2012年7月27日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心にさえない動き。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「ECBはユーロのためにあらゆる行動を取る用意がある」と発言したことをきっかけに、欧州市場で円売りユーロ買いが進んだ流れを引き継いだ。前週分の新規失業保険申請件数が市場予想よりも強い結果となったことなどを受けて米国株式相場が大幅に上昇し、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが進んだことも円相場の重しとなった。もっとも、ダウ平均は前日比250ドル超上昇した後に伸び悩んだため、円売りの勢いは徐々に後退。欧州時間からの売り一巡後は明日発表の4-6月期米国内総生産(GDP)を前に様子見ムードが強まったこともあり、方向感に乏しくなった。
 一方、ドルに対しては上値が重い。ニューヨーク市場の序盤では対ユーロなどでドル売りが進んだ流れに沿って、円買いドル売りが先行したものの、ドル売りの動きが一服すると円は戻り売りに押された。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。6月全国消費者物価指数(CPI)が予想に反して低下したことをきっかけに、日銀が追加の金融緩和に動くとの思惑が広がり円売りドル買いが先行した。ただ、月末を控えた国内輸出企業の円買いドル売り注文が相場の支えとなり、徐々に下値を切り上げた。市場では「日本時間今晩の4-6月期米国内総生産(GDP)速報値を前に動きづらい面がある」との声が聞かれた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。欧州株先物の上昇やスペイン10年債利回りの低下を背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退するとの見方から円売り外貨買いが先行したものの、すぐに持ち直した。市場では「月末を控えた国内輸出企業の円買い注文が相場の支えとなった」との指摘があった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は一進一退。欧州の株価指数先物の上昇やスペイン国債の上昇を受けてリスク志向が改善したため円売りが先行した。しかし、株価が失速し、ドイツ連銀の報道官が欧州中央銀行(ECB)の証券市場プログラム(SMP)に対して批判的な見解を示したと伝わると、徐々に円が買い戻される展開となった。
 ただ、一部仏紙が「ECBがスペインとイタリアの国債購入の準備をしている」と報じたと市場に広がると、株価が持ち直したことも手伝い円売りが再開した。ショイブレ独財務相が「ドラギECB総裁が『ユーロのためにあらゆる行動を取る用意がある』と発言したことを歓迎する」と述べたことこともリスク志向の改善につながり円売りを誘った。
 ニューヨーク市場に入ると米商務省が27日発表した4-6月期の米国内総生産(GDP)速報値が実質で前期比年率1.5%増となり、市場予想平均の1.4%増を上回ったことを受けて対ドルで円売りが強まり、円全体を押し下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は強い米GDPを受けて21時30分過ぎに1ドル=78円44銭前後まで上昇した。米10年債利回りが上昇幅を拡大したため、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いも出た。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=96円70銭前後と19日以来の高値まで上昇。
・ユーロドルは荒い値動き。昨日のドラギECB総裁の発言や国債買入に対するドイツの見解に振り回される展開となった。独連銀の報道官がSMPに否定的な見解を示したと伝わると1ユーロ=1.22412ドル前後と日通し安値を付けた。
 しかし、一部仏紙の報道やショイブレ独財務省の発言が伝わると切り返した。強い米GDPを受けて1.2269-72ドルまで下押す場面があったが、メルケル独首相オランド仏大統領が「我々はユーロ圏を守るためにあらゆることを行う用意がある」との見解を示したと伝わると買いが強まった。22時過ぎに1.23448ドルと6日以来の高値まで上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
・ドイツ連銀は27日、「救済基金に銀行免許を付与すれば事実上の政府債務ファイナンスになる。欧州条約で禁止されている」との見解を示した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
・独政府報道官は27日、「ECBの独立性を尊重し、推測しない」「EU条約はEFSFへの銀行免許を想定していない」などの見解を示したと伝えられた。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-5.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
・仏紙ル・モンドは27日、「欧州中央銀行(ECB)はスペインとイタリアの国債購入の準備をしている」と報じた。「複数の政府と準備をすすめている」という。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州委員会は27日、「EFSFによる債券購入を求める要請はない」と発表した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・ユーロ圏当局者の話によると、「スペインは24日に3000億ユーロの支援をドイツと協議した」ようだ。また、「ドイツは全面支援を支持せず、ESM開始まで協議はしない意向を示した」という。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

クリスティーヌ・ラガルド[NP-5.0 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「ユーロ圏は危機の中心である」「米国は依然、財政の崖によるリスクにさらされている」

2012年7月27日のFX要人発言・ニュース

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総「ユーロを保つためにすべてのことを行う」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は26日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年5月に償還を迎える米国債18億1000万ドルを購入したと発表した。

クリスティーヌ・ラガルド[NP-5.0 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「ユーロ圏は危機の中心である」「米国は依然、財政の崖によるリスクにさらされている」

アントニス・サマラス[NP     HDP -7.0 CHDP 0.00 RHDP -7.0 CRHDP 0.00]
アントニス・サマラス・サマラス・ギリシャ首相「ギリシャの成長を再開させるためにあらゆる努力を行う」「国家資産の売却を拡大することを計画している」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.1]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「サマラス・ギリシャ首相のユーロ圏に対する約束は明白である」「ギリシャはEUの助けで国家再建を行う必要がある」「代替案はより困難である」「ギリシャに関する懸念を理解している」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.1]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「欧州中央銀行(ECB)に銀行監督機関の役割りを付与する提案を9月に行う見込み」「ECBはユーロ圏の金融安定を確保するため必要なことをすべて実施するだろう」

米政府関係[NP     HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
米政府関係・米財務省によると、7年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.954%、応札倍率(カバー)が2.64倍となった。

米政府関係[NP     HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
米政府関係・関係者筋の話として、「LIBORの不正操作問題で米当局はバークレイズを含む数社に対して訴追の準備をしている」と伝えた。

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
会社・企業関係・フェイスブックは26日、第2四半期決算を発表した。1株利益は0.12ドルと市場予想平均の0.111ドルの利益を上回った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・26日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心にさえない動き。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「ECBはユーロのためにあらゆる行動を取る用意がある」と発言したことをきっかけに、欧州市場で円売りユーロ買いが進んだ流れを引き継いだ。前週分の新規失業保険申請件数が市場予想よりも強い結果となったことなどを受けて米国株式相場が大幅に上昇し、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが進んだことも円相場の重しとなった。もっとも、ダウ平均は前日比250ドル超上昇した後に伸び悩んだため、円売りの勢いは徐々に後退。欧州時間からの売り一巡後は明日発表の4-6月期米国内総生産(GDP)を前に様子見ムードが強まったこともあり、方向感に乏しくなった。
 一方、ドルに対しては上値が重い。ニューヨーク市場の序盤では対ユーロなどでドル売りが進んだ流れに沿って、円買いドル売りが先行したものの、ドル売りの動きが一服すると円は戻り売りに押された。

安住淳[NP     HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「ECB総裁の発言を歓迎したい」「経済の底上げに欧州危機の収束は不可欠だ」

安住淳[NP     HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「(ボルカールールについて)日本国債の除外が報道通りならうれしいが、具体的な報告はまだきていない。金融市場を収縮させては世界経済の減速を招く」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・独ハンデルスブラット紙の報道として「ドイツ連立与党議員はドラギECB総裁が『ユーロ防衛のためにあらゆる手段をとる用意がある』と表明したことを批判した」と伝えた。

山口廣秀[NP     HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
山口廣秀・山口廣秀日銀副総裁「日本国債の円滑化と低金利は日本が財政再建に取り組む意思と能力があると市場が理解しているため」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。6月全国消費者物価指数(CPI)が予想に反して低下したことをきっかけに、日銀が追加の金融緩和に動くとの思惑が広がり円売りドル買いが先行した。ただ、月末を控えた国内輸出企業の円買いドル売り注文が相場の支えとなり、徐々に下値を切り上げた。市場では「日本時間今晩の4-6月期米国内総生産(GDP)速報値を前に動きづらい面がある」との声が聞かれた。

ピエール・モスコビシ[NP     HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
ピエール・モスコビシ・モスコビシ仏財務相「ECBが国債購入を開始するべきかどうか明言しない」「ECB総裁の発言は重要」「ドラギECB総裁が必要なことを行うと信じている」

ピエール・モスコビシ[NP     HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
ピエール・モスコビシ・モスコビシ仏財務相「安定が成長には不可欠」「赤字と債務削減目標に変更はない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。欧州株先物の上昇やスペイン10年債利回りの低下を背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退するとの見方から円売り外貨買いが先行したものの、すぐに持ち直した。市場では「月末を控えた国内輸出企業の円買い注文が相場の支えとなった」との指摘があった。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・ドイツ連銀が「ECBの債券購入に関する見方を変えていない」「EFSFが債券を購入することは問題ない」との見解を示したという。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.2 RHDP -4.6 CRHDP -0.2]
イタリア政府関係・イタリア政府は27日、6カ月物国債の入札を実施した。平均落札利回りは2.454%と前回の2.957%を下回り、応札倍率は1.61倍と前回の1.61倍と同じだった。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・ドイツ連銀は27日、「救済基金に銀行免許を付与すれば事実上の政府債務ファイナンスになる。欧州条約で禁止されている」との見解を示した。

マリオ・モンティ[NP     HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相とオランド仏大統領が31日にパリで会談するという。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・ドイツ財務省は27日、「ショイブレ財務相は本日ユーロ圏全体の状況について声明を出す」と発表した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・独政府報道官は27日、「ECBがユーロを防衛するため全てを行うことと同様に、ドイツ政府も出来ることを全て行う」「スペイン支援に対して一段の要請は受けていない」などの見解を示したと伝えられた。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・独政府報道官は27日、「ECBの独立性を尊重し、推測しない」「EU条約はEFSFへの銀行免許を想定していない」などの見解を示したと伝えられた。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-5.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・仏紙ル・モンドは27日、「欧州中央銀行(ECB)はスペインとイタリアの国債購入の準備をしている」と報じた。「複数の政府と準備をすすめている」という。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州委員会は27日、「EFSFによる債券購入を求める要請はない」と発表した。

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
フランソワ・オランド・オランド仏大統領とメルケル独首相は27日、スペイン支援や6月首脳会議での合意事項の実施について日本時間20時に電話会談を行うと伝えられた。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が『ユーロのためにあらゆる行動を取る用意がある』と発言したことを歓迎」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・ユーロ圏当局者の話によると、「スペインは24日に3000億ユーロの支援をドイツと協議した」ようだ。また、「ドイツは全面支援を支持せず、ESM開始まで協議はしない意向を示した」という。

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・サエンス・スペイン副首相「政府は支援を求めない」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相とオランド仏大統領が「我々はユーロ圏を守るためにあらゆることを行う用意がある」との見解を示したと報じた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・27日の欧州外国為替市場で円は一進一退。欧州の株価指数先物の上昇やスペイン国債の上昇を受けてリスク志向が改善したため円売りが先行した。しかし、株価が失速し、ドイツ連銀の報道官が欧州中央銀行(ECB)の証券市場プログラム(SMP)に対して批判的な見解を示したと伝わると、徐々に円が買い戻される展開となった。
 ただ、一部仏紙が「ECBがスペインとイタリアの国債購入の準備をしている」と報じたと市場に広がると、株価が持ち直したことも手伝い円売りが再開した。ショイブレ独財務相が「ドラギECB総裁が『ユーロのためにあらゆる行動を取る用意がある』と発言したことを歓迎する」と述べたことこともリスク志向の改善につながり円売りを誘った。
 ニューヨーク市場に入ると米商務省が27日発表した4-6月期の米国内総生産(GDP)速報値が実質で前期比年率1.5%増となり、市場予想平均の1.4%増を上回ったことを受けて対ドルで円売りが強まり、円全体を押し下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は強い米GDPを受けて21時30分過ぎに1ドル=78円44銭前後まで上昇した。米10年債利回りが上昇幅を拡大したため、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いも出た。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=96円70銭前後と19日以来の高値まで上昇。
・ユーロドルは荒い値動き。昨日のドラギECB総裁の発言や国債買入に対するドイツの見解に振り回される展開となった。独連銀の報道官がSMPに否定的な見解を示したと伝わると1ユーロ=1.22412ドル前後と日通し安値を付けた。
 しかし、一部仏紙の報道やショイブレ独財務省の発言が伝わると切り返した。強い米GDPを受けて1.2269-72ドルまで下押す場面があったが、メルケル独首相オランド仏大統領が「我々はユーロ圏を守るためにあらゆることを行う用意がある」との見解を示したと伝わると買いが強まった。22時過ぎに1.23448ドルと6日以来の高値まで上げた。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・独政府の経済アドバイザーのボフィンガー氏は、マーケットの崩壊に対応する手段として、欧州中央銀行(ECB)に対してユーロ圏の債券を購入することを促していると報じた。

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