2012年8月17日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して軟調。予想を上回る7月英小売売上高を受けて、欧州の取引時間帯に対ポンド中心に円売りが広がった流れを引き継いだ。前週分の米新規失業保険申請件数や7月米住宅着工件数が予想より弱い内容となり、主要通貨に対してドル売りが膨らむと、つれる形で円がさらに売られた。
 シンクタンクリポートとして「スペインが救済を要請すれば、スペインの債券市場に大規模な介入が入る」と伝わったこともあり、スペインの国債利回りが一段と低下。同国の財政問題に対する警戒感が緩和し、対資源国通貨などでユーロ買いが優勢となった。円安ユーロ高が加速したが、資源国通貨に対しては円が一時買い戻された。
 もっとも、ダウ平均が次第に上昇し100ドルを超す上げ幅となったため、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが根強く、円全体は総じて軟調に推移した。
 一方、円はドルに対して戻りが鈍い。対ポンド中心に円売りが先行した影響を受けたものの、弱い米経済指標が円買いドル売りを促し下値が切り上がった。もっとも、対ユーロなどで円の軟調地合いが継続したうえ、米10年債利回りが上昇に転じたことが重しとなり戻りは限られた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。このところの米長期金利の上昇傾向を受け、海外ヘッジファンドなどが円売りドル買いを進めた。市場では「日本の輸入企業の円売りドル買いが出た」との指摘があった。
 半面、1ドル=79円台半ばから下の水準には輸出企業の円買いドル売り注文が多く集まり円の下値を支えている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。午後の日経平均が堅調に推移し円売り外貨買いを誘ったほか、米系金融機関が対ドルやユーロで円売りを進めた。半面、1ドル=79円台半ばから下の水準に輸出企業の円買いドル売り注文が多く集まり円の下値を支えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円はオセアニア通貨に対してはしっかり。豪財務省がアジア時間に「豪ドル相場への介入は効果がない。豪ドル高がさらに進めば、金利を引き下げるべき」との見解を示したことが引き続き意識されて円買い豪ドル売りが入った。
 円はユーロに対しては行って来い。スペイン国債の利回り低下を背景に円売りユーロ買いが出たが、ユーロドルが失速したことにつれて円買いユーロ売りが入り切り返した。なお、ユーロドル相場は14日の高値1ユーロ=1.2386ドル前後や9日の高値1.23878ドル前後に頭を抑えられ失速したようだ。
 円はドルに対しては弱含み。米系金融機関からの円売りドル買いが見られた。ただ、国内輸出企業からの円買いドル売り注文が急ピッチでの下落に歯止めをかけた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=79円49銭前後と7月12日以来の高値を更新。
・ユーロ円は18時過ぎに1ユーロ=98円40銭前後と7月6日以来の高値を付けた。ただ、ユーロドルが失速すると98円台を割り込む場面があった。
・豪ドル円は20時過ぎに1豪ドル=82円75銭前後まで下落。
・ユーロドルは一進一退。スペイン国債の上昇を手掛かりに買いが先行すると1ユーロ=1.2382ドル前後まで上昇した。
 その後は、14日の高値1.2386ドル前後や9日の高値1.23878ドル前後がレジスタンスとして働くと、上値が重いとの見方が広がり値を消した。21時過ぎに1.2333ドル前後と日通し安値まで下げた。
 ただ、独キリスト教民主同盟(CDU)と独自由民主党(FDP)の議員の話として「メルケル独首相はギリシャ救済条件の緩和を検討している」と伝わると買い戻しが入り、22時過ぎには1.2360-63ドルまで値を上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
・メルケル独首相「ドラギECB総裁のコメント(債券購入の提案)はドイツと完全に一致している」

アンゲラ・メルケル[NP-5.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「ユーロ圏を防衛するため必要なことをすべて行うドラギECB総裁の誓いは、欧州首脳が長期にわたり言及していることと一致する」「欧州委員会はユーロ圏における国家予算に介入するため、より強い権限を持つべき」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.8 HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「低金利、2014年終盤までの正当性ない」

オーストラリア政府関係[NP-5.8 HDP -1.9 CHDP -0.6 RHDP -1.9 CRHDP -0.6]
・豪財務省は17日、「豪ドル相場への介入は効果なく、不安定性を引き起こす可能性もある。豪ドル高がさらに進めば金利を引き下げるべき」との見解を示した。ダウ・ジョーンズ通信が報じた。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU)の議員と独自由民主党(FDP)の議員が「メルケル独首相はギリシャ救済条件の緩和を検討している」との認識を示したという。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

オーストラリア政府関係[NP-5.8 HDP -1.9 CHDP -0.6 RHDP -1.9 CRHDP -0.6]
・豪財務省は17日、「豪ドル相場への介入は効果なく、不安定性を引き起こす可能性もある。豪ドル高がさらに進めば金利を引き下げるべき」との見解を示した。ダウ・ジョーンズ通信が報じた。

2012年8月17日のFX要人発言・ニュース

アンゲラ・メルケル[NP-4.0 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「欧州危機に対する長期的な解決策を模索している」

アンゲラ・メルケル[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「欧州は危機解決に向けた正しい軌道にのっている」

スティーヴン・ハーパー[NP     HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
スティーヴン・ハーパー・ハーパー・カナダ首相「欧州が問題を解決する意思と能力を有していると確信」

アンゲラ・メルケル[NP-3.0 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「ユーロ圏諸国は競争力を高めなければならない」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「ドラギECB総裁のコメント(債券購入の提案)はドイツと完全に一致している」

アンゲラ・メルケル[NP-5.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「ユーロ圏を防衛するため必要なことをすべて行うドラギECB総裁の誓いは、欧州首脳が長期にわたり言及していることと一致する」「欧州委員会はユーロ圏における国家予算に介入するため、より強い権限を持つべき」

スティーヴン・ハーパー[NP     HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
スティーヴン・ハーパー・ハーパー・カナダ首相「メルケル独首相は正しい解決法を見つけることにコミット」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは16日、「カナダの『AAA』格付けは経済活動や政府の財政状況により支持される」との見解を示した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは16日、ペルーの格付けを「BAA3」から「BAA2」に引き上げると発表した。なお、見通しは「ポジティブ」とした。

米政府関係[NP     HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
米政府関係・関係筋の話として「米政府は価格上昇に伴う戦略石油備蓄放出の可能性について過去の計画を再検討している」「戦略石油備蓄放出の可能性について国際パートナーと協議していない」などと伝えた。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・チリ中銀は17日、政策金利を現行の5.00%に据え置くことを決めたと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・16日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して軟調。予想を上回る7月英小売売上高を受けて、欧州の取引時間帯に対ポンド中心に円売りが広がった流れを引き継いだ。前週分の米新規失業保険申請件数や7月米住宅着工件数が予想より弱い内容となり、主要通貨に対してドル売りが膨らむと、つれる形で円がさらに売られた。
 シンクタンクリポートとして「スペインが救済を要請すれば、スペインの債券市場に大規模な介入が入る」と伝わったこともあり、スペインの国債利回りが一段と低下。同国の財政問題に対する警戒感が緩和し、対資源国通貨などでユーロ買いが優勢となった。円安ユーロ高が加速したが、資源国通貨に対しては円が一時買い戻された。
 もっとも、ダウ平均が次第に上昇し100ドルを超す上げ幅となったため、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが根強く、円全体は総じて軟調に推移した。
 一方、円はドルに対して戻りが鈍い。対ポンド中心に円売りが先行した影響を受けたものの、弱い米経済指標が円買いドル売りを促し下値が切り上がった。もっとも、対ユーロなどで円の軟調地合いが継続したうえ、米10年債利回りが上昇に転じたことが重しとなり戻りは限られた。

ナラヤナ・コチャラコタ[NP     HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「同連銀の理事は、経済状況を十分に把握している」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.8 HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「低金利、2014年終盤までの正当性ない」

ブラジル政府関係[NP-6.0 HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
ブラジル政府関係・マンテガ・ブラジル財務相「金利の低下が需要を押し上げた」「ブラジルの経済は既に回復を始めている」「ブラジルは7月にかなりの雇用創出あった」「ブラジルは刺激策を継続していく」

安住淳[NP     HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.2]
安住淳・安住淳財務相「日韓財務対話は延期」「日韓通貨スワップの見直し考慮している」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・財務省は17日、勝栄二郎事務次官が退任し、真砂靖主計局長を次官に昇格させる幹部人事を発表した。中尾武彦財務官は留任する。
 真砂氏の後任の主計局長には木下康司国際局長、国際局長には山崎達雄国際局次長を起用する。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。このところの米長期金利の上昇傾向を受け、海外ヘッジファンドなどが円売りドル買いを進めた。市場では「日本の輸入企業の円売りドル買いが出た」との指摘があった。
 半面、1ドル=79円台半ばから下の水準には輸出企業の円買いドル売り注文が多く集まり円の下値を支えている。

オーストラリア政府関係[NP-5.8 HDP -1.9 CHDP -0.6 RHDP -1.9 CRHDP -0.6]
オーストラリア政府関係・豪財務省は17日、「豪ドル相場への介入は効果なく、不安定性を引き起こす可能性もある。豪ドル高がさらに進めば金利を引き下げるべき」との見解を示した。ダウ・ジョーンズ通信が報じた。

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・スペイン中銀は17日、「6月の同国銀行の不良債権比率は9.42%と5月の8.95%から上昇した」と発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。午後の日経平均が堅調に推移し円売り外貨買いを誘ったほか、米系金融機関が対ドルやユーロで円売りを進めた。半面、1ドル=79円台半ばから下の水準に輸出企業の円買いドル売り注文が多く集まり円の下値を支えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)は17日、「欧州委員会は緊急時対策に取り組んでいない」「EUの義務はユーロ存続に集中すること」との見解を示した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU)の議員と独自由民主党(FDP)の議員が「メルケル独首相はギリシャ救済条件の緩和を検討している」との認識を示したという。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日の欧州外国為替市場で円はオセアニア通貨に対してはしっかり。豪財務省がアジア時間に「豪ドル相場への介入は効果がない。豪ドル高がさらに進めば、金利を引き下げるべき」との見解を示したことが引き続き意識されて円買い豪ドル売りが入った。
 円はユーロに対しては行って来い。スペイン国債の利回り低下を背景に円売りユーロ買いが出たが、ユーロドルが失速したことにつれて円買いユーロ売りが入り切り返した。なお、ユーロドル相場は14日の高値1ユーロ=1.2386ドル前後や9日の高値1.23878ドル前後に頭を抑えられ失速したようだ。
 円はドルに対しては弱含み。米系金融機関からの円売りドル買いが見られた。ただ、国内輸出企業からの円買いドル売り注文が急ピッチでの下落に歯止めをかけた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=79円49銭前後と7月12日以来の高値を更新。
・ユーロ円は18時過ぎに1ユーロ=98円40銭前後と7月6日以来の高値を付けた。ただ、ユーロドルが失速すると98円台を割り込む場面があった。
・豪ドル円は20時過ぎに1豪ドル=82円75銭前後まで下落。
・ユーロドルは一進一退。スペイン国債の上昇を手掛かりに買いが先行すると1ユーロ=1.2382ドル前後まで上昇した。
 その後は、14日の高値1.2386ドル前後や9日の高値1.23878ドル前後がレジスタンスとして働くと、上値が重いとの見方が広がり値を消した。21時過ぎに1.2333ドル前後と日通し安値まで下げた。
 ただ、独キリスト教民主同盟(CDU)と独自由民主党(FDP)の議員の話として「メルケル独首相はギリシャ救済条件の緩和を検討している」と伝わると買い戻しが入り、22時過ぎには1.2360-63ドルまで値を上げた。

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