調だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円台半ばでのレンジ取引が続いた。
・ユーロ円も1ユーロ=97円台後半でのもみ合いが続いている。
・ユーロドルは1ユーロ=1.2300ドルを挟んだもみ合いとなった。市場では「ユーロ圏財務相会合を前にショートカバーが入った」との指摘があり、目先のストップロスを巻き込むと21時過ぎに一時1.2317ドル前後まで上げた。ただ、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず上値は重かった。スペインの10年物国債利回りが危険水域とされる7%を上回る水準で推移し、欧州財政問題への懸念が高まっていることもユーロの重し。
マリオ・ドラギ[NP+1.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは必要とされることを行うが、責務を堅持する」「ECB理事会のメンバーは時に非常に冗舌」「ECBを銀行監督の中心とすることは可能」「欧州首脳会議後の一部懐疑的な見方は不当であると考える」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「(再び利下げを行うかについて聞かれ)データを注視するだろう」「ECBは金利に関して決して事前にコミットしない」
リュック・フリーデン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フリーデン・ルクセンブルク財務相「ギリシャ新財務相に耳を傾ける必要」「最初に話を聞き次に議論を行う必要」「スペインは銀行支援に対する条件を達成しなければならない」
マイケル・ヌーナン[NP HDP -3.6 CHDP +1.2 RHDP -3.6 CRHDP +1.2]
・ヌーナン・アイルランド財務相「スペインやキプロスが本日の議題となるだろう」「本日の主要な決定はスペインに関してだろう」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「銀行同盟に対する妥当な青写真を年末までに提出しなければならない」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「2つの責務はECBにとってほぼ不可能だろう」「ESMは年末までに銀行の資本増強に向けた準備が整わない見通しだが、できるだけ早急に対応する」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・独連邦憲法裁判所は明日10日、ユーロ圏の新たな救済基金である欧州安定メカニズム(ESM)と欧州財政協定の合憲性に関する第1回の口頭審理を行う予定だが、市場では「この審理が遅れる可能性がある」との噂が出回っている。
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP HDP -5.8 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相「イタリアやスペインにおける問題を根本的に解決する必要」「スペインの銀行は脆弱」
ピーター・プラート[NP HDP -1.0 CHDP -0.4 RHDP -1.0 CRHDP -0.4]
・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「ユーロ導入以来、いくつかの国で経常収支の不均衡が拡大」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後は上げ幅を縮小。前週末発表の6月米雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びが予想に届かなかったことや、欧米株の下落などを手掛かりに円買い外貨売りが先行した。「海外勢から円買いが入った」との声が聞かれ一時上げ幅を拡大した。
しかし、財務省が9日朝発表した5月の国際収支速報で、経常収支と貿易収支が市場予想平均より弱い結果となったことが分かると円買いは一服。その後は前場の日本株が底堅くなったことを受けて持ち高調整の円売りが出たため上値が切り下がった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が出ない。取引材料が乏しかったこともあって暫くもみ合いが続いた。欧州の取引時間帯に入ると、ユーロドルにモデル系ファンドの買いが入ったことにつれて円売りユーロ買いが若干出たが、スペイン国債が下落しているうえ、欧州株がさえない展開であるため円売りは一時的だった。豪ドルに対しては「豪ドル米ドルにマクロ系ファンドから売りが出ている」との声が聞かれ、豪ドル米ドルの下げにつれて円買い豪ドル売りが入った。(マクロ系ファンド参照:FX初心者のためのマクロ系ヘッジファンドについて)
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。ユーロ圏財務相会合や10日の欧州連合(EU)の財務相理事会を控えて積極的な売買は手控えられている。主要な米経済指標の発表もなく、特段の材料も見当たらないため商いは低調だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円台半ばでのレンジ取引が続いた。
・ユーロ円も1ユーロ=97円台後半でのもみ合いが続いている。
・ユーロドルは1ユーロ=1.2300ドルを挟んだもみ合いとなった。市場では「ユーロ圏財務相会合を前にショートカバーが入った」との指摘があり、目先のストップロスを巻き込むと21時過ぎに一時1.2317ドル前後まで上げた。ただ、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず上値は重かった。スペインの10年物国債利回りが危険水域とされる7%を上回る水準で推移し、欧州財政問題への懸念が高まっていることもユーロの重し。