2010年2月25日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「政策金利は長期間低水準を維持する可能性」
ベン・バーナンキ[NP+5.4 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「ＦＲＢはある時点で引き締めを始める必要」
ベン・バーナンキ[NP-4.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「労働市場は引き続き弱い」
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は24日、ギリシャの長期ソブリン債の信用格付け「ＢＢＢ＋」を1ヶ月以内に1－2段階引き下げる可能性がある、との見方を示した。
アクセル・ウェーバー[NP+5.4 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「インフレが高まることは利益よりダメージが大きい」
ベン・バーナンキ[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「米国が財政赤字をコントロールできるという信頼を失えば、ドルは下落する可能性」
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP+6.0 HDP +6.0 CHDP 0.00 RHDP +6.0 CRHDP 0.00]
・ブラジル中銀は24日、一部の準備預金率を引き上げるとともに、危機対応策の一部を終了すると発表した。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは、ギリシャが赤字削減計画から著しく外れた場合、数ヶ月以内に2－3段階格付けを引き下げる可能性があるとの見方を示したと報じられた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは、日本がギリシャのような突然のセンチメントの変化に苦しむことはないとしたものの、赤字削減計画をより明確にする必要があるとの考えを述べたと報じられた。ただ、景気の低迷や財政計画が納得のするものでなかった場合は、格付けに影響が及ぶ可能性もあると述べたことも伝えている。
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・「ギリシャの格下げは世界の終わりではないが、ギリシャは大きな政策課題を抱えている」と米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）関係者の話として伝えた。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・通信社は25日、格付け会社フィッチが「予想外のことがおきなければ、ギリシャの格付け『BBB+』を今後数ヶ月変更しない見通し」との認識を示した、と伝えている。
サンドラ・ピアナルト[NP-4.8 HDP -3.2 CHDP -0.2 RHDP -3.2 CRHDP -0.2]
・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「米経済は潜在的な力を大幅に下回って推移している」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「政策金利は長期間低水準を維持する可能性」
2010年2月25日のFX要人発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP-6.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「政策金利は長期間低水準を維持する可能性」
ベン・バーナンキ[NP+5.4 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「ＦＲＢはある時点で引き締めを始める必要」
ベン・バーナンキ[NP-4.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.4]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「労働市場は引き続き弱い」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官（議会証言原稿で）「規模の大きい金融機関は損失を吸収するためより資本が必要で、経済を脅かすリスクをとることは出来ない」「消費者は詐欺や不正を防ぐための金融規制の決定について、よりよい情報を望んでいる」
ベン・バーナンキ[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.4]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「米国債の格下げを予想していない」
ゴンザレス・パラモ[NP-4.6 HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ユーロ圏経済の回復は一様ではないままだろう」「ユーロ圏経済の見通しには大きな不確実性がある」
ベン・バーナンキ[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.4]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「商業用不動産は米国が直面する最大のクレジット問題」
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は24日、ギリシャの長期ソブリン債の信用格付け「ＢＢＢ＋」を1ヶ月以内に1－2段階引き下げる可能性がある、との見方を示した。
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
・日本経済新聞が報じたところによると、長妻昭厚生労働相は公的年金運用の次の中期目標（2010～14年度）について、利回りに関する目標数値を明記しない方針を固めた。中期目標は運用法人が資産の配分を決めるうえで前提とするもので、数値を示さないのは異例のこと。年金制度改革の設計が固まっていないことや原口一博総務相が年金運用の改革を強く主張していることもあって、今回の目標は暫定的なものと位置付けるようだ。
アクセル・ウェーバー[NP+5.4 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「インフレが高まることは利益よりダメージが大きい」
クリスティーヌ・ラガルド[NP+4.0 HDP -0.8 CHDP +0.2 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
・ラガルド仏経済財務雇用相（ラジオで）「仏労働市場は安定している」
ベン・バーナンキ[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.4]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「ボルカールールは適切である可能性」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]
・米財務省によると、5年債入札（ダッチ方式）の落札結果は最高落札利回りが2.395％、応札倍率（カバー）が2.75倍となった。
バラク・オバマ[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・オバマ米大統領「米国は債務を削減し生産を拡大するべき」
ベン・バーナンキ[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.4]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「米国が財政赤字をコントロールできるという信頼を失えば、ドルは下落する可能性」
アンゲラ・メルケル[NP-2.0 HDP +0.4 CHDP -0.2 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・メルケルドイツ首相「ユーロは困難な状況にあるが生き残るだろう」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・トヨタの豊田章男社長は24日、米下院監視・政府改革委員会公聴会での冒頭証言で「我々は問題から逃げない」「私自身もトヨタ同様、完璧ではない」「成長が速過ぎた可能性がある」などと述べた。
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP+6.0 HDP +6.0 CHDP 0.00 RHDP +6.0 CRHDP 0.00]
・ブラジル中銀は24日、一部の準備預金率を引き上げるとともに、危機対応策の一部を終了すると発表した。
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事「ECBはギリシャが求められていることを実行することを期待している」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロ以外の通貨に対して買い先行後、売られた。バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長が下院金融委員会の証言原稿の中で「政策金利は長期間低水準を維持する可能性」との見方を示したと伝わると、早期の米利上げ観測が後退した。1月米新築住宅販売件数が予想より弱い内容となったことも意識され、対ドルで円買いが先行。その他の通貨にも円買いが波及した。ただ、米利上げ観測の後退とともにリスクマネー停滞への警戒感が緩和したため、米国株や原油先物相場が上げ幅を拡大。市場参加者からは「ロンドン16時（日本時間1時）のフィキシングに向けて、外貨建て投信の新規設定に絡んだ円売りも出たのでは」との指摘があり、ドル以外の通貨では一転円売りが進んだ。対ドルでは、5年債入札後に米長期金利が上昇したことも重しとなった。
中国政府関係[NP HDP +0.7 CHDP -0.1 RHDP +0.7 CRHDP -0.1]
・中国商務省が人民元について安定を維持することを優先課題とするとの見解を示したと報じられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は大幅高。事業法人の決済が集中しやすい五十日とあって仲値決済に絡んだ円売りが上値を抑える場面が見られたが、仲値を通過すると円買いが優勢になった。対ユーロでギリシャのソブリンリスクが再燃したことを受けた円買いや国内輸出企業からまとまった規模の円買いが入ったため、その他通貨に対しても円買いが膨らんだ。時間外のダウ先物や日経平均株価が下げに転じたことも円買いを誘った。これまで積み上がっていた円売りポジションが一気に解消されると円の上昇の勢いが増した。対ユーロでの円買いに関しては、国内輸出企業のほかに年金やファンドなどからの買いを指摘する声も聞かれている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・インドネシア中銀が「ルピア買いドル売り介入を実施した模様」と市場参加者の話として報じられた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは、ギリシャが赤字削減計画から著しく外れた場合、数ヶ月以内に2－3段階格付けを引き下げる可能性があるとの見方を示したと報じられた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・米格付け会社ムーディーズは、日本がギリシャのような突然のセンチメントの変化に苦しむことはないとしたものの、赤字削減計画をより明確にする必要があるとの考えを述べたと報じられた。ただ、景気の低迷や財政計画が納得のするものでなかった場合は、格付けに影響が及ぶ可能性もあると述べたことも伝えている。
中国政府関係[NP HDP +0.7 CHDP -0.1 RHDP +0.7 CRHDP -0.1]・中国外務省のスポークスマンが25日、米国はドルの信認を確実にするために効果的な措置を講じるべきとの見方を示したと一部通信社が伝えている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上げ幅を拡大。午前中に対ユーロでの円買い主導で、円全体が値を上げた流れを引き継いだ。午後の日本株が下げ幅を拡大したことが円買いを誘ったほか、ユーロに対しては午後に入っても国内輸出企業からの円買いが散見されて円全体を押し上げた。その後、欧州勢からも円買いが入り一時上値を伸ばしたが、午前中から急ピッチで上昇してきたこともあって、利益確定の円売りも出ている。
マーヴィン・キング[NP HDP -2.1 CHDP +0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・キング英中銀総裁「金融システムを安定的にするために、資本の流動性や資本による解決策のみあてにすることは出来ない」、「銀行を規制することは解決策の一部」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・スウェーデンのリクスバンク（中銀）は24日、2月金融政策会合議事録を公表した。「景気回復が安定したペースで進行しているため、低金利政策の打ち止めをより早い段階に実施したい」との姿勢を示し、利上げ時期の見通しを12月から夏若しくは秋の上旬に繰り上げた。発表直後、主要通貨に対するクローナ買いが強まる場面が見られた。市場関係者からは、「早期利上げ観測は中期的にクローナ相場を支える」との声が聞かれている。
欧州連合(EU)[NP-2.0 HDP +0.1 CHDP -0.4 RHDP +0.1 CRHDP -0.4]
・欧州委員会は25日、2010年のユーロ圏GDP見通しを.0.7％、インフレ見通しを1.1％に据え置いたと発表した。
欧州連合(EU)[NP-2.0 HDP -0.1 CHDP -0.2 RHDP -0.1 CRHDP -0.2]・欧州委員会は25日、2010年のユーロ圏GDP見通しやインフレ見通しについて「ユーロ圏の景気回復は進んでいるが依然脆弱」「不景気が2010年のインフレを抑制し、物価は安定が維持される」などの見方を示した。
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・「ギリシャの格下げは世界の終わりではないが、ギリシャは大きな政策課題を抱えている」と米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）関係者の話として伝えた。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・通信社は25日、格付け会社フィッチが「予想外のことがおきなければ、ギリシャの格付け『BBB+』を今後数ヶ月変更しない見通し」との認識を示した、と伝えている。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]・米国は「AAA格付け維持のために行動する」と米財務省の見解として伝えた。
オッリ・レーン[NP-4.0 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員（経済・通貨問題担当）「景気回復はぜい弱」「最近の経済指標は強弱まちまち」「金融市場に不確実性が残る」
オッリ・レーン[NP HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]・レーン欧州委員（経済・通貨問題担当）「ギリシャ訪問団から明日報告を受けるだろう」
サンドラ・ピアナルト[NP-4.0 HDP -3.0 CHDP -0.2 RHDP -3.0 CRHDP -0.2]
・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「インフレに警告のサインは見られない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・25日の欧州外国為替市場で円はしっかり。アジアの取引時間帯に、対ユーロ中心に国内輸出企業などからの円買いが強まり、円全体が値を上げた流れを引き継いだ。時間外のダウ先物の下落や、英独の株価指数が軟調に推移したことも円の支援材料となった。その後、急ピッチで上昇してきたこともあって、利益確定の円売りが出たため伸び悩む場面があったが、米経済指標発表後に一段高となった。前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い結果となったうえ、1月米耐久財受注額で、変動の大きい輸送関連を除いた受注額が予想に反して減少となり、米景気の回復期待が後退。ダウ先物が下げ幅を拡大し米長期金利が低下すると、対ドル中心に円買いが膨らんだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに一時5日以来の安値となる1ドル＝89円05銭前後。
・ユーロ円は一時昨年2月24日以来、約1年ぶりとなる1ユーロ＝119円84銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは下げ止まり。アジア時間に一時1ユーロ＝1.3451ドル前後まで売り込まれた反動で、ショートカバーが入った。19日の安値1.3443ドルがサポートとして意識されたほか、市場関係者からは「1.3400ドルにはノックアウトオプションが観測されている」との声が聞かれ、下値を支えられた面もあるようだ。ただ、ユーロ圏のソブリン・リスクが意識される中、株安や商品相場が下落していることもあって戻りは鈍かった。
サンドラ・ピアナルト[NP-4.8 HDP -3.2 CHDP -0.2 RHDP -3.2 CRHDP -0.2]・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「米経済は潜在的な力を大幅に下回って推移している」
ベン・バーナンキ[NP-4.8 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.3]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長（議会証言で）「米雇用指標が与える影響は厳しい」「インフレは抑制されている」
ベン・バーナンキ[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.4]・バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長「ＦＲＢは必要ならＭＢＳ買取停止を再考する」「ＦＲＢは住宅ローン金利の低い水準に維持するためＭＢＳを保有するべき」
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロ以外の通貨に対して買い先行後、売られた。バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長が下院金融委員会の証言原稿の中で「政策金利は長期間低水準を維持する可能性」との見方を示したと伝わると、早期の米利上げ観測が後退した。1月米新築住宅販売件数が予想より弱い内容となったことも意識され、対ドルで円買いが先行。その他の通貨にも円買いが波及した。ただ、米利上げ観測の後退とともにリスクマネー停滞への警戒感が緩和したため、米国株や原油先物相場が上げ幅を拡大。市場参加者からは「ロンドン16時（日本時間1時）のフィキシングに向けて、外貨建て投信の新規設定に絡んだ円売りも出たのでは」との指摘があり、ドル以外の通貨では一転円売りが進んだ。対ドルでは、5年債入札後に米長期金利が上昇したことも重しとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は大幅高。事業法人の決済が集中しやすい五十日とあって仲値決済に絡んだ円売りが上値を抑える場面が見られたが、仲値を通過すると円買いが優勢になった。対ユーロでギリシャのソブリンリスクが再燃したことを受けた円買いや国内輸出企業からまとまった規模の円買いが入ったため、その他通貨に対しても円買いが膨らんだ。時間外のダウ先物や日経平均株価が下げに転じたことも円買いを誘った。これまで積み上がっていた円売りポジションが一気に解消されると円の上昇の勢いが増した。対ユーロでの円買いに関しては、国内輸出企業のほかに年金やファンドなどからの買いを指摘する声も聞かれている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・インドネシア中銀が「ルピア買いドル売り介入を実施した模様」と市場参加者の話として報じられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上げ幅を拡大。午前中に対ユーロでの円買い主導で、円全体が値を上げた流れを引き継いだ。午後の日本株が下げ幅を拡大したことが円買いを誘ったほか、ユーロに対しては午後に入っても国内輸出企業からの円買いが散見されて円全体を押し上げた。その後、欧州勢からも円買いが入り一時上値を伸ばしたが、午前中から急ピッチで上昇してきたこともあって、利益確定の円売りも出ている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円はしっかり。アジアの取引時間帯に、対ユーロ中心に国内輸出企業などからの円買いが強まり、円全体が値を上げた流れを引き継いだ。時間外のダウ先物の下落や、英独の株価指数が軟調に推移したことも円の支援材料となった。その後、急ピッチで上昇してきたこともあって、利益確定の円売りが出たため伸び悩む場面があったが、米経済指標発表後に一段高となった。前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い結果となったうえ、1月米耐久財受注額で、変動の大きい輸送関連を除いた受注額が予想に反して減少となり、米景気の回復期待が後退。ダウ先物が下げ幅を拡大し米長期金利が低下すると、対ドル中心に円買いが膨らんだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに一時5日以来の安値となる1ドル＝89円05銭前後。
・ユーロ円は一時昨年2月24日以来、約1年ぶりとなる1ユーロ＝119円84銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは下げ止まり。アジア時間に一時1ユーロ＝1.3451ドル前後まで売り込まれた反動で、ショートカバーが入った。19日の安値1.3443ドルがサポートとして意識されたほか、市場関係者からは「1.3400ドルにはノックアウトオプションが観測されている」との声が聞かれ、下値を支えられた面もあるようだ。ただ、ユーロ圏のソブリン・リスクが意識される中、株安や商品相場が下落していることもあって戻りは鈍かった。