2010年12月1日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏経済は予想より上振れしている」、「ユーロは統合前の通貨より高い価値を維持している」、「恒久的な救済メカニズムはIMFと協調するだろう」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの債券購入は継続している」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+4.8 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]
・米連邦準備理事会(FRB)は30日、10-11月の公定歩合議事録を公表した。ダラス連銀、カンザスシティー連銀の2地区連銀が公定歩合を1.00%へ引き上げるよう主張したことが明らかとなった。一方、その他10地区連銀は公定歩合を0.75%に据え置くことを支持した。
ベン・バーナンキ[NP-5.0 HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -4.6 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業は消費者信頼感を損なう」
ベン・バーナンキ[NP-5.2 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業期間の長さが非常に気にかかる」
ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米経済成長は失業率が低下するほど早くない」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が30日、ポルトガルの格付けをクレジットウォッチ・ネガティブにしたと発表した。また、長期外貨建てソブリン格付けについても引き下げの可能性に言及した。ただ、ポルトガルについて「格下げの可能性があっても、投資適格級は維持すると予想している」と見解を示した。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.4 CHDP -0.5 RHDP -1.4 CRHDP -0.5]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙は1日、欧州当局が新たな銀行ストレステストを計画している、と報じた。なお、昨年夏に非難を受けた銀行ストレステストより一段と厳格な内容となるが、テストの結果は公表されない可能性もあるという。
日本銀行(日銀)関係[NP+4.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
・須田美矢子日銀審議委員「物価のリスクとしては上振れを意識」、「量的緩和が景気や物価に与える影響は限定的」
ジャネット・イエレン[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「量的緩和を支持するものの、万能薬とは言いがたい」「失業率は当面、高止まりしそうだ」
ジャネット・イエレン[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.1]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「早期の財政引き締めは、回復を阻害するだろう」「米国は、財政再建に対する計画が必要」「財政赤字は、ピークに達したようだ」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
アジア開発銀行関係[NP-4.0 HDP +0.9 CHDP -0.6 RHDP +0.9 CRHDP -0.6]
・黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁「円高は投資減速などに影響、輸出への影響は時差を伴う」
2010年12月1日のFX要人発言・ニュース
ブライアン・カウエン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・カウエン・アイルランド首相「救済パッケージはアイルランドにとって最善の選択」、「我々はいずれ債券市場への復帰を望んでいる」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレやデフレ圧力はなく、インフレ期待はしっかりと抑制されている」「新しい財政規則における財務の数値目標は、十分に大胆なものではない可能性があることを懸念」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「通貨安戦争という概念は、不適切で、我々は戦争を必要としていない」「無秩序な為替の動きや、過度の変動は経済を損なう」
ジョージ・オズボーン[NP HDP +0.4 CHDP +0.3 RHDP +0.4 CRHDP +0.3]
・オズボーン英財務相「信用状況は、私が一番注意している事柄」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・30日、ベルギーとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが1993年以来、最大水準となる139bpに拡大したと伝えた。
ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏経済は予想より上振れしている」、「ユーロは統合前の通貨より高い価値を維持している」、「恒久的な救済メカニズムはIMFと協調するだろう」
ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.8 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBの債券購入は継続している」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「欧州債に関しては、決してないとは言えない」
ブラジル政府関係[NP HDP -0.5 CHDP -1.5 RHDP -0.5 CRHDP -1.5]
・マンテガ・ブラジル財務相「ブラジルは製造業を損なう通貨戦争を認めない」、「ユーロ圏の危機により、通貨戦争は現時点で休戦状態にある」
ブラジル政府関係[NP-1.0 HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・マンテガ・ブラジル財務相「ブラジルレアルは、理にかなった水準」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.4 HDP -0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「FRBの量的緩和を支持する。効果は比較的緩やかな見込み。」
ブライアン・カウエン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・カウエン・アイルランド首相「救済は来年7月以降の資金需要を満たす唯一の手段」
ブライアン・カウエン[NP-6.8 HDP -6.8 CHDP 0.00 RHDP -6.8 CRHDP 0.00]
・カウエン・アイルランド首相「支援策は、アイルランドが資金調達のルートを有していることを確かにした」「我々は大きな困難に直面」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP-5.2 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「インフレ期待のある程度の上昇は良い」、「銀行融資の需要は適切な水準ではない」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP+4.8 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]
・米連邦準備理事会(FRB)は30日、10-11月の公定歩合議事録を公表した。ダラス連銀、カンザスシティー連銀の2地区連銀が公定歩合を1.00%へ引き上げるよう主張したことが明らかとなった。一方、その他10地区連銀は公定歩合を0.75%に据え置くことを支持した。
ベン・バーナンキ[NP-5.0 HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -4.6 CRHDP -0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業は消費者信頼感を損なう」
ベン・バーナンキ[NP-5.2 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「失業期間の長さが非常に気にかかる」
ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.0]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「米経済成長は失業率が低下するほど早くない」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が30日、ポルトガルの格付けをクレジットウォッチ・ネガティブにしたと発表した。また、長期外貨建てソブリン格付けについても引き下げの可能性に言及した。ただ、ポルトガルについて「格下げの可能性があっても、投資適格級は維持すると予想している」と見解を示した。
ジョージ・オズボーン[NP HDP +0.4 CHDP +0.3 RHDP +0.4 CRHDP +0.3]
・オズボーン英財務相「アイルランドが英国の銀行危機を引き起こす兆候はなかった」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のシャーマ社長は30日、フランスの格付けについて、「現時点で『AAA』に値する」との見方を示したと、仏経済紙レゼコーが報じた。
米政府関係[NP HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ブレイナー米財務次官が週内にマドリード、ベルリン、パリを訪問し、経済と成長に関して協議する予定であると米財務省が発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。南欧の財政不安が引き続き意識される中、ダウ先物やWTI原油先物相場が下げ幅を広げ、対資源国通貨で円買いが入った。カナダ統計局が30日発表した7-9月期カナダ国内総生産(GDP)や9月カナダGDPがいずれも市場予想より弱い内容となり、対カナダドルで円買いが強まると、他の通貨にも円買いが波及し、上昇に弾みが付いた。ただ、ダウ工業株30種平均が一時100ドルを超す下げ幅となったものの、11月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や11月米消費者信頼感指数などの米経済指標が市場予想より強く、ダウ平均が下げ渋ったため、円は上値を切り下げた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.4 CHDP -0.5 RHDP -1.4 CRHDP -0.5]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙は1日、欧州当局が新たな銀行ストレステストを計画している、と報じた。なお、昨年夏に非難を受けた銀行ストレステストより一段と厳格な内容となるが、テストの結果は公表されない可能性もあるという。
ジェフリー・ラッカー[NP+4.2 HDP +2.0 CHDP +0.1 RHDP +3.3 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「準備通貨としてのドルの地位は米国に大きな恩恵」「FRBの政策によるインフレの高進リスクにやや過剰反応がみられる」
日本銀行(日銀)関係[NP-2.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・須田美矢子日銀審議委員「11年度中に物価がマイナスを脱却する蓋然性は高くなく、デフレ脱却にも時間がかかる」、「経済や物価を注意深く点検し、必要な場合適時適切に対応を行う」
日本銀行(日銀)関係[NP+4.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
・須田美矢子日銀審議委員「物価のリスクとしては上振れを意識」、「量的緩和が景気や物価に与える影響は限定的」
アジア開発銀行関係[NP HDP +1.5 CHDP -0.5 RHDP +1.5 CRHDP -0.5]
・黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁「アジア域内で為替の協調が行われることが望ましい」「アジア域内通貨の対ドルでの上昇度合いの違いに懸念」
アジア開発銀行関係[NP-4.0 HDP +0.9 CHDP -0.6 RHDP +0.9 CRHDP -0.6]
・黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁「円高は投資減速などに影響、輸出への影響は時差を伴う」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の海外市場で欧財政懸念を背景にリスク回避目的で円買いが進んだ流れを引き継いで高く始まった。7-9月期の豪国内総生産(GDP)が市場予想を下回り、豪ドルに対して円買いが進むと他の通貨に対しても円買いが波及した。一方、米株安にもかかわらず日本やアジア株が比較的底堅く推移したためリスク回避姿勢が強まる展開にならず、円買い圧力は次第に後退した。短期スタンスで円を買っていた向きから利益確定の円売りも出た。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズが1日、インドネシアの格付けを引き上げる方向で見直すと発表した。
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +0.9 CHDP -0.8 RHDP +0.9 CRHDP -0.8]
・アジアのG20関係者の話として報じたところによると、G20財務相代理が29日に欧州の状況を協議したという。
日本銀行(日銀)関係[NP-1.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.3]
・須田美矢子日銀審議委員「外貨建て資産購入は介入との棲み分けで難しさがある」「外貨建て資産購入は限りなく可能性低いがゼロではない」
日本銀行(日銀)関係[NP-1.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.2]
・須田美矢子日銀審議委員「長期国債の買い増しには賛成しかねる」「11年度の物価がプラスを実現できるとは思わない」
日本政府関係[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.0]
・複数の通信社が伝えたところによると、財務省は介入資金2兆円を11月中に2回に分けて償還し、償還には国庫余裕金を活用した、という。
白川方明[NP HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.2]
・白川方明日銀総裁が12月2日から6日まで米国を訪問する、と報じられている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが優勢。新規材料難からしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、時間外のダウ先物が強含んで推移し後場の日経平均が上昇したため、これまでに円買いにポジションを傾けていた参加者から持ち高調整の円売りが出て値を下げた。1日の欧州株相場が高く始まったことも円売りに拍車を掛けた。
ジョージ・オズボーン[NP HDP +0.4 CHDP +0.3 RHDP +0.4 CRHDP +0.3]
・オズボーン英財務相「アイルランドへの融資は、その他の国に対して白地の小切手を切るというサインではない」
南アフリカ中銀(準備銀行)関連[NP+4.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・南ア準備銀行のマーカス総裁は30日、経済開発大臣が前週に発表した経済成長計画について、「発表された計画は準備銀行の独立性を揺るがすとは思えない」と述べた。また、新たな成長方針で「より緩和的な金融政策と金利引き下げ」が提案されたことに対しては、「安定した低水準のインフレ率、競争力のある為替レートや低水準の政策金利という目的は、同時に達成できないことがある」との見解を示し、インフレ圧力の調整に重点を置く、従来の方針を維持することを示唆した。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.3 RHDP +0.3 CRHDP +0.3]
・ブリューデレ独経済相「スペインとポルトガルに金融支援は必要ない」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・ラガルド仏経済財務雇用相「欧州圏の人々は単一通貨ユーロを守ることを決意している」
ポルトガル政府関係[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・ポルトガル政府は1日、12ヶ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。利回りは5.281%となり、前回の4.813%を上回った。また、応札倍率は2.5倍と前回の1.8倍を上回った。なお、発行高は5億ユーロとなった。
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
・ラガルド仏経済財務雇用相「ECBが危機において果たした役割は喜ばしい」(なお、量的緩和やユーロ債についての質問についてコメントを控えた)
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。英・独の株価指数や時間外の米株価指数先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向の改善を期待して低金利の円を売る動きが出た。対ユーロでは独連邦債に対するスペインやイタリア国債の利回りスプレッドが縮小したことを背景にした円売りが出た。ドルに対しては、米10年物国債利回りの上昇を受けた円売りも散見された。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=84円20銭前後と本日高値を付けた。株高を受けてリスク許容度の高まった投資家からクロス円の買いが入ったことや、米10年物国債利回りの上昇を受けた買いが入った。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=110円32銭前後と日通し高値まで上昇した。株高を受けた買いが入った。一部で「明日の欧州中央銀行(ECB)理事会で、ECBが債券買い入れ規模を拡大する可能性がある」との思惑が広がったことも、これまでユーロ売りに傾けていた参加者の買い戻しを誘ったようだ。
・ユーロドルは堅調。1ユーロ=1.3117ドル前後まで上値を伸ばした。ECBの債券買い入れに関する思惑や、独連邦債に対するスペインやイタリア国債の利回りスプレッドが縮小を背景に、このところユーロ圏の財政懸念を材料にユーロ売りドル買いを進めていた参加者が反対売買を進めている。ポルトガルの12カ月物政府証券(Tビル)の入札を無事に通過したことも買いを促した。市場参加者からは「アジア系ソブリンネームや、欧州系企業の買いが目立っていた」との指摘があった。
ジャネット・イエレン[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「量的緩和を支持するものの、万能薬とは言いがたい」「失業率は当面、高止まりしそうだ」
ジャネット・イエレン[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.1]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「早期の財政引き締めは、回復を阻害するだろう」「米国は、財政再建に対する計画が必要」「財政赤字は、ピークに達したようだ」
ジャネット・イエレン[NP-4.8 HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「米国住宅市場はかなり弱い」
ジャネット・イエレン[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「景気の二番底があると信じていない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。南欧の財政不安が引き続き意識される中、ダウ先物やWTI原油先物相場が下げ幅を広げ、対資源国通貨で円買いが入った。カナダ統計局が30日発表した7-9月期カナダ国内総生産(GDP)や9月カナダGDPがいずれも市場予想より弱い内容となり、対カナダドルで円買いが強まると、他の通貨にも円買いが波及し、上昇に弾みが付いた。ただ、ダウ工業株30種平均が一時100ドルを超す下げ幅となったものの、11月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や11月米消費者信頼感指数などの米経済指標が市場予想より強く、ダウ平均が下げ渋ったため、円は上値を切り下げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の海外市場で欧財政懸念を背景にリスク回避目的で円買いが進んだ流れを引き継いで高く始まった。7-9月期の豪国内総生産(GDP)が市場予想を下回り、豪ドルに対して円買いが進むと他の通貨に対しても円買いが波及した。一方、米株安にもかかわらず日本やアジア株が比較的底堅く推移したためリスク回避姿勢が強まる展開にならず、円買い圧力は次第に後退した。短期スタンスで円を買っていた向きから利益確定の円売りも出た。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが優勢。新規材料難からしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、時間外のダウ先物が強含んで推移し後場の日経平均が上昇したため、これまでに円買いにポジションを傾けていた参加者から持ち高調整の円売りが出て値を下げた。1日の欧州株相場が高く始まったことも円売りに拍車を掛けた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。英・独の株価指数や時間外の米株価指数先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向の改善を期待して低金利の円を売る動きが出た。対ユーロでは独連邦債に対するスペインやイタリア国債の利回りスプレッドが縮小したことを背景にした円売りが出た。ドルに対しては、米10年物国債利回りの上昇を受けた円売りも散見された。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=84円20銭前後と本日高値を付けた。株高を受けてリスク許容度の高まった投資家からクロス円の買いが入ったことや、米10年物国債利回りの上昇を受けた買いが入った。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=110円32銭前後と日通し高値まで上昇した。株高を受けた買いが入った。一部で「明日の欧州中央銀行(ECB)理事会で、ECBが債券買い入れ規模を拡大する可能性がある」との思惑が広がったことも、これまでユーロ売りに傾けていた参加者の買い戻しを誘ったようだ。
・ユーロドルは堅調。1ユーロ=1.3117ドル前後まで上値を伸ばした。ECBの債券買い入れに関する思惑や、独連邦債に対するスペインやイタリア国債の利回りスプレッドが縮小を背景に、このところユーロ圏の財政懸念を材料にユーロ売りドル買いを進めていた参加者が反対売買を進めている。ポルトガルの12カ月物政府証券(Tビル)の入札を無事に通過したことも買いを促した。市場参加者からは「アジア系ソブリンネームや、欧州系企業の買いが目立っていた」との指摘があった。