2010年4月6日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.1]
・日銀は6-7日に、当面の金融政策の運営方針を決める金融政策決定会合を開く。日本経済新聞が報じたところによると、会合では、景気の持ち直しの動きが緩やかに広がっていることを確認する見通し。また、回復を確かにするために政策金利を現状の年0.10%に据え置き、金融緩和の維持を決めると見られている。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+6.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +4.6 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「金利を引き上げて平均に近づくことが適切」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.8 HDP +2.8 CHDP +0.0 RHDP +4.9 CRHDP +0.3]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「世界の金融市場はよりよくなっている」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+6.8 HDP +2.9 CHDP +0.1 RHDP +4.9 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「今日の決定は金利が平均に近づく更なるステップ」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+7.2 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +5.0 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「住宅価格は上昇し続けている」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.2 HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP -0.3]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「ある時点で金利を正常化する」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「3月雇用統計は労働市場が底を打ったという良い証拠」
ジェフリー・ラッカー[NP HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「公定歩合とFF金利の差を検討するには暫く時間がかかり、0.50%が必要という意見もある」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.6 HDP +1.8 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「金利引き上げ前の準備縮小は理にかなう」
ジェフリー・ラッカー[NP-4.6 HDP +1.6 CHDP -0.2 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「extended periodは会合の数を意味しない」
ジェフリー・ラッカー[NP+6.4 HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +1.4 CRHDP -0.3]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「全米経済研究所(NBER)が昨年中盤にリセッションが終了したと宣言する可能性は非常に高い」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「欧州連合(EU)で合意した支援計画の変更に関して、いかなる行動もとっていない」「支援計画の発動を要請していない」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.8 HDP +2.8 CHDP +0.0 RHDP +4.9 CRHDP +0.3]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「世界の金融市場はよりよくなっている」
2010年4月6日のFX要人発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
・米財務省によると、10年物インフレ指数連動債(TIPS)入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが1.709%、応札倍率(カバー)が3.43倍となった。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.1]
・日銀は6-7日に、当面の金融政策の運営方針を決める金融政策決定会合を開く。日本経済新聞が報じたところによると、会合では、景気の持ち直しの動きが緩やかに広がっていることを確認する見通し。また、回復を確かにするために政策金利を現状の年0.10%に据え置き、金融緩和の維持を決めると見られている。
ゴードン・ブラウン[NP HDP -4.4 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
・ブラウン英首相は総選挙を5月6日に実施すると発表したようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して方向感が定まらない。イースターマンデーに伴う欧州市場の休場で薄商いとなる中、持ち高調整目的の散発的な円買いが先行した。ただ、連休明けのニューヨーク勢が前週末の3月米雇用統計発表後にドル買いが進んだ反動から、欧州通貨などに対してドル売りで参入。同時に円も売られたため、円安が進行した。3月米ISM非製造業指数や2月米住宅販売保留指数が予想より強い内容となり、円売りドル買いが一時強まったことも円全体の重しとなったが、売り一巡後は買い戻しが優位に。市場関係者からは「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んで円買いが入ったのでは」との声が聞かれたほか、米長期金利の上昇に伴い欧州通貨などに対するドル売り圧力が後退したことも、円の買い戻しにつながった。もっとも、さらに円を買う材料も見当たらず、終盤にかけてはやや弱含んだ。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・6日付けのフィナンシャル・タイムズ紙(FT)が報じたところによると、ギリシャは5月に大量の国債償還を控えているため、今月中にも米国で50-100億ドルの国債発行を計画しているようだ。
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
・亀井静香郵政・金融担当相「(デフレギャップ対応について)本年度予算の速やかな執行だけでは不十分で、大胆な対策が必要」
菅直人[NP-2.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
・菅直人財務相「白川日銀総裁はよくやっている」、「政府・日銀が一体となってデフレに対応してきている」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・ギリシャが欧州連合(EU)で合意した支援計画の修正を求めた。また、ギリシャはIMF支援の回避を望んでいることも報じている。
中国政府関係[NP HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.3]
・中国は銀行の2010-11年の短期外貨建て債務の割り当てを前年と同水準に設定した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。6日前場の日本株が下落したことを背景に、これまでに積み上がった円売りポジションを利益確定目的で解消する動きが進んだ。ユーロに対してはギリシャが欧州連合(EU)で合意した支援計画の修正を求めたとの一部報道が材料視されて円買いが入ったほか、対ドルでは国内輸出企業からと見られる円買いも入ったようだ。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)は6日、政策金利を0.25%引き上げ4.25%にすると決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+6.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +4.6 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「金利を引き上げて平均に近づくことが適切」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.8 HDP +2.8 CHDP +0.0 RHDP +4.9 CRHDP +0.3]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「世界の金融市場はよりよくなっている」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.8 HDP +2.8 CHDP +0.0 RHDP +4.9 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「ソブリン問題は現時点では落ち着いているかもしれない」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+6.8 HDP +2.9 CHDP +0.1 RHDP +4.9 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「今日の決定は金利が平均に近づく更なるステップ」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+7.2 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +5.0 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「住宅価格は上昇し続けている」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.2 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +5.1 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「失業率は以前予想していたよりもかなり低い水準でピークをつけたようだ」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+6.4 HDP +3.0 CHDP +0.1 RHDP +5.1 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「ほとんどの借り手に対する金利は幾分平均よりも低い」
中国政府関係[NP HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.3]
・中国外務省が「人民元の上昇は、米中の貿易不均衡問題の解決策ではない」「人民元の制度改革を進める」「中国は人民元を操作していない」などの見方を示したと伝えられている。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.3]
・ガイトナー米財務長官「米国とインドの両国の経済見通しは勇気付けられるもの」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+2.0 HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
・ガイトナー米財務長官「米国の失業率は容認できないほど高いが、民間部門の雇用は増加している」
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
・古川内閣府副大臣「論点整理を踏まえ政府内で具体的な財政運営戦略・中期財政フレームの策定作業に入る」、「プルーデントな経済見通しが前提」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。日本株安を背景に、リスクポジション解消目的の円買いが入った。豪準備銀行(RBA)の利上げを受けて対豪ドルで円売りが出たことが円の上値を抑える場面があったが、欧州勢が参入するとユーロやポンドに対して円買いが強まり円全般が押し上げられた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズはアイスランドの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」にすると発表した。
ゴードン・ブラウン[NP HDP -4.4 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
・ブラウン英首相は総選挙を5月6日に実施すると正式に発表した。
イングランド銀行(BOE)[NP HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -2.8 CRHDP +0.1]
・英中銀(BOE)は、総選挙の実施で5月6日に予定していた金融政策委員会(MPC)の金利発表を、5月10日日本時間20時に延期する見通しとなったことを発表した。
欧州連合(EU)[NP HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・欧州委員会の見解として、「ギリシャが欧州連合(EU)で合意した支援計画の修正を求めた」との報道についてコメントしないと伝えている。
ジェフリー・ラッカー[NP+4.2 HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP -0.3]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「ある時点で金利を正常化する」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「3月雇用統計は労働市場が底を打ったという良い証拠」
ジェフリー・ラッカー[NP HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「公定歩合とFF金利の差を検討するには暫く時間がかかり、0.50%が必要という意見もある」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+3.6 HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
・ガイトナー米財務長官(インドの地元通信社が報じた)「人民元の再評価は中国の選択」「ルピーは柔軟な通貨として功を奏した例」「米財務省は為替報告について法的責任がある」「米国は成長を再開し、雇用増加が始まっている」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.6 HDP +1.8 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「金利引き上げ前の準備縮小は理にかなう」
ジェフリー・ラッカー[NP-4.6 HDP +1.6 CHDP -0.2 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「extended periodは会合の数を意味しない」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・ギリシャ政府が「IMFは通常の協力に向けてギリシャを訪問する」「IMFのチームは税制と社会保障を視察する」などと発表したと伝えている。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・複数のメディアによると、ギリシャ国債と独連邦債の10年債利回りのスプレッドがユーロ導入以来の高水準となる406bpに拡大した。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
・ガイトナー米財務長官(インドのパネルディスカッションで)「米経済は非常に強くなっているように見える」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は底堅い動き。アジア時間に伝わった「ギリシャが欧州連合(EU)で合意した支援計画の修正を求めた」との報道を蒸し返す格好で、欧州勢がユーロ売りで参入。ユーロに対して円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外のダウ先物の下落も円の支援材料となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は小安い。16時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=93円77銭前後まで値を下げた。ユーロ円中心にクロス円が下落したことにつれた円買いドル売りが相場の重しとなった。ただ、対ユーロなどでドル買いが強まった影響で、一方的に円高ドル安が進む状況にはならなかった。
・ユーロ円は下落。ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入来最大となるなど、ギリシャ問題が再燃したことを受け一時1ユーロ=125円36銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはギリシャを巡る懸念が高まったことを受け、全般的にユーロ売りが強まった流れに沿った。心理的節目である1ユーロ=1.3400ドル前後を下抜けてストップロスを巻き込むと、一時1.3357ドル前後まで下げ足を速めた。格付け会社ムーディーズがアイスランドの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したことも重しとなった。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・ギリシャ政府当局者は6日、欧州連合(EU)と先月合意した国際通貨基金(IMF)が関与するギリシャ支援策の修正を試みていないと述べた。また、ギリシャ支援策におけるIMFの役割を支持しているとの見方を示した。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物のスプレッドは一時400bpと2月8日以来の水準までワイド化した。
ジェフリー・ラッカー[NP+6.4 HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +1.4 CRHDP -0.3]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁(CNBCとのインタビューで)「全米経済研究所(NBER)が昨年中盤にリセッションが終了したと宣言する可能性は非常に高い」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP +0.6 CHDP -0.3 RHDP +0.6 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)スタッフは6日、電子メールで「7日から2週間の予定でアテネを訪問する」と発表した。また、アテネ訪問は技術的な援助供与が目的との見解を示した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「欧州連合(EU)で合意した支援計画の変更に関して、いかなる行動もとっていない」「支援計画の発動を要請していない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して方向感が定まらない。イースターマンデーに伴う欧州市場の休場で薄商いとなる中、持ち高調整目的の散発的な円買いが先行した。ただ、連休明けのニューヨーク勢が前週末の3月米雇用統計発表後にドル買いが進んだ反動から、欧州通貨などに対してドル売りで参入。同時に円も売られたため、円安が進行した。3月米ISM非製造業指数や2月米住宅販売保留指数が予想より強い内容となり、円売りドル買いが一時強まったことも円全体の重しとなったが、売り一巡後は買い戻しが優位に。市場関係者からは「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んで円買いが入ったのでは」との声が聞かれたほか、米長期金利の上昇に伴い欧州通貨などに対するドル売り圧力が後退したことも、円の買い戻しにつながった。もっとも、さらに円を買う材料も見当たらず、終盤にかけてはやや弱含んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。6日前場の日本株が下落したことを背景に、これまでに積み上がった円売りポジションを利益確定目的で解消する動きが進んだ。ユーロに対してはギリシャが欧州連合(EU)で合意した支援計画の修正を求めたとの一部報道が材料視されて円買いが入ったほか、対ドルでは国内輸出企業からと見られる円買いも入ったようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。日本株安を背景に、リスクポジション解消目的の円買いが入った。豪準備銀行(RBA)の利上げを受けて対豪ドルで円売りが出たことが円の上値を抑える場面があったが、欧州勢が参入するとユーロやポンドに対して円買いが強まり円全般が押し上げられた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は底堅い動き。アジア時間に伝わった「ギリシャが欧州連合(EU)で合意した支援計画の修正を求めた」との報道を蒸し返す格好で、欧州勢がユーロ売りで参入。ユーロに対して円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外のダウ先物の下落も円の支援材料となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は小安い。16時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=93円77銭前後まで値を下げた。ユーロ円中心にクロス円が下落したことにつれた円買いドル売りが相場の重しとなった。ただ、対ユーロなどでドル買いが強まった影響で、一方的に円高ドル安が進む状況にはならなかった。
・ユーロ円は下落。ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入来最大となるなど、ギリシャ問題が再燃したことを受け一時1ユーロ=125円36銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはギリシャを巡る懸念が高まったことを受け、全般的にユーロ売りが強まった流れに沿った。心理的節目である1ユーロ=1.3400ドル前後を下抜けてストップロスを巻き込むと、一時1.3357ドル前後まで下げ足を速めた。格付け会社ムーディーズがアイスランドの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したことも重しとなった。