2011年3月15日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・東京電力によると、福島第一原発2号機で14日夜、原子炉の水位が急速に低下し、再び燃料が水面から完全に露出したと発表した。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「日本政府と日銀の対応を支持する」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・東京電力福島第1原発2号機で爆発音があったという。
日本銀行(日銀)関係[NP-7.4 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・日銀は15日、5兆円の共通担保資金供給オペを即日実施したと発表した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・NHKは15日、東京電力福島第1原発から110キロ余り離れた茨城県東海村で放射線が観測されたと報じた。
菅直人[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・菅直人首相「さらに放射性物質が漏えいする可能性が高まっている」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・共同通信が報じたところによると、東京電力福島第1原発4号機で水素爆発が発生した。
日本銀行(日銀)関係[NP-7.8 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・日銀は15日午後、3兆円の共通担保資金供給オペを追加し、即日実施したと発表した。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.4 HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.4]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBが長く金利を維持すれば、後に急激な利上げを行うリスクが高まる」「日本の地震は日本経済に大きな影響を与え、輸入が減少する一方で公共支出が拡大するだろう」
2011年3月15日のFX要人発言・ニュース
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・東京電力によると、福島第一原発2号機で14日夜、原子炉の水位が急速に低下し、再び燃料が水面から完全に露出したと発表した。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・ドイツのメルケル首相は14日、原子力発電所の耐久期限延長を一時停止すると発表した。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは14日、ユーロ圏サミットでの合意は現状の危機に対する欧州の対応を大幅に強化することになるだろうとの見方を示した。また、欧州の政策対応によって欧州のソブリン信用リスクは短期的に低下し、ユーロにとっても強い政治的なサポートになるとの見解も示している。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「日本政府と日銀の対応を支持する」
ジャン=クロード・ユンケル[NP+4.8 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「商品価格の上昇によってインフレ率は著しく上昇している」「インフレを注意深く監視し続けることで合意した」
オッリ・レーン[NP-2.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「経済の不確実性は多い」「北アフリカ情勢は経済の不確実性を強めている」「コアインフレは1999年来の平均を十分下回っている」「2次的影響がなければインフレの加速は一時的なもの」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.2]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーロ圏財務相会合は3月21日に再度開催される」「ユーロ圏の財務相は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)への保証拡大を検討しているが、詳細に関してはさらなる議論が必要」「欧州安定メカニズム(ESM)は21日に一段の詳細に関して合意する見通し」
バラク・オバマ[NP HDP -1.4 CHDP +0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.3]
・オバマ米大統領「カダフィ政権は正当性を失っている」「米国と同盟国はカダフィ政権に圧力をかけることを試みている」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.7 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.1]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「週末のEU首脳による債務危機への合意は市場を納得させた」「EU基金の合意後にユーロはより強くなるだろう」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.4 HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.4]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBが長く金利を維持すれば、後に急激な利上げを行うリスクが高まる」「日本の地震は日本経済に大きな影響を与え、輸入が減少する一方で公共支出が拡大するだろう」
ジョン・リプスキー[NP HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・リプスキー国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事「ギリシャにとって重要なことは5月までに中期的な財政戦略を完了すること」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は14日、ローン問題に陥っているギリシャに対して41億ユーロの支払いを承認した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して強含み。米10年物国債利回りが低下したことで日米金利差縮小を意識した円買いが入った。欧米株式相場が軟調に推移したことを受けて、投資家のリスク姿勢が後退したことも円全般の押し上げ材料となった。もっとも、東日本巨大地震に対する反応がアジア時間までにおおむね一巡したことに加えて、15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、総じて手控えムードも強い。終盤に米国株式相場が下げ幅を縮小すると、次第に円も上値が重くなった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・東京電力福島第1原発2号機で爆発音があったという。
日本銀行(日銀)関係[NP-7.4 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・日銀は15日、5兆円の共通担保資金供給オペを即日実施したと発表した。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「やや引き締め気味の金融政策が引き続き適切と判断した」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-1.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「貸付金利はわずかに平均を上回っていた」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「経済はトレンドに近い割合で成長しており、今後の1年間のインフレ見通しは目標と一致」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「直近数ヶ月の経済の動きは、金融政策や経済の見通しを変えるものではない」「世界経済はまだしっかりとした成長を続けている」「商品価格の上昇圧力が続いている」「アジアの主要国で金融引き締めによって高いインフレに対応している国もあるが、世界の金融市場の状況は緩和的なままである」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「極端な天候による一時的な影響を調べ、中期的な経済やインフレの見通しに基づいた金融政策を引き続き設定することを確認」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・NHKは15日、東京電力福島第1原発から110キロ余り離れた茨城県東海村で放射線が観測されたと報じた。
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「福島原発を注視している」「市場の混乱はやがて収まると期待しており、株式市場を閉じる計画はない」
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「日銀の決定は金融政策で経済を支援する強い決意を示している」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
・野田佳彦財務相「災害被災地域を対象に個人向け国債の中途換金を可能にする」「災害への寄付金に対して控除を設ける」「株価は一時的な要因で下落しており、市場の状況を引き続き注視する」「比較的為替や国債金利は落ち着いている」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
・野田佳彦財務相「財務省として増税を検討していることは決してない」
菅直人[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・菅直人首相「さらに放射性物質が漏えいする可能性が高まっている」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズは14日、日本の地震は財政にとって特に厳しい影響があるとの見解を示した。また、地震による財政への影響は数年続く可能性があるとしたと伝えられた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・共同通信が報じたところによると、東京電力福島第1原発4号機で水素爆発が発生した。
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
・野田佳彦財務相「為替動向を引き続き見守る」
野田佳彦[NP HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
・野田佳彦財務相は15日、記者団に為替介入について質問され、コメントしなかったと伝えられた。
日本銀行(日銀)関係[NP-7.8 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・日銀は15日午後、3兆円の共通担保資金供給オペを追加し、即日実施したと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。東北の太平洋沿岸で起きた地震の影響で、経済活動が停滞し景気・企業業績が悪化するとの見方から日本株が下落。投資家のリスク許容度が低下して、円売りポジションを閉じる動きが出た。前場の日本株が取引終了後に菅首相が会見で「東京電力福島第1原発で漏えいしている放射性物質の濃度が高くなっている」「さらに放射性物質が漏えいする可能性が高まっている」などと述べたほか、枝野幸男官房長官は福島第1原発付近で人体に影響のある放射性濃度が検出されたことを明らかにすると、大阪証券取引所の日経平均先物が一時前日比1560円安の7900円まで下落した。アジア株や時間外の米株価指数先物も大幅安となったため、一段と投資家のリスク回避姿勢が強まり、円売りポジションの巻き戻しが強まり、円は上値を伸ばした。
ただ、「福島第1原発4号機で水素爆発が発生した」と伝わったことを材料視して、一部参加者が円売りドル買いを持ち込むと、円全体が急激に値を下げる場面も見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円22銭前後まで下げたが、「福島第1原発4号機で水素爆発が発生した」との報道を手掛りとした買いで、82円05銭前後まで切り返した。
・ユーロ円は12時前にユーロ=113円20銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは軟調。アジア株やダウ先物の下落、日本で放射性物質が漏えいする可能性が高まっていることなどを背景に、リスクポジション解消目的の売りが出た。13時前に1ユーロ=1.3923ドル前後まで下げた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・共同通信が報じたところによると、国交省は福島第1原発から半径30キロ圏内を飛行禁止にした。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・日銀は15日、3月分の金融経済月報(基本的見解)で、景気の現状について「わが国の景気は、改善テンポの鈍化した状態から徐々に脱しつつある」とし、景気の総括判断を据え置いた。また、先行きについては「緩やかな回復経路に復していくと考えられる。もっとも、今回の地震によって、わが国は、地理的にも広範囲な被害を受けており、当面、生産活動の低下が見込まれるほか、企業や家計のマインドの悪化も懸念される」とした。
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「市場はやがて落ち着きを取り戻す」「復興のための民間資金は十分ある」「東日本の生産能力が仮にゼロになっても、日本には9割近い生産力が残る」
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「株式市場への対策はまだ考えていないが方法はある」「株式の買い入れ構想に言及するのは時期尚早だが、そのような方法があることは思い出しておく必要」
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・枝野幸男官房長官「地震や津波で打撃を受けたが、日本経済は揺らいでいない」「日々の株価動向を冷静に注視していく」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +1.6 CHDP +0.3 RHDP +1.6 CRHDP +0.3]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「EUはユーロに関する協定で峠を越えるだろう」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。菅首相が15日午前、福島第1原発で漏えいしている放射性物資の濃度が高くなっていることを明らかにし、経済活動や人体への影響が懸念されて日本株が急落すると、その他アジア株や時間外の米株価指数先物が大幅安となり、リスク資産圧縮目的で円が買い戻された。英・独の株価指数の下落を背景に、欧州勢からも円買いが散見されている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャやポルトガルに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物スプレッドは980bp、ポルトガルは510bpまでワイド化した。
スペイン政府関係[NP HDP -1.7 CHDP +1.6 RHDP -1.7 CRHDP +1.6]
・スペイン政府は15日、12ヶ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。平均落札利回りは2.128%と前回の2.410%を下回った。応札倍率は2.4倍と前回の2.1倍を上回った。また、18ヶ月物政府証券(Tビル)入札の平均落札利回りは2.436%と前回の2.938%を下回ったほか、応札倍率は3.5倍と前回の5.3倍を下回った。
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「欧州連合(EU)統治の提案は不十分」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルケルドイツ首相「1980年以前から操業していた原子力発電所に関しては操業を停止する見込み」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・日銀は15日、当日の資金決済・証券決済はおおむね問題なく終了したと発表した。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は15日、日本の格付けに対する影響を見極めるにはさらに情報が必要との見解を示した。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・ショイブレ独財務相「市場はスペインが援助が必要だとは予想していない」「ユーロの安定維持のために必要なあらゆることをしなければならない」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・バーレーンは15日、3カ月間の非常事態宣言を発令した。国営テレビが伝えた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・NHKが報じたところによると、22時28分ごろ静岡県東部で震度6強の地震が発生した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は上昇。日本の原発事故への懸念が高まり、15日の日経平均株価は1000円超急落。欧州株も軒並み下げたことから、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方が拡大し、低金利の円は相対的に金利の高い通貨などに対して急速に買い戻された。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=80円73銭前後。
・ユーロ円は2月28日以来の安値となる1ユーロ=111円97銭前後まで売り込まれた。
・豪ドル円は大幅安。世界的な株価の下落を受け、これまで高金利通貨として選好されてきた豪ドルの買い持ちを解消する動きが活発化し、一時2010年11月1日以来の安値となる1豪ドル=79円28銭前後まで値を下げた。市場参加者からは「モデル系ファンドからの豪ドル売りが出た」との声が聞かれた。
・ユーロドルは欧州株が軒並み下落したことやユーロ円の下落につれたユーロ売りドル買いが先行。ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が発表した3月の独景況感指数(期待指数)が市場予想を下回ったことも相場の重しとなり、19時過ぎに一時1ユーロ=1.3855ドル前後まで値を下げた。ただ、売りが一巡するともみ合いの展開に。円絡みの取引が中心となり徐々に値動きが細った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して強含み。米10年物国債利回りが低下したことで日米金利差縮小を意識した円買いが入った。欧米株式相場が軟調に推移したことを受けて、投資家のリスク姿勢が後退したことも円全般の押し上げ材料となった。もっとも、東日本巨大地震に対する反応がアジア時間までにおおむね一巡したことに加えて、15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、総じて手控えムードも強い。終盤に米国株式相場が下げ幅を縮小すると、次第に円も上値が重くなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。東北の太平洋沿岸で起きた地震の影響で、経済活動が停滞し景気・企業業績が悪化するとの見方から日本株が下落。投資家のリスク許容度が低下して、円売りポジションを閉じる動きが出た。前場の日本株が取引終了後に菅首相が会見で「東京電力福島第1原発で漏えいしている放射性物質の濃度が高くなっている」「さらに放射性物質が漏えいする可能性が高まっている」などと述べたほか、枝野幸男官房長官は福島第1原発付近で人体に影響のある放射性濃度が検出されたことを明らかにすると、大阪証券取引所の日経平均先物が一時前日比1560円安の7900円まで下落した。アジア株や時間外の米株価指数先物も大幅安となったため、一段と投資家のリスク回避姿勢が強まり、円売りポジションの巻き戻しが強まり、円は上値を伸ばした。
ただ、「福島第1原発4号機で水素爆発が発生した」と伝わったことを材料視して、一部参加者が円売りドル買いを持ち込むと、円全体が急激に値を下げる場面も見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円22銭前後まで下げたが、「福島第1原発4号機で水素爆発が発生した」との報道を手掛りとした買いで、82円05銭前後まで切り返した。
・ユーロ円は12時前にユーロ=113円20銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは軟調。アジア株やダウ先物の下落、日本で放射性物質が漏えいする可能性が高まっていることなどを背景に、リスクポジション解消目的の売りが出た。13時前に1ユーロ=1.3923ドル前後まで下げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。菅首相が15日午前、福島第1原発で漏えいしている放射性物資の濃度が高くなっていることを明らかにし、経済活動や人体への影響が懸念されて日本株が急落すると、その他アジア株や時間外の米株価指数先物が大幅安となり、リスク資産圧縮目的で円が買い戻された。英・独の株価指数の下落を背景に、欧州勢からも円買いが散見されている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は上昇。日本の原発事故への懸念が高まり、15日の日経平均株価は1000円超急落。欧州株も軒並み下げたことから、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方が拡大し、低金利の円は相対的に金利の高い通貨などに対して急速に買い戻された。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=80円73銭前後。
・ユーロ円は2月28日以来の安値となる1ユーロ=111円97銭前後まで売り込まれた。
・豪ドル円は大幅安。世界的な株価の下落を受け、これまで高金利通貨として選好されてきた豪ドルの買い持ちを解消する動きが活発化し、一時2010年11月1日以来の安値となる1豪ドル=79円28銭前後まで値を下げた。市場参加者からは「モデル系ファンドからの豪ドル売りが出た」との声が聞かれた。
・ユーロドルは欧州株が軒並み下落したことやユーロ円の下落につれたユーロ売りドル買いが先行。ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が発表した3月の独景況感指数(期待指数)が市場予想を下回ったことも相場の重しとなり、19時過ぎに一時1ユーロ=1.3855ドル前後まで値を下げた。ただ、売りが一巡するともみ合いの展開に。円絡みの取引が中心となり徐々に値動きが細った。