為替・株式・商品マーケット概要

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 2009年11月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2009年11月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2009年11月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2009-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。米ノンバンク大手CITグループが連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請したことを受けてリスク資産圧縮目的の円買いが先行。対南アフリカランドで、日本の個人投資家からの損失覚悟の円買いが膨らむと、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は上値を切り下げる展開に。急ピッチで円高が進んだ反動や、対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りが出たことが円全体の重しとなった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2009年11月 発言・ニュース

[2009-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。米ノンバンク大手CITグループが連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請したことを受けてリスク資産圧縮目的の円買いが先行。対南アフリカランドで、日本の個人投資家からの損失覚悟の円買いが膨らむと、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は上値を切り下げる展開に。急ピッチで円高が進んだ反動や、対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りが出たことが円全体の重しとなった。

[2009-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。序盤、時間外のダウ先物の上昇や上海株高を背景に持ち高解消の円売り・外貨買いが出たものの、売り一巡後はもみ合いの展開に。新規材料難から徐々に値動きが鈍った。一方、ポンドに対しては底堅い。「RBSは資産保護スキームで英財務省と合意間近」との報道をきっかけに、RBS株が急落したことがポンドの重しとなった。一段の英金融緩和観測が高まったことも背景にあるようだ。

[2009-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。時間外の米株価指数先物が一時60ドルを超す上げ幅となったことを背景に、東京市場の早朝に円買いを進めていた参加者などからのポジション調整の円売りが出た。もっとも、円売りは持ち高調整の域を出ず、ダウ先物が上昇が一服すると円売り圧力は後退し下値が堅くなった。短期筋からの利益確定の円買いも入ったようだ。買い一巡後は、新規の取引材料に乏しいこともあって、値動きが細っている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=90円32銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円も同じタイミングで1ユーロ=133円42銭前後と本日高値を付けている。
・ユーロドルは一進一退。WTI原油先物相場が一時上げ幅を拡大したことに連動してユーロ買いドル売りが入り、20時30分過ぎに1ユーロ=1.4796ドル前後と日通しの高値を付けた。ただ、1.4800ドルの節目に接近すると戻り売りが厚く跳ね返された。ダウ先物や、原油先物相場が伸び悩んだことも売りを誘い1.47ドル台半ばまで押し戻されている。

[2009-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した10月の製造業景気指数が55.7と前回値、市場予想平均をいずれも上回ったほか、9月米建設支出、9月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)も市場予想平均よりも強い内容となった。米景気回復に対する悲観的な見方が後退し、投資家のリスク志向が回復したため円売りに押された。米長期金利が上昇し対ドルで円売りが出たことも円全体の重しとなった。ただ、シティ・グループ株が下げに転じ金融株中心に一時売りが膨らむと、リスク志向が後退し買い戻しが入ったため下げ幅が縮まった。

[2009-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対豪ドル中心に売りが先行した後、下げ渋る展開に。豪準備銀行(RBA)による政策金利発表を前に、0.50%の利上げを期待する一部参加者から円売り豪ドル買いが出た。時間外のダウ先物の上昇も円の重しとなった。ただ、RBAが市場の予想通り政策金利を0.25%引き上げ3.50%にすることを決めたと伝わると、いったん材料出尽くしとして利益確定の円買い豪ドル売りが入った。

[2009-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。豪政策金利発表後に材料出尽くしとして対豪ドルで円買いが入ったほか、英銀行セクターに対する不安などを背景に対ポンドで円買いが強まった。時間外のダウ先物が下げに転じたことや欧州株安を背景に、リスク資産圧縮目的の円買い・外貨売りも見られた。

[2009-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は上昇一服。英独の株価指数や時間外のダウ先物が大幅に下落したことを背景に、リスクポジションを閉じる動きが強まり、対豪ドルやユーロなど中心に円を買い戻す動きが強まった。ポンドに対しては、英政府がロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)やロイズ・バンキング・グループに追加出資を行うと伝わり、英金融部門の先行き懸念が再燃したことも円買いを誘った。ただ、一時100ドルを超す下げ幅となっていた時間外のダウ先物が下げ幅を縮小すると、連動してポジション調整の円売りが出て上値が重くなっている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=89円87銭前後と本日安値を付けたが、対欧州オセアニア通貨でのドル買いが円売りドル買いを誘って90円台を回復している。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=131円74銭前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは軟調。欧州株やダウ先物の下落を受けて、リスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いが続いた。一時1ユーロ=1.4626ドル前後と10月5日以来の安値を付けた。

[2009-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米国株式相場が安く始まったものの底堅く推移したことを受けて短期スタンスで円買いを進めた参加者から利益確定の円売りが出たほか、9月米製造業新規受注が前月比で0.9%増と前回値、市場予想平均より強かったことも重しとなり値を下げた。米国株の指標に対する反応が鈍かったため一時下げ渋ったが、NY金先物相場が史上最高値を更新したことをきっかけに商品相場全体が買われたため、対欧州資源国通貨でのドル売りを受けた円売り欧州通貨買い、円売り資源国通貨買いで下げ幅を広げた。

[2009-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。9月豪小売売上高が予想より弱い内容となったことをきっかけに、豪追加利上げ観測が後退すると、対豪ドル中心に円買いが広がり円全体の支えとなった。ただ、ニューヨーク時間に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表などを控えて、円買いの勢いは弱めだった。時間外のダウ先物の上昇や上海株高も円の重しとなった。

[2009-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。しばらくは動意の薄い展開が続いていたが、時間外のダウ先物の上昇や金先物価格が史上最高値を更新したことなどを背景に、夕刻にかけて円売りが強まった。市場関係者からは「国内機関投資家から打診的な円売り外貨買いが出た」との声が聞かれた。

[2009-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外のダウ先物や英独の株価指数の上昇を受けて投資家のリスク志向が戻り、資源国通貨や強い経済指標の伝わったポンドなどに対して円売りが続いた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに1ドル=91円05銭前後と本日高値を付けた。10月ADP雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比20万3000人減と市場予想平均の19万8000人程度減よりも若干弱い結果となったが、前月比では改善していたほか時間外のダウ先物が堅調に推移しているため反応は一時的だった。

[2009-11-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後は買い戻しが優勢となった。前日の海外市場で断続的に売られた反動でショートカバーが入ったほか、日本株の下落を受けた円買いが入った。7-9月期NZ失業率が予想より弱い内容となったことやボラードRBNZ総裁の発言をきっかけに、対NZドルで円買いが広がったことも円全体の支えとなった。

[2009-11-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均株価が一時150円超下落したことや時間外のダウ先物が軟調に推移していることなどを背景にリスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが入った。欧英政策金利の発表を前に、対ポンドやユーロでは持ち高調整の円買いも入った。

[2009-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。米新規失業保険申請件数が強い内容で、雇用市場の改善期待が高まった。米国株が大幅に上昇したため円売りが見られた。ただ、10月米雇用統計の発表を6日に控えて、持ち高を一方向に傾ける動きは見られず徐々に方向感がなくなった。

[2009-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後、やや下げ渋り。前日の海外市場で円安が進んだ反動で持ち高調整の円買いが入った。ただ、日本時間今晩に10月米雇用統計を控えており円買いは持ち高調整の域を出ていない。

[2009-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでは底堅い動き。商品相場の上昇などを背景に対オセアニア通貨でドル売りが進む中、円に対してもドル売りが強まった。オプションに絡んだ円買いドル売りも見られた。一方、オセアニア通貨に対しては頭が重い展開。ドル・円相場の下落につれた円買いオセアニア通貨売りが支えとなった半面、対ドルでオセアニア通貨買いが優勢となったことを受けた円売りオセアニア通貨買いに押された。

[2009-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は買い優勢。10月米雇用統計の発表前は、持ち高調整の取引が中心となり方向感が乏しかった。ただ、10月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比19万人減と市場予想平均の17万5000人程度減より弱く、失業率は10.2%と1983年来の高水準となったことで米雇用市場の弱さが改めて示された。リスクポジションを解消する動きが優位になり円買いが膨らんだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は弱い米雇用統計を受けて1ドル=89円98銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=133円44銭前後とそれぞれ本日安値を付けている。
・ユーロドルは軟調。米雇用指標や時間外の米株価指数先物の下落などを背景にリスクポジション圧縮目的のユーロ売りドル売りが出た。23時前に1ユーロ=1.4814ドル前後と日通しの安値を付けた。

[2009-11-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は大幅高。10月米雇用統計で失業率、非農業部門雇用者数いずれも市場予想平均より弱かったことを受けてダウ先物が下落し、リスクポジション解消目的の円買いが強まった。安く始まった米国株相場が持ち直すと一時伸び悩んだが、対オセアニア通貨などでのドル売りが出たを受けた円買いドル売りが入ると、他の通貨に対しても円買いが入り再び値を下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は弱い10月米雇用統計をきっかけにダウ先物やクロス円が売られ値を下げたほか、現物の米国株が持ち直したことを受けた対欧州オセアニア通貨での円買いドル売りも重しとなり、一時1ドル=89円60銭前後まで下落した。
・ユーロ円は一時1ユーロ=133円20銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは荒い値動き。弱い米雇用指標を背景にダウ先物が下落したため、投資家のリスク回避志向が強まり、一時1ユーロ=1.4814ドルまで売り込まれた。安く始まった米国株式相場が持ち直すとショートカバーが入り、1.4915ドル前後まで買われた。市場参加者からは「1.48台前半ではアジア系ソブリンネームから買いが入った公算が大きい」との声があった。もっとも、昨日高値の1.4918ドル前後を上抜けることが出来なかったことを嫌気した売りが出た。ユーロポンドの下落やWTI原油先物相場が3ドル近く下落したことも重しとなり値を下げた。

[2009-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りが継続。9日前場の日経平均株価が安寄り後に持ち直したほか、時間外の米株価指数先物が強含んでいるため投資家のリスク志向が保たれ、対ユーロや資源国通貨中心に円売りが続いた。時間外のWTI原油先物相場が堅調に推移していることも、投資家のリスク志向の改善に寄与した。

[2009-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の中心となる12月限は時間外取引でしっかり。13時6分時点では前週末比7.41ドル高の1トロイオンス=1103.1ドルで推移している。一時1103.7ドルと史上最高値を更新した。

[2009-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが強まった。時間外のダウ先物が上げ幅を拡大していることを受けて、欧州勢から欧州オセアニア通貨に対して円売りが膨らんだ。もっとも、対ドルでは、欧州オセアニア通貨に対してドル売りが進んだことを受けた円買いドル売りが見られて下値は堅い。

[2009-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は売り先行後はもみ合い。序盤は、時間外のダウ先物の上昇や金先物価格が史上最高値を更新したことなどを材料に、対資源国通貨中心に円売りが出た。対ポンドではポンドドルの急伸につれた円売りポンド買いが出た。ただ、その後は急ピッチで円安が進んだ反動で利益確定の円買いが入ったほか、円ドル相場の上昇につれた円買い外貨売りが入り円全体の下値を支えた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は頭が重い。19時過ぎに一時1ドル=89円81-84円まで下押しした。対資源国通貨やポンドでのドル売りにつれた円買いドル売りが相場の重しとなった。
・ユーロ円は17時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=135円05銭前後。
・ポンド円は19時過ぎに1ポンド=151円63銭前後まで値を上げた後それぞれ伸び悩んでいる。
・ユーロドルは、20時過ぎに一時10月26日以来の高値となる1ユーロ=1.5012ドル前後まで値を上げた。ダウ先物の上昇やコモディティ価格の上昇を背景に、投資家のリスク許容度が改善するとの見方からユーロ買いドル売りが入った。9月独鉱工業生産指数が予想より強い内容となったこともユーロ買いを促したほか、市場関係者からは「米系銀行や英系銀行からのユーロ買いが見られた」との声が聞かれた。

[2009-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が出なかった。序盤、NY金先物相場が史上最高値を更新したことを背景に商品相場に買いが入ったほか、欧州株が堅調に推移したため、対欧州資源国通貨でのドル売りを受けた円買いドル売りが円全体の支えとなった。ただ、対資源国通貨での円売りやダウ工業株30種平均が200ドルを超す上昇となったことを背景とした円売りも出たため、もみ合いとなった。

[2009-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。9日の欧米市場で円売りが進んだこともあって、東京の市場参加者からいったん利益確定目的の円買いが散発的に入った。日本株が堅調に推移したものの、米株高を受けてある程度織り込まれていたため特に材料視されていない。

[2009-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。格付け会社フィッチが、英国はAAAの格付けを失うリスクが主要国で最も高いとの見方を示したと伝わり対ポンドで円買いが強まると、他の通貨にも円買いが波及した。ただ、円がポンドに対して149.00円の節目を上抜け出来ず伸び悩むと、他の通貨に対して徐々にポジション調整の円売りが出て押し戻された。

[2009-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。アジア時間に、英国の格付けに対する懸念が高まったことを受けて、対ポンド中心に円買いが進んだ反動で持ち高解消の円売りが先行した。時間外のダウ先物が下げ幅を縮小したことなども円売りを誘った。ただ、その後は再び円が買われる展開に。円の下値では押し目買い意欲が強いほか、米長期金利の低下を背景に対ドルで円買いが強まった影響を受けた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに一時1ドル=90円19円まで値を上げた後、89円台後半まで下押しした。米長期金利の低下を意識した円買い・ドル売りが入ったようだ。
・ユーロ円は20時前に一時本日高値となる1ユーロ=135円40銭前後まで値を上げた後、134円台半ばまで押し戻された。
・ユーロドルは20時前に一時1ユーロ=1.5021ドル前後まで上昇し、昨日高値に面合わせした。1.5ドル台では利食い売りなどが厚かったほか、市場関係者からは「1.5100ドルにはノックアウトオプションが設定されており、1.5050-90ドルには防戦売り注文が観測されている」との声が聞かれた。

[2009-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は伸び悩み。時間外のダウ先物が下げ幅を広げたため、リスクポジションを解消する目的の円買いが入った。米長期金利が一時低下し対ドルで円買いが強まると、円全体の重しとなった。ただ、ダウ工業株30種平均が底堅く推移したことを受けて徐々に円売りに押された。

[2009-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。9月の機械受注統計で、民間設備投資の先行指標となる「船舶、電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比10.5%増と市場予想平均を大幅に上回ったため、日本のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が改善しているとの見方から円を買う動きが見られた。ただ、日本株が上昇しリスク志向が保たれたこともあって対豪ドルやユーロなどに中心に円売りが出て上値を抑えられた。その後は、10月の中国小売売上高や鉱工業生産が市場予想を上回ったことも円売りを誘った。中国の10月の新規融資額が市場予想を下回ったことが嫌気されてリスクポジション解消目的の円買いが入ったが、上海総合指数などが底堅く推移しているため円買いは収まっている。

[2009-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一時買いが強まったものの夕刻にかけて売りが優位。11日午後の日本株が上値が重かったことを嫌気してリスクポジションを閉じる目的で円買いが入った。対ユーロでストップロスを巻き込んで円買いの勢いが増すと、その他通貨に対しても円買いが進んだ。ただ、11日午後の上海総合指数が下げ渋ったことなどの影響で円の上値が限られたため、短期スタンスで円買いを進めた参加者から持ち高調整の円売りが出て値を下げた。ロンドン勢が参入すると、時間外のダウ先物が上げ幅を拡大したことやWTI原油先物相場が持ち直したことなどがリスク志向の改善につながり一段と値を下げている。

[2009-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円はポンド以外の通貨に対しては下落。NY金先物相場が史上最高値を更新したことや、時間外のダウ先物が堅調に推移していることなどを背景に投資家のリスク志向が高まり、対資源国通貨やユーロ中心に円売りが出た。市場関係者からは「対ユーロではモデル系ファンドから円売りが出た」との声が聞かれた。一方、ポンドに対しては底堅い動き。序盤は、他の通貨と同様に円売りが先行したものの、キングBOE総裁の発言をきっかけに一転円買いポンド売りが強まった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに一時本日高値となる1ドル=90円04円。
・ユーロ円は20時過ぎに一時1ユーロ=135円35銭前後まで値を上げた。
・ポンド円は19時過ぎに一時本日高値となる1ポンド=151円17銭前後まで値を上げた後、失速。キングBOE総裁が会見で「ポンド安が輸入から輸出へのリバランスの助けとなる」「更なる資産買い入れを行うかどうかについては予断を持っていない」などと述べたと伝わると、一転ポンド売りが膨らんだ。
・ユーロドルは、20時過ぎに一時1ユーロ=1.5049ドル前後と10月26日以来の高値を更新した。欧州株高やコモディティ価格の上昇を背景に買いが進んだほか、対ポンドでユーロ買いが強まったことが相場を支えた。

[2009-11-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。キング英中央銀行(BOE)総裁が、四半期インフレリポートを発表した後の会見で「更なる資産買い入れを行うかどうかは全くオープン」と述べたことが蒸し返され、対ポンドでの円買いが膨らむと他の通貨でも円買いが強まった。高く始まったダウ工業株30種平均が一時下げに転じたことも買いを誘い値を上げた。

[2009-11-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。10月豪雇用統計で、新規雇用者数が2万4500人と市場予想平均に反して増加したことを受けて対豪ドルで円売りが膨らむと、その他通貨にも円売りが波及した。ただ、対ドルで仲値後に円買いが入ったことが円全体の支えとなったほか、12日前場の日本株の上値が重かったこともリスク選好の動きに歯止めをかける形となり円は値を戻した。

[2009-11-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。ニューヨーク金先物相場が史上最高値を更新したことにつれて、対ユーロ中心に円売りがでる場面があった。ただ、欧州勢が参入後にダウ先物が下げ幅を広げると、若干リスクポジションを閉じる目的で円が買い戻された。ラッド豪首相が「米ドルを準備通貨として支持する」などと発言し、対ドルで欧州オセアニア通貨が売られたことも、円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りを誘った。

[2009-11-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては買いが先行。ただ、買い一巡後は徐々に上値を切り下げる展開に。時間外の米株価指数先物の下落や欧州株安を背景にリスク資産圧縮目的の円買いが強まった後は、対ユーロや資源国通貨でドルの買い戻しが強まった影響で、円に対してもドル買いが進み円全体の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は昨日高値1ドル=90円04銭前後を上抜けて一時90円30銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は下げ渋り。18時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=133円94銭前後まで値を下げた後、134円台後半まで値を戻した。ドル円の上昇につれた円売りユーロ買いが下値を支えた。
・ユーロドルは軟調。ダウ先物やコモディティ価格の下落を背景に、これまでにドル売りを進めた参加者から持ち高解消のユーロ売りドル買いが出た。目先のストップロスを巻き込んで、一時本日安値となる1ユーロ=1.4903ドル前後まで値を下げた。

[2009-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては売り先行後は買い戻し。前週分の新規失業保険申請件数が市場予想平均よりも強かったことを受けてダウ先物が下げ渋った。投資家のリスク志向が一時回復し円売りが出た。ただ、現物の米国株式相場が安く始まると円が買い戻され底堅く推移した。一方ドルに対しては軟調。強い米雇用指標を背景にドル以外の通貨に対して円売りが広がった流れを受けた。米国株が売られ対欧州資源国通貨でのドル買いを受けた円売りドル買いで下げ幅を広げたほか、米30年債入札が不調だったとの見方から米長期金利が一時上昇したことも重しとなった。

[2009-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。手掛かり難で方向感に乏しい展開が続いたが、早朝のロンドン勢から13日の上海総合指数が持ち直したことや、時間外のダウ先物が小高く推移していることなどを材料に円売りが出て値を下げた。ただ、一方的に円売りを進めるには材料のインパクトに欠け円売りは早々に失速した。対ドルで円が買われていることも円全体の下値を支えた。

[2009-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は底堅い動き。ドルが対欧州通貨で売られたことにつれた円買いドル売りが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。原油先物価格が下げに転じたことも円買いを後押しした。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに一時本日安値となる1ドル=89円69銭前後まで値を下げた後、ひとまず下げ止まった。昨日安値の89円64銭前後を意識した円売りドル買いが下値を支えた。
・ユーロ円は軟調。22時過ぎに一時1ユーロ=133円42銭前後まで値を下げた。時間外のダウ先物の上値の重さを意識した売りも見られた。
・ユーロドルは前日の海外市場でユーロ安が進んだ反動で買いが先行。18時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.4902ドル前後まで値を上げた。ただ、その後は商品相場の下落や欧州株安を背景に伸び悩んだ。欧州連合(EU)統計局が発表した7-9月期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は予想より弱い内容となったものの反応は限定的だった。

[2009-11-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は伸び悩み。9月米貿易収支が365億ドルの赤字と8月改定値、市場予想平均よりも赤字額が大きく、対ドルで円買いが膨らむと、他の通貨に対しても円買いが波及した。弱い11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)を受けて米国株式相場が一時下げに転じたことも支えとなり上げ幅を広げた。ただ、強い米企業決算を背景に米国株が持ち直し、ダウ工業株30種平均が一時100ドルを超す上昇となったため、徐々に円売りに押された。
【 通貨ペア 】
・ドル円は9月米貿易収支が市場予想平均よりも弱かったことを受けた円買いドル売りで一時1ドル=89円46銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は11月米消費者態度指数が市場予想平均よりも弱く、米国株が一時下げに転じたため132円85銭前後まで売られた。
・ユーロドルは荒い値動き。WTI原油先物相場が一時76ドルを割り込んだことを背景にリスクポジション解消目的の売りが出た。弱い11月米消費者態度指数を受けて米国株が一時下げに転じたことも重しとなり、1ユーロ=1.4824ドルまで売り込まれた。ただ、昨日安値の1.4821ドルを意識しショートカバーが入ったほか、米国株が持ち直したことも支えとなり、1.4939ドル前後まで上昇した。市場参加者からは「1.48ドル台前半ではアジア系ソブリンネームからの買いが再び入ったとの噂があったほか、1.4800-1.5100ドルのダブルノータッチオプションに絡んだ買いが入ったとの噂もあった」との声が聞かれた。

[2009-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。序盤は、NY金先物相場が史上最高値を更新したことを背景に、対ユーロや資源国通貨でドル売りが強まった影響で円ドル相場が上昇。他の通貨に対しても円買いが波及した。日本の7-9月期国内総生産(GDP)速報値が予想より強い内容となったことも円の支援材料となった。ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円売り外貨買いが出た。中国商務省高官の話として「人民元の上昇だけ求められるのは不公平」などと伝わったが反応は薄かった。

[2009-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してはさえない。時間外のダウ先物の上昇や商品相場高を背景に円売り外貨買いが出た。一方、ドルに対してはもみ合い。クロス円の上昇つれた円売りドル買いが重しになる半面、ドルが対欧州通貨で売られたことにつれた円買いドル売りが支えとなった。

[2009-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。序盤は時間外のダウ先物が上げ幅を拡大したことを受けてリスク志向が改善する中、ニューヨーク金先物相場が史上最高値を更新したためユーロや資源国通貨などに対して円売りが見られた。ただ、ダウ先物の上昇がいったん収まると、短期スタンスで円売りを進めた参加者から利益確定の円買いが入って値を戻した。その後は、ダウ先物が再度上げ幅を拡大したこともあって円は上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎにドル=89円36銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は米ニューヨーク連銀が16日発表した11月のニューヨーク州製造業景気指数が23.51と市場予想平均の30.00を下回るとリスクポジションを閉じる動きが進んで133円66-71銭前後まで下押ししている。
・ユーロドルは一進一退。16時30分過ぎに1ユーロ=1.4994ドル前後と本日高値を付けた後は、時間外の米株価指数先物の上昇一服などをきっかけに利益確定のユーロ売りドル買いが続いた。20時過ぎに1.4949-54ドルまで下押しした。ショートカバーでいったん1.4977-82ドルまで値を戻したものの、弱いニューヨーク連銀製造業景気指数を受けてリスク資産圧縮目的で売りが出て1.4936-41ドルまで下押ししている。

[2009-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は小高い。11月ニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想平均を下回り時間外のダウ先物が上げ幅を縮小したため、リスクポジション解消目的の円買いが入ったが現物の米国株式相場が大幅高となると円売りが出て上値を抑えられた。もっとも、対欧州オセアニア通貨でのドル売りを受けた円買いドル売りが強まると、他の通貨にも円買いが波及し値を上げた。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が「状況は長期間異例の低金利を正当化する可能性がある」と述べ、当面の低金利政策を継続する姿勢を改めて表明したことや米長期金利が低下したことなども対ドルでの円買いを誘い円全体を押し上げた。

[2009-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。前日の米株高を背景に、17日の日本株高を見越した参加者からの円売り外貨買いが先行したものの、売り一巡後は徐々に値を戻す展開に。日本株がさえない値動きとなったことや、時間外のダウ先物の下落を材料に円買いが入った。対豪ドルでは、オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨で「将来の利上げペースは決定していない」などとハト派的な内容が伝わったことも円買いを誘った。

[2009-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨で「将来の利上げペースは決定していない」などとハト派的な内容が伝わったことを蒸し返す格好で、対豪ドル中心に円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外のダウ先物の下落や商品相場安も円の支援材料となった。オバマ米大統領は米中首脳会議後の共同記者会見で「市場ベースの為替レートに移行するとの中国の意向を歓迎」「市場ベースの為替相場は不均衡の是正に有益」などと述べたが特に反応は見られなかった。

[2009-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。欧州勢から対豪ドルで円買いが強まったことが、他の通貨に対しても円買いを誘い円全体を押し上げた。17日の午前中に発表された11月の豪準備銀行(RBA)理事会議事要旨が、次回の利上げを明確に示唆する内容でなかったことが円買い豪ドル売りを誘った面があったようだ。その後は、10月の英消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことを受けて対ポンドで円売りが強まった影響で円全体の上値は抑えられた。対米ドルで欧州オセアニアの売りがいったん収まり、円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りの動きが後退したことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時ドル=89円73銭前後と日通しの安値を付けた。ただ、欧州オセアニア通貨に対してドルの買い戻しが進んだことに連動して円売りドル買いが出て、21時過ぎには1ドル=89円44銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円は一時1ユーロ=132円62銭前後まで下げた。
・ポンドドルは一進一退。英国立統計局が17日発表した10月の英消費者物価指数(CPI)が前月比0.2%、前年同月比も1.5%上昇といずれも市場予想平均を上回ったことなどを材料に一時1ポンド=1.6873ドル前後と本日高値まで上げた。ただ、昨日高値1.6878ドルを上抜け出来なかったほか、時間外の米株価指数先物の下げ幅が広がったこともあって一転短期筋から売りが膨らんだ。21時過ぎには本日安値となる1.6757ドル前後まで下げた。
・ユーロドルは軟調。豪ドル米ドルの売りが強まったことを受けてユーロ売りドル買いが出たほか、時間外のダウ先物が下げ幅を広げたこともリスクポジション解消目的の売りを誘った。21時過ぎに1ユーロ=1.4854ドル前後と本日安値を付けた。

[2009-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。時間外のダウ先物が下げ幅を縮めたことを受けて円売りが出て値を下げたものの、現物の米国株が安く寄り付くと徐々に円買いが入り値を戻した。ただ、米国株式相場やWTI原油先物相場が引けにかけて持ち直すと、対資源国通貨で円売りが出たため再び円全体が押し下げられた。

[2009-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は動意が薄い。対オセアニア通貨では金先物価格の失速や日本株安を材料に若干円買いが目立つものの、他の通貨に対しては手掛かり難の様相が濃い。

[2009-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。日本株相場が下げ幅を広げた場面では一時円買いが強まる場面があったが、円を積極的に買い進める材料に乏しかったため徐々に円買い圧力は後退した。時間外のダウ先物が持ち直したことも円の重しとなった。

[2009-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外の米株価指数先物が持ち直し値を上げ、ニューヨーク金先物相場やWTI原油先物相場が上昇するなど投資家のリスクを取る動きが強まったため、資源国通貨やユーロに対して円売りが出た。もっとも、対ドルでは、欧州オセアニア通貨に対するドル売りが円買いドル売りを誘っている影響で底堅く推移した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに1ドル=89円00銭前後と日通しの安値を付けた。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=133円43銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは堅調。22時過ぎに1ユーロ=1.4973ドル前後と本日高値を付けた。英独の株価指数の上昇や、時間外のダウ先物が値を上げたためリスク志向が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の中心となる12月限が史上最高値を更新していることも対ユーロでのドル売りを後押している。もっとも、22時30分発表の米住宅指標が予想を下回る内容となると上げ幅が縮小している。

[2009-11-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日本株や時間外のダウ先物の下落を背景に、リスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが広がった。中国株式市場で上海総合指数が下げに転じたことも円の支援材料となった。市場関係者からは「国内輸出企業など国内勢からの円買いが目立った」との声が聞かれた。

[2009-11-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。後場の日経平均株価が下げ幅を広げたことや、時間外のダウ先物の下落を背景にリスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが広がった。損失覚悟の円買いを巻き込むと上昇の勢いが増した。

[2009-11-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は堅調。英独の株価指数や時間外の米株価指数先物が下落しており、リスクポジションを閉じる目的で、これまでにユーロや資源国通貨に対して積み上がった円売りポジションを解消する動きが続いた。

[2009-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は売りに押し戻された。現物の米国株式相場が大幅に下落して始まったことを受けてリスクポジション解消の円買いが先行した。もっとも、日欧市場から円を買う動きが継続していたこともあって上値の重さが意識されると、短期筋から利益確定の円売りが出た。11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想平均よりも強く、米国株が下げ渋ったことも持ち高調整の円売りを誘った。

[2009-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。事業法人の決済が集中しやすい五十日にあたり仲値決済に絡んだ円売りが対ドル中心に先行したものの、売り一巡後は値を戻す展開に。日経平均株価が100円以上下げたことや、時間外の米株価指数先物の下落などを背景に、リスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが入った。市場関係者からは「国内投資家などが対豪ドル中心に持ち高解消の円買いを進めた」との声が聞かれた。

[2009-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。午前中に円高が進んだ反動で持ち高調整の円売りが出たほか、日本株相場が引けにかけて下げ幅を縮小したことなどが円の重しとなった。日銀は政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.10%のまま据え置くことを全会一致で決定したほか、日本政府は11月の月例経済報告で物価動向について「緩やかなデフレ状況にある」と判断した。ただ、円相場への影響はいずれも限定的だった。

[2009-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は堅調。英独の株価指数が下げに転じ、時間外のダウ先物が下げ幅を拡大したことを受けて、リスク資産を閉じる動きが優位になり、資源国通貨や欧州通貨に対して円が買い戻された。一方、円は対ドルでは上値が重い。欧州オセアニア通貨に対してドル買いが強まったことが重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、欧州オセアニア通貨に対するドル買いに連動した円売りドル買いで21時過ぎに1ドル=89円07銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円は1ユーロ=131円80銭前後と本日安値を付けている。
・ユーロドルは軟調。一時1ユーロ=1.4800ドル前後と本日安値を付けた。欧州株安やダウ先物の下げ幅拡大を受けた動き。もっとも、市場で注目の集まった1.4800-1.5100ドルのノータッチオプションを付けた形となったが下値での買いが厚く下抜けに失敗。下落過程でユーロ売りドル買いを進めた参加者が反対売買を進めて下げ幅が縮小している。

[2009-11-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては伸び悩み。欧州市場の取引時間帯に株安を背景に円買いが進んだ流れを引き継ぎ高く始まった。ただ、急ピッチで上昇した反動で、米国市場では短期筋から利益確定の円売りが出た。米長期金利の上昇を背景に対ドルで円売りが強まると、他の通貨でも円売りが波及し値を下げた。一方ドルに対しては一進一退。米長期金利の上昇を背景にした円売りドル買いで値を下げた。ただ、対欧州オセアニア通貨でのドル売りを受けた円買いドル売りが支えとなり値を戻した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は米長期金利の上昇を受けて一時1ドル=89円14銭前後まで買われた。
・ユーロ円はドル円の上昇につれて、一時1ユーロ=132.41-46円前後まで値を戻した。
・ユーロドルは買い戻し。市場で観測された1.4800-1.5100ドルのダブルノータッチオプションを下抜けることが出来なかったため、短期で売り進めた参加者からのショートカバーが続いた。

[2009-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。時間外の米株価指数先物の上昇や、NY金先物相場が史上最高値を更新したことなどを背景に、投資家のリスク許容度が改善したためユーロやオセアニア通貨などに対して円売りが続いた。

[2009-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが優勢。ロンドン勢が対ドルで円買いを進めると、円全体が押し上げられる場面が見られたが、時間外のダウ先物や欧州株が堅調に推移すると対ユーロや豪ドル中心に徐々に円売りが優位になった。ストップロスを巻き込んで円売りの勢いが増した。

[2009-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円はさえない。NY金先物相場が史上最高値を更新したことや、時間外のダウ先物が堅調に推移していることなどを背景に投資家のリスク志向が高まり、対資源国通貨やユーロ中心に円売りが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は売り先行後は下げ渋り。対資源国通貨でドル売りが強まった影響で一時本日安値となる1ドル=88円57銭前後まで値を下げたものの、売り一巡後はショートカバーで値を戻した。クロス円の上昇につれた円売りドル買いも相場の支えとなった。
・ユーロ円は一時本日高値となる1ユーロ=133円30銭前後、カナダドル円は1カナダドル=84円13銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは株高や商品相場高を背景に、一時本日高値となる1ユーロ=1.4991ドル前後まで値を上げた。ただ、1.5000ドルを意識した売りや利食い売りが散発的に出たため、上値では買いの勢いが鈍り気味だった。現物の米国株相場の動向や米住宅指標の結果を見極めたいとの雰囲気もあった。

[2009-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後は下げ渋り。NY金先物相場が史上最高値を更新するなど商品相場が一時堅調に推移し対資源国通貨中心に円売りが広がったほか、米国株式相場が大幅高となったことも売りを誘い値を下げた。10月米中古住宅販売件数が市場予想平均よりも強い内容となったことも円全体の重しとなり下げ幅を広げた。ただ、その後米国株が伸び悩んだため利益確定の円買いが入り下げ幅を縮めた。

[2009-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後は上値が重い。23日の米国市場で円売りが進んでいたため、連休明けの東京勢から利益確定の円買いが先行した。ただ、米低金利政策が継続するとの見方が強く投資家のリスク志向が保たれているため、買い一巡後はユーロや資源国通貨などに対して円売りが出て円全体の上値は抑えられた。

[2009-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。24日午後の中国株市場で上海総合指数が3%超の下落となったことや、時間外のダウ先物が下げ幅を拡大したことなどを背景に、これまでに積み上がっていた円売りポジションを閉じる動きが出た。

[2009-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。アジア市場で中国株の急落をきっかけに円買いが進んだ反動で、持ち高解消の円売りが先行した。時間外のダウ先物が持ち直したことや、欧州株相場が底堅く推移していることも円の重しとなった。ただ、一方的に円売りを進めるには材料のインパクトに欠け、円売りは早々に失速。対ドルで円が買われていることも円全体の下値を支えた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は弱含み。対ユーロなどでドル売りが強まった影響で、一時10月8日以来の安値となる1ドル=88円35銭前後まで値を下げた。米商務省が発表した7-9月期の米国内総生産(GDP)改定値は実質で前期比年率2.8%増と予想通りの結果となったものの、個人消費が予想より弱い内容となったことなどが嫌気されて一時円買いドル売りが強まった。
・ユーロ円は16時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=132円02銭前後まで値を下げた後、ショートカバーでじりじりと値を戻す展開に。ダウ先物が上げに転じたことなどが相場の支えとなった。もっとも、ドル・円相場が下落したことにつれた円買いユーロ売りも入ったため一方的に値を戻す展開にはならなかった。
・ユーロドルは底堅い動き。16時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4888ドル前後まで値を下げた後、23時前に1.4989ドル前後の本日高値まで値を上げた。ダウ先物や欧州株の値動きにつれた。ドイツのIfo経済研究所が発表した11月独企業景況感指数が予想より強い内容となったことや、9月ユーロ圏製造業新規受注が予想を上回ったことも相場を支えた。

[2009-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。7-9月期米個人消費や9月米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)ケース・シラー住宅価格指数、9月米住宅価格指数が市場予想平均よりも弱い内容となったことを背景に米国株式相場が一時軟調に推移するとリスクポジション解消の円買いが入り値を上げた。ただ、米国株が下げ幅を縮めると円売りに押されたほか、米国の超低金利政策の長期化観測を背景に対欧州オセアニア通貨でのドル売りを受けた円売り欧州通貨買い円売りオセアニア通貨買いも重しとなった。

[2009-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して売りが優勢。午後に入り手掛かり難からこう着状態が続いていた。ただ、25日午後の中国株式市場で上海総合指数が引けにかけて堅調に推移すると投資家のリスク志向が戻った。ユーロや豪ドルなどに対して米ドルが売られたことにつれて円も売られて円全般が値を下げた。対ポンドではこの後の7-9月期英国内総生産(GDP)の発表を前にポジション調整の円売りも膨らんだ。

[2009-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。金先物相場の上昇などを背景に対資源国通貨やユーロなどでドル売りが進む中、仕掛け的な円買いドル売りが強まると、他の通貨に対しても円買いが広がった。損失覚悟の円買いを巻き込むと上昇の勢いが増した。ただ、ドル以外の通貨に対しては徐々に伸び悩む展開に。時間外の米株価指数先物の上昇や欧州株高を背景に投資家のリスク許容度が改善するとの見方から、対ユーロや資源国通貨中心に円売りが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は急落。目先のストップロスを断続的に巻き込んで、一時1月21日以来の安値となる1ドル=87円39銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は18時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=131円51銭前後まで値を下げた後、ショートカバーでじりじりと値を戻す展開に。ダウ先物の上昇やユーロドルの上昇につれた円売りユーロ買いが下値を支えた。
・ユーロドルは堅調。一時昨年8月8日以来の高値となる1ユーロ=1.5096ドル前後まで値を上げた。ニューヨーク金先物相場が時間外取引で一時1トロイオンス=1183.2ドルと史上最高値を更新したことや、ダウ先物の上昇を背景にユーロ買いドル売りが進んだ。

[2009-11-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買いが強まった。25日の欧米市場で円買いが強まった反動で、利益確定の円売りが出る場面があったが、時間外のダウ先物や中国株式市場の上海総合指数が下げに転じると、リスク資産圧縮目的の円買いが入り値を上げた。対ドルでは国内輸出企業からの円買いや、米低金利政策の長期化観測を背景にした円買いが入った。仕掛け的な円買いが入るとストップロスを巻き込んで上げ幅を拡大している。薄商いの中で値幅が大きくなった面もあるようだ。平野官房長官が26日、「為替について今後も注意して見守りたい」などと発言したほか、藤井財務相も記者団に対して「ドル高が米国の国益であることを支持する」「異常な為替の動きに対しては適切な措置が必要」などと述べたと伝わったものの反応は薄い。

[2009-11-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上昇一服。対ドルで米低金利政策の長期化観測を背景にした円買いや、投機筋からの仕掛け的な円買いが膨らむと、その他通貨にも円買いが波及した。時間外のダウ先物が下げ幅を拡大するとリスクポジション解消目的の円買いも見られた。ただ、26日の米国市場が感謝祭で金融市場が休場となり参加者が減少する上、急ピッチで円買いが進んだこともあってポジション調整の円売りが出ていったん円の上昇は収まっている。

[2009-11-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は高値圏でもみ合い。アジアの取引時間帯に、急ピッチで円高が進んだ反動で短期筋からポジション調整の円売りが出た一方、時間外の米株価指数先物の下落や欧州株安を背景に、リスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。アジア時間に一時1995年7月以来の安値となる1ドル=86円29銭前後まで売り込まれた反動で、短期筋からショートカバーが入った。ユーロ円は頭が重い展開。アジア時間に一時1ユーロ=130円42銭前後まで値を下げた反動で、買い戻しが入る場面があった。ただ、ユーロドルの下落や株安を背景に戻りは鈍かった。
・ポンドドルは18時過ぎに一時本日安値となる1ポンド=1.6501ドル前後まで下落した。ドバイ政府系不動産会社に対して有する債権への懸念から英金融株が急落するとポンド売りが膨らんだ。
・ユーロドルは対ポンドや資源国通貨でドルの買い戻しが強まった影響を受けたほか、ダウ先物の下落などを背景にリスクポジション解消目的のユーロ売りドル買いが出た。21時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.5047ドル前後まで値を下げた。

[2009-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は上昇。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系投資持ち株会社ドバイワールドの債務問題に絡んで英独株価指数が3%超下落したほか、時間外取引でダウ先物が一時190ドル超下げると、対ユーロや資源国通貨中心にリスク資産圧縮目的の円買いが広がった。米国市場が感謝祭の祝日で休場のため少額の売買で値が振れやすい面もあった。

[2009-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後は上げ幅を縮小。ドバイ首長国の資金繰り懸念が高まったことを受けて、リスク資産圧縮目的でユーロや豪ドルなどに対して積み上がっていた円売りポジションを解消する動きが強まった。英独の株安やダウ先物の下落などを受けて日本株安への警戒感が高まったことも円買いを誘った。ストップロスを巻き込んで上値を伸ばした。もっとも、対ドルで円は1995年7月以来の高値まで上昇した。この動きを受けて藤井裕久財務相が「今の動きは異常であり、適切な対応をとることもありうる」「非常に緊張して常に注視している」などと介入をにおわす発言をおこなった。加えて「米欧当局とは臨機応変に対応を協議する」とも述べると、為替に関して協調声明などが出されるなどの思惑が広がったため持ち高調整の円売りが出て上げ幅が縮小した。短期筋からの利益確定の円売りも出た。市場参加者からは「日銀が銀行に対して通常以上にヒアリングを行っている」との声も聞かれている。

[2009-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。午前中に買いが強まった反動で持ち高調整の売りが出たほか、政府要人から為替介入を示唆する発言が相次いだこともあって値を下げる場面があった。ただ、日本株や中国株が軟調だった上、時間外の米株価指数先物が一時前営業日比で300ドルを超す下げ幅となり、現物の米国株相場への警戒感が高まるとリスク資産圧縮目的の円買いが対ユーロや豪ドルなど中心に再開した。一方、対ドルでは欧州オセアニア通貨でドルの買い戻しが強まった影響で上値が重い。

[2009-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。アジア市場序盤に、ドバイの資金繰り悪化懸念の高まりをきっかけに円買いが強まった反動が出た。時間外のダウ先物が下げ渋ったことや、英独株価指数が上げに転じたことも円の重しとなった。もっとも、円を積極的に売り進める材料に乏しかったため徐々に円売り圧力は後退している。
【 通貨ペア 】
・ドル円は買い戻しが目立つ。アジア時間に一時1995年7月以来の安値となる1ドル=84円82銭前後まで売り込まれた反動で19時過ぎに86円83円前後まで値を戻した。
・ユーロ円はアジア時間に一時1ユーロ=126円95銭前後まで値を下げた反動で129円台半ばまで値を戻した。
・ポンドドルはドバイ政府系投資持ち株会社ドバイ・ワールドの債務問題に絡んで、ポンド売りドル買いが先行。大手英銀の増資報道もポンド売りを誘い、一時本日安値となる1ポンド=1.6273ドル前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後はショートカバーで値を戻す展開に。安く始まった英国株が持ち直したことが意識されたほか、市場関係者からは「中東勢からのポンド買いが入った」との声が聞かれた。
・ユーロドルは16時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4827ドル前後まで値を下げた後、1.49ドル台前半まで値を戻した。ポンドドルにつれた動きとなった。

[2009-11-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。アラブ首長国連合(UAE)ドバイ首長国の信用不安を背景に大幅安で始まった欧州株式相場が持ち直し、米国株式相場も下げ渋ったため円売りが出た。日本政府の為替介入に対する警戒感が高まったことも売りを誘い、値を下げた。もっとも、売り一巡後は感謝祭明けの本日の米国株式市場・債券市場が短縮取引だったこともあって、徐々に値動きが細った。一方、ドルに対しては一進一退。欧米株価の買い戻しを受けた円売りに押されたが、下値では国内輸出企業などの円買い注文が意識され徐々に値を戻した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は米国株の下げ渋りやクロス円のショートカバーなどを受けて、一時1ドル=87円02銭前後まで値を上げた。ただ、市場参加者からは「87円台には国内輸出企業などからの売り注文が集まっている」との声が聞かれるなど、この水準から積極的に買い進める展開とはならず、徐々に売りに押された。
・ユーロ円は一時1ユーロ=130円16銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。株価や商品相場が下げ幅を縮めたことを受けて買い戻しが入り、一時1.4987-90ドルまで値を戻した。ただ、1.5000ドル付近した場面では戻り売りが厚く売りに押された。

[2009-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。ドバイの信用不安がひとまず沈静化するとの見方や、日本政府が景気円高対策に本腰を入れる構えを示したことを受けて、30日の日本株相場が大幅に反発。対ユーロやオセアニア通貨中心に円売りが出た。月末、五十日ということもあって仲値決済に絡んだ円売りも出た。もっとも、「藤井財務相は、円高是正のための為替介入に否定的な見方を示した」との記事を材料に円買いが入る場面があった。

[2009-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。対ドルやユーロ中心に月末特有の国内輸出企業などからの円買いが入ったほか、「ドバイ政府系持ち株会社ドバイ・ワールド系列の不動産開発会社ナヒールがナスダックドバイに上場している同社のイスラム債の売買停止を要請した」と伝わると、時間外のダウ先物が失速し円買いを促した。

[2009-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。月末でもあり、国内輸出企業からと見られる円買いが対ドルやユーロなど中心に入り、その他通貨に対しても円買いが入った。菅直人副総理・国家戦略担当相が30日、「(基本政策閣僚委員会で)円高への歯止め、補正予算の規模は想定より積極的に対応すること、日銀とできるだけ協調していくことの3点の方向性を了承した」などと発言したと伝わると、円売り介入への警戒感が高まって一時円売りが見られた。ただ、英独の株価指数や時間外のダウ先物がマイナス圏で推移していた上、ドバイ金融当局者の話として、「ドバイ政府とドバイワールドとの間に大きな混乱がある」「政府はドバイワールドの債務について保証しない」と述べたと伝わるなど、ドバイの資金繰り悪化懸念が依然くすぶっていることもあって円売りの動きは後退した。その後は、米国勢が参入すると、ドルが欧州通貨やオセアニア通貨に対して持ち高整理目的で買い戻されていることにつれて円売りドル買いが出ており、円全体を押し下げている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=85円86銭前後と本日安値をつけたが、対欧州オセアニア通貨でのドルの買い戻しにつれて22時30分過ぎに86円65-68銭まで値を戻した。
・ユーロ円は菅副総理の発言を受けて一時1ユーロ=130円33-38銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはじり安。ドバイの資金繰り悪化懸念や米国勢からのポジション調整の売りが上値を抑えている。23時過ぎに1ユーロ=1.5001-04ドル前後まで値を下げた。

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