2011年3月21日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。東京市場が春分の日の祝日で休場となり商いが薄れる中、18日に続いて本日も協調介入が実施されるとの思惑から、円売りが先行した。東京電力福島第1原発で外部電源の一部が復旧したほか、東京消防庁などによる放水作業が継続していることを背景に原発事故への懸念がやや後退し、時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したことも円全体の重しとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。「東京電力福島第1原発で6つ全ての原子炉に外部電源が接続された」と伝わり、原発事故への懸念が後退する中、時間外の米株価指数先物が100ドル超高となった。投資家心理が改善したとの見方から円を売る動きが広がった。また、欧州の中銀やイングランド銀行(BOE)が協調介入を実施するとの思惑から、円売りが持ち込まれた面もあった。対ドルでは、米10年物国債利回りの上昇に伴い、日米金利差拡大が意識されたことが相場の重しとなった。ただ、NHKが「福島第1原発3号機から煙が発生し、作業員が一時避難」と報じると、円全体の下値がやや切り上がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=81円23銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は17時前に1ユーロ=115円03銭前後まで値を上げた。時間外の米株価指数先物の上昇が買いを誘った。ただ、NHKの報道が嫌気されたこともあり上値は限られた。
・ユーロドルは上値が重い。18時過ぎに1ユーロ=1.4148ドル前後までじり安となった。米10年物国債利回りの上昇幅拡大や、ドル円が底堅く推移したことがユーロ売りドル買いを促した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外の米株価指数先物や、英独の株価指数の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善し、円と金利差のあるオセアニア通貨や、金利先高観のあるユーロやポンドに対して円売りが出た。時間外のWTI原油先物相場が上昇していることが、資源国通貨に対する円売りを誘った面があるほか、対ドルでは、時間外の米10年物国債利回りの上昇幅拡大を受けた売りも見られた。
 しかし、米10年物国債利回りの上昇幅が一時縮小し、対ドルで円が買い戻されると円全般の下値が切り上がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに一時1ドル=81円32銭前後まで上昇。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=115円18銭前後まで上げた。
・ユーロドルは荒い値動き。対ポンドでのユーロ売りが上値を抑える場面があったが、下値ではアジア系ソブリンネームの買いが散見されたほか、欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測を背景にした買いも根強く、22時過ぎに1ユーロ=1.4204ドル前後と2010年11月5日以来の高値を付けた。
 その後、米財務省が21日、1420億ドルの政府保有モーゲージ担保証券(MBS)を今月から売却する方針であることを明らかにし、米金利が上昇すると一転ユーロ売りドル買いが優位になり22時過ぎには1.41382ドル前後と日通し安値を付けた。一方で、米国株相場が堅調に推移し、リスク許容度が保たれている中で、ECBの利上げ期待を背景に押し目を買う動きが出ており、下値は限られている。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ウォーレン・バフェット[NP     HDP +0.9 CHDP +0.3 RHDP +0.9 CRHDP +0.3]
・米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は21日、韓国で「日本の地震は日本の将来を変えない」「地震のせいで日本の株を売却しない」との認識を示したと伝えられた。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.2 CHDP +0.2 RHDP -0.5 CRHDP +0.1]
・ラガルド仏経済財務雇用相(仏新聞社が伝える)「介入にはサプライズの要素が必要であり、さらなる円売り介入にスケジュールはない」「IMFには日本を支援する用意がある」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは21日、日本の災害によるダウンサイドリスクが増大しているとの見解を示した。

温家宝[NP+5.8 HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・温家宝中国首相「原油の価格決定システムを改善する必要」「1バレル=100ドルを超える原油はショックとなる」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「日本の災害の影響を注意深く見ている」「円売り介入は正しいシグナル」「日本の原発問題は、世界的な問題だ」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

イブ・メルシュ[NP+5.8 HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「インフレに対して『強い警戒』が必要」「ECBはインフレ上昇リスクを抑制するために行動する準備がある」

2011年3月21日のFX要人発言・ニュース

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・日経新聞は21日、米通信大手AT&Tが欧州通信大手ドイツテレコムの米携帯部門を買収すると発表したと報じた。AT&Tが買収するのは米携帯4位のTモバイルUSAで、買収金額は約390億ドルになるという。また、買収により現在1位の米ベライゾン・ワイヤレスを大きく引き離して最大手になるとのこと。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・米英仏など多国籍軍は19日、国連安全保障理事会がリビアのカダフィ政権に対する軍事行動を承認したことを受け、カダフィ政権による市民への攻撃を阻止するため同国政府軍への攻撃を開始した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・リビア軍指導部は日本時間21日4時からの停戦を宣言したという。

スペンサー・デール[NP     HDP -0.9 CHDP -0.2 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
スペンサー・デール・英中銀(BOE)のデール氏「英景気回復は継続するだろう」

ウォーレン・バフェット[NP     HDP +0.9 CHDP +0.3 RHDP +0.9 CRHDP +0.3]
ウォーレン・バフェット・米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は21日、韓国で「日本の地震は日本の将来を変えない」「地震のせいで日本の株を売却しない」との認識を示したと伝えられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。東京市場が春分の日の祝日で休場となり商いが薄れる中、18日に続いて本日も協調介入が実施されるとの思惑から、円売りが先行した。東京電力福島第1原発で外部電源の一部が復旧したほか、東京消防庁などによる放水作業が継続していることを背景に原発事故への懸念がやや後退し、時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したことも円全体の重しとなった。

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
日本政府関係・石井菜穂子副財務官は21日、シンガポールでG7がさらに協調介入を実施するかについてコメントしなかったと伝えられた。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.2 CHDP +0.2 RHDP -0.5 CRHDP +0.1]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏経済財務雇用相(仏新聞社が伝える)「介入にはサプライズの要素が必要であり、さらなる円売り介入にスケジュールはない」「IMFには日本を支援する用意がある」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは21日、日本の災害によるダウンサイドリスクが増大しているとの見解を示した。

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
日本政府関係・共同通信は21日、政府が6月までに数十兆円の補正予算を提案する可能性があると報じた。

イブ・メルシュ[NP+5.8 HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
イブ・メルシュ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「インフレに対して『強い警戒』が必要」「ECBはインフレ上昇リスクを抑制するために行動する準備がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。「東京電力福島第1原発で6つ全ての原子炉に外部電源が接続された」と伝わり、原発事故への懸念が後退する中、時間外の米株価指数先物が100ドル超高となった。投資家心理が改善したとの見方から円を売る動きが広がった。また、欧州の中銀やイングランド銀行(BOE)が協調介入を実施するとの思惑から、円売りが持ち込まれた面もあった。対ドルでは、米10年物国債利回りの上昇に伴い、日米金利差拡大が意識されたことが相場の重しとなった。ただ、NHKが「福島第1原発3号機から煙が発生し、作業員が一時避難」と報じると、円全体の下値がやや切り上がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=81円23銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は17時前に1ユーロ=115円03銭前後まで値を上げた。時間外の米株価指数先物の上昇が買いを誘った。ただ、NHKの報道が嫌気されたこともあり上値は限られた。
・ユーロドルは上値が重い。18時過ぎに1ユーロ=1.4148ドル前後までじり安となった。米10年物国債利回りの上昇幅拡大や、ドル円が底堅く推移したことがユーロ売りドル買いを促した。

温家宝[NP+5.8 HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
温家宝・温家宝中国首相「原油の価格決定システムを改善する必要」「1バレル=100ドルを超える原油はショックとなる」

イブ・メルシュ[NP+4.8 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +1.9 CRHDP +0.2]
イブ・メルシュ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「4月のECB理事会まで『とても強い警戒』を示す必要がある」「インフレリスクは上方向にある」

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
日本政府関係・政府は21日、まもなく福島第1原発4号機の電源供給が確保できる見通しと述べた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
米政府関係・米財務省は21日、1420億ドルの政府保有モーゲージ担保証券(MBS)を今月から売却する方針であることを明らかにした。売却は1カ月間で最大100億ドル。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・21日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外の米株価指数先物や、英独の株価指数の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善し、円と金利差のあるオセアニア通貨や、金利先高観のあるユーロやポンドに対して円売りが出た。時間外のWTI原油先物相場が上昇していることが、資源国通貨に対する円売りを誘った面があるほか、対ドルでは、時間外の米10年物国債利回りの上昇幅拡大を受けた売りも見られた。
 しかし、米10年物国債利回りの上昇幅が一時縮小し、対ドルで円が買い戻されると円全般の下値が切り上がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに一時1ドル=81円32銭前後まで上昇。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=115円18銭前後まで上げた。
・ユーロドルは荒い値動き。対ポンドでのユーロ売りが上値を抑える場面があったが、下値ではアジア系ソブリンネームの買いが散見されたほか、欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測を背景にした買いも根強く、22時過ぎに1ユーロ=1.4204ドル前後と2010年11月5日以来の高値を付けた。
 その後、米財務省が21日、1420億ドルの政府保有モーゲージ担保証券(MBS)を今月から売却する方針であることを明らかにし、米金利が上昇すると一転ユーロ売りドル買いが優位になり22時過ぎには1.41382ドル前後と日通し安値を付けた。一方で、米国株相場が堅調に推移し、リスク許容度が保たれている中で、ECBの利上げ期待を背景に押し目を買う動きが出ており、下値は限られている。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・国際原子力機関(IAEA)は21日、福島第1原発ではいくつかの改善の兆しが見られるとの見解を示した。ただ、状況については依然として深刻との見方を維持した。

ガートルード・トゥンペルグゲレル[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
ガートルード・トゥンペルグゲレル・トゥンペルグゲレル欧州中央銀行(ECB)専務理事「強い警戒が必要だ」「ECBは状況を注意深く監視している」「ECBは必要ならば、行動する用意と決意がある」「緩やかな景気回復が続きそうだ」「中期的な物価見通しのリスクは上向き」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.8 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「前回の会合から金融政策に関して付け加えることは何もない」「インフレは上昇しつつある」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは欧州債の導入には賛成ではない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.2]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「日本の災害の影響を注意深く見ている」「円売り介入は正しいシグナル」「日本の原発問題は、世界的な問題だ」

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