2012年12月5日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ビットリオ・グリリ[NP HDP -2.0 CHDP +3.0 RHDP -2.0 CRHDP +3.0]
・グリリ伊財務相「銀行同盟は差し迫った課題」「銀行監督を2013年1月に開始することが重要」
バラク・オバマ[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.2]
・オバマ米大統領「『財政の崖』で合意得られる可能性がある」「米経済は『財政の崖』合意後に一気に加速するだろう」
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.2]
・オバマ米大統領「『財政の崖』の回避に向けた合意は、富裕層向けの増税がなければ不可能だ」
キプロス政府関係[NP-6.8 HDP -7.0 CHDP +0.1 RHDP -7.0 CRHDP +0.1]
・ディミトリス・キプロス大統領「銀行支援には100億ユーロ程度が必要だ」「キプロスの危機は銀行システムが引き起こした」「キプロスのために銀行を支援しなければならない」「キプロスの支援合意には多くの痛みを伴う政策が含まれる」
アントニス・サマラス[NP-4.0 HDP -4.7 CHDP +0.2 RHDP -4.7 CRHDP +0.2]
・サマラス・ギリシャ首相「債務買い戻しは困難な課題だが、債務を削減するだろう」「ユーロ圏財務相会合後、ギリシャのユーロ離脱はより遠のいた」
ヤニス・ストゥルナラス[NP-5.0 HDP -3.5 CHDP -0.7 RHDP -3.5 CRHDP -0.7]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「ドラクマの懸念は後退しているが、依然残っている」
西村清彦[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・西村清彦日銀副総裁「今後も強力に金融緩和を推進していく」「9、10月の緩和で十分かきちんと検討する」
スペイン政府関係[NP HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・「スペインはECBが利回りスプレッドを保証すれば、支援を要請する可能性がある」ようだ。
ジョージ・オズボーン[NP-4.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・オズボーン英財務相「2012年の英経済はマイナス0.1%成長となる見込み」
ジョージ・オズボーン[NP+3.6 HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・オズボーン英財務相「2013年の英経済はプラス1.2%成長となるだろう」「英経済は予想よりも多くの雇用を創出した」「失業率は8.3%でピークとなる見通し」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP-5.6 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・米シンクタンクは「米連邦準備理事会(FRB)は11-12日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で450億ドルの米国債購入に踏み切るだろう」とのリポートを発表した。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ヤニス・ストゥルナラス[NP-5.0 HDP -3.5 CHDP -0.7 RHDP -3.5 CRHDP -0.7]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「ドラクマの懸念は後退しているが、依然残っている」
2012年12月5日のFX要人発言・ニュース
ビットリオ・グリリ[NP HDP -2.0 CHDP +3.0 RHDP -2.0 CRHDP +3.0]
・グリリ伊財務相「銀行同盟は差し迫った課題」「銀行監督を2013年1月に開始することが重要」
ダニエル・タルーロ[NP HDP -4.0 CHDP -0.1 RHDP -4.0 CRHDP -0.1]
・タルーロ米連邦準備理事会(FRB)理事「グラス・スティーガル法の復活はコストがかかる可能性」(金融政策や経済について言及せず)
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「キプロスの支援においては、やるべきことが多くある」「スペインは銀行問題において大きな進展を果たした」
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・「EU財務相会議はギリシャの赤字削減2年延長を確認した」とのこと。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは、一部市場で広がっていた「ムーディーズがドイツやルクセンブルク、オランダの格付けを引き下げる可能性がある」との噂についてコメントしなかったとのこと。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は4日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年11月に償還を迎える米国債18億3700万ドルを購入したと発表した。
バラク・オバマ[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.2]
・オバマ米大統領「『財政の崖』で合意得られる可能性がある」「米経済は『財政の崖』合意後に一気に加速するだろう」
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.2]
・オバマ米大統領「『財政の崖』の回避に向けた合意は、富裕層向けの増税がなければ不可能だ」
オッリ・レーン[NP HDP -1.5 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「キプロスの短期的な資金調達には問題はないだろう」
キプロス政府関係[NP-6.8 HDP -7.0 CHDP +0.1 RHDP -7.0 CRHDP +0.1]
・ディミトリス・キプロス大統領「銀行支援には100億ユーロ程度が必要だ」「キプロスの危機は銀行システムが引き起こした」「キプロスのために銀行を支援しなければならない」「キプロスの支援合意には多くの痛みを伴う政策が含まれる」
ジョン・ベイナー[NP HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
・米共和党のベイナー下院議長「オバマ米大統領のプランは両院ともに通過しないだろう」
ジョン・ベイナー[NP HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
・米共和党のベイナー下院議長「オバマ米大統領は妥協点を探る計画を提案しなければならない」「議会の通過が可能な計画を協議する用意と意欲がある」
アントニス・サマラス[NP-4.0 HDP -4.7 CHDP +0.2 RHDP -4.7 CRHDP +0.2]
・サマラス・ギリシャ首相「債務買い戻しは困難な課題だが、債務を削減するだろう」「ユーロ圏財務相会合後、ギリシャのユーロ離脱はより遠のいた」
ニュージーランド政府関係[NP-4.8 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「世界経済の状況は依然不透明」
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -2.8 CHDP +3.8 RHDP -2.8 CRHDP +3.8]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「富裕層への課税で、手段は出尽くしていない」
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -2.8 CHDP +3.8 RHDP -2.8 CRHDP +3.8]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「ユーログループは13日の会合で債券買い戻しについての判断を下すだろう」
ヤニス・ストゥルナラス[NP-5.0 HDP -3.5 CHDP -0.7 RHDP -3.5 CRHDP -0.7]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「ドラクマの懸念は後退しているが、依然残っている」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。米長期金利が低下に転じるにつれて、日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りが広がった。ユーロドルの上昇につれた円買いドル売りも出た。一方、対ユーロではさえなかった。欧州株や時間外のダウ先物が底堅く推移したほか、ユーロポンドの上昇主導で全般ユーロ買いが強まったことが重しとなった。米株相場がマイナス圏に沈むとリスク回避的な買いも入ったが、ユーロが強含む中で円買いは長続きしなかった。
西村清彦[NP-5.4 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -2.3 CRHDP -0.1]
・西村清彦日銀副総裁「景気は弱含み、当面弱めに推移する」「景気見通しに不確実性がある。下振れリスクにより注意が必要」「日本の経済見通しのリスクが高まる場合、適正かつ果断な対応を取る用意がある」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・韓国メディアが報じたところによると、「北朝鮮は今月10-12日にロケットを発射する公算が大きい」ようだ。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ドル円はしっかり。中国株の急伸をきっかけに円売りドル買いが強まると一時82.245円まで値を上げた。市場では「米系証券の買いのあとに、大手邦銀の買いが入った」との指摘があった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は急落。新規材料難から様子見ムードが広がり、しばらくは狭い値幅でのもみ合いが続いた。ただ、中国株式市場で上海総合指数が節目の2000台を回復し3%超上昇すると、投資家のリスク許容度が高まり円売り外貨買いが優勢に。市場では「米系証券や大手邦銀の円売りドル買いが観測された」との指摘があった。損失覚悟の円売り注文を断続的に巻き込んで下げ足を速めた。
中国政府関係[NP HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
・中国当局は5日、保険会社の銀行への出資規制を緩和すると発表した。
西村清彦[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・西村清彦日銀副総裁「今後も強力に金融緩和を推進していく」「9、10月の緩和で十分かきちんと検討する」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは5日、南アフリカの銀行システムの見通しを「ネガティブ」に変更した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は安値圏でもみ合い。日本株や中国株の上昇を背景に、投資家のリスク許容度が高まり円売り外貨買いが出た。半面、急ピッチで円安が進んだ反動でポジション調整に伴う円買いが入ったため、相場は方向感が出なかった。ユーロに対しては、オプションに絡んだ円買いが入り下値を支えた。
ブラジル政府関係[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
・マンテガ・ブラジル財務相「ブラジルレアルは当局の措置が不要の水準にある」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.8 HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP -0.3]
・ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁「金利引き下げが豪ドルに与える影響は限定的」「豪ドルは依然として高い水準にある」
スペイン政府関係[NP HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・スペイン政府は5日、2015年、2019年、2022年償還債の国債入札を実施した。2015年償還債の平均落札利回りは3.390%で応札倍率は2.0倍、2019年償還債の利回りは4.669%で応札倍率は2.5倍、2022年償還債の利回り5.290%で応札倍率は2.3倍となった。
なお、スペイン政府は入札によって42億5000万ユーロを調達した。目標上限の45億ユーロを下回った。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.2]
・ドイツ政府は5日、2年物国債の入札を実施した。平均落札利回りはマイナス0.01%と前回のマイナス0.02%から上昇。応札倍率は1.9倍と前回の1.9倍と同じだった。
スペイン政府関係[NP HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・「スペインはECBが利回りスプレッドを保証すれば、支援を要請する可能性がある」ようだ。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・ポーランド中央銀行は5日、政策金利を現行の4.50%から4.25%に引き下げることを決めたと発表した。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.2]
・ドイツ財務省広報のコメントとして「将来のユーログループ議長は、財務相である必要はない」と報じた。
ジョージ・オズボーン[NP-4.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・オズボーン英財務相「2012年の英経済はマイナス0.1%成長となる見込み」
ジョージ・オズボーン[NP+3.6 HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・オズボーン英財務相「2013年の英経済はプラス1.2%成長となるだろう」「英経済は予想よりも多くの雇用を創出した」「失業率は8.3%でピークとなる見通し」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は堅調。スペイン国債の入札が「低調だった」と受け止められると、同国国債利回りが急上昇。10月ユーロ圏小売売上高も予想より弱く欧州株が上げ幅を縮小したため、リスク許容度の低下を意識した投資家が対ユーロ中心に円買いを進めた。ただ、主要通貨に対してユーロが売られると同時に円が売られたため、ユーロ以外の通貨に対する円買いの勢いは緩やかだった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=82円06-09銭まで値を下げた。ただ、市場では「22時15分発表の11月ADP全米雇用報告や24時の11月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数などを見定めたい」との声もあり下値は限られた。
・ユーロ円は欧州株が高く始まったことを手掛かりに1ユーロ=107円96銭前後と4月20日以来の高値を更新したが、108円ちょうどに観測されているバリアオプションに絡んだ防戦売りに上値を抑えられた。頭の重さが確認されたとして欧州株の上げ幅縮小などとともに利食い売りや戻り売りが膨らみ、107円25-30銭まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは一転下落。欧州株高を好感して10月18日以来の高値となる1ユーロ=1.3126ドル前後まで上げたが、市場では「1.3150ドルに設定されているバリアオプションの防戦売りが厚い」との指摘があり、頭の重さを嫌気した売りに押された。「国際機関から売りが出た」との声も聞かれたうえ、スペインの国債利回り上昇や欧州株の上げ幅縮小も嫌気され1.30615ドル前後まで急ピッチで下げた。
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・オズボーン英財務相「法人税を1%以上引き下げる」「銀行課税を来年0.13%に引き上げる」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・5日の欧州債券市場ではフランスの10年債利回りが低下。22時19分時点では前日比0.037%低い1.996%と過去最低水準まで低下した。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・5日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りはさらに上昇幅を拡大。22時47分時点では前営業日比0.163%高い5.414%で推移している。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは5日、「スペインの銀行格付けは2013年に引き続き圧力が掛かる」「2013年のスペインの銀行格付け見通しは引き続きネガティブ」などの見解を示した。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP-5.6 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・米シンクタンクは「米連邦準備理事会(FRB)は11-12日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で450億ドルの米国債購入に踏み切るだろう」とのリポートを発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。米長期金利が低下に転じるにつれて、日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りが広がった。ユーロドルの上昇につれた円買いドル売りも出た。一方、対ユーロではさえなかった。欧州株や時間外のダウ先物が底堅く推移したほか、ユーロポンドの上昇主導で全般ユーロ買いが強まったことが重しとなった。米株相場がマイナス圏に沈むとリスク回避的な買いも入ったが、ユーロが強含む中で円買いは長続きしなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は急落。新規材料難から様子見ムードが広がり、しばらくは狭い値幅でのもみ合いが続いた。ただ、中国株式市場で上海総合指数が節目の2000台を回復し3%超上昇すると、投資家のリスク許容度が高まり円売り外貨買いが優勢に。市場では「米系証券や大手邦銀の円売りドル買いが観測された」との指摘があった。損失覚悟の円売り注文を断続的に巻き込んで下げ足を速めた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は安値圏でもみ合い。日本株や中国株の上昇を背景に、投資家のリスク許容度が高まり円売り外貨買いが出た。半面、急ピッチで円安が進んだ反動でポジション調整に伴う円買いが入ったため、相場は方向感が出なかった。ユーロに対しては、オプションに絡んだ円買いが入り下値を支えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は堅調。スペイン国債の入札が「低調だった」と受け止められると、同国国債利回りが急上昇。10月ユーロ圏小売売上高も予想より弱く欧州株が上げ幅を縮小したため、リスク許容度の低下を意識した投資家が対ユーロ中心に円買いを進めた。ただ、主要通貨に対してユーロが売られると同時に円が売られたため、ユーロ以外の通貨に対する円買いの勢いは緩やかだった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=82円06-09銭まで値を下げた。ただ、市場では「22時15分発表の11月ADP全米雇用報告や24時の11月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数などを見定めたい」との声もあり下値は限られた。
・ユーロ円は欧州株が高く始まったことを手掛かりに1ユーロ=107円96銭前後と4月20日以来の高値を更新したが、108円ちょうどに観測されているバリアオプションに絡んだ防戦売りに上値を抑えられた。頭の重さが確認されたとして欧州株の上げ幅縮小などとともに利食い売りや戻り売りが膨らみ、107円25-30銭まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは一転下落。欧州株高を好感して10月18日以来の高値となる1ユーロ=1.3126ドル前後まで上げたが、市場では「1.3150ドルに設定されているバリアオプションの防戦売りが厚い」との指摘があり、頭の重さを嫌気した売りに押された。「国際機関から売りが出た」との声も聞かれたうえ、スペインの国債利回り上昇や欧州株の上げ幅縮小も嫌気され1.30615ドル前後まで急ピッチで下げた。