2011年4月16日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。米長期金利の低下や欧ソブリンリスクの高まりなどを背景にドルやユーロに対しては底堅い展開となった一方、オセアニア通貨に対しては弱含んだ。3月米鉱工業生産指数や4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)など、予想を上回る米経済指標が相次いだことを受けて米国株式相場が堅調に推移すると、投資家のリスク志向が高まるとの見方から低金利の円が売られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は戻りが鈍い。米労働省が発表した3月の米消費者物価指数(CPI)で、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が市場予想平均を下回ったこともあり、米長期金利の低下を背景とする円買いドル売りに押されて1ドル=83円台前半で頭の重い展開となった。もっとも、市場では「83円割れの水準には日本の機関投資家の買いが控えている」との噂もあって、本日安値の82円95銭前後を下抜けるにはいたらなかった。
・ユーロ円も頭が重い。欧ソブリンリスクの高まりに対する警戒感から、23時30分過ぎには1ユーロ=119円69銭前後と本日安値を更新。売り一巡後に120円台前半まで下値を切り上げる場面があったが、戻りは限られた。
・ユーロドルは戻りが鈍い。欧州時間から続くユーロ売りの流れに沿って22時30分過ぎに一時1ユーロ=1.4390ドル前後と本日安値を更新した。売り一巡後はロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ・ポンドの買いにつれたほか、株高に伴うユーロ買いドル売りなども入り、1.44ドル台半ばまで戻す場面もあったが、欧州のソブリンリスクに対する警戒感は根強く、戻りは鈍かった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは15日、米国の住宅市場は2011年第3四半期に上昇を始める」との見通しを示した。

フィリップ・ヒルデブランド[NP-4.8 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.2]
・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「強い為替レート、強烈なスイスフラン高は問題を引き起こす」「スイスフラン高は輸出企業に相当な困難を引き起こす」

トーマス・ホーニグ[NP+4.6 HDP +3.5 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP +0.0]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「FRBの金融政策は時間が経つにつれて経済のインフレリスクを高める」「総合CPIは相当劇的に上昇した」

トーマス・ホーニグ[NP+4.8 HDP +3.5 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.1]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「ゼロ近辺の金利は経済の不均衡を生み出す」「『長期に渡って』との公約を取り除くべき」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+3.2 HDP -2.2 CHDP +0.2 RHDP -2.7 CRHDP +0.2]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ECBは連続利上げについて決定していない」「ユーロ圏の第1四半期は良好だった」「インフレをコントロールすることを決心」

2011年4月16日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は15日、ニューヨーク連銀を通じて63億5800万ドルの国債を買い入れたと発表した。

クラウス・レグリング[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
クラウス・レグリング・レグリング・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)最高経営責任者「ギリシャの債務再編がすぐに起こる理由は見当たらない」

チャールズ・エバンズ[NP-4.0 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP +0.0]
チャールズ・エバンズ・エバンズ・米シカゴ連銀総裁「インフレは今のところ依然として低い」

チャールズ・エバンズ[NP-4.2 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.2]
チャールズ・エバンズ・エバンズ・米シカゴ連銀総裁「コアインフレが1.5%を下回っている限り、FRBの金融引き締めはないだろう」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+3.2 HDP -2.2 CHDP +0.2 RHDP -2.7 CRHDP +0.2]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ECBは連続利上げについて決定していない」「ユーロ圏の第1四半期は良好だった」「インフレをコントロールすることを決心」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは15日、米国の住宅市場は2011年第3四半期に上昇を始める」との見通しを示した。

ニュージーランド政府関係[NP+3.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZのインフレは問題にはならないだろう」「第1四半期のインフレ率は4-5%上昇となる見込み」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP +0.9 CHDP -0.8 RHDP +0.9 CRHDP -0.8]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・G20関係筋の話として報じたところによると、G20は経済不均衡を測定するガイドラインで合意したという。ただ、現時点でどの国で不均衡が起きているかという点では合意できていないとした。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・15日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の6月限は一段高。一時前日比14.6ドル高の1487.0ドルと史上最高値を更新した。

フィリップ・ヒルデブランド[NP-4.8 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.2]
フィリップ・ヒルデブランド・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「強い為替レート、強烈なスイスフラン高は問題を引き起こす」「スイスフラン高は輸出企業に相当な困難を引き起こす」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP +0.9 CHDP -0.8 RHDP +0.9 CRHDP -0.8]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・複数の通信社がG20関係筋の話として報じたところによると、G20は通貨の不均衡を監視することで合意したという。

トーマス・ホーニグ[NP     HDP +3.5 CHDP +0.1 RHDP +4.6 CRHDP +0.3]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「ゼロ金利は貯蓄者よりも債務者に有利」「低金利は大手金融機関を助成」

トーマス・ホーニグ[NP+4.6 HDP +3.5 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP +0.0]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「FRBの金融政策は時間が経つにつれて経済のインフレリスクを高める」「総合CPIは相当劇的に上昇した」

トーマス・ホーニグ[NP+4.8 HDP +3.5 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.1]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「ゼロ近辺の金利は経済の不均衡を生み出す」「『長期に渡って』との公約を取り除くべき」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP+2.0 HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・主要20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議は15日、「経済回復は拡大し、一段と自律的になりつつある」「中東、北アフリカ、日本での出来事は経済の不透明感を高めた」「G20は世界的な不均衡を測る一連の参考指標で合意し、不均衡を分析するうえで為替レート・金融政策の枠組みを配慮する」との共同声明を発表した。

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.8 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏経済は現在、自律的成長」「インフレリスクは上向き」

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「G20では過剰な流動性はインフレ的との見解で一致した」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・15日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。米長期金利の低下や欧ソブリンリスクの高まりなどを背景にドルやユーロに対しては底堅い展開となった一方、オセアニア通貨に対しては弱含んだ。3月米鉱工業生産指数や4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)など、予想を上回る米経済指標が相次いだことを受けて米国株式相場が堅調に推移すると、投資家のリスク志向が高まるとの見方から低金利の円が売られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は戻りが鈍い。米労働省が発表した3月の米消費者物価指数(CPI)で、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が市場予想平均を下回ったこともあり、米長期金利の低下を背景とする円買いドル売りに押されて1ドル=83円台前半で頭の重い展開となった。もっとも、市場では「83円割れの水準には日本の機関投資家の買いが控えている」との噂もあって、本日安値の82円95銭前後を下抜けるにはいたらなかった。
・ユーロ円も頭が重い。欧ソブリンリスクの高まりに対する警戒感から、23時30分過ぎには1ユーロ=119円69銭前後と本日安値を更新。売り一巡後に120円台前半まで下値を切り上げる場面があったが、戻りは限られた。
・ユーロドルは戻りが鈍い。欧州時間から続くユーロ売りの流れに沿って22時30分過ぎに一時1ユーロ=1.4390ドル前後と本日安値を更新した。売り一巡後はロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ・ポンドの買いにつれたほか、株高に伴うユーロ買いドル売りなども入り、1.44ドル台半ばまで戻す場面もあったが、欧州のソブリンリスクに対する警戒感は根強く、戻りは鈍かった。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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