2012年11月9日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・関係者の話として「ユーロ圏財務相はギリシャ支援の決定を数週間遅らせる可能性がある」と伝えた。
マーク・カーニー[NP-4.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.3]
・カーニー･カナダ銀行（中央銀行）総裁「米国の『財政の崖』は現時点でカナダ経済にとって最大のリスクだ」「もし米国が『財政の崖』の対処に失敗してリセッションに陥った場合、迅速に対応する」
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は8日、「米議会が財政引き締めに合意出来なければ、米国の格付けは圧力を受けるだろう」との見解を示した。また「基本的なシナリオでは、米国は年末までに『財政の崖』を解決すると見ている」ともした。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチのライリー氏は8日、「現在のスペイン格付けは適切」「スペインの格付けをジャンク級に引き下げる行動は、引き下げない行動より可能性が高い」などの見解を示したと伝えられた。
日本政府関係[NP-4.8 HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.0]
・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「日銀のリスク資産買い取りは慎重に行っている印象がある」「日銀のREIT買い取りは微々たるものであり、市場に影響を与えるとみていない」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.8 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.2]
・豪中央銀行（ＲＢＡ）は9日、金融政策に関する四半期報告を公表し、2013年の豪成長率見通しを前回の3.00％から2.75％に下方修正した。なお、13年末時点のインフレ率見通しは2.50％で据え置いた。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-1.0 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・豪中央銀行（ＲＢＡ）は金融政策に関する四半期報告で、「現時点での政策は適切、過去の利下げの効果が出ている」との見解を示した。
ジェームズ・ブラード[NP+2.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP -0.3]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「最近の調査は米金融政策が一般的な認識よりもかなり緩和的である可能性を示唆している」
ジェームズ・ブラード[NP+5.4 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP -0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「金利をゼロに維持すれば金融市場のバブルにつながる可能性がある」
ジェームズ・ブラード[NP+5.4 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP +0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「ＦＲＢのツイストオペの延長はないだろう」「米経済への逆風は弱まりつつある」「2013年末の失業率は7.2％になると予想」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは9日、「『財政の崖』が米国をリセッション（景気後退）に陥れる可能性がある」との見解を示した。
中国政府関係[NP-4.6 HDP +1.6 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・中国商務省は9日、「2012年の貿易の伸びは目標の10％を達成することが非常に難しい」との見解を示した。
欧州連合(EU)[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.2 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
・欧州連合（ＥＵ）当局者は9日、「ポルトガルは予定通りマーケットに参入できると確信している」「ポルトガルはマーケットに公正にかつ容易に戻ることが出来る」との見解を示した。
カルロス・コスタ[NP HDP -0.9 CHDP +0.4 RHDP -0.9 CRHDP +0.4]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁「欧州の銀行同盟はポルトガルのような国にとって重要である」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・「ギリシャは16日の短期債の償還50億ユーロについてロールオーバー（借り換え）を検討している」ようだ。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・ギリシャ副財務相の話として「ギリシャの現金準備はほぼ枯渇」と伝えた。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.3]
・ＣＮＢＣが報じたところによると、ガイトナー米財務長官は「財政の崖」の協議が決着するまで職に留まる可能性があるという。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ヨゼフ・マクチ[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP -0.5 RHDP -1.8 CRHDP -0.5]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「ＥＣＢは必要であれば両方向に金利を動かす準備がある」「ユーロ圏の景気見通しは一層悪化したものの依然として管理可能」
2012年11月9日のFX要人発言・ニュース
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・関係者の話として「ユーロ圏財務相はギリシャ支援の決定を数週間遅らせる可能性がある」と伝えた。
国際通貨基金(IMF)[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP -0.2]
・国際通貨基金（ＩＭＦ）はＧ20会合に準備した文書のなかで「スペインにＥＣＢのメカニズムの下で救済を模索するよう圧力をかける」「世界経済の成長に対するリスクが依然大きい」「国債購入に対するＥＣＢのコミットメントが極めて重要」などの認識を示したという。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・8日の米10年物国債利回りは低下に転じた。3時04分時点では前日比0.0097％低い1.6369％前後で推移している。米財務省によると、30年債入札（ダッチ方式）の落札結果は最高落札利回りが2.820％、応札倍率（カバー）が2.77倍となった。
マーク・カーニー[NP-4.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.3]
・カーニー･カナダ銀行（中央銀行）総裁「米国の『財政の崖』は現時点でカナダ経済にとって最大のリスクだ」「もし米国が『財政の崖』の対処に失敗してリセッションに陥った場合、迅速に対応する」
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は8日、「米議会が財政引き締めに合意出来なければ、米国の格付けは圧力を受けるだろう」との見解を示した。また「基本的なシナリオでは、米国は年末までに『財政の崖』を解決すると見ている」ともした。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチのライリー氏は8日、「現在のスペイン格付けは適切」「スペインの格付けをジャンク級に引き下げる行動は、引き下げない行動より可能性が高い」などの見解を示したと伝えられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は上昇。「ユーロ圏財務相はギリシャ支援の決定を数週間遅らせる可能性がある」との報道を受けて、欧州が抱える債務問題への早期解決期待が後退。スペイン国債の利回りが上昇幅を拡大したことで円買いユーロ売りが進み、円全体を押し上げた。ロンドン16時（日本時間25時）のフィキシングに向けた円買いドル売りが持ち込まれたことも円の支えとなった。米30年債の入札結果が「好調」と受け止められると米長期金利が大幅に低下。日米の金利差縮小を意識した円買いが加速した。一時40ドル超の上昇を見せたダウ平均株価が引けにかけて100ドルを超える下げに転じたこともリスク回避的な円買いを促した。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・ペルー中銀は9日、政策金利を4.25％で据え置くことを決めたと発表した。
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.2]
・オバマ米大統領が9日にホワイトハウスで経済成長や赤字削減について声明を発表するという。
日本政府関係[NP HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.0]
・城島光力財務相「経常収支の先行きについて動向を注視する必要がある」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]・複数の通信社が伝えたところによると、11月限日経225オプションＳＱ（特別清算指数）暫定値は8745.24円となった。
日本政府関係[NP-4.8 HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.0]・前原誠司国家戦略・経済財政担当相「日銀のリスク資産買い取りは慎重に行っている印象がある」「日銀のREIT買い取りは微々たるものであり、市場に影響を与えるとみていない」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.8 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.2]
・豪中央銀行（ＲＢＡ）は9日、金融政策に関する四半期報告を公表し、2013年の豪成長率見通しを前回の3.00％から2.75％に下方修正した。なお、13年末時点のインフレ率見通しは2.50％で据え置いた。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-1.0 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]・豪中央銀行（ＲＢＡ）は金融政策に関する四半期報告で、「現時点での政策は適切、過去の利下げの効果が出ている」との見解を示した。
ジェームズ・ブラード[NP+2.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP -0.3]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「最近の調査は米金融政策が一般的な認識よりもかなり緩和的である可能性を示唆している」
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]・韓国中央銀行は9日、政策金利を現行の2.75％に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
ジェームズ・ブラード[NP+5.4 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP -0.1]・ブラード米セントルイス連銀総裁「金利をゼロに維持すれば金融市場のバブルにつながる可能性がある」
ジェームズ・ブラード[NP+5.4 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP +0.1]・ブラード米セントルイス連銀総裁「ＦＲＢのツイストオペの延長はないだろう」「米経済への逆風は弱まりつつある」「2013年末の失業率は7.2％になると予想」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。前日の海外市場で円買い外貨売りが優勢となった流れを引き継いで円は高く始まったものの、そのあとは軟調に推移した。コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドの円売りユーロ買いが観測されたことをきっかけに、円全体が押し下げられた。中国の物価指標が落ち着きを示したことで、市場では「中国政府による景気刺激策への期待もあり、円売り外貨買いが出た」との指摘があった。
なお、中国国家統計局が発表した10月消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年同月比1.7％上昇と予想の1.9％上昇を下回ったほか、10月卸売物価指数（ＰＰＩ）は前年同月比2.8％低下と予想の2.7％低下を下回った。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]・ロシア中銀は9日、政策金利を現行の8.25％に据え置くと発表した。
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総「2013年欧州の成長は確実に回復する見通し」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは9日、「欧州中央銀行（ＥＣＢ）はユーロ圏のために時間を稼ぐことしかできず、ギリシャ離脱のリスクは依然として残っている」との見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は持ち直した。中国政府による景気刺激策への期待もあり、円売り外貨買いが優勢となる場面もあったが下値は堅かった。欧州情勢の根強い不透明感が円買いユーロ売りを誘い、円全体を押し上げた。時間外のダウ先物の失速も円の支援材料となった。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・格付け会社フィッチは9日、「『財政の崖』が米国をリセッション（景気後退）に陥れる可能性がある」との見解を示した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP -0.2]
・欧州連合（ＥＵ）当局者は9日、「ユーログループはギリシャに関して詳細に協議する」「ユーログループはスペインとキプロスについても12日の会合で協議する」などの見解を示したと伝えられた。
中国政府関係[NP-4.6 HDP +1.6 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・中国商務省は9日、「2012年の貿易の伸びは目標の10％を達成することが非常に難しい」との見解を示した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP -0.2]・欧州連合（ＥＵ）当局者は9日、「ギリシャに関する協議は1ラウンドでは不十分な可能性がある」との見解を示したと伝えられた。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP -0.2]・欧州連合（ＥＵ）当局者は9日、「銀行同盟はユーログループの議題に上っていない」との見解を示したと伝えられた。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・格付け会社フィッチは9日、オーストリアの格付け「ＡＡＡ」を確認した。また、見通しは「安定的」とした。
ヨゼフ・マクチ[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP -0.5 RHDP -1.8 CRHDP -0.5]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「ＥＣＢは必要であれば両方向に金利を動かす準備がある」「ユーロ圏の景気見通しは一層悪化したものの依然として管理可能」
欧州連合(EU)[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.2 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]・欧州連合（ＥＵ）当局者は9日、「ポルトガルは予定通りマーケットに参入できると確信している」「ポルトガルはマーケットに公正にかつ容易に戻ることが出来る」との見解を示した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.6 CHDP +0.2 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]・欧州連合（ＥＵ）当局者は9日、「ギリシャが16日にデフォルトすることはない」「ギリシャのプライマリーバランス黒字化には2年以上の時間が必要」などの見解を示した。
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は9日、ラトビアの格付けを「ＢＢＢ／Ａ－２」に引き上げたと発表した。見通しは「ポジティブ」とした。
カルロス・コスタ[NP HDP -0.9 CHDP +0.4 RHDP -0.9 CRHDP +0.4]
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁「欧州の銀行同盟はポルトガルのような国にとって重要である」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・「ギリシャは16日の短期債の償還50億ユーロについてロールオーバー（借り換え）を検討している」ようだ。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・格付け会社フィッチのライリー氏は9日、「スペインの格付けは支援要請の条件ではく、ファンダメンタルズ次第だ」との見解を示したと伝えられた。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]・ギリシャ副財務相の話として「ギリシャの現金準備はほぼ枯渇」と伝えた。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・格付け会社フィッチは9日、「ギリシャがユーロ圏を離脱する短期的なリスクは後退した」との見解を示した。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.3]
・ＣＮＢＣが報じたところによると、ガイトナー米財務長官は「財政の崖」の協議が決着するまで職に留まる可能性があるという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・9日の欧州外国為替市場で円は堅調。12日のユーロ圏財務相会合で、50億ユーロの短期債償還を16日に控えるギリシャへの支援決定が見送られる公算となり、同国のデフォルトやユーロ圏離脱懸念が再燃するなか、欧州株や時間外のダウ先物が下げ幅を拡大。リスク回避姿勢を強めた投資家から断続的な円買いが持ち込まれた。
なお、欧州連合（ＥＵ）当局者は9日、「ギリシャが16日にデフォルトすることはない」などの見解を示した。また、「ギリシャは16日の短期債の償還50億ユーロについてロールオーバー（借り換え）を検討している」の一部報道が伝わった。
一方、米格付け会社ムーディーズは「欧州中央銀行（ＥＣＢ）はユーロ圏のために時間を稼ぐことしかできず、ギリシャ離脱のリスクは依然として残っている」との認識を示したうえ、ギリシャ副財務相が「ギリシャの現金準備はほぼ枯渇」などと述べたと伝わるなど、ギリシャを巡る報道や思惑が交錯した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は10月30日の安値1ドル＝79円28銭前後や10月19日の安値79円14銭前後を下抜け、79円07銭前後まで弱含んだ。米長期金利の低下幅拡大に伴い、日米金利差縮小を意識した売りも見られた。
・ユーロ円は1ユーロ＝100円44銭前後と10月11日以来の安値を更新した。
・ユーロドルは売り優位。ギリシャのデフォルトやユーロ圏離脱懸念が改めて高まり、株価の下落とともに売りが強まった。1ユーロ＝1.2706ドル前後まで値を下げた。市場では「1.2700ドルに観測されているバリアオプションの防戦買いが入った」との指摘がありいったん下げ止まったが、仕掛け的な売りに押されバリアを下抜けた。ストップロスを巻き込み、9月7日以来の安値となる1.2690ドル前後まで下げ足を速めた。
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]・欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総「ＥＣＢの行動がはるかに悪い状況を回避している」「ＥＣＢは責務の範囲内で行動する」
ブノワ・クーレ[NP HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.1]
・クーレ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「力強い銀行の必要性は日本の教訓」「ＥＣＢは銀行監督と金融政策の分離を必要とする」
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は上昇。「ユーロ圏財務相はギリシャ支援の決定を数週間遅らせる可能性がある」との報道を受けて、欧州が抱える債務問題への早期解決期待が後退。スペイン国債の利回りが上昇幅を拡大したことで円買いユーロ売りが進み、円全体を押し上げた。ロンドン16時（日本時間25時）のフィキシングに向けた円買いドル売りが持ち込まれたことも円の支えとなった。米30年債の入札結果が「好調」と受け止められると米長期金利が大幅に低下。日米の金利差縮小を意識した円買いが加速した。一時40ドル超の上昇を見せたダウ平均株価が引けにかけて100ドルを超える下げに転じたこともリスク回避的な円買いを促した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。前日の海外市場で円買い外貨売りが優勢となった流れを引き継いで円は高く始まったものの、そのあとは軟調に推移した。コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドの円売りユーロ買いが観測されたことをきっかけに、円全体が押し下げられた。中国の物価指標が落ち着きを示したことで、市場では「中国政府による景気刺激策への期待もあり、円売り外貨買いが出た」との指摘があった。
なお、中国国家統計局が発表した10月消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年同月比1.7％上昇と予想の1.9％上昇を下回ったほか、10月卸売物価指数（ＰＰＩ）は前年同月比2.8％低下と予想の2.7％低下を下回った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は持ち直した。中国政府による景気刺激策への期待もあり、円売り外貨買いが優勢となる場面もあったが下値は堅かった。欧州情勢の根強い不透明感が円買いユーロ売りを誘い、円全体を押し上げた。時間外のダウ先物の失速も円の支援材料となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は堅調。12日のユーロ圏財務相会合で、50億ユーロの短期債償還を16日に控えるギリシャへの支援決定が見送られる公算となり、同国のデフォルトやユーロ圏離脱懸念が再燃するなか、欧州株や時間外のダウ先物が下げ幅を拡大。リスク回避姿勢を強めた投資家から断続的な円買いが持ち込まれた。
なお、欧州連合（ＥＵ）当局者は9日、「ギリシャが16日にデフォルトすることはない」などの見解を示した。また、「ギリシャは16日の短期債の償還50億ユーロについてロールオーバー（借り換え）を検討している」の一部報道が伝わった。
一方、米格付け会社ムーディーズは「欧州中央銀行（ＥＣＢ）はユーロ圏のために時間を稼ぐことしかできず、ギリシャ離脱のリスクは依然として残っている」との認識を示したうえ、ギリシャ副財務相が「ギリシャの現金準備はほぼ枯渇」などと述べたと伝わるなど、ギリシャを巡る報道や思惑が交錯した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は10月30日の安値1ドル＝79円28銭前後や10月19日の安値79円14銭前後を下抜け、79円07銭前後まで弱含んだ。米長期金利の低下幅拡大に伴い、日米金利差縮小を意識した売りも見られた。
・ユーロ円は1ユーロ＝100円44銭前後と10月11日以来の安値を更新した。
・ユーロドルは売り優位。ギリシャのデフォルトやユーロ圏離脱懸念が改めて高まり、株価の下落とともに売りが強まった。1ユーロ＝1.2706ドル前後まで値を下げた。市場では「1.2700ドルに観測されているバリアオプションの防戦買いが入った」との指摘がありいったん下げ止まったが、仕掛け的な売りに押されバリアを下抜けた。ストップロスを巻き込み、9月7日以来の安値となる1.2690ドル前後まで下げ足を速めた。