2013年1月5日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。米長期金利が上昇幅を拡大したことで、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが進んだ。もっとも、12月米雇用統計で失業率が予想より弱い結果だったことが伝わると、買い戻しの動きが出た。その後、12月米ISM非製造業指数が予想を上回る強い結果となったことや、クロス円の上昇を受けて再び売られたものの、市場では「1ドル=88円50銭にはバリアオプションが観測されており、この水準に接近した場面では防戦買いなどが入りやすい」との声が聞かれ、下値は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに一時2010年7月15日以来の高値となる1ドル=88円48銭前後まで値を上げたものの、勢いは続かなかった。12月米雇用統計の結果を受けて、ここまでの上昇に対する利益確定目的の売りが出たほか、バリアオプションに絡んだ売りも出た。23時20分過ぎに一時87円59-62銭まで下押ししたものの、12月米ISM非製造業指数が予想を上回る強い結果となったことや、クロス円の上昇を支えに買い戻しが進んだ。もっとも、週末要因で市場参加者が減少するなか、新規の手掛かり材料に欠けたことで徐々に値動きは細った。
・ユーロ円は、5時30分前に一時1ユーロ=115円40銭前後と日通し高値を更新した。12月米雇用統計の結果を受けて、前日のFOMC議事要旨の内容を手掛かりに浮上していた米量的緩和の早期見直し観測が後退。米株相場が上昇幅を拡大したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から買いが進んだ。
・ユーロドルはユーロドルはしっかり。欧州株がやや下げ幅を広げたタイミングで、20時30分過ぎに1ユーロ=1.2998ドル前後と12月12日以来の安値を更新した。もっとも、市場では「1.2990ドルには買いオーダーが観測されている」との声が聞かれ、徐々に下値を切り上げた。米量的緩和の早期見直し観測が後退し米株相場が上げ幅を拡大すると、徐々に買いが強まった。ユーロ円の上昇につれたユーロ買いドル売りも入り、5時30分前には1.30905ドル前後と日通し高値を更新した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ヴォルフガング・ショイブレ[NP+1.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「ギリシャには依然として厳しい条件が必要」「債務危機は落ち着いてきている」

ジェームズ・ブラード[NP+5.2 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP -0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「2013年の米経済が良好に推移すれば、FOMCは資産買い入れ政策の停止を検討するスタンス取るだろう」

チャールズ・プロッサー[NP-5.4 HDP +2.7 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP +0.0]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「米国の潜在的GDP成長率は長期的に減少する見通し」

チャールズ・プロッサー[NP+4.8 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +3.2 CRHDP -0.2]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「量的緩和は非常に効果的ではない」「FRBは失業率が6.5%になる前に債券購入を停止するべき」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジェフリー・ラッカー[NP+4.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP -0.3]
・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「FRBのインフレ目標は2%」「追加金融緩和が経済成長を押し上げる可能性は低い」

2013年1月5日のFX要人発言・ニュース

ヴォルフガング・ショイブレ[NP+1.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャには依然として厳しい条件が必要」「債務危機は落ち着いてきている」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP+2.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「信頼感が市場に戻ってきている」「われわれには強いフランスが必要」

スティーヴン・ハーパー[NP+4.0 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
スティーヴン・ハーパー・ハーパー・カナダ首相「カナダの雇用市場の成長は市場予想より強い」「カナダの雇用情勢はポジティブ」

ジェームズ・ブラード[NP+3.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.1 CRHDP +0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード米セントルイス連銀総裁「労働市場は2013年に改善するだろう」「失業率は徐々に低下していくだろう」

ジェームズ・ブラード[NP+5.2 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP -0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード米セントルイス連銀総裁「2013年の米経済が良好に推移すれば、FOMCは資産買い入れ政策の停止を検討するスタンス取るだろう」

ジェフリー・ラッカー[NP-3.8 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.2]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「2013年のインフレは平均して2%下回るだろう」「インフレ期待は引き続き安定を示している」「景気後退後、家計はより慎重な消費活動に」

ジェフリー・ラッカー[NP+4.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP -0.3]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「FRBのインフレ目標は2%」「追加金融緩和が経済成長を押し上げる可能性は低い」

チャールズ・プロッサー[NP-5.4 HDP +2.7 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP +0.0]
チャールズ・プロッサー・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「米国の潜在的GDP成長率は長期的に減少する見通し」

チャールズ・プロッサー[NP+4.8 HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +3.2 CRHDP -0.2]
チャールズ・プロッサー・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「量的緩和は非常に効果的ではない」「FRBは失業率が6.5%になる前に債券購入を停止するべき」

ジャネット・イエレン[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ジャネット・イエレン・イエレン米連邦準備理事会(FRB)副議長「金融市場の安定が発展にとって非常に重要である」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・4日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。米長期金利が上昇幅を拡大したことで、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが進んだ。もっとも、12月米雇用統計で失業率が予想より弱い結果だったことが伝わると、買い戻しの動きが出た。その後、12月米ISM非製造業指数が予想を上回る強い結果となったことや、クロス円の上昇を受けて再び売られたものの、市場では「1ドル=88円50銭にはバリアオプションが観測されており、この水準に接近した場面では防戦買いなどが入りやすい」との声が聞かれ、下値は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに一時2010年7月15日以来の高値となる1ドル=88円48銭前後まで値を上げたものの、勢いは続かなかった。12月米雇用統計の結果を受けて、ここまでの上昇に対する利益確定目的の売りが出たほか、バリアオプションに絡んだ売りも出た。23時20分過ぎに一時87円59-62銭まで下押ししたものの、12月米ISM非製造業指数が予想を上回る強い結果となったことや、クロス円の上昇を支えに買い戻しが進んだ。もっとも、週末要因で市場参加者が減少するなか、新規の手掛かり材料に欠けたことで徐々に値動きは細った。
・ユーロ円は、5時30分前に一時1ユーロ=115円40銭前後と日通し高値を更新した。12月米雇用統計の結果を受けて、前日のFOMC議事要旨の内容を手掛かりに浮上していた米量的緩和の早期見直し観測が後退。米株相場が上昇幅を拡大したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から買いが進んだ。
・ユーロドルはユーロドルはしっかり。欧州株がやや下げ幅を広げたタイミングで、20時30分過ぎに1ユーロ=1.2998ドル前後と12月12日以来の安値を更新した。もっとも、市場では「1.2990ドルには買いオーダーが観測されている」との声が聞かれ、徐々に下値を切り上げた。米量的緩和の早期見直し観測が後退し米株相場が上げ幅を拡大すると、徐々に買いが強まった。ユーロ円の上昇につれたユーロ買いドル売りも入り、5時30分前には1.30905ドル前後と日通し高値を更新した。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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