2012年12月3日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しかった。ユーロに対しては朝方に円買いが先行したものの、ユーロドルやユーロクロスの上昇につれた円売りユーロ買いが出たため失速した。一方、豪ドルに対しては強含んだ。予想を下回る豪経済指標の結果を手掛かりに、円買い豪ドル売りが優勢となった。
 また、ドルに対してはもみ合いだった。市場では「コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドの円買いドル売りが入った」との指摘があり下値を支えたものの、日本株相場の上昇に伴う円売りドル買いが出たため相場は方向感が出なかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。日本株相場が引けにかけて上げ幅を縮めたほか、中国株式市場で上海総合指数が1%超下落。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から、円を買い戻す動きが出た。ただ、欧州株相場が上昇して始まったこともあり、上値も限定的だった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。円ドル相場でアジア時間早朝の高値や前週末の高値を上抜けて損失覚悟の円買い注文を巻き込むと、全般円買いが優位となった。ただ、欧州株や時間外のダウ先物が上げ幅を拡大したうえ、スペインの国債利回りが大幅に低下したことを背景に、投資家心理の改善を意識した円売りが広がると上値が切り下がった。
 市場で「スイスの主要な銀行がスイスフラン預金にマイナス金利を適用する可能性がある」との噂が広がると、ユーロ買いスイスフラン売りが優勢に。「スペインはEUに対して銀行支援を正式に要請。融資は12月12日前後に実施へ」との報道もユーロ買いを後押しし、円安・ユーロ高が進んだことも円全体の重しとなった。
なお、クレディ・スイスは3日、「10日からスイスフラン預金のマイナス金利適用を開始する」と発表した。また、「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)の報道官はクレディ・スイスによるスイスフラン預金のマイナス金利適用についてコメントしなかった」と伝わった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末の安値1ドル=82円04銭前後を下抜けて損失覚悟の売り注文を巻き込み、82円ちょうど前後まで下げ足を速めた。売り一巡後は時間外の米長期金利の上昇も下支えとなり、82円28-31銭まで値を戻した。
・ユーロ円は1ユーロ=106円83-88銭とアジア時間早朝の安値106円77銭前後に接近した後、107円46-51銭まで持ち直し、アジア時間の高値107円52銭前後に迫った。
・ユーロドルは買い一服。欧州株やスペイン国債の上昇が買いを誘ったほか、予想を上回る11月英製造業購買担当者景気指数(PMI)を好感したポンドドルの上昇を支えに、1ユーロ=1.3049ドル前後とアジア時間の高値1.30475ドル前後を上回った。ただ、1.3050ドル前後より上の水準に観測されている売り注文が上値を抑え、総じて1.3035ドル前後で方向感が出なかった。
 その後、「スイスの主要な銀行がスイスフラン預金にマイナス金利を適用する可能性がある」との噂からユーロスイスフランが急伸すると、つれる形で買いが優位に。「スペインはEUに対して銀行支援を正式に要請。融資は12月12日前後に実施へ」との報道も買い材料とみなされ、一時1.3075ドル前後と10月23日以来の高値を更新した。
 もっとも、「スペインの銀行支援要請は新味に乏しい」「スペインの全面支援要請と誤解して買いを進めた向きもいた」との指摘もあり、買いは長続きせず1.30ドル台半ばまで値を下げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ジョン・ベイナー[NP-5.0 HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
・米共和党のベイナー下院議長は2日、FOXとのインタビューで「我々の提案に対してホワイトハウスは事実上のゼロ回答だった。『財政の崖』回避で合意が間に合わない可能性がある」との見解を示した。

ヤニス・ストゥルナラス[NP     HDP -2.8 CHDP +3.8 RHDP -2.8 CRHDP +3.8]
・ギリシャ地元紙は3日、ストゥルナラス・ギリシャ財務相が「国債買い戻しプログラムを成功させる必要があり、国債保有者の最大限の参加を実現するために政府は全力を尽くす」との見解を示したと報じた。なお、同財務相は「買い戻しへの参加は自主的な判断」「国債保有者がバランスシートに保有する多くのギリシャ国債の簿価は、買い戻しで提示される公募価格をすでに大幅に下回る水準にある」とも述べた。

白川方明[NP+4.6 HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「金融市場で決定される価格はオーバーシュートし、バブルを生むことがある」

クリスチャン・ノワイエ[NP-2.0 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「物価安定の維持が優先課題」「政策のインフレ面の影響をめぐる懸念は根拠がない」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP +0.1 RHDP -4.7 CRHDP +0.1]
・ギリシャ政府は3日、日本時間8日2時に同国国債の買い戻しを実施すると発表した。買い戻し額は最大100億ユーロになる見込み。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP +0.1 RHDP -4.7 CRHDP +0.1]
・ギリシャ政府は3日、7日に同国国債の買い戻しを実施すると発表。ギリシャは買い戻した国債を6カ月物EFSF債に交換する。

安倍晋三[NP-6.4 HDP -6.5 CHDP +0.1 RHDP -6.5 CRHDP +0.1]
・安倍晋三自民党総裁「2%の物価目標を日銀とアコードする中で決めると決断」

ギリシャ政府関係[NP-6.8 HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
・ギリシャ中央銀行は3日、金融政策レポートの中で「ギリシャの2012年の経済成長はマイナス6%以上、2013年はマイナス4.5%となる可能性」「構造改革のスピードを速める必要」「2012年と2013年の経常赤字はGDP比4.5-4.7%となる可能性」「2013年と2014年の失業率は26%まで悪化する可能性ある」などの見解を示した。

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・クレディ・スイスは3日、「10日からスイスフラン預金のマイナス金利適用を開始する」と発表した。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

クリスチャン・ノワイエ[NP-1.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「中銀はデフレ回避に成功している」「中央銀行の独立性が当然でないところまで危機が拡大しているとの見方は共有していない」

2012年12月3日のFX要人発言・ニュース

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官は2日、CNNとのインタビューで「議会共和党が高所得者への税率引き上げを拒否すれば、彼らが米経済への打撃の責任を負うことになるだろう」との見解を示した。

ジョン・ベイナー[NP-5.0 HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
ジョン・ベイナー・米共和党のベイナー下院議長は2日、FOXとのインタビューで「我々の提案に対してホワイトハウスは事実上のゼロ回答だった。『財政の崖』回避で合意が間に合わない可能性がある」との見解を示した。

ヤニス・ストゥルナラス[NP     HDP -2.8 CHDP +3.8 RHDP -2.8 CRHDP +3.8]
ヤニス・ストゥルナラス・ギリシャ地元紙は3日、ストゥルナラス・ギリシャ財務相が「国債買い戻しプログラムを成功させる必要があり、国債保有者の最大限の参加を実現するために政府は全力を尽くす」との見解を示したと報じた。なお、同財務相は「買い戻しへの参加は自主的な判断」「国債保有者がバランスシートに保有する多くのギリシャ国債の簿価は、買い戻しで提示される公募価格をすでに大幅に下回る水準にある」とも述べた。

日本政府関係[NP-4.8 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
日本政府関係・中尾武彦財務官「リーマンショック後の円高進行は過剰で投機的である」「ユーロ圏の問題が世界経済にとって依然として最大のリスク」

日本政府関係[NP     HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.0]
日本政府関係・中尾武彦財務官「ESM債の購入を前向きに検討している」

西村清彦[NP     HDP -2.2 CHDP +0.2 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
西村清彦・西村清彦日銀副総裁「金融政策は長期的な潜在成長力に影響を与える」「中央銀行は経済成長の基盤強化を支援するツールを見つけるべき」

クリスチャン・ノワイエ[NP-1.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「中銀はデフレ回避に成功している」「中央銀行の独立性が当然でないところまで危機が拡大しているとの見方は共有していない」

クリスチャン・ノワイエ[NP-2.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「国債購入プログラムには厳格な条件が付いている」「インフレ圧力に対する懸念はない」

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ユーロ圏は緊縮財政を継続し、日米など他の国は財政不透明感を払しょくする必要がある」

日本政府関係[NP-4.8 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.1]
日本政府関係・中尾武彦財務官「必要なら為替で断固たる行動をとる」「為替介入は利用可能な1つの手段である」

野田佳彦[NP+1.0 HDP -3.9 CHDP +0.1 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦首相「買いオペでも財政ファイナンスを日銀にさせるのは禁じ手」

クリスチャン・ノワイエ[NP+3.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「非伝統的措置を無限に続けるとは考えず、いずれかの時点では出口戦略が必要になる」

西村清彦[NP     HDP -2.2 CHDP +0.2 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
西村清彦・西村清彦日銀副総裁「金融政策は政府の政策に沿うべきだ」「中央銀行は独立性を保持するべき」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しかった。ユーロに対しては朝方に円買いが先行したものの、ユーロドルやユーロクロスの上昇につれた円売りユーロ買いが出たため失速した。一方、豪ドルに対しては強含んだ。予想を下回る豪経済指標の結果を手掛かりに、円買い豪ドル売りが優勢となった。
 また、ドルに対してはもみ合いだった。市場では「コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドの円買いドル売りが入った」との指摘があり下値を支えたものの、日本株相場の上昇に伴う円売りドル買いが出たため相場は方向感が出なかった。

白川方明[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP -0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁「金融危機の傷は癒えていない」

白川方明[NP+4.6 HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
白川方明・白川方明日銀総裁「金融市場で決定される価格はオーバーシュートし、バブルを生むことがある」

クリスチャン・ノワイエ[NP-4.8 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ユーロ圏の経済活動は弱い」「今後数カ月は弱いトレンドが継続すると予想」

クリスチャン・ノワイエ[NP-2.0 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「物価安定の維持が優先課題」「政策のインフレ面の影響をめぐる懸念は根拠がない」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP +0.1 RHDP -4.7 CRHDP +0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ政府は3日、日本時間8日2時に同国国債の買い戻しを実施すると発表した。買い戻し額は最大100億ユーロになる見込み。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP +0.1 RHDP -4.7 CRHDP +0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ政府は3日、7日に同国国債の買い戻しを実施すると発表。ギリシャは買い戻した国債を6カ月物EFSF債に交換する。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・3日の欧州債券市場でギリシャの10年債利回りは低下。17時42分時点では前営業日比1.234%低い14.897%で推移している。ギリシャの国債買い戻し条件の発表を受けて、2011年8月以来の低水準となる14.895%まで低下する場面があった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。日本株相場が引けにかけて上げ幅を縮めたほか、中国株式市場で上海総合指数が1%超下落。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から、円を買い戻す動きが出た。ただ、欧州株相場が上昇して始まったこともあり、上値も限定的だった。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・3日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは低下。18時11分時点では前営業日比0.084%低い5.233%で推移している。

安倍晋三[NP-6.4 HDP -6.5 CHDP +0.1 RHDP -6.5 CRHDP +0.1]
安倍晋三・安倍晋三自民党総裁「2%の物価目標を日銀とアコードする中で決めると決断」

ドイツ政府関係[NP+1.4 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.2]
ドイツ政府関係・独財務省は3日、「2012年の予算は均衡している」「2013年GDPはわずかにポジティブと予想」との見解を示した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・3日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは低下幅を拡大。20時1分時点では前営業日比0.113%低い5.204%で推移している。

ギリシャ政府関係[NP-6.8 HDP -4.8 CHDP -0.1 RHDP -4.8 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ中央銀行は3日、金融政策レポートの中で「ギリシャの2012年の経済成長はマイナス6%以上、2013年はマイナス4.5%となる可能性」「構造改革のスピードを速める必要」「2012年と2013年の経常赤字はGDP比4.5-4.7%となる可能性」「2013年と2014年の失業率は26%まで悪化する可能性ある」などの見解を示した。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「本日のブリュッセルでのユーロ圏財務相会合は重要だと見ている」

スペイン政府関係[NP     HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
スペイン政府関係・「スペインはEUに対して銀行支援を正式に要請。融資は12月12日前後に実施へ」とのこと。

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
会社・企業関係・クレディ・スイスは3日、「10日からスイスフラン預金のマイナス金利適用を開始する」と発表した。

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP     HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -5.6 CRHDP +0.1]
スイス国立銀行(スイス中銀)関係・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)の報道官は クレディ・スイスが3日に「10日からスイスフラン預金のマイナス金利適用を開始する」と発表したことについて、「コメントを控える」との見解を示したとのこと。

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「EUは銀行同盟に関して来週合意しなければならない」

フランス政府関係[NP     HDP -0.2 CHDP -0.4 RHDP -0.2 CRHDP -0.4]
フランス政府関係・フランス政府は3日、3つの国債入札を実施した。12週物証券の平均利回りはマイナス0.022%、応札倍率は2.986倍となった。また、23週物はマイナス0.008%で4.048倍、49週物は0.016%で3.592倍となった。

ウィリアム・ダドリー[NP-5.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
ウィリアム・ダドリー・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「失業率は受け入れがたいほど高いままだ」「量的緩和は雇用が持続的に改善するまで続く」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。円ドル相場でアジア時間早朝の高値や前週末の高値を上抜けて損失覚悟の円買い注文を巻き込むと、全般円買いが優位となった。ただ、欧州株や時間外のダウ先物が上げ幅を拡大したうえ、スペインの国債利回りが大幅に低下したことを背景に、投資家心理の改善を意識した円売りが広がると上値が切り下がった。
 市場で「スイスの主要な銀行がスイスフラン預金にマイナス金利を適用する可能性がある」との噂が広がると、ユーロ買いスイスフラン売りが優勢に。「スペインはEUに対して銀行支援を正式に要請。融資は12月12日前後に実施へ」との報道もユーロ買いを後押しし、円安・ユーロ高が進んだことも円全体の重しとなった。
なお、クレディ・スイスは3日、「10日からスイスフラン預金のマイナス金利適用を開始する」と発表した。また、「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)の報道官はクレディ・スイスによるスイスフラン預金のマイナス金利適用についてコメントしなかった」と伝わった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末の安値1ドル=82円04銭前後を下抜けて損失覚悟の売り注文を巻き込み、82円ちょうど前後まで下げ足を速めた。売り一巡後は時間外の米長期金利の上昇も下支えとなり、82円28-31銭まで値を戻した。
・ユーロ円は1ユーロ=106円83-88銭とアジア時間早朝の安値106円77銭前後に接近した後、107円46-51銭まで持ち直し、アジア時間の高値107円52銭前後に迫った。
・ユーロドルは買い一服。欧州株やスペイン国債の上昇が買いを誘ったほか、予想を上回る11月英製造業購買担当者景気指数(PMI)を好感したポンドドルの上昇を支えに、1ユーロ=1.3049ドル前後とアジア時間の高値1.30475ドル前後を上回った。ただ、1.3050ドル前後より上の水準に観測されている売り注文が上値を抑え、総じて1.3035ドル前後で方向感が出なかった。
 その後、「スイスの主要な銀行がスイスフラン預金にマイナス金利を適用する可能性がある」との噂からユーロスイスフランが急伸すると、つれる形で買いが優位に。「スペインはEUに対して銀行支援を正式に要請。融資は12月12日前後に実施へ」との報道も買い材料とみなされ、一時1.3075ドル前後と10月23日以来の高値を更新した。
 もっとも、「スペインの銀行支援要請は新味に乏しい」「スペインの全面支援要請と誤解して買いを進めた向きもいた」との指摘もあり、買いは長続きせず1.30ドル台半ばまで値を下げた。

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相とオランド・フランス大統領は3日、フランスでの会談後「EU基金の活用はより公平にならなければならない」「EU予算の合意を求める」「ユーロは後戻りできない」などの声明を発表したと伝えられた。

マリオ・モンティ[NP+1.8 HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「現在のイタリアの利回りは正当化出来ないが、改善はしている」「ギリシャ合意はイタリアの利回り低下の手助けとなった」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ドイツはEU条約の改正にオープン」「銀行への直接資本増強はすぐには行われない」「銀行への直接資本増強は条件を必要となる」「銀行同盟に関する過度な期待に警告する」

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