2010年3月3日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
トーマス・ホーニグ[NP+5.8 HDP +2.4 CHDP +0.1 RHDP +2.5 CRHDP +0.3]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁(CNBCが伝えた)「FRBは市場に"extended period"を保証すべきでない」「ゼロ金利は持続可能でない」
トーマス・ホーニグ[NP-4.6 HDP +2.2 CHDP -0.2 RHDP +2.8 CRHDP +0.3]
・「現時点で利上げは非常に難しい」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -6.7 CHDP +0.5 RHDP -6.7 CRHDP +0.5]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャにとって転機が訪れた」「明日、経済についての決定を下す」
トーマス・ホーニグ[NP+6.4 HDP +2.3 CHDP +0.1 RHDP +2.5 CRHDP -0.3]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁(CNBCが伝えた)「市場に利上げへの準備をさせ始める必要」
トーマス・ホーニグ[NP-5.2 HDP +2.1 CHDP -0.2 RHDP +2.6 CRHDP +0.1]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁(CNBCが伝えた)「FRBによる今年の資産売却は非常に想像し難い」
リチャード・フィッシャー[NP+5.2 HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.9 CRHDP -0.4]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「『長期間』という文言に正確になることは出来ない」
ギリシャ政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・ギリシャ内閣は「48億ユーロの追加財政緊縮策を決定した」と政府筋の話として報じられた。また、付加価値税を2%引き上げて21%とすることも伝えている。
ギリシャ政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・ギリシャの公務員組合は、「新たな財政緊縮策はさらなる社会不安や抗議を招くことになるとの見解を示した」と報じられた。ギリシャ内閣が新たな緊縮策で、公務員の給与についてボーナスを30%削減すると決定したことも受けたようだ。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.3 CHDP -0.2 RHDP -7.3 CRHDP -0.2]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「われわれは現在、正当にEUの支援を期待している」
ドイツ政府関係[NP HDP -0.2 CHDP -1.4 RHDP -0.2 CRHDP -1.4]
・メルケル・ドイツ首相は「5日のパパンドレウ・ギリシャ首相との会談でギリシャ救済措置を提案しない見通しだ」とドイツ政府の見解として伝えられている。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ギリシャの追加財政緊縮策を歓迎」「ユーロ圏は断固たる協調行動を取る準備がある」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-4.6 HDP +0.4 CHDP -2.6 RHDP +0.4 CRHDP -2.6]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「インフレは比較的抑制されている」「比較的小さな銀行が次の危機を引き起こすリスクがある」「失業率は今年9%を上回った水準にあると予想」
2010年3月3日のFX要人発言・ニュース
エワルド・ノボトニー[NP+1.8 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「経済成長は低水準でなら回復している」
トーマス・ホーニグ[NP+5.8 HDP +2.4 CHDP +0.1 RHDP +2.5 CRHDP +0.3]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁(CNBCが伝えた)「FRBは市場に"extended period"を保証すべきでない」「ゼロ金利は持続可能でない」
トーマス・ホーニグ[NP-4.6 HDP +2.2 CHDP -0.2 RHDP +2.8 CRHDP +0.3]
・「現時点で利上げは非常に難しい」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.3]
・米ホワイトハウスは米連邦準備理事会(FRB)の人事を今週中にも発表する可能性があるとCNBCが報じている。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP HDP -4.2 CHDP +1.0 RHDP -4.2 CRHDP +1.0]
・スイス国立銀行(SNB)の報道官は2日、「SNBによるスイスフラン売りの可能性についてコメントを控えた」と報じられた。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -6.7 CHDP +0.5 RHDP -6.7 CRHDP +0.5]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャにとって転機が訪れた」「明日、経済についての決定を下す」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP-8.8 HDP -7.1 CHDP -0.4 RHDP -7.1 CRHDP -0.4]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「われわれは現在、欧州諸国からの支援を必要としている」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・フォード・モーターは2日、2月の米国での自動車販売台数を発表した。前年同月比で43.1%増とアナリスト予想の33%増を上回った。
バラク・オバマ[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・オバマ米大統領「雇用の育成より重要な焦点はない」
バラク・オバマ[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・オバマ米大統領は米連邦準備理事会(FRB)の人事を今週中には発表しない見通しだと通信社が伝えた。
アジア開発銀行関係[NP+5.2 HDP +1.5 CHDP +0.9 RHDP +1.5 CRHDP +0.9]
・黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁「発展途上のアジア地域の成長見通しを6.6%から7%に上方修正する予定」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・トヨタは2日、2月の米国での自動車販売台数を発表した。前年同月比で8.7%減となった。
トーマス・ホーニグ[NP+6.4 HDP +2.3 CHDP +0.1 RHDP +2.5 CRHDP -0.3]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁(CNBCが伝えた)「市場に利上げへの準備をさせ始める必要」
トーマス・ホーニグ[NP-5.2 HDP +2.1 CHDP -0.2 RHDP +2.6 CRHDP +0.1]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁(CNBCが伝えた)「FRBによる今年の資産売却は非常に想像し難い」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ショイブレ独財務相(一部新聞社が報じた)「ギリシャは救済を求めていない」「ギリシャは自国でしっかりとした財政政策を始めるべき」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.0 HDP +3.0 CHDP +1.0 RHDP +3.0 CRHDP +1.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「FRBは銀行の監督権を維持するべき」「米経済成長は今後2年、プラス3%となる見通し」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-4.6 HDP +0.4 CHDP -2.6 RHDP +0.4 CRHDP -2.6]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「インフレは比較的抑制されている」「比較的小さな銀行が次の危機を引き起こすリスクがある」「失業率は今年9%を上回った水準にあると予想」
会社・企業関係[NP HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
・通信社が報じたところによると、米製薬大手ファイザーは独製薬会社ラツィオファーマに30億ユーロで買収を提案したようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して買い優位。ギリシャが3日に新たな緊縮政策を発表するとの報道を受けて、ギリシャの財務懸念がひとまず後退した。リスク資産に対する買い安心感が広がり商品相場が大幅高となったほか、対ユーロ中心にドル安が進むと、円買いドル売りが優位に。損失覚悟の買い注文を巻き込んで急ピッチで値を上げた。一方、円はユーロに対して一進一退。英・独の株価や時間外のダウ先物、商品相場が上昇しリスク許容度が改善すると、欧州の取引時間帯に買いを進めた参加者が反対売買を迫られた。ギリシャを巡る懸念が和らいだことも円売りユーロ買いを誘ったが、売り一巡後はユーロドルで持ち高調整のユーロ売りドル買いが強まったため、円も買い戻された。その後、スイス国立銀行(SNB)によるユーロ買いスイスフラン売り介入と見られる動きが出たほか、商品相場高を受けてユーロ買いドル売りが強まったことが重しとなったが、対ドルでは円が急ピッチで買われたため、方向感が定まらなかった。また、円は資源国通貨に対して売り先行後、買い戻された。株価やコモディティ価格の上昇を手掛かりに対ユーロで円売りが先行した流れに沿ったが、売り一巡後は対ドルで円買いが強まった影響を受けた。
リチャード・フィッシャー[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +1.3 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米経済は力強くない」、「雇用の回復は企業の景況感次第」
リチャード・フィッシャー[NP+5.2 HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.9 CRHDP -0.4]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「『長期間』という文言に正確になることは出来ない」
菅直人[NP-4.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・菅直人財務相「緩やかなデフレ状況にあるが、楽観しているわけではない」、「政府・日銀が共通の認識を持ち、何とか早くデフレ脱却にむけて努力する」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。ポンドやユーロに対してドル売りが出たことを受けて円買いドル売りが強まると、その他通貨に対しても円買いが進む場面があった。ただ、仲値に向けては対ドルで円売りが出たほか、日経平均株価が前場の引けにかけて上げ幅を広げ、リスク志向が低下する展開にもならなかったため、短期筋から持ち高調整の円売りが出た。
中国政府関係[NP HDP +0.9 CHDP +0.1 RHDP +0.9 CRHDP +0.1]
・陳中国商務相「中国は今年、基本的に人民元を安定した状態に保つ」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のソブリン格付けの担当部門の代表者が「(ギリシャの今後の動きに関して)マーケットほど悲観的に見ていない」との見方を示したと伝えている。
南アフリカ政府関係[NP HDP -2.3 CHDP +1.3 RHDP -2.3 CRHDP +1.3]
・南アフリカの電力公社エスコムは2日、「サッカーW杯の開催中は安定した電力供給を保証できるが、2013年以降、南アの電力供給は非常に厳しい状況を迎える」と警鐘をならした。エスコム社によると、電気料金の35%値上げ申請が24.8%までしか承認されなかったことを受けて、資金繰りが大きく悪化する見通しとなっており、新たな発電所建設等の全国インフラ改善計画を大幅に削減せざるを得ないこととなった。
白川方明[NP-4.0 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「財政運営、金融政策運営の信認維持が大事」、「国債保有に伴うリスクプレミアムは高まっていない」
中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・中国人民銀行の蘇寧副総裁が、「インフレに細心の注意を払っている」と述べたと伝えられている。
中国政府関係[NP+4.0 HDP +1.0 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・陳中国商務相「2月の中国の輸出の成長率は1月から加速した」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は持ち高調整の円売りが続いた後、夕刻にかけて買い戻し。日本株や上海総合指数が上昇しリスク志向の低下が進まなかったため、午前中に対ドル中心に円買いを仕掛けた参加者が持ち高調整の円売りに動いた。ただ、3日の英・独の株価指数が寄付きから上値の重い展開となっている上、円の下値でユーロやドルに対し国内輸出企業からと見られる買いが入り、円全体が値を戻している。
ギリシャ政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・ギリシャ内閣は「48億ユーロの追加財政緊縮策を決定した」と政府筋の話として報じられた。また、付加価値税を2%引き上げて21%とすることも伝えている。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・「ギリシャとドイツの10年物国債のスプレッドが縮小し291bpとなった」と報じられた。
ギリシャ政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・ギリシャの公務員組合は、「新たな財政緊縮策はさらなる社会不安や抗議を招くことになるとの見解を示した」と報じられた。ギリシャ内閣が新たな緊縮策で、公務員の給与についてボーナスを30%削減すると決定したことも受けたようだ。
欧州連合(EU)[NP+4.4 HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・3日、欧州連合(EU)が欧州の2020年戦略提案を発表したと伝えた。提案では「債務負担が長く続く」「一度自立的な景気回復が始まれば出口戦略を開始すべき」「出口戦略で協調すべき」などとした。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP-8.4 HDP -7.3 CHDP -0.2 RHDP -7.3 CRHDP -0.2]
・パパンドレウ・ギリシャ首相が「EUから支援を得られなければ、IMFに支援を要請する可能性がある」と述べたとギリシャ政府関係者の話として報じられている。
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP HDP -2.7 CHDP -0.2 RHDP -2.7 CRHDP -0.2]
・バローゾ欧州連合(EU)委員長「ギリシャ問題により、ユーロの安定について激しい議論がある」「時がくればユーロについて具体的な手段を提案する見込み」
欧州連合(EU)[NP HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・3日、欧州連合(EU)関係者の話としてギリシャの緊縮財政策は議論の中心であるものの、まだ正式に公表されたものではないと伝えた。ただ、ギリシャの可能な限り速い公表を約束する、とした。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.3 CHDP -0.2 RHDP -7.3 CRHDP -0.2]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「われわれは現在、正当にEUの支援を期待している」
リチャード・フィッシャー[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁(CNBCが伝えた)「低金利は"しばらくの間"続くと予想」
ドイツ政府関係[NP HDP -0.2 CHDP -1.4 RHDP -0.2 CRHDP -1.4]
・3日、ドイツ財務省が投資家保護法案を発表したと伝えた。法案にはカバーされない空売りや透明性ルールの促進が含まれているとした。
ドイツ政府関係[NP HDP -0.2 CHDP -1.4 RHDP -0.2 CRHDP -1.4]
・メルケル・ドイツ首相は「5日のパパンドレウ・ギリシャ首相との会談でギリシャ救済措置を提案しない見通しだ」とドイツ政府の見解として伝えられている。
リチャード・フィッシャー[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「金融市場安定のために大き過ぎて潰せない金融機関の解体をするべき」
チャールズ・プロッサー[NP HDP +2.5 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.0]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「米連邦準備理事会(FRB)の監督権制限は間違った提案」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ギリシャの追加財政緊縮策を歓迎」「ユーロ圏は断固たる協調行動を取る準備がある」
アンゲラ・メルケル[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相「ギリシャの緊縮財政措置はユーロが今後上昇するという市場への重要なサイン」「ギリシャ救済について、5日にパパンドレウ・ギリシャ首相と会談するのではない」
リチャード・フィッシャー[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「ドルは当面、準備通貨としての地位を維持できるだろう」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は一進一退。英独の株価指数が寄付きからさえない値動きとなったことを材料に円買いが先行したものの、ギリシャが48億ユーロの追加財政緊縮策を決定したと伝わると、リスク回避志向に歯止めがかかったため円買い圧力は後退。対ユーロ中心に円売りが出た。その後、ドイツ政府が「メルケル独首相は5日のパパンドレウ・ギリシャ首相との会談でギリシャ救済措置を提案しない」との見解を示すと、再び値を上げる場面があったが、ユーロ圏各国要人からギリシャの財政緊縮策を支持する発言が相次いだことなどから、円の戻りは鈍かった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した2月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比2万人減と予想とほぼ同じ内容となった。米労働市場に対する悲観的な見方がやや後退し、時間外のダウ先物が上げに転じたことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は一進一退。欧州勢が売りで参入すると一時本日安値となる1ユーロ=120円63銭前後まで値を下げたものの、ギリシャが追加の財政緊縮策を決定したと伝わると持ち直した。20時30分過ぎに一時本日高値となる121円35銭前後まで値を上げた。その後、120円70銭台まで下押しする場面があったが、再び121円台前半まで値を戻している。
・ポンド円は底堅い動き。2月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が予想より強い内容となったことを手掛かりに円売りポンド買いが出た。22時15分過ぎに一時本日高値となる1ポンド=133円77銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはしっかり。ギリシャが追加の財政緊縮策を決定したことが相場を支えたほか、ユーロ圏各国要人からギリシャの財政緊縮策を支持する発言が相次いだことがユーロ買いを促した。2月ADP全米雇用リポートを受けて、ダウ先物が持ち直したことも意識されて、一時本日高値となる1ユーロ=1.3675ドル前後まで値を上げた。もっとも、ドイツ政府が5日にギリシャ救済措置を提案しないとの報道が伝わると、一時1.36ドル台前半まで下押しする場面があった。
エリック・ローゼングレン[NP-4.4 HDP -1.4 CHDP -0.2 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「現行の低水準なFF金利は全体として適切」「現在の経済状況で幸せな人はいない」
ギリシャ政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「数日内に借り入れを行う必要はない」「IMFへ支援を要請する可能性を排除できない」
リチャード・フィッシャー[NP-4.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「失業率は再び10%を超える可能性がある」「インフレ圧力は見当たらない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して買い優位。ギリシャが3日に新たな緊縮政策を発表するとの報道を受けて、ギリシャの財務懸念がひとまず後退した。リスク資産に対する買い安心感が広がり商品相場が大幅高となったほか、対ユーロ中心にドル安が進むと、円買いドル売りが優位に。損失覚悟の買い注文を巻き込んで急ピッチで値を上げた。一方、円はユーロに対して一進一退。英・独の株価や時間外のダウ先物、商品相場が上昇しリスク許容度が改善すると、欧州の取引時間帯に買いを進めた参加者が反対売買を迫られた。ギリシャを巡る懸念が和らいだことも円売りユーロ買いを誘ったが、売り一巡後はユーロドルで持ち高調整のユーロ売りドル買いが強まったため、円も買い戻された。その後、スイス国立銀行(SNB)によるユーロ買いスイスフラン売り介入と見られる動きが出たほか、商品相場高を受けてユーロ買いドル売りが強まったことが重しとなったが、対ドルでは円が急ピッチで買われたため、方向感が定まらなかった。また、円は資源国通貨に対して売り先行後、買い戻された。株価やコモディティ価格の上昇を手掛かりに対ユーロで円売りが先行した流れに沿ったが、売り一巡後は対ドルで円買いが強まった影響を受けた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。ポンドやユーロに対してドル売りが出たことを受けて円買いドル売りが強まると、その他通貨に対しても円買いが進む場面があった。ただ、仲値に向けては対ドルで円売りが出たほか、日経平均株価が前場の引けにかけて上げ幅を広げ、リスク志向が低下する展開にもならなかったため、短期筋から持ち高調整の円売りが出た。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は持ち高調整の円売りが続いた後、夕刻にかけて買い戻し。日本株や上海総合指数が上昇しリスク志向の低下が進まなかったため、午前中に対ドル中心に円買いを仕掛けた参加者が持ち高調整の円売りに動いた。ただ、3日の英・独の株価指数が寄付きから上値の重い展開となっている上、円の下値でユーロやドルに対し国内輸出企業からと見られる買いが入り、円全体が値を戻している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は一進一退。英独の株価指数が寄付きからさえない値動きとなったことを材料に円買いが先行したものの、ギリシャが48億ユーロの追加財政緊縮策を決定したと伝わると、リスク回避志向に歯止めがかかったため円買い圧力は後退。対ユーロ中心に円売りが出た。その後、ドイツ政府が「メルケル独首相は5日のパパンドレウ・ギリシャ首相との会談でギリシャ救済措置を提案しない」との見解を示すと、再び値を上げる場面があったが、ユーロ圏各国要人からギリシャの財政緊縮策を支持する発言が相次いだことなどから、円の戻りは鈍かった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した2月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比2万人減と予想とほぼ同じ内容となった。米労働市場に対する悲観的な見方がやや後退し、時間外のダウ先物が上げに転じたことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は一進一退。欧州勢が売りで参入すると一時本日安値となる1ユーロ=120円63銭前後まで値を下げたものの、ギリシャが追加の財政緊縮策を決定したと伝わると持ち直した。20時30分過ぎに一時本日高値となる121円35銭前後まで値を上げた。その後、120円70銭台まで下押しする場面があったが、再び121円台前半まで値を戻している。
・ポンド円は底堅い動き。2月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が予想より強い内容となったことを手掛かりに円売りポンド買いが出た。22時15分過ぎに一時本日高値となる1ポンド=133円77銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはしっかり。ギリシャが追加の財政緊縮策を決定したことが相場を支えたほか、ユーロ圏各国要人からギリシャの財政緊縮策を支持する発言が相次いだことがユーロ買いを促した。2月ADP全米雇用リポートを受けて、ダウ先物が持ち直したことも意識されて、一時本日高値となる1ユーロ=1.3675ドル前後まで値を上げた。もっとも、ドイツ政府が5日にギリシャ救済措置を提案しないとの報道が伝わると、一時1.36ドル台前半まで下押しする場面があった。