為替・株式・商品マーケット概要

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 2016年11月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2016年11月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2016年11月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2016-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。日欧市場で円安ドル高が進んだ流れを引き継いで円売りドル買いが先行したものの、月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円買いドル売りが観測されると下げ幅を縮めた。米長期金利の低下なども円の支援材料。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2016年11月 発言・ニュース

[2016-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。日欧市場で円安ドル高が進んだ流れを引き継いで円売りドル買いが先行したものの、月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円買いドル売りが観測されると下げ幅を縮めた。米長期金利の低下なども円の支援材料。

[2016-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が80円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが入った。もっとも、10月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)や10月Caixin中国製造業PMIがいずれも予想を上回る結果だったことが伝わると対豪ドルを中心に上値を切り下げた。日銀は31-1日に開いた金融政策決定会合で「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を予想通り維持することを発表したが、無難に通過したとの見方から公表後はじわりと円売りが広がった。

[2016-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。オーストラリア準備銀行(RBA)は予想通り政策金利を現行の1.50%に据え置くことを決めたと発表。ただ、「一部の住宅価格が過去数カ月にわたって急速に上昇している」と前回声明文から住宅価格の上昇に対する文言が強調されたため、追加利下げ観測が後退したとの見方から円売り豪ドル買いが優勢に。欧州時間に入るとその他の通貨に対しても円売りが広がるなど総じて軟調に推移した。時間外の米10年債利回りが上昇幅を広げたことで対ドルでの円安につながった。

[2016-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。欧州勢の参入後は全般に円安が進んだ流れに沿って売りが先行したものの、下値の堅さを確認すると買い戻しが優勢に。対ユーロや対豪ドルなどでドル売りが強まると次第に上げ幅を広げた。一方、ユーロに対してはさえない動き。対ポンドなどでユーロ買いが強まったことに伴い、円売りユーロ買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに1ドル=105円11銭前後まで上げた後、104円78銭付近まで反落。
・ユーロ円は一時1ユーロ=115円68銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。ユーロポンドの上昇につれたほか、全般にドル安が進んだ影響もあり、一時1ユーロ=1.10342ドル前後まで上昇した。

[2016-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は上昇。「米ワシントンポスト紙とABCテレビが公表した世論調査で、米大統領選の共和党候補者トランプ氏の支持率が民主党候補者のクリントン氏を上回った」と伝わると、米大統領選を巡る不透明感からダウ平均が一時200ドル超下落。日経平均先物も300円下げたため、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが広がった。なお、10月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数は51.9と予想の51.7を上回ったものの、相場の反応は限られた。

[2016-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。仲値に向けて円売りが出る場面があったが、下値は限定的。日経平均株価が270円超安まで下落したため、全般リスク回避の円買いが広がった。時間外の米10年債利回りが低下したことも円高ドル安につながった。

[2016-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで底堅い。日経平均株価が360円超下落したことで円買いが入ったが、その後に株価が下げ渋ると次第に伸び悩んだ。ただ、欧州勢参入後に対ポンドなどを中心にドル安が進むと円買いドル売りが再開。時間外の米10年債利回りが低下したことも支えとなった。

[2016-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで底堅い。日経平均株価が360円超下落したことで円買いが入ったが、その後に株価が下げ渋ると次第に伸び悩んだ。ただ、欧州勢参入後に対ポンドなどを中心にドル安が進むと円買いドル売りが再開。時間外の米10年債利回りが低下したことも支えとなった。

[2016-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は対ドルで堅調。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の買いが入ったほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも買い材料視された。また、10月ADP全米雇用報告で非農業部門雇用者数が前月比14万7000人増と市場予想の16万5000人増を下回ったことも円買いドル売りを誘った面があった。もっとも、その後は急ピッチで買いが進んだ反動が出たほか、米長期金利が低下幅を縮めたため、やや上値も重くなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=103円10銭前後と10月10日以来の安値を更新。
・ユーロ円も一時1ユーロ=114円36銭前後まで値を下げたが、一巡後は114円60銭台まで下げ渋った。
・ユーロドルはしっかり。全般にドル売りが進んだ流れに沿って、一時1ユーロ=1.11021ドル前後と10月11日以来の高値を更新した。

[2016-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩んだ。10月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比14万7000人増と予想の16万5000人程度増を下回ったため円買いドル売りが先行。ダウ平均や日経平均先物の下落も円の支援材料となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で「12月利上げの可能性」について明確に言及がなかったほか、利上げを主張した委員が前回9月から一人減ったことが分かると一時的にドル売りが加速した。一方、インフレについては「短期的に低くとどまる」との文言が削除され、「幾分強まった」との文言が追加された。市場では「12月利上げ観測を後押しする内容」との受け止めもあり、円買いドル売りの勢いはすぐに後退した。

[2016-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。CME日経平均先物が上昇して始まったことにつれて円売りが出たものの、その後は買い戻しが優勢に。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明文に12月利上げを示唆する文言が盛り込まれなかったことで全般ドル安が進んだため円買いドル売りが強まったほか、CME日経平均先物が一転下落したことでリスク回避の円買いも広がった。東京市場が休場で市場の流動性が低く、値が振れやすかった面もあるようだ。

[2016-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午前から急ピッチで円高が進んだ反動から徐々に上値を切り下げた。時間外の米10年債利回りが低下したほか、CME日経平均先物が再び下落したことで欧州勢が円買いで参入したものの、戻りは限定的。頭の重さを確認すると米10年債利回りが低下幅を縮めたこともあり、円を売る動きが強まり反落した。

[2016-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことで全般にドルが買い戻された影響を受けたほか、シカゴ日経平均先物が持ち直したことも相場の重しとなった。米ワシントンポスト紙とABCテレビが公表した世論調査で、民主党候補者のクリントン氏の支持率が共和党候補者のトランプ氏を再逆転し、米大統領選をめぐる不透明感が後退したことも円売りドル買いを促した面があった。また、円は対ポンドでも売り優位。イングランド銀行(BOE、英中央銀行)は市場の予想通り政策金利の据え置きを決めたが、英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨で「目標を上回るインフレに対して許容するにも限りがある」と指摘したほか、BOEインフレリポートでインフレ、GDP見通しを上方修正したため、全般にポンド高が進んだ影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=103円27銭付近まで上昇。
・ポンド円は一時1ポンド=128円92銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは軟調。全般にドル買いが進んだ流れに沿ったほか、ユーロポンドなどの下げにつれた売りも進み、一時1ユーロ=1.1060ドル前後まで下押しした。

[2016-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。米ワシントンポスト紙とABCテレビが公表した世論調査で、「米大統領選の民主党候補者のクリントン氏の支持率が47%、共和党候補者のトランプ氏が45%」となったことが分かると、米大統領選をめぐる不透明感が和らぎ円売りドル買いが先行した。ただ、10月米ISM非製造業指数(総合)が54.8と予想の56.0を下回ったことが分かると円買いドル売りがじわりと強まった。ダウ平均やCME日経平均先物が失速したことも円の下支え要因となった。

[2016-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。本日は週末の実質5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて円売りドル買いが進んだが、日経平均株価が330円超下落すると一転して円を買い戻す動きが強まった。ただ、株価が前場引けにかけて下げ渋ると上値を切り下げるなど戻りも限定的となっている。

[2016-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。戻りの鈍さを確認すると午前に円買いを進めた向きが反対売買を迫られる形で円は下落した。もっとも、時間外の米10年債利回りが低下したほか、欧州株が下落して始まったため欧州勢参入後は円を買い戻す動きが強まった。

[2016-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が下落したことを背景にリスク回避の買いが進んだ。もっとも、米雇用統計後はやや神経質な展開に。10月米雇用統計では、非農業部門雇用者数は前月比16万1000人増と市場予想の前月比17万5000人増を下回ったものの、8月と9月分が上方修正されたため、発表直後は円売りドル買いで反応した。ただ、米雇用統計を受けて上昇した米10年債利回りがその後に低下に転じたため、次第に円も買い戻しが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=103円29銭付近まで上昇した後、102円90銭付近まで伸び悩み。
・カナダドル円は10月カナダ雇用統計で新規雇用者数が強い結果となったため、一時1カナダドル=77円ちょうど前後まで値を上げたが、買いの流れは長続きしなかった。
・ユーロドルは神経質な値動き。米雇用統計の発表前に1ユーロ=1.11148ドル前後まで上げたものの、発表後は全般ドル買いが進んだ流れに沿って1.1080ドル前後まで失速。1.1100ドル前後を挟んで方向感が出なかった。

[2016-11-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。米労働省が発表した10月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比16万1000人増と予想の前月比17万5000人増を下回ったものの、過去2カ月分の数値が上方修正されると円売りドル買いが出た。ただ、8日の米大統領選をめぐる不透明感が強いなか、ダウ平均や日経平均先物が下落すると次第に円買いドル売りが優勢に。米長期金利の低下も相場の下支え要因となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円ちょうどを挟んだもみ合いの展開が続いた。
・ユーロ円はユーロドルの上昇につれた買いが入り、一時1ユーロ=114円87銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは米雇用統計発表直後に一時1ユーロ=1.1080ドル前後と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢に。米大統領選を巡る不透明感から全般ドル売りが進むなか、一時1.11418ドル前後と10月11日以来の高値を付けた。

[2016-11-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は急落した。コミー米連邦捜査局(FBI)長官がクリントン米大統領候補のメール問題を訴追しない意向を示したことで米大統領選への不透明感が後退。早朝取引で円は急速に値を下げた。東京勢が参入すると持ち高調整の買い戻しが入ったものの、一巡すると再び売りが強まるなど戻りは鈍かった。

[2016-11-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでさえない。日経平均株価が280円超高まで上昇幅を広げるとリスク志向改善を意識した円売りドル買いが出た。その後も米大統領選への不透明感が後退したことを背景にドルが底堅く推移したため安値圏での値動きが続いた。

[2016-11-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は強含み。アジア時間からの流れを引き継いで売りが先行したものの、その後は急ピッチで売りが進んだ反動が出た。小高く始まったナイトセッションの日経平均先物が伸び悩んだほか、時間外の米10年債利回りが上昇幅を縮小したことも対ドルなどでの買いを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分過ぎに1ドル=104円63銭前後まで上げた後、104円20銭台まで伸び悩んだ。
・ユーロ円は1ユーロ=115円30銭台まで上値を切り下げた。
・ユーロドルはもみ合い。1ユーロ=1.1060ドル前後を挟んで方向感が乏しかった。

[2016-11-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。米大統領選を巡る不透明感が後退したことで投資家のリスク志向が改善しダウ平均が370ドルを超す上げ幅に。原油先物相場の上昇も受けて対資源国通貨中心に円売りが広がった。対ドルでは米10年債利回りの上昇幅拡大に伴う円売りも見られたが、一巡すると方向感が出なくなった。

[2016-11-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が上昇して始まったことを受けて円売りが出る場面があったが、下値は限定的。その後に日経平均株価が下げに転じたため徐々に買い戻しが入った。10月中国貿易収支が悪化したことを背景に円買い豪ドル売りも入った。

[2016-11-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は欧州通貨に対して弱含み。しばらくはもみ合いが続いていたが、欧州勢参入後に対ドルを中心にユーロ買いやポンド買いが強まるとつれる形で円は下落した。時間外のダウ先物がプラス圏を回復したことも円の重しとなった。

[2016-11-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は弱含み。ナイトセッションの日経平均先物が上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことも円売りを誘った面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は昨日高値の1ドル=104円63銭前後を上抜けて一時104円81銭前後まで上昇。
・ユーロ円も一時1ユーロ=115円72銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。米長期金利が低下した場面では1ユーロ=1.10668ドル前後まで上げたものの、米長期金利の低下が一服すると1.1030ドル台まで伸び悩んだ。

[2016-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。原油先物相場の上昇などをきっかけにダウ平均が50ドル超安から140ドル超高まで上げ幅を拡大。ナイトセッションの日経平均先物も180円高となり、対資源国通貨を中心に投資家のリスク志向改善を意識した円売りが優勢となった。対ドルでは米10年債利回りの大幅上昇を受けた円売りも強まったが、一巡すると安値圏でのもみ合いが続いた。

[2016-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は急伸。序盤は米大統領選の開票結果に対して上下に振らされる一進一退の展開が続いた。ただ、開票結果が進み、激戦州のフロリダやオハイオ、ノースカロライナでトランプ氏優勢と伝わると日経平均株価や時間外のダウ先物が急落。米10年債利回りも急低下するなどリスクオフの動きが活発化し、円は急騰した。

[2016-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。激戦州のフロリダやオハイオ、ノースカロライナでトランプ氏が勝利したことで日経平均株価や時間外のダウ先物が下げ幅を拡大するとリスク回避の円買いが進んだ。ただ、午前から急ピッチで上昇した反動からその後は円を売る動きが優勢に。ダウ先物や日経平均先物が急速に買い戻されたほか、一時は1.7145%まで急低下した米10年債利回りが1.86%台まで一転上昇したことも円売りドル買いにつながった。

[2016-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は軟調。米大統領選でトランプ氏が予想外に勝利し、アジア時間に急ピッチで買いが入った反動が出た。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことも相場の重しとなったほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが大幅に上昇したことも円売りを促した面がある。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=104円25銭前後まで急伸。
・ユーロ円は株価の買い戻しを支えに買いが入った一方、ユーロドルが下げた影響も受けたため、1ユーロ=114円台での神経質な動きとなった。
・ユーロドルは売り優位。全般にドル高が進んだ流れに沿ってアジア時間につけた安値の1ユーロ=1.09898ドル前後に迫る水準まで急落した。

[2016-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は大幅安。アジア時間に円高が加速した反動から円売りが優勢となった。米10年債利回りが一時2.08%台と1月15日以来の高水準となり、対ドルでは日米金利差拡大を見越した円売りが強まったほか、ダウ平均の310ドル超高やナイトセッションの日経平均先物の1010円高も円全体を押し下げた。なお、対NZドルでも円売りは加速した。NZ準備銀行(RBNZ)は政策金利を市場予想通り現行の2.00%から1.75%に引き下げた。声明で「年間インフレ率は金融刺激策や国内経済の強さ、貿易財のインフレ低下の縮小を反映して12月の四半期から上昇するだろう」などと伝わったこともあり、円売りがさらに進んだ。

[2016-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。前日の海外市場で円安が進んだ流れを引き継ぎ円売りが先行したが、一巡後は持ち高調整の買い戻しが強まった。市場では「本邦輸出勢から円買いドル売りが観測された」との指摘があったほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも円高ドル安につながった。一方で、上値では戻りを売りたい向きも多く、一巡すると伸び悩んでいる。

[2016-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことが売りを促したほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことで、日米金利差拡大を見越した売りも出た。一方、資源国通貨などに対しては売りも一服。株安を背景に売りが先行したものの、一巡後は原油先物相場が下落した影響で豪ドルやカナダドルに対しては買い戻しも入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分前に1ドル=106円94銭前後と7月21日以来の高値を更新。
・豪ドル円は一時1豪ドル=82円46銭前後まで上げた後、81円20銭台まで失速した。
・ユーロドルはさえない。米長期金利の上昇を受けてドル買いが進むなか、1ユーロ=1.08696ドル前後まで値を下げた。

[2016-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して安値圏で神経質な動き。米10年債利回りが2.15%台と1月12日以来の高水準を付けたほか、ダウ平均が280ドル超上昇し過去最高値を更新したことで円売りが出た。一方で、足もとの急速な円安進行に対する買い戻しも見られるなど方向感が定まらなかった。なお、資源国通貨に対しては伸び悩み。原油先物相場の下落を受けて円買い戻しが強まったものの、ダウ平均の過去最高値更新などを背景に戻り売り意欲も強く上値が切り下がった。

[2016-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が一時270円超高まで上昇したことを背景に円売りが出たものの、下値ではオプションに絡んだ買いや本邦輸出企業の買いが観測されたため一巡後は徐々に下値を切り上げる展開に。麻生太郎副総理兼財務・金融相が「ドル円が1-2日で5円も動くのは異常だと思う」と述べたことが円買い材料となったほか、日経平均株価が前場引けにかけて20円超高まで失速したことも円の買い戻しにつながった。

[2016-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。東京時間は方向感のない動きが続いていたものの、欧州時間に入ると円は徐々に値を下げた。ナイトセッションの日経平均先物が上昇して始まったことが円売り材料となった。

[2016-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。高く始まったナイトセッションの日経平均先物が130円安まで下げたことでリスク回避の買いが出たものの、日経平均先物が下げ幅を縮めると伸び悩み。ベテランズデーで米債券市場が休場となるなか、株にらみの神経質な展開となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分過ぎに1ドル=106円04銭前後まで下げた後は106円59銭付近まで下げ渋り。
・ユーロ円も1ユーロ=115円31銭前後まで下げた後、116円30銭台まで反発した。
・ユーロドルは下値が堅い。ユーロポンドなどの下落につれて一時1ユーロ=1.0854ドル前後まで下げる場面も見られたが、ユーロクロスの売りが一服すると1.0919ドル付近まで買い戻された。

[2016-11-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対してじり安。ナイトセッションの日経平均先物が130円安からプラス圏に浮上すると投資家心理の改善を意識した円売りが広がった。フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が「段階的な緩和解除の論拠はかなり強い」と述べたことに円売りで反応する場面があったほか、11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が予想を上回ったことも円売りを後押し。原油先物相場の下落を受けて対資源国通貨中心にドル買い圧力が高まった影響も波及して次第に上値が切り下がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円04銭前後の安値から106円80銭付近まで値を伸ばした。
・豪ドル円は1豪ドル=80円26銭前後まで下げる場面があった。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロクロスの上昇につれて1ユーロ=1.09193ドル前後まで持ち直したが、本日高値の1.09235ドル前後を上抜け出来ず頭の重さが嫌気された。全般ドル高が進んだ流れに沿って1.08304ドル前後まで下げ足を速め、その後の戻りも鈍かった。

[2016-11-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が一時300円超高まで上昇するなか、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。休場明けの米10年債利回りが時間外取引で上昇し、対ドルでの売りが強まると、損失覚悟の売り注文を巻き込みながら下げ幅を拡大。また、対ドルでの円売りが他の通貨に対しても波及し、全般に円は売りが目立った。

[2016-11-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでじり安。午後の日経平均株価が一時320円超高まで上げるなど、株価の堅調な推移が続いたことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが継続した。また、時間外の米10年債利回りが一時2.2366%と1月6日以来の水準まで上昇し、日米金利差拡大を見越した売りも出た。

[2016-11-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は対ドルを中心に弱含み。時間外の米10年債利回りが一時2.3006%と昨年12月31日以来の水準まで上昇したことを背景に日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが広がり、その他通貨に対しても円安が波及した。もっとも、その後は米金利上昇が一服したほか、ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が上値の重い値動きとなったためやや下げ渋っている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はバリアオプションが観測されていた1ドル=108円ちょうど前後を上抜けて108円15銭前後と6月3日以来の高値を付けた。
・ユーロ円もつれる形で1ユーロ=116円37銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは下げ渋り。米長期金利の大幅上昇をきっかけにドル買いが圧力が高まると売りが優勢となり、1月6日以来の安値となる1ユーロ=1.07283ドル前後まで下げ足を速めた。もっとも、1月5日安値の1.0711ドル前後が目先のサポートとして意識されると米金利上昇の一服でドル買いが一巡したこともあり1.07ドル台後半まで持ち直した。

[2016-11-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米10年債利回りの大幅上昇に伴い日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢に。市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けた円売りドル買いが出たのではないか」との声もあり、他の通貨に対しても円売りが波及した。一巡すると円買い戻しも入ったが、原油先物相場が反発したうえ、ナイトセッションの日経平均先物も上昇したことで投資家のリスク志向改善を意識した円売りが再開した。

[2016-11-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。昨日まで急ピッチで売りが進んだ反動が出たほか、米10年債利回りが時間外取引で低下すると、日米金利差縮小を意識した買いが先行した。もっとも、米長期金利の低下が一服すると戻り売りが優勢に。市場では「上値では売り圧力が依然として強い」との指摘もあった。

[2016-11-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで荒い値動き。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後は神経質な展開に。時間外の米10年債利回りが低下したことで一時買いが強まったものの、上値では戻りを売りたい向きも多く、買い戻しの勢いは限られた。一方、対ユーロでは弱含み。対ドルなどでユーロ高が進んだ影響から円売りユーロ買いが出た。

[2016-11-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は方向感がない。時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に欧州勢参入後は円買いドル売りが先行したが、米金利低下が一服すると反落。一方で、10月米小売売上高など米重要指標を控えていることもあり、下値も限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=107円78銭前後まで下落したものの、その後は108円40銭近辺まで下値を切り上げた。
・ポンド円は10月英消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことに売りで反応し、1ポンド=134円19銭前後まで下落する場面があった。
・ユーロドルは行って来い。米長期金利の低下を手掛かりにショートカバーが先行。ユーロポンドの上昇につれた面もあり、1ユーロ=1.08166ドル前後まで値を上げた。もっとも、米金利低下が一服すると次第に戻り売りに押された。

[2016-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。10月米小売売上高や11月NY連銀製造業景気指数など良好な米経済指標が相次ぎ円売りドル買いが活発化した。ナイトセッションの日経平均先物の大幅高も円全体を押し下げた。また、英最高裁の裁判官が「BREXITは最大2年遅れる可能性」と述べたと伝わり、対ポンドで円売りが加速する場面も見られた。

[2016-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、時間外の米10年債利回りが大幅に上昇すると、日米金利差拡大を見越した売りが広がった。なお、ブラード米セントルイス連銀総裁は「政策を中立に戻すのに1回の利上げで十分」などの見解を示したが、目立った反応は見られなかった。

[2016-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り。時間外の米10年債利回りが大幅に上昇したことを背景に日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが強まった。もっとも、時間外のダウ先物や欧州株が弱含んだため、一巡後は持ち高調整の買いが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円75銭前後と6月1日以来の高値を付けた。もっとも、一巡後は109円30銭台まで利食い売りに押された。
・豪ドル円はさえない。対ドルや対ユーロで豪ドル安が進んだ流れに沿ったほか、株安も嫌気され1豪ドル=81円68銭前後まで下落した。
・ユーロドルは軟調。米長期金利の上昇を手掛かりに全般ドル高が進むと売りが優勢に。前日安値の1ユーロ=1.07141ドル前後を下抜けて1.06876ドル前後と昨年12月3日以来の安値を付けた。もっとも、ドル高が一服するとやや下げ渋っている。

[2016-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。10月米卸売物価指数(PPI)や10月米鉱工業生産指数などが予想を下回り、米10年債利回りが上昇幅を縮めると円買いドル売りが優位に。他の通貨に対しても円買いが波及した。ロシアのノバクエネルギー相が「30日のOPEC総会で合意成立の可能性は高い」と語り、原油先物相場が一時上昇すると対カナダドル中心に円売りが出たが、下値は限定的。米10年債利回りが低下に転じたうえ、ナイトセッションの日経平均先物やシカゴ日経平均先物が下落すると円買いが再開した。

[2016-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は神経質な展開。日経平均株価が100円近く下げたことを受けてリスク回避目的の買いが先行したものの、その後は戻り売りに押される展開に。日銀が初の「指値オペ」実施を通知し、黒田東彦日銀総裁が「米金利上昇したからと言って、自動的に日本の金利上昇を容認することにはならない」などと述べると、市場では「日銀がこれ以上の金利上昇を容認しない姿勢を示したことが円売り要因として意識された」との指摘もあった。また、日経平均株価が持ち直したことも売りを促した面があったが、今晩の安倍首相とトランプ次期米大統領との会談を控えて様子見ムードも強く、一方的に売りが進む展開にもならなかった。

[2016-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。午前に上値の重さを確認したことで売りが先行。午前につけた安値を下抜けると損失覚悟の売り注文を巻き込んで下げ幅を広げたが、その後は再び買い戻しが優勢に。時間外の米10年債利回りが低下幅を拡大すると、日米金利差縮小を見越した買いが入った。

[2016-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に欧州勢が円買いドル売りで参入。ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことも円相場を支えた。ただ、その後は米10年債利回りが一転して上昇に転じたほか、日経平均先物も一時プラス圏を回復したことで反落。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「利上げは比較的早いことが適切だろう」などと述べたほか、前週分の米新規失業保険申請件数や10月米住宅着工件数、10月米建設許可件数が市場予想より強い内容となったことで円安ドル高が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=108円80銭台まで下げる場面があったが、その後は買い戻しが強まり109円63銭前後まで反発した。
・ユーロ円もつれる形で1ユーロ=117円22銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは一転下落。米長期金利の低下を支えに買いが先行し、1ユーロ=1.07456ドル前後まで値を上げた。ただ、その後は良好な米指標などを受けて米長期金利が一転上昇するにつれて1.06813ドル前後まで急失速した。

[2016-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して売り優位。前週分の米新規失業保険申請件数や10月米住宅着工件数など、この日発表された米経済指標は概ね良好な結果となった。また、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「利上げは比較的早いことが適切だろう」などと発言したことで米10年債利回りが一転上昇。日米金利差拡大を見越した円売りが活発化した。ナイトセッションの日経平均先物が220円高まで上げ幅を広げたことも円売りを後押しした。一方、ユーロに対しては底堅い。ユーロドルの下落につれた円買いユーロ売りが進み下値が切り上がった。

[2016-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下落。時間外の米10年債利回りが一時2.3366%前後と昨年12月以来の高水準を付けたことで、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが出た。日経平均が上昇し約10カ月ぶりに節目の1万8000円を上回ったことも円売りを促した。市場関係者からは「海外勢が円売りドル買いを進めている」との声が聞かれた。

[2016-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は安値圏でもみ合い。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売りドル買いが進行。日経平均の上昇に伴う円売り外貨買いも出た。市場では「国内輸入企業などの円売りドル買いが出た」との指摘もあった。半面、足もとで相場下落が続いたあとだけに利益確定目的の円買いが入り下値を支えた。

[2016-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は買い戻し。ナイトセッションの日経平均先物が上昇して始まったことで円売りが先行したが、その後は足もとの急ピッチな円安に対する反動から持ち高調整の買い戻しが優勢に。日経平均先物が失速したほか、米10年債利回りが低下に転じたことも円高ドル安につながった。もっとも、上値では本邦実需勢をはじめ戻りを売りたい向きも多く、買いは一服している。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円92銭前後まで上昇した後109円80銭前後まで一転下落したが、再び110円台を回復。
・ポンド円は1ポンド=137円59銭前後から135円42銭前後まで急失速した。
・ユーロドルは買い戻し。ドル円の下落や米長期金利の低下などを背景にショートカバーの動きが広がり1ユーロ=1.06427ドル前後まで反発した。

[2016-11-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が失速すると持ち高調整の円買い戻しが先行。対ドルでは米10年債利回りが低下に転じたことで円買いも進んだ。ただ、米10年債利回りが一転上昇すると円売りが優勢に。引けにかけてシカゴ日経平均先物が下げ幅を縮小したことも円全体を押し下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円80銭前後まで売りに押されたが、下値では押し目買い意欲が強かった。欧州時間高値の110円92銭前後を上抜け110円95銭前後まで値を伸ばした。
・ユーロ円は1ユーロ=116円76銭前後まで下げた後、117円51銭前後まで持ち直した。
・ユーロドルは売り一服。米長期金利が一転上昇し全般ドル高が進んだ流れに沿った。1ユーロ=1.06427ドル前後から昨年12月3日以来の安値となる1.05694ドル前後まで失速した。一巡すると1.0600ドル前後での持ち高調整が続いた。

[2016-11-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。前週末NY市場の流れを引き継ぎ円売りが先行したが、時間外の米10年債利回りが低下すると円買い戻しが進んだ。その後、日経平均株価の130円超高を手掛かりに戻り売りも強まるなど、神経質な動きながら頭の重い展開となった。なお、政井貴子日銀審議委員は「金融政策運営では金融機能への影響にも配慮が必要」「見通し期間後半には物価2%に向けて上昇率を高めていく」などと語ったが影響は限定的だった。

[2016-11-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して下値が堅い。本日安値圏でのもみ合いが続いていたが、米10年債利回りが低下幅を拡大すると円買い戻しが入り下値が切り上がった。一方、ユーロに対してはさえない。日経平均株価が引けにかけて160円超上昇したことが売りを誘った。ユーロドルやユーロクロスの上昇につれた円売りも見られた。

[2016-11-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが先行。その後もしばらくは底堅い動きが続いていたが、依然として戻りを売りたい向きが多いなか、次第に上値を切り下げる展開に。目立った材料は伝わっていないものの、対ポンド主導で円が急速に値を下げるとオセアニア通貨などに対しても円売りが波及した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円48銭前後まで下げる場面があったが、その後は110円台後半まで持ち直した。
・ポンド円は1ポンド=136円29銭前後から138円64銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは強含み。米長期金利の低下を受けて足もとの下落に対するショートカバーの動きが先行。前週末高値の1ユーロ=1.06427ドル前後を上抜けて1.06493ドル前後まで値を上げた。

[2016-11-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は持ち直した。米国株相場が史上最高値を更新したことで、投資家のリスク選好姿勢が強まると円売りドル買いが先行。フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が「ドル高により『FRBが行うべきこと』を実施することが阻まれることはない」との見解を示したことも円の重しとなった。ただ、福島県で震度5弱の地震が発生し、津波警報が発令されるとリスク回避目的の円買いドル売りが優勢となった。

[2016-11-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。早朝に福島沖を震源とした地震が発生したことを受けて、午前の日経平均株価が50円超安まで下落すると、全般にリスク回避目的の買いが先行。時間外の米10年債利回りが低下し、対ドルでの円買いが他の通貨に対して波及した面もあった。もっとも、一巡後は上値を切り下げる展開に。地震の被害が限定的との見方が広がるなか、日経平均株価が持ち直すと全般に円の上値が重くなった。また、対ドルでは米長期金利が低下幅を縮小したことも売りを促した。

[2016-11-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、時間外の米10年債利回りが上昇に転じると、日米金利差拡大を見越した売りが優勢となった。もっとも、その後は米長期金利が再び低下したため、次第に下値を切り上げた。

[2016-11-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は一進一退。低下していた時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことを手掛かりに円売りドル買いが先行したが、米10年債利回りが再び低下すると一転して円の買い戻しが強まった。一方で、金利低下が一服すると戻り売りに押されるなど米長期金利の動向に一喜一憂する展開となっている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円23銭前後まで上げた後は110円50銭台まで失速。もっとも、一巡すると再び111円台まで持ち直した。
・ユーロ円は1ユーロ=117円台後半で方向感が出ていない。
・ユーロドルは上値が重い。序盤に1ユーロ=1.06045ドル前後まで下げたが、その後は米長期金利の低下やユーロポンドの上昇につれて1.0658ドル前後まで反発。一方で、米金利の低下一服で再び1.06039ドル前後まで押し戻された。

[2016-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。東京市場が勤労感謝の日の祝日で取引参加者が減少していることもあり、総じて手控えムードが強かったものの、シカゴ日経平均先物が小安く推移した影響からリスク回避の買いが強まる場面もあった。もっとも、対ドルでは戻りを売りたい向きも多く、積極的に上値を試す展開にはならなかった。

[2016-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。シカゴ日経平均先物が弱含んだ影響を受けたほか、欧州勢の参入後は全般にドル売りが進んだ流れに沿って買いが先行した。もっとも、上値では戻り売り意欲も根強いなか、対ユーロなどでドル売りが一服すると徐々に上値を切り下げた。

[2016-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。欧州勢参入後に円買いドル売りが入ったが、依然として戻り売り意欲が強いなか一巡後は上値を切り下げる展開に。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことが円売りドル買いにつながったほか、シカゴ日経平均先物が買い戻されたことも円安につながった。また、ハモンド英財務相が欧州連合(EU)離脱を受けて緊縮路線を修正し、公共投資の拡大を表明すると英長期金利の上昇とともに円安ポンド高も進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円86銭前後まで下落した後は買い戻しが入った。前日高値の111円35銭前後を上抜けるとストップロスを巻き込みながら111円63銭前後まで反発。
・ポンド円は1ポンド=138円55銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢が買いで参入し1ユーロ=1.06437ドル前後まで上げたが、前日高値の1.0658ドル前後が目先のレジスタンスとして意識されると失速。その後買い戻しが入ったが戻りは鈍く、米長期金利の上昇やユーロポンドの下落につれて1.05902ドル前後まで値を下げた。

[2016-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調だった。10月米耐久財受注額が予想を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともに円売りドル買いが先行。ダウ平均が史上最高値を更新し、日経平均先物が大幅に上昇したことも円売り外貨買いを促した。

[2016-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。昨日の海外時間に急ピッチで売りが進んだ反動から利益確定目的の買いが入ったものの、一巡後は再び売りが優勢に。日経平均株価が堅調に推移したことで売りが出たほか、対ドルでは米金利先高観を背景にした売りも根強かった。

[2016-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。ナイト・セッションの日経平均先物が100円高まで上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。また、対ドルでは欧州勢の参入後にまとまった売りが持ち込まれると、損失確定目的の売りも巻き込んでさらに下げ幅を拡大した。

[2016-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は弱含み。日経平均先物やダウ先物の上昇などを手掛かりに円売り外貨買いが進んだ。ただ、米国市場が休場とあって下落の勢いは緩やかだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに一時1ドル=113円53銭前後と3月29日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は18時前に一時1ユーロ=119円63銭前後と6月24日以来の高値を更新した。
・トルコリラ円は失速。トルコ中銀が市場の据え置き予想に反して政策金利を引き上げたため一時1リラ=33円52銭前後まで急伸したものの、そのあとは一転下落した。トルコの政情不安を背景にリラ先安観は根強く円買いリラ売りが優勢となった。22時前に一時32円82銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは下げ渋り。欧州勢がドル買いで参入すると一時1ユーロ=1.05181ドル前後と昨年3月16日以来の安値を付けたものの、節目の1.0500ドルに接近した場面ではショートカバーが入り持ち直した。20時30分過ぎに一時1.05853ドル前後と日通し高値を付けている。なお、市場では「1.0500ドルには大量にオプションが設定されている影響から同水準に接近した場面では神経質な展開となりやすい」との指摘があった。

[2016-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は戻りが鈍かった。日経平均先物やダウ先物の上昇などを背景に、投資家のリスク選好姿勢が強まり円売り外貨買いが出やすい状況だった。ただ、米国市場が休場とあって下落の勢いは緩やかだった。

[2016-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価の上昇を背景に、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。市場では「9時過ぎに米系証券から対ドルでまとまったで売りが持ち込まれた」との指摘もあり、損失確定目的の売り注文を巻き込みながら下げ幅を拡大。時間外の米10年債利回りが大幅に上昇したことも円売りドル買いを誘った面があった。また、一巡後の戻りも鈍く、総じてさえない動きとなった。

[2016-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。アジア時間の午前に売りが強まった反動が出た。欧州勢の参入後は全般にドル安が進んだ流れに沿って、対ドルで円買いが加速。また、ナイトセッションの日経平均先物が100円安まで下落したことも相場の支えとなった。

[2016-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は一進一退。欧州勢が円買いドル売りで参入するとその他通貨に対しても円高が波及した。米長期金利が上昇したことで反落する場面があったが、下値の堅さを確認すると再び円買い圧力が高まった。一方で、戻り売り意欲も依然強く、上値も限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円56銭前後まで下げた後113円20銭近辺まで持ち直した。その後再び安値圏まで押し戻されたが買い戻しが入るなど一進一退の展開となっている。
・ユーロ円もドル円の動きにつれて売買が交錯し、1ユーロ=119円31銭前後まで下落する場面があったが、下値も限られた。
・ユーロドルは強含み。序盤はドル円の下落に伴って買いが先行し、1ユーロ=1.06148ドル前後まで値を上げた。その後は次第に1.0600ドル近辺でのもみ合いとなった。

[2016-11-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は米長期金利に動向に一喜一憂する展開だった。米10年債利回りが上昇すると円売りドル買いが出たものの、低下に転じると円買いドル売りが入り伸び悩んだ。感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場が短縮取引となったため、市場参加者が減少し大きな方向感は出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円ちょうどを挟んだもみ合いの展開に終始した。b
・ユーロ円も1ユーロ=119円台後半での狭いレンジ取引に終始した。
・ユーロドルは米長期金利が低下した場面ではユーロ買いドル売りが入り一時1ユーロ=1.06275ドル前後まで値を上げたものの、米金利が上昇すると失速した。引けにかけてユーロポンドが下落した影響も受けた。

[2016-11-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。時間外の米10年債利回りが低下したほか、日経平均株価が150円超下落したことを背景に序盤から持ち高調整の円買いが活発化。目先のストップロスも巻き込みながら急速に円高が進んだ。もっとも、一巡すると戻りを売る動きが強まり伸び悩んでいる。

[2016-11-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたことで円を売る動きが強まった。時間外の米10年債利回りが低下幅を縮めたことも円売りドル買いにつながった。一方で、ナイトセッションの日経平均先物が90円下落したため円の買い戻しも見られるなど下値も限られている。

[2016-11-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。アジア時間に買いが進んだ反動が出たほか、時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことも売りを促した面があった。また、ナイトセッションの日経平均先物が120円安から持ち直したことも円相場の重しになった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に1ドル=112円80銭付近まで反発。
・ユーロ円はユーロドルが下落した影響もあり、1ユーロ=119円30銭前後を挟んで方向感が出なかった。
・ユーロドルは軟調。全般にドル買いが強まった流れに沿ったほか、ユーロクロスの下げにつれた売りも進み、1ユーロ=1.05783ドル前後まで値を下げた。

[2016-11-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅かった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが入ったほか、ダウ平均が一時80ドル近く下落したことが相場の支援材料となった。

[2016-11-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日のNY市場引けにかけて円高が進んだ流れを引き継ぎ買いが先行したが、その後は徐々に上値を切り下げる展開に。市場では「本邦長期資金や国内輸入企業から月末絡みの円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、一時100円近く下落した日経平均株価が下げ幅を縮めたことも円の重しとなった。

[2016-11-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。全般手掛かり材料に乏しいなか、しばらくはもみ合いが続いていたが、市場では「引き続き月末に絡んだ実需勢からの円売りフローが出た」との指摘があり、16時過ぎから全般円安が進んだ。

[2016-11-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて、日米金利差拡大を見越した売りが先行。市場では「月末に絡んで国内輸入勢からの売りが断続的に観測された」との指摘もあり、損失覚悟の売り注文を巻き込んで下げ幅を拡大した。7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が前期比年率3.2%増となり、市場予想の3.0%増を上回ったことも円売りドル買いを促した面があった。また、円は他の通貨に対してもさえない動き。対ドルでの売りが波及したほか、ナイトセッションの日経平均先物が160円高まで上げたことも相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は昨日高値の1ドル=113円03銭前後を上抜けて一時113円33銭前後まで上昇。
・ユーロ円も一時1ユーロ=119円78銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは弱含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、米長期金利の上昇につれてドル買いが進むなか、22時30分過ぎには一時1ユーロ=1.05649ドル前後まで値を下げた。

[2016-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。米商務省が発表した7-9月期米国内総生産(GDP)改定値が前期比年率3.2%増と予想の3.0%増を上回ったことが分かると円売りドル買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物が160円上昇したことも相場の重しとなった。ただ、米10年債利回りが低下に転じると一転円買いドル売りが優勢となり、下げ幅を縮めている。

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・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日のNY市場で円高が進んだ反動から売りが先行したが、日経平均株価が一時下げに転じたことで反発。一方で、5・10日(五十日)とあって仲値に向けては円売りが見られるなど上値も限定的。時間外の米10年債利回りが上昇するとつれる形で円売りドル買いが優勢となった。

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・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで神経質な値動き。市場では「本邦長期資金や国内輸入企業から月末に絡んだ円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、米10年債利回りが上昇したことも円安ドル高につながった。一方で、一巡すると押し目買いが入るなど下値は限定的。その後は月末のフローに振らされる一進一退の展開となった。

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・30日の欧州外国為替市場で円は軟調。石油輸出国機構(OPEC)会合で減産合意が近いとの思惑が広がるなか、原油先物相場や各国株式相場が上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。対ドルでは米長期金利の上昇を背景にした売りも出た。なお、11月ADP全米雇用報告で非農業部門雇用者数が予想より強い結果となったことも円売りドル買いを促した面があったが、前月分が下方修正されたこともあり、結果を受けた反応は一時的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分前に1ドル=113円53銭前後まで上昇。
・カナダドル円は原油相場の上昇なども支えに1カナダドル=84円90銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは神経質な値動き。欧州勢の参入後はユーロポンドなど一部ユーロクロスの上昇につれた買いが進み、一時1ユーロ=1.06666ドル前後まで値を上げた。もっとも、米長期金利の上昇でドル買いが進んだ影響も受けたため、その後は1.0613ドル前後まで失速するなど神経質な値動きが続いた。

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