2010年6月22日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
トーマス・ジョーダン[NP+5.4 HDP -3.5 CHDP +0.2 RHDP -3.7 CRHDP +0.5]
・ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「デフレリスクが大きく後退しているため、SNBは現時点で為替介入を行う必要がない」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・市場参加者が「中国の大手国有銀行から大規模なドル買い人民元売りが入った可能性がある」と述べたと報じられている。
トーマス・ジョーダン[NP+4.0 HDP -3.3 CHDP +0.2 RHDP -3.3 CRHDP +0.4]
・ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁(一部テレビ局が伝えた)「デフレリスクは大方なくなった」
トーマス・ジョーダン[NP+4.6 HDP -3.1 CHDP +0.2 RHDP -3.0 CRHDP -0.1]
・ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁(一部テレビ局が伝えた)「現時点で介入は必要ない」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「公務員給与を2年間凍結」「子ども手当てを3年間凍結」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「法人税を現行の28%から2011年には27%、2012年には26%に引き下げる」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「アルコールやタバコ、燃料については増税しない」「高所得者のキャピタルゲイン税を28%とする」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ジョージ・オズボーン[NP+1.6 HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「2010年の英経済成長は1.2%、2011年は2.3%、2012年は2.8%の見通し」(6月時点の英予算責任局の見通しは2010年で1.3%、2011年は2.6%、2012年は2.8%)
2010年6月22日のFX要人発言・ニュース
スティーヴン・ハーパー[NP HDP -0.7 CHDP +0.2 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・ハーパー・カナダ首相「人民元の変動がカナダドルの上昇圧力を緩和することを望む」「中国の決定はカナダに著しい利益をもたらすだろう」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「中国の決定は中国自身と世界経済のため」「中国の為替政策の決定は良い」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・トルコのババカン経済担当大臣は週末、「議会の財政委員会は、政府の財政規律法案を承認した」と発表し、「今週中に議会で可決されれば、2011年1月から適用される」ことを明らかにした。財政規律法案は、中期的に対外債務を対GDP比で現行の45%から15%に引き下げることや、経常赤字の上限を設定することによって政府の財政規律を高めることが含まれており、格付け会社等から高く評価されている。市場参加者からは、「フィッチは先週、トルコの信用格付けを引き上げる可能性を示唆したこともあり、財政規律法案が今週中に可決されれば、格上げへの期待が高まる」との声も聞かれている。
ジム・フラハティ[NP HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP +1.4 CRHDP -0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「ロシアや他の新興国はカナダドルを買っている」
フィリップ・ヒルデブランド[NP-5.8 HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「SNBは物価の安定を確実にするため必要な手段をすべて行う」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は21日、銀行のリスク抑制に向けた報酬指針で「リスク抑制を確実にするための制度が不足している銀行が多い」との見解を示した。
イブ・メルシュ[NP+4.0 HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「為替レートの変動はファンダメンタルズを反映していない」「政府債購入は一時的」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは21日、仏大手銀BNPパリバの長期発行体デフォルト格付(IDR)を「AA」から「AA-」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
ニコラ・サルコジ[NP HDP -2.0 CHDP +0.8 RHDP -2.0 CRHDP +0.8]
・サルコジ仏大統領とメルケル独首相が共同文書を発表した、と伝えた。金融改革や格付け機関の改善において、さらなる努力が必要であるという。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・米ホワイトハウス「中国の新たな人民元政策の実行が鍵となり、進展を注視している」「新たな人民元政策は心強い」
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・米政府当局者は21日、「人民元に関する中国の行動はG20の焦点ではなく、G20では欧州危機への対処法について協議する」との見方を示した。また、G20は引き続き経済成長に焦点を絞るべきであるとした。
トーマス・ジョーダン[NP+5.4 HDP -3.5 CHDP +0.2 RHDP -3.7 CRHDP +0.5]
・ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「デフレリスクが大きく後退しているため、SNBは現時点で為替介入を行う必要がない」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「米国は危機後に経済をより力強くすることを確実にする」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。英・独の株価指数の上昇が一服する中、ポンドやユーロなどに対して膨らんだ円の売り持ち高を調整する動きが先行した。大幅高で始まった米国株が下げに転じ、軟調に推移すると、投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方から低金利の円が断続的に買い戻された。また、格付け会社フィッチは21日、仏大手銀BNPパリバの長期発行体デフォルト格付(IDR)を「AA」から「AA-」に引き下げたと発表。対ユーロ中心に欧州の金融システム不安を改めて意識した円買いも入った。
ジョージ・オズボーン[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.0]
・オズボーン英財務相は課税最低限を引き上げて所得税が非課税となる低所得者層を広げる一方で、インフラ関連の公共支出を維持する方針だという。
ブラジル政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -2.5 RHDP +1.0 CRHDP -2.5]
・マンテガ・ブラジル財務相は日本時間22日、「中国の動きを受けた通貨レアルの上昇を防ぐことを目指す」との見解を示した。
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.1]
・政府税制調査会が22日行った中間報告の中で、「相当程度の増収に結びつく税制の抜本改革を行う必要がある」、「法人税率の引き下げは賛否両論。引き下げは課税ベース拡大と合わせて実施するべき。」、「危機的財政状況を放置すれば、国債の信認低下や金利の急上昇を招く恐れがある」などと見解を示した。
韓国政府関係[NP HDP -7.1 CHDP +0.0 RHDP -7.1 CRHDP +0.0]
・韓国の当局者は、国内外銀行間の為替デリバティブの持ち高上限格差を解消する方針を明らかにしたと報じられた。なお、実施の時期や追加措置など詳細は決定していないとのこと。
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.1]
・政府は22日の閣議で、財政運営戦略を決定した。基礎的財政収支の2015年度までの赤字半減と、10年度までには黒字化を目指すとしたほか、21年度以降公債残高の対GDP比を安定的に低下させるとしている。
野田佳彦[NP HDP -2.6 CHDP +0.5 RHDP -2.6 CRHDP +0.5]
・野田佳彦財務相「G20で財政運営戦略など説明し、市場・各国から信認を得る努力をしたい」、「財政運営戦略・中期財政フレームに整合性ある予算編成を行う」
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.1]
・荒井聡国家戦略・経済財政担当相「(基礎的財政収支黒字化目標について)成長戦略を軌道に乗せることなどで達成へ」、「国民新党・民主党も了解」、「市場の信認を得られると自信」
日本政府関係[NP-3.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・仙谷由人官房長官「世界経済は依然としてぜい弱性を内包している」、「財政健全化と持続的成長の両方が世界経済の課題」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチ/がスペインとポルトガルの中期的な成長見通しを懸念しているとのこと。また、ギリシャについては財政計画の経済への影響を判断するようだ。
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・市場参加者が「中国の大手国有銀行から大規模なドル買い人民元売りが入った可能性がある」と述べたと報じられている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。日本株の下落を背景にリスク資産圧縮目的で円買いが入った。その後、日本株の下落が予想の範囲内にとどまった上、中国人民銀行(中央銀行)が発表する人民元取引の基準値「中間値」や、中国株の動向を見定めたいとの空気が強まったため、円買いはいったん収まった。
中国人民銀行が発表した人民元の中間値が2005年7月の切り上げ以来の最高値を付けたと伝わると、人民元高に伴い購買力が上昇し資源需要が高まるとの見方から、資源国通貨の豪ドルに対して円売りが膨らんだほか、時間外のダウ先物が上げ幅を広げたことが円売りを誘い円全体が下げた。
しかし、人民元は銀行間取引で一時6.8154元まで元安・ドル高が進んだため、資源国通貨や欧州通貨に対する円売りは失速し、円は買い戻された。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・日銀は韓国銀行とでスワップの取り決めの期限を3年間延長し、2013年7月3日とすることで韓国銀行と合意したと発表した。
中国政府関係[NP HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
・中国外務省は22日、人民元改革は管理可能な状態でかつ、漸進的でなければならないとの見方を示したと伝えられている。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.0 CHDP +0.8 RHDP +0.0 CRHDP +0.8]
・独政府当局者が「ドイツは予算削減がなければ、債務危機リスクがあるように見える」と述べたと報じられた。
トーマス・ジョーダン[NP+4.0 HDP -3.3 CHDP +0.2 RHDP -3.3 CRHDP +0.4]
・ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁(一部テレビ局が伝えた)「デフレリスクは大方なくなった」
トーマス・ジョーダン[NP-4.0 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.4]
・ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁(一部テレビ局が伝えた)「必要ならデフレリスクと闘う用意はある」「バランスシート上にユーロはリスク」
トーマス・ジョーダン[NP+4.6 HDP -3.1 CHDP +0.2 RHDP -3.0 CRHDP -0.1]
・ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁(一部テレビ局が伝えた)「現時点で介入は必要ない」
フェルナンデス・オルドネス[NP HDP -1.0 CHDP +0.4 RHDP -1.0 CRHDP +0.4]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「ストレステストの結果は出来るだけ早く公表するだろう」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値重い。後場の日本株が引けにかけて下げ幅を広げたことや時間外のダウ先物が下げに転じたことなどを背景に、リスクポジションを閉じる目的で円が買われた。もっとも、その後のダウ先物は持ち直したほか上海総合指数も小幅ながら高く引けたため、円買いは失速し持ち高調整の円売りに押し戻された。一方、円は対ポンドでは強含み。オズボーン英財務相が予算案を発表する予定となっており、発表前にポジション調整で円買いポンド売りが入っているようだ。
ミシェル・バルニエ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・バルニエ欧州委員(域内市場・金融サービス担当)「人民元の柔軟化は中国と世界にとって良いこと」
菅直人[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.3]
・菅直人首相「カナダでの日米首脳会談は、27日になると思う」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズはスペインの銀行について「既に3四半期分の貸倒引当金を引き当て済みで、市場の想定よりは健全な状態である」との見解を示したと報じられた。
中国政府関係[NP HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
・中国商務相は22日、中国の企業に対してギリシャに投資を行うように促しているほか、政府にギリシャからの輸入を促していると述べたと伝えられている。
フェルナンデス・オルドネス[NP HDP -1.0 CHDP +0.4 RHDP -1.0 CRHDP +0.4]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「スペインの緊縮財政策はユーロやスペインの信頼感を強化する」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・22日、ギリシャとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが700bpに拡大したと伝えている。
ジョージ・オズボーン[NP-3.0 HDP -2.2 CHDP -0.2 RHDP -2.2 CRHDP -0.2]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「低水準の政策金利がすでに景気回復を支援している」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -2.2 CHDP -0.2 RHDP -2.2 CRHDP -0.2]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「黒字の国々は一段と世界の需要を支援する必要」「中国のドルペッグ制廃止を歓迎」
ジョージ・オズボーン[NP+1.6 HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「2010年の英経済成長は1.2%、2011年は2.3%、2012年は2.8%の見通し」(6月時点の英予算責任局の見通しは2010年で1.3%、2011年は2.6%、2012年は2.8%)
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「2010-11年の財政赤字見通しは1490億ポンド、2011-12年は1160億ポンド」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「公務員給与を2年間凍結」「子ども手当てを3年間凍結」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「法人税を現行の28%から2011年には27%、2012年には26%に引き下げる」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「2011年から銀行税を導入」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「2011年1月4日から付加価値税を17.5%から20%に引き上げる」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.6 RHDP -1.6 CRHDP +0.6]
・オズボーン英財務相(予算案を発表)「アルコールやタバコ、燃料については増税しない」「高所得者のキャピタルゲイン税を28%とする」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・メルケルドイツ首相「G20では金融取引課税について合意を得られるか不透明だが私は戦う」「ドイツと米国は金融取引課税の必要性で一致」
南アフリカ政府関係[NP HDP -0.8 CHDP +0.7 RHDP -0.8 CRHDP +0.7]
・南アフリカの三つの労働組合は21日、電力公社エスコムとの賃上げを巡る交渉が妥結しなかったとして、23日から全国ストライキに突入する可能性が高いことを表明した。政府の仲裁委員会は、エスコム社に対し22日までに労働組合の新提案を検討する時間を与えたが、労働組合は「我々は当初の15%賃上げ要求を9%に引き下げたが、エスコム社はこれを即時に受け入れようとしなかったことに対し強い違和感がある」と主張。「提案した妥当案を白紙に戻す」との考えを示した。エスコム社の全事業所が一気にストライキに突入すれば、W杯への影響は必死。23日に発表される労使交渉の最終結果に注意が必要だ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は強含み。欧州株や時間外のダウ先物の下落を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いが優勢になった。ユーロに対しては、欧州金融への根強い不安感を材料に円買いが進んだ。ただ、その後は円を買い進める材料に乏しかったため、円買い圧力が徐々に後退。対ポンドで円売りが強まったことも円全体の重しとなり、上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円はじり安。18時過ぎに一時1ドル=90円53銭前後と本日安値を付けた。
・ポンド円は下値が堅い。オズボーン英財務相による緊急予算案発表を前にポジション調整の円買いポンド売りが先行。オズボーン英財務相が財政緊縮措置により2010年と11年の英成長率予想を下方修正したと伝わると、一時1ポンド=133円10銭前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。英予算案が事前の予想とほぼ同じ内容だったと受け止められ、いったん材料出尽くしとしてショートカバーが進んだ。一時134円台前半まで値を戻した。
・ユーロドルは欧州金融への不安感が根強い中、英・独株価指数の下落を受けてユーロ売りドル買いが出た。21時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.2251ドル前後まで値を下げた。ユーロスイスフランが一時1ユーロ=1.3592スイスフランとユーロ導入以来の安値まで下落した影響も受けた。ただ、その後は対ポンドでドル売りが進んだ影響で、一時1.23ドル台を回復する場面があった。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+2.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.9 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官(議会証言で)「米経済は途方もなく困難な時期を切り抜けつつあり、金融システムは安定化している」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が「スペインが財政目標を達成するためには追加的な措置が必要である」との見方を示したと伝えられている。また、「フランスの財政赤字は非常に高水準であるが、市場はフランスが状況を好転させると信じている」とした。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.9 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官「TARPプログラムに資本を追加する計画や、新たなTARPプログラムを策定する計画はない」「現時点で金融システムは総じて経済の弱点でない」
欧州連合(EU)[NP HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・フランス、ドイツ、イギリスは22日、共同声明で金融セクター改革への決意を表明した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。英・独の株価指数の上昇が一服する中、ポンドやユーロなどに対して膨らんだ円の売り持ち高を調整する動きが先行した。大幅高で始まった米国株が下げに転じ、軟調に推移すると、投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方から低金利の円が断続的に買い戻された。また、格付け会社フィッチは21日、仏大手銀BNPパリバの長期発行体デフォルト格付(IDR)を「AA」から「AA-」に引き下げたと発表。対ユーロ中心に欧州の金融システム不安を改めて意識した円買いも入った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。日本株の下落を背景にリスク資産圧縮目的で円買いが入った。その後、日本株の下落が予想の範囲内にとどまった上、中国人民銀行(中央銀行)が発表する人民元取引の基準値「中間値」や、中国株の動向を見定めたいとの空気が強まったため、円買いはいったん収まった。
中国人民銀行が発表した人民元の中間値が2005年7月の切り上げ以来の最高値を付けたと伝わると、人民元高に伴い購買力が上昇し資源需要が高まるとの見方から、資源国通貨の豪ドルに対して円売りが膨らんだほか、時間外のダウ先物が上げ幅を広げたことが円売りを誘い円全体が下げた。
しかし、人民元は銀行間取引で一時6.8154元まで元安・ドル高が進んだため、資源国通貨や欧州通貨に対する円売りは失速し、円は買い戻された。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値重い。後場の日本株が引けにかけて下げ幅を広げたことや時間外のダウ先物が下げに転じたことなどを背景に、リスクポジションを閉じる目的で円が買われた。もっとも、その後のダウ先物は持ち直したほか上海総合指数も小幅ながら高く引けたため、円買いは失速し持ち高調整の円売りに押し戻された。一方、円は対ポンドでは強含み。オズボーン英財務相が予算案を発表する予定となっており、発表前にポジション調整で円買いポンド売りが入っているようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は強含み。欧州株や時間外のダウ先物の下落を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いが優勢になった。ユーロに対しては、欧州金融への根強い不安感を材料に円買いが進んだ。ただ、その後は円を買い進める材料に乏しかったため、円買い圧力が徐々に後退。対ポンドで円売りが強まったことも円全体の重しとなり、上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円はじり安。18時過ぎに一時1ドル=90円53銭前後と本日安値を付けた。
・ポンド円は下値が堅い。オズボーン英財務相による緊急予算案発表を前にポジション調整の円買いポンド売りが先行。オズボーン英財務相が財政緊縮措置により2010年と11年の英成長率予想を下方修正したと伝わると、一時1ポンド=133円10銭前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。英予算案が事前の予想とほぼ同じ内容だったと受け止められ、いったん材料出尽くしとしてショートカバーが進んだ。一時134円台前半まで値を戻した。
・ユーロドルは欧州金融への不安感が根強い中、英・独株価指数の下落を受けてユーロ売りドル買いが出た。21時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.2251ドル前後まで値を下げた。ユーロスイスフランが一時1ユーロ=1.3592スイスフランとユーロ導入以来の安値まで下落した影響も受けた。ただ、その後は対ポンドでドル売りが進んだ影響で、一時1.23ドル台を回復する場面があった。