2012年7月10日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ピーター・プラート[NP-1.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「前回のECB理事会は重要だった。非常に低い金利は長期的に問題を引き起こすが政策金利にタブーはない」
ポール・タッカー[NP HDP +0.2 CHDP -0.2 RHDP +0.2 CRHDP -0.2]
・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「英銀大手バークレイズのダイアモンド前最高経営責任者(CEO)との会談の記録があれば良いが記録はない」
ジョン・ウィリアムズ[NP-5.8 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「FRBは両方の責務を満たしていない。今後1年でどちらも進展しないだろう」「MBSなどの追加債券買い入れは、もっとも効果的な手段」
ジョン・ウィリアムズ[NP-6.2 HDP -3.4 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「自分の経済成長見通しを下方修正した」「米経済は引き続き改善しているものの、成長は苛立たしいほど緩慢で過去数カ月に失速した」
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.1]
・オバマ米大統領「政府の行き詰まりが米経済を阻害している」「富裕層への減税は終了すべき」「富裕層への増税は赤字削減を支援する」
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.1]
・オバマ米大統領「中流階級の減税は延長されるべき」「増税は勤労者世帯への大打撃となるだろう」
イブ・メルシュ[NP HDP +0.8 CHDP -0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.3]
・ユーログループはメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁がECB理事に就任することを承認したという。
ジェフリー・ラッカー[NP-2.0 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.1]
・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「リセッションに陥るとは予想せず」「欧州情勢が米輸出に影響を与えている」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP -0.2]
・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「我々はインフレに関して良い状況にある」「現時点で一段の刺激策が正当化されるとは見ていない」
ジョン・ウィリアムズ[NP-6.4 HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「資産買い入れ第3弾を必要とする瀬戸際にある」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「欧州は世界経済の弱い領域」「ESMが起動されないことは欧州首脳会議の信頼性を弱体化させる」「ESMがいつ起動するか承知していない」
エワルド・ノボトニー[NP+2.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP -0.4]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「金利に関して決して事前にコミットしない」「先週の利下げの影響を過小評価できない」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・米格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスは9日、オランダの格付けを「AA-」から「A」に引き下げたほか、オーストリアの格付けを「A+」から「A」に引き下げたと発表した。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ圏の財務相はメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁を欧州中央銀行(ECB)の専務理事に推挙することで合意」「スペイン支援に関する覚書で政治的合意ができた。7月後半の正式合意を目指す」「スペインへの融資期間は最長で15年」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ圏の財務相はスペイン財政赤字目標達成期限の1年延長を支持」「キプロス支援プログラムに関する協議は9月に完了する見込み」「スロベニアは金融支援を求める意向はない」「ユーログループ議長を続投するが、年末か来年初めに退任する」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーログループでギリシャからの要請はなかった」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャの8月の資金調達に関して懸念はない」
ピエール・モスコビシ[NP HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・モスコビシ仏財務相「覚書が確定し次第、スペインに300億ユーロの支援実施へ」
マーヴィン・キング[NP-5.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.2]
・キング英中銀(BOE)総裁「ユーロ圏の問題の先送りは、解決されるべき債務規模の拡大を意味する」
マリア・フェクター[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フェクター・オーストリア財務相「ギリシャは第二次救済プログラムの条件を達成しなければならない」
ジェームズ・ブラード[NP-3.0 HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP +0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「米国の経済成長はゆっくりとしているが、年後半には緩やかに上向くと考えている」「欧州の債務問題は最大の抑制要因」「世界経済の見通しは低調である」
ヤニス・ストゥルナラス[NP-6.6 HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「ギリシャのリセッションは予想より悪い」
ジェームズ・ブラード[NP+5.0 HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +3.5 CRHDP +0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「現時点ではQE3の必要性は見当たらない」「金融政策は適切」「ツイストオペは年を越して延長され得ない」「ユーロ危機は米国の金融市場に影響を及ぼしている」
ジェームズ・ブラード[NP-4.0 HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP +3.6 CRHDP +0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「米経済が一段と悪化すれば、FRBは追加の行動を検討するだろう」
マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
・キング英中銀(BOE)総裁「英経済は景気回復の兆しを示していない」「輸出見通しを懸念」「ユーロ圏は英国にとって最大の懸念」
ポルトガル銀行(ポルトガル中銀)関係[NP+1.0 HDP +1.0 CHDP 0.00 RHDP +1.0 CRHDP 0.00]
・ポルトガル中銀は10日、2012年の国内総生産(GDP)見通しを前回の3.4%減から3.0%減に上方修正した。また、「財政目標を達成するため追加措置が必要となる可能性がある」などの見解を示した。
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「銀行救済に関する政治的合意に達した」「銀行の合意はほぼ完了する」「銀行規制は改善される」「スペイン中銀の役割が強化される」
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「救済は債券を通じて実行される」「債券の平均償還期間は12年となるだろう」「銀行はEFSF債を受け取る」「銀行はECBでEFSF債を活用可能」「覚書は20日に署名される」
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「ひとつか幾つかのバッドバンクを創設する可能性」「バッドバンクの債券はECBの担保として活用される可能性」
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ESMによる銀行への直接資本増強は、一度条件が達成されれば国の保証を必要としない」
マリオ・モンティ[NP-5.2 HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
・モンティ・イタリア首相「EUはユーロを防衛するために必要なことを全て行っている」「危機は銀行システムのぜい弱性を示す」「ネガティブなコメントは市場の視点においてEU首脳会議の意味あいを弱める可能性」
マリオ・モンティ[NP HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
・モンティ・イタリア首相「来年の任期満了後の職務継続を否定する」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
マリオ・モンティ[NP-5.2 HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
・モンティ・イタリア首相「EUはユーロを防衛するために必要なことを全て行っている」「危機は銀行システムのぜい弱性を示す」「ネガティブなコメントは市場の視点においてEU首脳会議の意味あいを弱める可能性」
2012年7月10日のFX要人発言・ニュース
ピーター・プラート[NP-1.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「前回のECB理事会は重要だった。非常に低い金利は長期的に問題を引き起こすが政策金利にタブーはない」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・米連邦準備理事会(FRB)は9日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年5月に償還を迎える米国債18億400万ドルを購入したと発表した。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ユーロ圏財務相らはスペインの銀行支援について予定通り合意できる」「銀行への直接資本注入はEUの銀行監督一本化が前提になる」
ポール・タッカー[NP HDP +0.2 CHDP -0.2 RHDP +0.2 CRHDP -0.2]
・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「英銀大手バークレイズのダイアモンド前最高経営責任者(CEO)との会談の記録があれば良いが記録はない」
ジョン・ウィリアムズ[NP-5.0 HDP -3.3 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP +0.3]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「米金融当局は目標達成のための政策を実施する用意がある」「予算緊縮と欧州危機が米国のリスク」
ジョン・ウィリアムズ[NP-5.8 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「FRBは両方の責務を満たしていない。今後1年でどちらも進展しないだろう」「MBSなどの追加債券買い入れは、もっとも効果的な手段」
ジョン・ウィリアムズ[NP-6.2 HDP -3.4 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「自分の経済成長見通しを下方修正した」「米経済は引き続き改善しているものの、成長は苛立たしいほど緩慢で過去数カ月に失速した」
日本政府関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
・関係者の話として報じたところによると、財務省国際局為替市場課長の市川健太氏が13日付けで交代するようだ。後任は主計局の松尾元信主計官だという。
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.1]
・オバマ米大統領「政府の行き詰まりが米経済を阻害している」「富裕層への減税は終了すべき」「富裕層への増税は赤字削減を支援する」
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.1]
・オバマ米大統領「中流階級の減税は延長されるべき」「増税は勤労者世帯への大打撃となるだろう」
イブ・メルシュ[NP HDP +0.8 CHDP -0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.3]
・ユーログループはメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁がECB理事に就任することを承認したという。
ポール・タッカー[NP HDP +0.2 CHDP -0.2 RHDP +0.2 CRHDP -0.2]
・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「BOEはLIBORに対して責任がない」
ジェフリー・ラッカー[NP-2.0 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.1]
・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「リセッションに陥るとは予想せず」「欧州情勢が米輸出に影響を与えている」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP -0.2]
・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「我々はインフレに関して良い状況にある」「現時点で一段の刺激策が正当化されるとは見ていない」
ジョン・ウィリアムズ[NP-6.4 HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「資産買い入れ第3弾を必要とする瀬戸際にある」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「財政協定は非常に複雑」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「欧州は世界経済の弱い領域」「ESMが起動されないことは欧州首脳会議の信頼性を弱体化させる」「ESMがいつ起動するか承知していない」
アダム・ポーゼン[NP-4.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.3]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英経済の困難は需要不足に起因する」
エワルド・ノボトニー[NP+2.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP -0.4]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「金利に関して決して事前にコミットしない」「先週の利下げの影響を過小評価できない」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・米格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスは9日、オランダの格付けを「AA-」から「A」に引き下げたほか、オーストリアの格付けを「A+」から「A」に引き下げたと発表した。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・米アルコアは9日、第2四半期決算を発表した。調整後の1株利益は0.06ドルとなった。市場予想の0.057ドルの利益を上回った。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・米石炭大手のパトリオット・コールは9日、連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。ニューヨーク勢からと見られる円売りが小幅に出て、上値がやや切り下がった。ただ、本日のユーロ圏財務相会合や明日の欧州連合(EU)財務相理事会を前に様子見ムードが根強く、持ち高調整の域を出なかった。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は9日、欧州議会で「利下げはインフレ圧力の緩和を考慮に入れた」「成長に対する幾分の下振れリスクが実体化した」「(再び利下げを行うかについて聞かれ)データを注視するだろう」「ECBは金利に関して決して事前にコミットしない」などと証言した。また、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁は9日、「米金融当局は目標達成のための政策を実施する用意がある」「MBSなどの追加債券買い入れはもっとも効果的な手段」「資産買い入れ第3弾を必要とする瀬戸際にある」などと語った。その他にも英欧米の金融当局者から発言が相次いだが市場の反応は薄かった。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ユーロ圏財務相会合では、レグリングEFSF・COEをESMの責任者に選出」「ユンケル氏の議長続投を決めた」「スペイン支援に関する覚書で合意に至った」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ圏の財務相はメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁を欧州中央銀行(ECB)の専務理事に推挙することで合意」「スペイン支援に関する覚書で政治的合意ができた。7月後半の正式合意を目指す」「スペインへの融資期間は最長で15年」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「スペイン債権者の地位はEFSFとESMで変更はなし」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ圏の財務相はスペイン財政赤字目標達成期限の1年延長を支持」「キプロス支援プログラムに関する協議は9月に完了する見込み」「スロベニアは金融支援を求める意向はない」「ユーログループ議長を続投するが、年末か来年初めに退任する」
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「銀行への直接資本注入の手段に関する作業を9月に開始」「欧州委員会は9月に銀行監督のプランを提示する」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ESMによる銀行への直接資本注入は欧州銀行監督機関の発足が条件」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーログループでギリシャからの要請はなかった」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャの8月の資金調達に関して懸念はない」
ピエール・モスコビシ[NP HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・モスコビシ仏財務相「覚書が確定し次第、スペインに300億ユーロの支援実施へ」
ピエール・モスコビシ[NP HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・モスコビシ仏財務相「ユーロ圏の銀行監督機関は2012年末前に実現する見通しである」
クリスティーヌ・ラガルド[NP-4.0 HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP +0.1]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事(インドネシアで語る)「インドネシアは、6%を上回る成長と低い公的債務で上手く行っている」「世界経済の状況は気掛かりである」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。ドルに対しては「欧州系金融機関から円買いが入った」との声があったほか、対豪ドルでは6月中国貿易収支で輸入の伸びが予想を下回ったことを嫌気した円買いが入り、円全般を押し上げた。ユーロに関しては「ユーロ圏財務相会合で目新しい材料が伝わらなかったことが円買いを誘った」との指摘があった。
上海総合指数や時間外のWTI原油先物相場が軟調に推移していることもリスク資産圧縮目的の円買いを促している。
クリスティーヌ・ラガルド[NP-5.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「米国と欧州からの下振れリスクが見られる」
ノルウェー政府関係[NP HDP -3.3 CHDP +2.3 RHDP -3.3 CRHDP +2.3]
・ノルウェー政府は10日未明、石油労働者によるストライキに介入し、ストライキが解除された。ノルウェーのハンネ・ビュールストロム労相は、労組およびノルウェー石油産業協会との会合後、議会に今回の労使交渉に対し強制仲裁を行う案を提出。労組に対し直ちにストを停止するよう求めた。労組側はこの要求に応じた。ノルウェー最大のオフショア石油生産会社であるスタトイルは同日に発表した声明の中で「来週から生産を再開する」方針を明らかにした。
マーヴィン・キング[NP-5.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.2]
・キング英中銀(BOE)総裁「ユーロ圏の問題の先送りは、解決されるべき債務規模の拡大を意味する」
マリア・フェクター[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フェクター・オーストリア財務相「ギリシャは第二次救済プログラムの条件を達成しなければならない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。後場の日本株が下げに転じたことを手掛かりに円買いが若干入った。欧州時間に入ると海外勢から対ドル、ユーロ中心に円買いが入り円全体が値を上げた。損失覚悟の円買い注文を巻き込んで上げ幅が拡大した。時間外の米株価指数先物の下げ幅拡大を受けた円買いも散見された。
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「フランスは、財政赤字削減を続けなければならない」「フランスは、支出の監視と競争力強化を行わなければならない」
日本政府関係[NP-5.6 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
・政府の日本再生戦略案として「デフレ脱却が確実になるまで強力な金融緩和継続を期待」「成長マネー供給拡大で、公的・準公的資金の活用を検討」「2020年までに50兆円超の環境関連新規市場を創出」などを報じた。
クリスチャン・ノワイエ[NP-2.0 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ECBは責務の範囲内で行動する用意がある」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相(独連邦憲法裁判所で)「ESMの発足の遅れは市場の不確実性を高め、欧州連合(EU)の決定能力に対する信頼を損なうことになる」
温家宝[NP-3.0 HDP +1.4 CHDP -0.1 RHDP +3.7 CRHDP +0.0]
・温家宝中国首相「投資によって一定の成長を促進することが重要な課題」「経済成長の安定は長期的な難しい目標」
日本政府関係[NP-4.8 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
・日本の政府デフレ脱却検討会議は10日、「緊張感を持って為替市場の動向を注視し、必要な時期に断固たる措置をとる」「急速な円高など為替市場の過度な変動は経済・金融の安定に悪影響」などと提言した。
日本政府関係[NP-5.2 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP -0.2]
・古川元久国家戦略・経済財政担当相「デフレからの1日も早い脱却はマクロ経済政策運営の最優先課題」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・独最高裁が「ドイツ議会のESMと財政協定の承認は尊重されるべき」との見解を示したと報じた。
アンゲラ・メルケル[NP-2.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・メルケル独首相「今年のドイツの成長は弱くなりそうだ」「ユーロ圏は成功すると確信している。しかし、一夜にして起こることはないだろう」
ジェームズ・ブラード[NP-3.0 HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP +0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「米国の経済成長はゆっくりとしているが、年後半には緩やかに上向くと考えている」「欧州の債務問題は最大の抑制要因」「世界経済の見通しは低調である」
白川方明[NP-4.0 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁(内閣府幹部の話として報じられる)「金融緩和の効果は更に強まっていく」「日銀としてもデフレ脱却に向けて強力な金融緩和を推進している」
ジョージ・プロボポラス[NP HDP -2.2 CHDP -0.3 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
・プロボポラス・ギリシャ中銀総裁「ギリシャは資産売却に積極的でなければならない」
マリオ・モンティ[NP HDP -0.9 CHDP +1.0 RHDP -0.9 CRHDP +1.0]
・モンティ・イタリア首相「欧州の危機解決策は、あまり野心的なものではない」
ヤニス・ストゥルナラス[NP-6.6 HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「ギリシャのリセッションは予想より悪い」
ジェームズ・ブラード[NP+5.0 HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +3.5 CRHDP +0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「現時点ではQE3の必要性は見当たらない」「金融政策は適切」「ツイストオペは年を越して延長され得ない」「ユーロ危機は米国の金融市場に影響を及ぼしている」
ジェームズ・ブラード[NP-4.0 HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP +3.6 CRHDP +0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「米経済が一段と悪化すれば、FRBは追加の行動を検討するだろう」
マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
・キング英中銀(BOE)総裁「英経済は景気回復の兆しを示していない」「輸出見通しを懸念」「ユーロ圏は英国にとって最大の懸念」
ポルトガル銀行(ポルトガル中銀)関係[NP+1.0 HDP +1.0 CHDP 0.00 RHDP +1.0 CRHDP 0.00]
・ポルトガル中銀は10日、2012年の国内総生産(GDP)見通しを前回の3.4%減から3.0%減に上方修正した。また、「財政目標を達成するため追加措置が必要となる可能性がある」などの見解を示した。
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「銀行救済に関する政治的合意に達した」「銀行の合意はほぼ完了する」「銀行規制は改善される」「スペイン中銀の役割が強化される」
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「救済は債券を通じて実行される」「債券の平均償還期間は12年となるだろう」「銀行はEFSF債を受け取る」「銀行はECBでEFSF債を活用可能」「覚書は20日に署名される」
リュック・フリーデン[NP-5.0 HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
・フリーデン・ルクセンブルク財務相「後ろ向きなギリシャのトロイカレポートに落胆」「ギリシャが時間を失うことはさらなる欧州の支援を意味する」「素早い行動はギリシャの利益にかなう」
ルイス・デギンドス[NP HDP -5.2 CHDP +0.2 RHDP -5.2 CRHDP +0.2]
・デギンドス・スペイン財務相「ひとつか幾つかのバッドバンクを創設する可能性」「バッドバンクの債券はECBの担保として活用される可能性」
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「スペインに関する決定を歓迎」「スペインは追加措置を承認すべき」「ESMに銀行の資本増強を許可することは基盤となる」
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ESMによる銀行への直接資本増強は、一度条件が達成されれば国の保証を必要としない」
フランソワ・オランド[NP HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
・オランド・フランス大統領「仏英は欧州成長計画の必要性で合意」
マリオ・モンティ[NP-5.2 HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
・モンティ・イタリア首相「EUはユーロを防衛するために必要なことを全て行っている」「危機は銀行システムのぜい弱性を示す」「ネガティブなコメントは市場の視点においてEU首脳会議の意味あいを弱める可能性」
マリオ・モンティ[NP HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
・モンティ・イタリア首相「来年の任期満了後の職務継続を否定する」
マリオ・モンティ[NP HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
・モンティ・イタリア首相「2013年の選挙後の国の統治に関する市場の不確実性が債券スプレッドや外国投資を圧迫する」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。日本株相場の下落などを手掛かりに円買い外貨売りが先行。欧州勢も円買いで参入すると損失覚悟の円買い注文を巻き込んだ。ただ、時間外の米株価指数先物や欧州の主要株価指数が上昇に転じると、徐々に上値を切り下げる展開に。スペイン、イタリアの国債利回りが低下に転じたことも円売りユーロ買いを促した。もっとも、欧州債務不安は根強く円は全般底堅く推移している。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに一時本日安値となる1ドル=79円22銭前後まで値を下げたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。市場では「6月29日の安値79円09銭前後や200日移動平均線が位置する78円97銭前後がサポートとして意識されている」との指摘があった。
・ユーロ円は16時過ぎに一時1ユーロ=97円31銭前後と日通し安値を付けたあと、97円台後半まで持ち直す場面があったが戻りは限定的だった。ユーロ安ドル高につれた円買いユーロ売りが入り、97円台半ばまで押し戻された。
・ユーロドルはスペインやイタリアの国債利回りが低下したことなどをながめ、ユーロ買いドル売りが先行。1ユーロ=1.2300ドルや1.2330ドルに観測されていたストップロスを誘発し、一時1.2334ドル前後まで上げた。市場参加者からは「独連邦憲法裁判所が欧州安定メカニズム(ESM)や財政協定を合憲とするとの期待が高まったことが、株高やスペイン・イタリアの国債利回りの低下につながった」との指摘があった。
ただ、買い一巡後は売りに押される展開に。「日本時間21時15分の欧州中央銀行(ECB)フィキシングに絡んだユーロ売りのフローが出た」との声が聞かれ、目先のストップロスを巻き込むと一時1.2262ドル前後まで下げ足を速めた。対ポンドや豪ドルでユーロ売りが強まった影響も受けた。なお、ユーロポンドは一時1ユーロ=0.79032ポンド前後まで下落したほか、ユーロ豪ドルは1ユーロ=1.19958豪ドルとユーロ導入来安値を更新した。
マリオ・モンティ[NP HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
・モンティ・イタリア首相「イタリアが債券支援メカニズムを決して活用しないと言及するのは危険」「イタリアが完全な救済を必要としないと確信」「ESMの活用を排除しない」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは10日、ウクライナの格付けを「B」で据え置いた。また、見通しは「安定的」とした。
イェンス・バイトマン[NP HDP +1.3 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
・バイトマン独連銀総裁「銀行の資金調達は危機で悪化した」「ユーロ圏危機はさらに大きな基金でも解決することは出来ない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。ニューヨーク勢からと見られる円売りが小幅に出て、上値がやや切り下がった。ただ、本日のユーロ圏財務相会合や明日の欧州連合(EU)財務相理事会を前に様子見ムードが根強く、持ち高調整の域を出なかった。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は9日、欧州議会で「利下げはインフレ圧力の緩和を考慮に入れた」「成長に対する幾分の下振れリスクが実体化した」「(再び利下げを行うかについて聞かれ)データを注視するだろう」「ECBは金利に関して決して事前にコミットしない」などと証言した。また、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁は9日、「米金融当局は目標達成のための政策を実施する用意がある」「MBSなどの追加債券買い入れはもっとも効果的な手段」「資産買い入れ第3弾を必要とする瀬戸際にある」などと語った。その他にも英欧米の金融当局者から発言が相次いだが市場の反応は薄かった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。ドルに対しては「欧州系金融機関から円買いが入った」との声があったほか、対豪ドルでは6月中国貿易収支で輸入の伸びが予想を下回ったことを嫌気した円買いが入り、円全般を押し上げた。ユーロに関しては「ユーロ圏財務相会合で目新しい材料が伝わらなかったことが円買いを誘った」との指摘があった。
上海総合指数や時間外のWTI原油先物相場が軟調に推移していることもリスク資産圧縮目的の円買いを促している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。後場の日本株が下げに転じたことを手掛かりに円買いが若干入った。欧州時間に入ると海外勢から対ドル、ユーロ中心に円買いが入り円全体が値を上げた。損失覚悟の円買い注文を巻き込んで上げ幅が拡大した。時間外の米株価指数先物の下げ幅拡大を受けた円買いも散見された。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。日本株相場の下落などを手掛かりに円買い外貨売りが先行。欧州勢も円買いで参入すると損失覚悟の円買い注文を巻き込んだ。ただ、時間外の米株価指数先物や欧州の主要株価指数が上昇に転じると、徐々に上値を切り下げる展開に。スペイン、イタリアの国債利回りが低下に転じたことも円売りユーロ買いを促した。もっとも、欧州債務不安は根強く円は全般底堅く推移している。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに一時本日安値となる1ドル=79円22銭前後まで値を下げたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。市場では「6月29日の安値79円09銭前後や200日移動平均線が位置する78円97銭前後がサポートとして意識されている」との指摘があった。
・ユーロ円は16時過ぎに一時1ユーロ=97円31銭前後と日通し安値を付けたあと、97円台後半まで持ち直す場面があったが戻りは限定的だった。ユーロ安ドル高につれた円買いユーロ売りが入り、97円台半ばまで押し戻された。
・ユーロドルはスペインやイタリアの国債利回りが低下したことなどをながめ、ユーロ買いドル売りが先行。1ユーロ=1.2300ドルや1.2330ドルに観測されていたストップロスを誘発し、一時1.2334ドル前後まで上げた。市場参加者からは「独連邦憲法裁判所が欧州安定メカニズム(ESM)や財政協定を合憲とするとの期待が高まったことが、株高やスペイン・イタリアの国債利回りの低下につながった」との指摘があった。
ただ、買い一巡後は売りに押される展開に。「日本時間21時15分の欧州中央銀行(ECB)フィキシングに絡んだユーロ売りのフローが出た」との声が聞かれ、目先のストップロスを巻き込むと一時1.2262ドル前後まで下げ足を速めた。対ポンドや豪ドルでユーロ売りが強まった影響も受けた。なお、ユーロポンドは一時1ユーロ=0.79032ポンド前後まで下落したほか、ユーロ豪ドルは1ユーロ=1.19958豪ドルとユーロ導入来安値を更新した。