為替・株式・商品マーケット概要
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
[2011-04-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。新規の取引材料に乏しいなか、序盤は動意に欠ける展開となった。ただ、日経新聞が「日銀は東日本大震災の被災地の金融機関を対象に、政策金利の上限(年0.1%)で期間1年程度、 総額1兆円超を貸し出す新制度の検討に入った」と報じると、日銀の金融緩和への思惑から円がじり安となった。原油先物相場の上げ幅拡大を背景に、資源国通貨に対して低金利の円を売る動きが散見されたほか、コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁が「FF金利は2011年後半にかけて0.75%引き上げられる必要がある可能性」などの見解を示したと伝わると、対ドルで円安が進んだ。
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。
為替・株式・商品マーケット概要による2011年4月 発言・ニュース
[2011-04-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。新規の取引材料に乏しいなか、序盤は動意に欠ける展開となった。ただ、日経新聞が「日銀は東日本大震災の被災地の金融機関を対象に、政策金利の上限(年0.1%)で期間1年程度、 総額1兆円超を貸し出す新制度の検討に入った」と報じると、日銀の金融緩和への思惑から円がじり安となった。原油先物相場の上げ幅拡大を背景に、資源国通貨に対して低金利の円を売る動きが散見されたほか、コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁が「FF金利は2011年後半にかけて0.75%引き上げられる必要がある可能性」などの見解を示したと伝わると、対ドルで円安が進んだ。
[2011-04-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。前日のコチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁の発言を受け、米国が金融政策を正常化する時期が早まるとの観測が強まった。一方で、日本は金融緩和姿勢を維持するとの見方が広がっており、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが優勢となった。
[2011-04-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらなかった。米国が金融政策を正常化する時期が早まるとの観測が強まる一方、日本は金融緩和姿勢を維持するとの見方から円売りドル買いが出た。半面、円の下値では国内輸出企業からとみられる円買いが入ったため相場はもみ合いの展開となった。市場では「日本時間今晩の3月米雇用統計の結果を見極めたいとして、方向感が出にくい」との指摘があった。
[2011-04-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。英独の株価指数や時間外の米株価指数の上昇を受けて投資家のリスク志向が改善すると、日銀の金融緩和が長期化するとの見方から、金利先高観のあるユーロや、金利水準の高いオセアニア通貨やカナダドルなどに対して円を売る動きが出た。ドルに対しては、米雇用指標の改善期待を背景にした円売りや、米連邦準備理事会(FRB)の出口戦略を意識した円売りが出て、円全体を押し下げた。
3月の米雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率が予想よりも強い結果となると、対ドルでの円売りが加速。円全体の下げ幅が広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=84円40銭前後と2010年12月16日以来の高値を付けた。労働省が1日発表した3月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比21万6000人増と市場予想平均の前月比19万人増より強かった。失業率も8.8%と市場予想平均の8.9%より強い結果となった。米労働市場の改善が示唆されたとしてドル買いが強まった。プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁が1日、「失業率が大きく低下する前に、緩和策を終了させる必要がある」などと述べたと伝わり、米金融引き締め観測が改めて高まったことも買いを後押した。
・ユーロ円はドル円の買いが強まったことを受けて1ユーロ=119円05銭前後と2010年5月11日以来の高値まで上げた。
・ユーロドルは軟調。伊仏など欧州圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想より弱い内容となったことが相場の重しとなった。強い米雇用指標が伝わると下げ幅を拡大。1ユーロ=1.4088ドル前後まで売られた。
[2011-04-02][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。英独の株価指数や時間外の米株価指数先物の上昇に伴い、投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方が広がるなか、日銀の金融緩和が長期化するとの思惑から円売りが先行した。米労働省が1日発表した3月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比21万6000人増と市場予想平均の前月比19万人増より強かった。失業率も8.8%と市場予想平均の8.9%より強く、米労働市場の改善が示されたとして円売りドル買いが優勢に。プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁が「失業率が大きく低下する前に、緩和策を終了させる必要がある」などと語り、米金融引き締め観測が高まったことも材料視された。現物の米国株式相場が上げ幅を拡大したことも、円全体の押し下げ要因となった。
その後、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁は「失業率は高過ぎる」「我々は成長について過剰に楽観的になりすぎてはならない」など米景気に慎重な認識を示した。また、「QE2は良い政策であると証明されており、景気刺激策を解除する根拠はない」「米連邦準備理事会(FRB)が全てのQE2を完了しなければ驚きだ」などと述べ、米国の金融政策正常化が早まるとの観測がやや後退すると、持ち高調整目的のドル売り・円買いが入った。ドル以外の通貨に対しても週末要因の円の買い戻しが散見され、下値がやや切り上がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=84円74銭前後と2010年9月24日以来の高値を更新した後、84円00銭前後を割り込む場面も見られた。
・ユーロ円は1ユーロ=119円80銭前後と2010年5月10日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは一転上昇。強い3月米雇用統計や米金融引き締め観測の高まりから、1ユーロ=1.4061ドル前後まで売りが先行した。ただ、その後は米国株高やダドリー・ニューヨーク連銀総裁の発言をきっかけに、一転買いが優勢となった。米雇用統計発表直前の水準である1.4150ドル前後や、前日高値の1.4233ドル前後を上抜け、3月22日以来の高値となる1.4246ドル前後まで大きく持ち直した。
[2011-04-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。先週末の欧米市場で、強い米雇用統計や欧金利先高観、日本の低金利政策の長期化観測などを背景に円が売られた地合いを引き継いだ。ただ、4日前場の日本株が動意の乏しい展開となったほか、中国株式市場が休場となっていることもあり、為替相場も積極的な売買が手控えられている。
日銀は4日、企業短期経済観測調査の参考計数(短観、3月調査)で、東日本大震災後(3月12日から3月31日までの回収分)の企業の景況感を示す業況判断指数(DI)を発表したが、目立った反応はなかった。
[2011-04-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にやや買いが強まった。手掛り材料に乏しく積極的な売買が見られなかったが、欧州勢が参入してくると対ユーロ中心に円買いが入り、その他通貨に対しても円買いが入った。市場参加者からは「ユーロ円にモデル系ファンドからの売りが出たようだ」との指摘が聞かれた。もっとも、円の上値では、日本の低金利が長期化し、円安傾向が続くとの見方から戻りを売る動きが出ており上値は限定的。
[2011-04-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円はじり高。海外のファンド勢などが利益を確定する目的で円をユーロに対し買い戻すと他の通貨に対しても円買いが波及。欧州連合(EU)統計局が発表した2月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回ったと伝わると、円買いユーロ売りがさらに進んだ。米長期金利が低下し、円買いドル売りが入ったことも円全体の支えとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時本日安値となる1ドル=83円86銭前後まで値を下げた。
ユーロ円は18時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=119円19銭前後まで下げたものの、売りが一巡すると下げ渋った。ユーロドルの持ち直しにつれた買いが入ったほか、時間外のダウ先物の上昇などが相場を支えたようだ。
・ユーロドルは2月ユーロ圏PPIの発表後に1ユーロ=1.4193ドル前後と本日安値を付けたものの、売りが一巡すると買い戻された。米長期金利の低下がドル売り材料とみなされたほか、市場では「日本時間21時15分の欧州中央銀行(ECB)フィキシングに絡んだユーロ買いドル売りが入った」との指摘があった。
[2011-04-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。米10年物国債利回りの低下に伴い、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが小幅に出た。対豪ドルでは、5日に豪準備銀行(RBA)の政策金利発表を控えて持ち高調整目的の円買いも散見され、円全体がやや押し上げられた。ただ、東日本大震災の復興に向けて、日銀の金融緩和が長期化するとの思惑がくすぶり、円の上値は限られた。もっとも、手掛かり材料に乏しかったうえ、5日8時15分のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前に様子見を決め込む参加者も多かった。
[2011-04-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が「インフレ動向を極めて注意深く監視する必要がある」「商品価格は消費者物価指数に影響を及ぼす」などと述べたと伝わると、米長期金利が上昇し、円ドル相場の売りが一時強まった。対ドルでの円売りがその他通貨に波及して円全体が値を下げる場面があった。
しかし、バーナンキFRB議長は同時に「インフレの上昇は一時的なもの」とも発言していたため、対ドルでの円売りは長続きしなかった。
その後は、弱い豪貿易収支を受けて対豪ドルでは円買いが入る場面があった半面、イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相が「NZのさらなる金利引き下げが必要になるとすれば驚き」など述べたと伝わり、対NZドルで円売りが強まる場面が見られるなど、個別の通貨が上下するだけで、円相場全体の方向性は出なかった。
[2011-04-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にやや買いが目立った。格付け会社ムーディーズが5日、ポルトガルの格付けを「BAA1」に引き下げたと発表したことを受けて対ユーロで円買いが入った。3月英サービス業購買担当者景気指数(PMI)が57.1と市場予想平均を上回ると、ユーロポンドの売りが強まり、円買いユーロ売りが加速。その他通貨にも円買いが広がった。一方、円は対ポンドでは軟調。強い3月英サービス業PMIを受けて円売りポンド買いが加速した。
[2011-04-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は失速。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、ニューヨーク勢が加わる時間帯になると円売りが優勢となった。米長期金利が上昇に転じ、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが出たほか、市場では「23時発表の3月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数が予想より強い内容となる」との噂が出回り、円安ドル高を後押し。対ドルでの円売りが他の通貨にも波及した格好となった。ポンドに対しては、3月英サービス業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことが円売りを促した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時1ドル=84円70銭前後まで買われ、1日の高値84円73銭前後に接近した。
・ポンド円は予想を上回る英経済指標の結果を受け、一時昨年8月5日以来の高値となる1ポンド=137円47銭前後まで値を上げた。
・豪ドル円は下値が堅い。中国人民銀行は5日、預金貸出金利を0.25%引き上げると発表。金融引き締めを受けて中国の経済成長が鈍化し、資源需要が減少して豪ドルにはマイナスとの見方から円買い豪ドル売りが入った。一時1豪ドル=86円80銭前後まで値を下げた。ただ、売りが一巡すると徐々に下値を切り上げた。下値では高い金利水準を材料に押し目を買う動きが出たほか、ドル円の上昇につれた買いが相場を支えた。
・ユーロドルはさえない。予想を上回る英経済指標をきっかけにユーロポンドが一時1ユーロ=0.87144ポンド前後まで下落。これにつれる格好でユーロ売りドル買いが優勢となった。米金利の上昇や「欧州連合(EU)にはポルトガルのつなぎ融資のためのメカニズムはない」との報道も嫌気されて、一時1ユーロ=1.41512ドル前後までユーロ安ドル高が進んだ。
[2011-04-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。東日本大震災の復興に向けて日銀の金融緩和が長期化するとの見方が根強いなか、米10年物国債利回りが上げに転じ、上昇幅を広げた。日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行すると、円全体が押し下げられた。対ポンドでは、欧州の取引時間帯に発表された3月英サービス業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことが引き続き円売り材料と見なされた。中盤には、「米著名シンクタンクが『7日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会では、政策金利の0.25%引き上げが決定され、トリシェECB総裁が連続利上げについて示唆する』とのリポートを出した」と伝わり、対ユーロ中心に円売りが加速した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、米金融緩和の出口戦略に対する見方が分かれたが、米雇用市場の改善を示唆する内容なども明らかとなった。米10年物国債利回りが一段と上昇し、円安ドル高を後押しした。
[2011-04-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は大幅安。東日本大震災からの復興を支援する目的で、日銀の金融緩和が長期化するとの見方が広がる一方、海外では金融引き締めに向けた動きが出てきており、日本と海外の景況観と金利の格差を背景にした円売り外貨買いが出た。海外勢から仕掛け的な円売りが出ると下げ幅が拡大した。
「原発問題が長期化しているほか、ムーディーズがトヨタ自動車を格下げ方向で見直すと発表するなど、日本株がさえない展開となっており、日本売りの様相も若干ある」との指摘もあった。
[2011-04-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて買い戻し。午前中に日本の低金利が長期化するとの見方を背景に売りが進んだこともあって、利益確定の買いが散発的に入った。欧州勢参入後に、対ユーロやスイスフランで円売りが強まると、円全体が値を下げる場面があったが、弱い英経済指標を背景に対ポンドで円買いが強まったため再び円全体が値を上げた。
[2011-04-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。英経済指標が市場予想を下回ったことを受けて対ポンドで円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買いが一巡すると徐々に上値を切り下げた。円の上値では日本の金融緩和が長期化するとの見方から戻りを売る動きが出ている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に一時本日安値となる1ドル=84円84銭前後まで下げたものの、米長期金利が上昇したことなどが相場を支え85円台を回復している。
・ポンド円は下げ渋り。2月英鉱工業生産指数や2月英製造業生産指数が予想より弱い内容となったことが円買いポンド売りを誘い、一時1ポンド=138円12銭前後まで値を下げた。ただ、その後はドル円の上昇につれた円売りドル買いが出て139円台を回復する場面があった。
・ユーロドルは伸び悩み。2月独製造業新規受注が市場予想を上回ったことを受け、19時過ぎに一時2010年1月19日以来の高値となる1ユーロ=1.43173ドル前後まで値を上げた。ただ、アジア時間から上昇が続いていることもありいったん利益を確定する目的の売りが出たほか、明日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にした持ち高調整の売りが出てやや上値を切り下げた。
[2011-04-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は戻りが鈍い。震災被害の復興に向けて日本の金融緩和が長期化するとの思惑から円先安観が広がるなか、米10年物国債利回りの上昇に伴い、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが先行した。対NZドルでは、「保険金支払いのフローが出た」との声が聞かれ円安が加速したほか、対ユーロでは、明日の欧州中央銀行(ECB)理事会での利上げが見込まれているうえ、「モデル系ファンドや米系から円売りが持ち込まれた」との指摘もあり、円が全面安となった。売り一巡後は円の買い戻しが散見されたが、米国株式相場が底堅く推移したことが相場の重しとなったほか、米10年物国債利回りの上昇幅拡大が円安・ドル高を後押しし、円全体の戻りは鈍かった。
[2011-04-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は若干強含み。東京時間に日銀の金融政策決定会合、欧州時間にはイングランド銀行(BOE)、欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表などの金融イベントを控えているため、ポジション調整の円買いが散発的に入った。強い豪雇用統計を受けて、豪ドルに対して米ドルやNZドル、欧州通貨などが下落したことにつれた円買い外貨売りも入った。
[2011-04-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日銀は7日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0-0.1%のまま据え置くことを全会一致で決めたと発表した。東日本大震災の被災地に支援融資を実施すると発表したが、資産買入等の基金については変更はなかったため、円買いが散発的に入る場面があった。もっとも、円買いは持ち高調整の域を出ず、上値は限られた。欧州勢参入後は、午前中に伝わった強い豪雇用統計が改めて材料視されて、豪ドルに対して円売りが見られた。
[2011-04-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。英欧金融イベントを控えて、対ポンドやユーロ中心に持ち高調整目的の円買いが先行した。ただ、その後は時間外のダウ先物の上昇をながめ円売り外貨買いが出た。
トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁は7日の理事会後の記者会見で「全ての進展について非常に注意深く監視する」「中期的インフレ見通しへのリスクは上向き」などと述べ、インフレへの警戒感を示した。ユーロに対して円売りが出る場面もあったが、同総裁が「今回の行動が必ずしも連続利上げの始まりではない」との認識を示すと、ECBの連続利上げを期待していた一部の市場参加者から円買いユーロ売りが出たため円全体が押し上げられた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一進一退。20時前に一時1ドル=84円91銭前後まで下げた後、85円42銭前後まで持ち直したが再び85円を割り込んだ。
・ユーロ円は20時前に一時1ユーロ=121円18銭前後まで下げた後、122円15銭前後まで上げたものの、トリシェECB総裁の発言を受け121円13銭前後の日通し安値を付けた。
・ユーロドルは欧金融イベントを前にユーロの買い持ちを解消する動きが先行。ECBは7日に開いた定例理事会で、政策金利を現行の1.00%から0.25%引き上げて1.25%にすることを決めたと発表したものの、市場の予想通りの結果となったため反応は限定的だった。
トリシェECB総裁の発言を受け一時1ユーロ=1.4328ドル前後まで値を上げたものの、連続利上げへの期待がはく落すると1.42429ドル前後の本日安値を更新した。もっとも、同総裁は追加の利上げの可能性をにじませており、下値は限定的。1.43ドル台を回復している。
[2011-04-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が7日の理事会後の記者会見で「今回の行動は必ずしも連続利上げの始まりでない」と述べると、連続利上げを期待していた一部参加者から円買いユーロ売りが持ち込まれ、円全体が押し上げられた。ただ、同総裁は「全ての進展について非常に注意深く監視する」「中期的インフレ見通しへのリスクは上向き」などとも語り、インフレへの警戒感や追加利上げの可能性を示唆したため、対ユーロ中心に円の戻りを売る動きも見られた。
その後、宮城県沖で震度6強の地震が発生し、宮城県に津波警報が発令されると、投資家のリスク回避姿勢が強まった。「東北電力女川原発で外部からの電源3系統のうち2系統が使えなくなった」などと伝わり、原発への悪影響も懸念されたため、米国株式相場が下げ幅を拡大。リスク資産を圧縮する目的で円も買い戻しが優位となった。もっとも、津波警報が解除され、原発での異常が見られなかったことが分かると、米国株式相場は下げ幅を縮小し、円の上値は切り下がった。
[2011-04-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい週末の実質5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて対ドルで円売りが出ると、その他通貨に対しても円売りが広がった。10時を過ぎると国内の金融機関から対ユーロや豪ドル中心に円売りが断続的に出た。ストップロスを巻き込む形で下げ幅が広がった。
[2011-04-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合いが続いた後、夕刻に売りが優位となった。米予算協議に関して与野党の合意ができていないと報じられ、政府機関が一時閉鎖される可能性が出てきたことを背景に、ドルに対し欧州・オセアニア通貨が買われると、つれて円売り外貨買いが出た。一方で、同時に円・ドル相場が上げたこともあり、円全体は暫くもみ合いの展開となった。
もっとも、欧州勢参入後は、ドルに対し欧州・オセアニア通貨の買いが続く中、時間外の米10年物国債利回りの上昇を背景に円売りドル買いが出たため、円全体が値を下げた。
[2011-04-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は弱含み。対ユーロでは欧州中央銀行(ECB)による追加利上げへの思惑から円売りが出たほか、対豪ドルなどでは原油先物価格の上昇を理由に円安が進んだ。時間外のダウ先物や欧州株が上げたことも円の重しとなった。一方、ドルに対してはもみ合い。円とドルがユーロなどに対して同時に売られた影響で、円ドル相場の方向感は乏しかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=85円台前半から半ばでの値動きが続いた。
・ユーロ円は強含んだ。ユーロ圏の追加利上げを期待したユーロ買いが入り、21時30分過ぎに一時昨年5月5日以来の高値となる1ユーロ=123円09銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはしっかり。株高で投資家のリスク志向が高く、追加利上げへの期待を背景としたユーロ買いドル売りが進んだ。オプションのバリアが観測されていた1ユーロ=1.4430ドル前後を上抜け、一時1.44424ドル前後と昨年1月15日以来の高値を付けた。米予算協議が難航していることをはやす格好で、ドル売りを進めた参加者もいたようだ。
[2011-04-09][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して堅調。2011年会計年度予算の合意期限を日本時間9日13時に控えるなか、米与野党の協議はニューヨーク市場終盤にかけても合意に至らなかった。政府機関が一時閉鎖する可能性が高まり、円買いドル売りが散発的に入った。
一方、円はドル以外の通貨に対して伸び悩む展開だった。対ドルで円買いが進んだ流れに沿って、円全体が押し上げられた。米与野党の予算折衝が難航し、米国株式市場が一時下げ幅を広げたこともリスク資産圧縮目的の円買いを促した。ただ、終盤にかけて欧州通貨買い・ドル売りや資源国通貨買い・ドル売りが優勢に。欧州・資源国通貨に対して円が同時に売られ、上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間安値の1ドル=84円82銭前後を下抜けて損失覚悟の売り注文を巻き込み、84円68銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円はドル円の下落につれて1ユーロ=122円26-31銭前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後はユーロドルの上昇を支えに122円台後半まで値を戻した。
・ユーロドルは買い優位。欧州中央銀行(ECB)による追加利上げ観測がくすぶるなか、米政府機関が閉鎖するとの懸念からドルが全面安となった流れに沿った。オプションのバリアが観測されていた1ユーロ=1.4430ドル前後や1.4450ドル前後を上抜けて損失覚悟の買い注文を誘発。引けにかけても堅調地合いが継続し、2010年1月15日以来の高値となる1.4489ドル前後まで上げ幅を広げた。週末要因で市場参加者が次第に減少し値が軽くなった面もあった。
[2011-04-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。米与野党が9日、2011会計年度予算を巡る協議で基本合意に達し、米政府機関の閉鎖が回避されたことを受けて対ドルで円売りが先行すると、その他通貨にも円売りが波及した。
ただ、円の下値では実需筋の円買いや、このところの円の下落過程で円売りを進めてきた参加者から利益確定の円買いなどが入り、下値は限られた。
[2011-04-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に買いが強まった。取引材料に乏しく方向感が暫く出なかったものの、東北・関東地方で震度6弱の地震が発生すると、日本の低金利が長期化するとの観測を背景に投機的に円売りポジションを積み上げていた参加者から円の買い戻しが強まった。
[2011-04-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は強含んだ。東北・関東地方で震度6弱の地震が発生すると、日本の低金利が長期化するとの観測を背景に積み上がった円売りポジションを解消する動きが強まった。市場では「急ピッチな円安に対する警戒感などから円が買われやすい地合いになっている」との指摘があった。欧州株相場の失速や、時間外のダウ先物が上げ幅を縮小したことも円の支援材料となった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円はアジアの取引時間帯に一時昨年5月5日以来の高値となる1ユーロ=123円33銭前後まで値を上げたものの、その後は利益確定の売りなどに押された。21時30分過ぎに122円03銭前後まで値を下げた。
・豪ドル円は軟調。原油先物価格の下落などをながめ円買い豪ドル売りが進むと、一時1豪ドル=89円10銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはしばらくは1ユーロ=1.44ドル台半ばでのもみ合いが続いていたが、国際機関からとみられるユーロ売りが出されると、22時前に一時1.4421ドル前後まで下押しした。
[2011-04-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。欧州株やダウ工業株30種平均がいずれも上値の重い展開となったことを背景に、投資家のリスク許容度低下を意識した円買いの動きが強まった。特にWTI原油先物相場が前営業日比で3%超の大幅安となった影響から、資源国通貨である豪ドルに対しての上げが目立った。また、ユーロに対しても底堅い動き。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたユーロ買いの動きが出たことで弱含む場面もあったが、株安に伴う円買いユーロ売りが下値を支えた。一方でドルに対しては、欧州・資源国通貨に対して円とドルが同時に買われた影響もあって、目立った方向感に欠ける動きとなった。
[2011-04-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。先週末から大きい余震が頻発していることや、原子力安全保安院が12日、東京電力福島第1原子力発電所の事故を、原発事故の深刻度を示す国際指標「国際原子力事象評価尺度(INES)」で最悪の「レベル7」に引き上げたことなど背景に、投資家のリスク許容度が低下し、投機的に積み上げられていた円売りポジションが断続的に解消された。市場参加者からは「放射性物質の放出量がチェルノブイリを超える可能性があると伝わり、海外勢の円買いが加速した」との声が聞かれた。
[2011-04-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りに押し下げられた。午前中に福島第1原子力発電所の事故レベルが最悪の「レベル7」に引き上げられたことを背景に、リスクポジション解消目的で円買いが進んだ水準を引き継いだ。午後に入ると手掛り材料難で欧州勢の市場参入待ちの様相が濃くなり、高値圏でもみ合いが続いたが、欧州勢は円売りで参入。短期的に円買いに傾いていたこともあって、損失覚悟の円売り注文を巻き込んで上値を切り下げた。
[2011-04-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。アジア市場で、福島原発の事故評価引き上げに絡んだ円買いが膨らみ、短期的に持ち高が円買いに傾いていたため反動が出た。欧州勢が円売りで参入すると損失覚悟の円売り注文を巻き込んで値を下げた。温家宝中国首相が「中国はスペイン国債の購入を継続するだろう」などと述べたことを受け、対ユーロで円売りが出たことも円全体の重しとなった。ただ、米長期金利が低下し円買いドル売りが入ったため円の下げは一時的となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は戻りが鈍い。ユーロ円の買いにつれて1ドル=84円台半ばまで値を戻したものの、買い戻しが一巡すると次第に上値を切り下げた。米金利の低下に伴う円買いドル売りが入り、一時83円88銭前後まで下押しした。
・ユーロ円は底堅い動き。アジア時間に売り込まれた反動で買い戻しが入ったほか、ユーロ高・ドル安につれた円売りユーロ買いが出て、一時1ユーロ=122円28銭前後と早朝取引で付けた122円41銭前後に近づいた。
・米ドルカナダドルは下げ渋り。カナダ銀行(カナダ中央銀行、BOC)は12日、市場の予想通り政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと発表した。ただ、同時に発表された声明で「更なる景気刺激策の解除は慎重に検討される必要がある」と指摘。インフレへの懸念は示しつつも、金融引き締めに対する姿勢が強まらなかったとして米ドル買い・カナダドル売りが優勢となった。指標発表前の1米ドル=0.9566-71カナダドルから一時0.9623カナダドル前後まで値を戻した。
・ユーロドルは温家宝中国首相の発言や米長期金利の低下を手掛りにユーロ買いドル売りが進み、一時昨年1月14日以来の高値となる1ユーロ=1.4520ドル前後まで値を上げた。1.4500ドルに観測されていたバリアオプションの上抜けを狙った仕掛け的な買いが入ると、ストップロスを巻き込んで上昇に弾みが付いた。
[2011-04-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。欧州株やダウ工業株30種平均が大幅に下落したことで、投資家のリスク許容度が低下するとの思惑から円買い外貨売りが出た。WTI原油先物相場が連日の大幅安となったこともリスク志向の後退材料となり、円の下値を支えた。また、ドルに対しても堅調。米長期金利が大幅に低下したことで日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが入ったため、底堅い展開に終始した。
[2011-04-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。仲値決済に向けて対ドルで円売りが出て、その他通貨にも円売りが広がった。13日午前の日経平均株価が一時持ち直したことや、時間外の米株価指数先物の上昇幅が広がったことなどを背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がり円売りを誘った面もあった。もっとも、仲値決済に向けた対ドルでの円売りは長続きしなかったほか、日本株、ダウ先物共に上値が重くなったため、円の下値は限られた。
[2011-04-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。後場の日本株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げたことにつれて、リスク志向が改善し、金利先高観のあるユーロや金利水準の高いオセアニア通貨などに対して円を売る動きが出た。欧州勢からも円売りが散見されて一時下値を広げた。もっとも、短期スタンスの円売りが中心で、利益確定の円の買い戻しも早く、下値は限定的となった。
[2011-04-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。欧州株高を背景とした投資家心理の改善にくわえ、好調な米金融機関の決算を受けて時間外のダウ先物が上昇。投資家のリスク志向が高まるとの見方から低金利の円が売られた。半面、短期スタンスの円売りが中心で、利益確定の円の買い戻しも早く下値は限定的だった。
米商務省が発表した3月の米小売売上高(季節調整済み)は予想より弱い内容だったものの、2月の数値が上方修正され、3月の自動車を除いた数値は市場予想を上回った。強弱入り混じる内容だったことを受けて、相場は方向感が出なかった。
[2011-04-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。高く始まったダウ工業株30種平均が失速し、一時下げに転じる場面があるなど、投資家のリスク許容度が高まらなかったことで、円買い外貨売りが出た。
また、円はユーロに対しても堅調。独地元誌がEU専門家の話として「ギリシャが持続可能な経済の軌道に戻るには、債務再編を通じて40-50%の債務削減が必要」と報じたことに加え、ショイブレ独財務相が「ギリシャの財政は持続不可能なら債務再編が必要になる」との見解を示すなど、欧ソブリンリスクに再び焦点があたったことが、円買いユーロ売りを活発化させた。
[2011-04-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。14日午前の日経平均株価が安く取引を開始し投資家のリスク許容度が低下したため、円の売り持ちを解消する動きが出た。対ドルでは、節目として意識されていた200日移動平均の上抜けを狙った仕掛け的な買いが入り、一時円全体を押し上げた。
もっとも、損失覚悟の円買い注文を付け終わると上値は重くなった。短期スタンスで円買いを進めた参加者からポジション調整の円売りが出ると、更に円全体の上値が切り下がった。
[2011-04-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。後場の日本株が持ち直したことや、時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大したことなどを受けて、円売りが出る場面があった。午前中に形成された円買いポジションが解消された面もあった。もっとも、その後の米株価指数先物は下げに転じたほか、英・独の株価指数がさえない展開となっており、円売り圧力は後退。夕刻にかけて下値を切り上げた。
[2011-04-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は強含み。欧州株や時間外の米株価指数先物の下落を受け、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円の売り持ちを解消する動きが強まった。また、企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが過去最高水準まで上昇。ギリシャが債務再編を迫られるとの思惑から、対ユーロで円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時3月31日以来の安値となる1ドル=82円95銭前後まで値を下げた。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想よりも弱い結果となったことを受け、米労働市場への回復期待が後退しドル売りが出た。3月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことも相場の重し。
・ユーロ円は南欧の財政問題が改めて意識されて、20時過ぎに一時1ユーロ=119円26銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはギリシャの10年債利回りがユーロ導入来の高水準に上昇したほか、ポルトガル、スペインとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが大幅に拡大。欧州の債務不安を背景にユーロの買い持ちを解消する動きが強まり、20時過ぎに一時1ユーロ=1.4365ドル前後まで下げた。
[2011-04-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。投資家のリスク志向低下を意識して円買いが膨らんだ欧州時間の反動が出た。安く始まったダウ工業株30種平均が持ち直し、WTI原油先物相場が堅調な推移となるなど全般にリスク許容度の改善が見られたことで、低金利の円を売る動きが優勢に。ドルに対しては米10年物国債利回りが上昇に転じ、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが入ったことが重しとなった。
[2011-04-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい週末の5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて円売りドル買いが進むと、その他通貨にも円売りが入り、一時円全体が値を下げた。もっとも、日本株が安く寄り付いた後、下げ幅を広げたほか、15日午前の上海総合指数が下げに転じたこともあり、投資家のリスク許容度が低下したため、円には買い戻しが入った。
11時に中国の主要経済指標が発表されたが、結果が事前に伝わっていた内容と同じだったこともあって、為替相場では直接の反応は目立たなかった。
[2011-04-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。後場の日本株が下げ幅を広げたことを受けて、リスク資産圧縮目的で円買いが入った。ユーロに対しては、格付け会社ムーディーズが15日、アイルランドの格付けを「Baa3」に引き下げたと発表したことを受けた円買いも入った。欧州勢参入後は、対ドルで仕掛け的に円買いが入り、円全体の上げ幅が広がった。英独の株価指数が下げに転じたことも円買いを誘った面があった。
[2011-04-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は対ユーロ中心に強含んだ。15日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、ギリシャのソブリンCDS5年物のスプレッドが過去最大水準までワイド化するなど、ユーロ圏のソブリンリスクが改めて意識されており円買いユーロ売りが進んだ。対ユーロでの円買いが他の通貨にも波及した格好だ。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。ユーロ円の下落につれた円買いドル売りが入り一時1ドル=82円95銭前後まで値を下げたものの、前日の安値82円95銭前後を下抜け出来なかったため買い戻しが入り持ち直した。ユーロ安・ドル高につれた買いも相場の支えとなった。
・ユーロ円は下落。南欧諸国の財政懸念が改めて高まりユーロ売りが広がった流れに沿った。22時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=119円71銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。米格付け会社ムーディーズがアイルランド国債の格付けを2段階引き下げたことを受け、欧州の債務問題が懸念されたうえ、ギリシャが債務再編を迫られるとの思惑も高まっており一時1ユーロ=1.4390ドル前後まで値を下げた。
[2011-04-16][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。米長期金利の低下や欧ソブリンリスクの高まりなどを背景にドルやユーロに対しては底堅い展開となった一方、オセアニア通貨に対しては弱含んだ。3月米鉱工業生産指数や4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)など、予想を上回る米経済指標が相次いだことを受けて米国株式相場が堅調に推移すると、投資家のリスク志向が高まるとの見方から低金利の円が売られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は戻りが鈍い。米労働省が発表した3月の米消費者物価指数(CPI)で、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が市場予想平均を下回ったこともあり、米長期金利の低下を背景とする円買いドル売りに押されて1ドル=83円台前半で頭の重い展開となった。もっとも、市場では「83円割れの水準には日本の機関投資家の買いが控えている」との噂もあって、本日安値の82円95銭前後を下抜けるにはいたらなかった。
・ユーロ円も頭が重い。欧ソブリンリスクの高まりに対する警戒感から、23時30分過ぎには1ユーロ=119円69銭前後と本日安値を更新。売り一巡後に120円台前半まで下値を切り上げる場面があったが、戻りは限られた。
・ユーロドルは戻りが鈍い。欧州時間から続くユーロ売りの流れに沿って22時30分過ぎに一時1ユーロ=1.4390ドル前後と本日安値を更新した。売り一巡後はロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ・ポンドの買いにつれたほか、株高に伴うユーロ買いドル売りなども入り、1.44ドル台半ばまで戻す場面もあったが、欧州のソブリンリスクに対する警戒感は根強く、戻りは鈍かった。
[2011-04-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。18日前場の日本株が下げ幅を一時広げるとリスクポジションを閉じる動きが広がり、円が買い戻された。時間外の米株価指数先物の下落も円買いを誘った。もっとも、日本株の下げが一服したほか、週末に金融引き締めが行われたにも関わらず、18日午前の中国株が底堅く推移したため、円買いはいったん収まっている。円はニュージーランド(NZ)ドルに対して堅調。1-3月期のNZ消費者物価指数(CPI)が前期比で0.8%上昇と、市場予想平均の前期比1.0%上昇を下回ったことを受けた。
[2011-04-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。暫く手掛り材料難で小動きが続いたが、早朝のロンドン勢から円買いポンド売りが入るとその他通貨にも円買いが入った。更に、欧州勢の本格参入後に、ギリシャの新聞社が18日、国際通貨基金(IMF)関係者の話として「ギリシャが財務相会合で欧州連合(EU)とIMFに債務再編を要請した」「ガイトナー米財務長官もギリシャの債務再編に賛成した」と報じたと伝わると、対ユーロで円買いが加速し、円全体の支えとなった。時間外の米株価指数先物や欧州株が下げたことも円買いを誘った。
[2011-04-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円はしっかり。ギリシャが債務再編を迫られるとの見方から、ユーロに対して円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外のダウ先物が下落し、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方が拡大したことも円買い外貨売りを誘った。
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正したと伝わると、円は一段高となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時3月30日以来の安値となる1ドル=82円53銭前後。
・ユーロ円は4月1日以来の安値となる1ユーロ=118円07銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは一部ギリシャ紙が「ギリシャが債務再編を要請した」と伝えたことをきっかけに、欧財政不安が再燃。独政府筋がギリシャは債務再編をせずに夏を乗り切ることはできないだろうとの見方を示すと、一時7日以来の安値となる1ユーロ=1.4262ドル前後まで売り込まれた。その後、S&Pが米国の格付け見通しを「ネガティブ」に修正したことを受け、1.43ドル台半ばまで値を戻す場面もあったが、買い戻しの勢いは長く続かなかった。欧財政懸念が再燃しているなか、欧米株価が下落しリスクポジション解消目的のユーロ売りドル買いが出た。
[2011-04-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は行って来い。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正したことで投資家のリスク回避姿勢が高まると、円買い外貨売りが出た。もっとも、一時前日比で250ドル弱まで下げ幅を拡大したダウ平均が売り一巡後に下げ幅を縮小すると、つれて円買いポジションを解消する動きが優勢に。全般に行って来いの展開となったが、将来的な格下げリスクが指摘されたドルや、ギリシャの債務再編問題などで信用不安が高まっているユーロなどに対しては相対的に底堅い動きとなった。
[2011-04-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。昨日の欧米市場で、ギリシャの債務再編への警戒感や欧米株の大幅安などを背景に、リスク資産圧縮目的で円が買い戻された流れを引き継いだ。仲値決済に向けて対ドルで円売りが進んだことにつれた円売り外貨買いが出る場面があったものの、19日前場の日経平均株価や上海総合指数が下げ幅を広げ、リスク許容度が低下しているため円の下値は限られた。
[2011-04-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。19日の日本株や中国株の下落を受けて、リスク資産の圧縮が進むとの見方から一時円買いが入った。しかし、19日の英・独の株価指数が高く寄り付くと、円買いは失速し、ポジション調整の円売りに押し下げられた。対ユーロでは、「欧州中央銀行(ECB)が欧州周辺国の債券を購入しているとの噂があった」との声が聞かれたことも円売りを誘った。
[2011-04-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円はさえない。時間外の米株価指数先物や欧州株の上昇を受け、投資家のリスク志向の低下に歯止めがかかるとの見方から円が売られた。ユーロに対しては、「欧州中央銀行(ECB)が欧州周辺国の債券を購入している」との噂が円売りを誘った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は小高い。米商務省が発表した3月の米住宅着工件数・建設許可件数が市場予想を上回ったことを受け、21時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=82円76銭前後まで値を上げた。ただ、指標発表後に米長期金利が低下に転じたこともあって、買いの勢いは長続きしなかった。
・ユーロ円は21時30分過ぎに一時1ユーロ=118円38銭前後まで買われたものの、その後117円台後半まで押し戻された。
・ユーロドルは強含み。欧州株高を手掛りにユーロ買いドル売りが入り、一時1ユーロ=1.43179ドル前後まで値を上げた。市場では「英系金融機関の買いが目立っていた」との指摘があった。もっとも、独財務省アドバイザーの話として「ギリシャの債務再編は不可避」などと伝わると、ユーロ買い圧力は後退した。
[2011-04-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。19日の米国株の取引終了後に、インテルが好決算を発表したことを受けて、20日の日本株や時間外の米国株が上昇すると、投資家のリスク許容度が改善し、円売りが出た。対ドルでは、事業法人の仲値決済が集中しやすい5・10日(五十日)にあたり、仲値決済に絡んだ円売りが散見された。ここ最近、円買い外貨売りにポジションを傾けていた参加者が反対売買を迫られると下げ幅が広がった。
[2011-04-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売り優位。昨日の米国市場終盤から、インテルの好決算をきっかけとした株高に連動して円売りが進んだこともあり、午後に入ると利益確定の円買いが入った。もっとも、欧州勢からも株高を材料に円売りが見られ上値は限定的だった。17時を過ぎると時間外の米株価指数先物や欧州株の上げ幅が広がり、リスク許容度の改善が進んでいるため、円売りの勢いが増している。
[2011-04-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋り。欧州勢が日本株や時間外のダウ先物の上昇を背景に、円売りユーロ買いで参入。イングランド銀行(BOE)が発表した英金融政策委員会(MPC)議事要旨(6-7日分)で、利上げを主張した委員が増えていなかったことを理由にユーロ高ポンド安が進むと円売りユーロ買いが加速。スペイン国債の入札を無難に通過したことなども円ユーロを押し下げ、他の通貨に対しても円売りが波及した。
ただ、売りが一巡すると徐々に下値を切り上げた。欧州株やダウ先物が上昇一服となったことで、円売りの勢いはひとまず後退。対ドルで円買いが進んだことも円全体の支えとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円はじり安。対ユーロなどでドル安が進んだ影響を受け、22時過ぎに一時本日安値となる1ドル=82円51銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は19時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=120円39銭前後まで値を上げたものの、その後伸び悩んだ。ドル円の下落につれた円買いユーロ売りが相場の重しとなった。
・ユーロドルは対ポンドでユーロ買いが強まったことや、ユーロ圏の財政問題への警戒感が和らいだことなどを理由にユーロ買いドル売りが優勢となった。株高も買いを促し、19時30分過ぎに一時1ユーロ=1.4548ドル前後まで上値を伸ばした。
[2011-04-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。週末のイースター休暇を控えて投機筋が円売りポジションの解消に動くなか、円買い戻しの動きが先行した。半面、欧米株式相場が大幅上昇となったことで投資家のリスク許容度が改善するとの見方から低金利の円を売る動きも見られ、総じて方向感に乏しい動きとなった。
なお、全米リアルター協会(NAR)が発表した3月の米中古住宅販売件数は市場予想より強い結果となったが、反応は限定的だった。
[2011-04-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇していることにつれた円売り外貨買いが見られた。日本株高も円売りを促した面があった。しかし、円ドル相場が、主要通貨に対してドルが下落している流れに沿う形で上昇したため、円全般の下落ペースが緩やかになった。
[2011-04-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。主要通貨に対してドル売りが進んだ流れに沿う形で円買いドル売りが入ると、その他通貨にも円買いが入り、一時円全般が値を上げた。もっとも、対ドルの上値では戻り待ちの円売りが見られ、円・ドル相場の上昇が一服したため、円売り外貨買いが優位になり上値が切り下がった。対ポンドでは強い英小売指標を受けた円売りが見られた。
[2011-04-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。世界的な株高を背景に投資家のリスク許容度が回復するとの期待から、ユーロや豪ドルなど相対的に金利の高い通貨に対して円が売られた。ただ、主要通貨に対してドル売りが進んだ流れに沿う形で円買いドル売りが入ると、他の通貨に対しても円買いが波及。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が40万3000件と予想より増え、米長期金利が低下すると円高・ドル安が加速し円全体を押し上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=81円72銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=119円15銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは伸び悩み。世界的な株高を背景にしたドル売りの流れを欧州勢も引き継ぎ、18時過ぎに1ユーロ=1.4649ドル前後と2009年12月15日以来の高値を付けた。ただ、市場では「1.4650ドルにオプションのバリアが観測されている」との指摘があり、防戦売りがいったん上値を抑えた。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が「ECBは連続利上げを決断したわけではない」「強いドルは国際社会すべての対する利益」などと述べたと伝わると、ポジション調整に伴うユーロ売りが出て1.45ドル台後半まで下押しした。ポルトガルとドイツ国債の利回り格差が拡大し、欧信用不安を意識されたことも相場の重し。
[2011-04-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅い。欧州時間終盤からの底堅い流れを引き継いだほか、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数(フィリー指数)などの米経済指標が弱い結果となったことで、投資家のリスク許容度が低下したことも主要通貨に対しての円買い戻しを促した。売り一巡後はダウ平均が底堅い展開となったことで円売り外貨買いが入る場面もあったが、週末のイースター休暇を控えて円売りポジションの解消圧力も根強く、下値は限られた。
[2011-04-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。仲値決済を通過すると円買いが持ち込まれて値を上げる場面があったものの、持ち高調整の域を出ず買い一巡後は徐々に値を下げた。グッドフライデーで海外市場が休場となり市場参加者が大幅に減少しているため、積極的なポジション形成は見送られている。
[2011-04-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に一時売りが強まった。グッドフライデーの祝日で海外市場が休場となり取引の厚みがなくなる中で、ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けて対ポンドで円売りが強まると、その他通貨にも円売りが広がった。もっとも、フィキシングに絡んだ取引に過ぎなかったこともあって、円売りは長続きせず直ぐに買い戻された。その後は市場参加者が減少しているため値動きが細っている。
[2011-04-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。グッドフライデーの祝日で海外市場が休場となり取引の厚みがなくなるなか、ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けて対ポンドで円売りが強まると他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、フィキシングに絡んだ取引に過ぎなかったこともあって、円売りは長続きせず、相場はすぐに持ち直した。その後は、市場参加者が減少していることもあり、値動きが細った。
【 通貨ペア 】
・【ポンド円】ドル円は小動き。ポンド円の上昇につれた円売りドル買いが出て、16時過ぎに一時1ドル=82円10銭前後まで値を上げたもののすぐに失速した。市場では「G7が協調介入を実施した3月18日の高値82円ちょうどが上値の目処として意識されている」との指摘があった。
・ポンド円もロンドン8時のフィキシングに向けたポンド買いが入り一時1ポンド=135円77銭前後まで上げた後、135円台前半まで押し戻された。
・ユーロドルはじり安。アジア時間に一時1ユーロ=1.4589ドル前後まで値を上げた後は、次第に上値を切り下げた。欧州市場が休場で市場参加者が激減するなか、ポジション調整に伴うユーロ売りドル買いが出た。なお、ギリシャ地元紙は22日、「同国政府は債務返済が持続的なものとなるように、返済期限の先延ばしなどを検討している」と報じた。
[2011-04-23][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は狭い値幅で推移した。グッドフライデーの祝日で欧州市場が休場となったうえ、米国市場も株式・債券市場などが休場。市場参加者が激減し、持ち高調整目的の小口取引に終始した。市場では「海外勢がイースター休暇に入り動意に乏しい状況。来週27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢も強く、相場は上にも下にも動きにくい地合いとなった」との指摘があった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円台後半。
・ユーロ円は1ユーロ=119円台前半での狭いレンジでの値動きが続いた。
・ユーロドルはじり安。海外勢がイースター休暇に入っているため取引は総じて低調だったが、ポジション調整に伴うユーロ売りドル買いが出て一時1ユーロ=1.45341ドル前後まで値を下げた。市場関係者からは「足もとでドルショートが積み上がっていることから、今日から来週のFOMCにかけてドル買い戻しの動きが強まる可能性には注意が必要だ」との声が聞かれた。
もっとも、市場では「13日の高値1.4521ドル前後が目先下押しの目処として意識されており、下値を拾いたい向きは多い」との指摘があり、下げも限られた。「ギリシャ政府は持続的な債務返済を目指して返済期限の先延ばしなどを検討している」との一部報道が伝わったものの相場への影響は限定的だった。
[2011-04-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が限られた。週明けの日本株が上昇したことを背景に、投資家のリスク志向が戻って円を売る動きが見られた。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい週末の5・10日(五十日)にあたり、仲値決済を意識した円売りドル買いも出た。
もっとも、先週、ドルに対して上昇の目立った欧州オセアニア通貨が持ち高整理目的の売りに押されると円買い外貨売りが入り円の下値を支えた。
[2011-04-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しい展開。英独仏がイースターマンデーで休場となり市場参加者が減少するため、ポジション調整の取引が中心となり、方向感が出なかった。明日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、重要経済指標の発表も相次ぐため、手控えムードが強かった。
[2011-04-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。スイスフランやユーロに対してドル売りが強まった影響で、円高・ドル安が進む場面があったが円買いの勢いは長く続かなかった。欧州市場の多くがイースター休暇で市場参加者が減少するなか、材料難から全体的に動意は薄い。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=82円ちょうど。
・ユーロ円は1ユーロ=119円70銭を挟んだ値動きとなった。
・ユーロドルは20時過ぎに一時1ユーロ=1.4628ドル前後まで強含んだ。時間外の米株価指数先物がじり高となっており、ドルを調達通貨とした運用機運が高まった。なお、ドル・スイスフランは1ドル=0.8772スイスフランと史上最安値を更新した。
[2011-04-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。ダウ平均が足もとの上昇に対する調整から50ドル超下落すると、投資家のリスク許容度が低下するとして低金利の円に買い戻しが入った。資源国通貨に対しては、原油先物相場が一転下落したことが円買いを促したほか、ドルに対しては米10年物国債利回りの低下を背景に、日米金利差縮小を見込んだ円買いが散見された。
[2011-04-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。ユーロに対して国内輸出企業やヘッジファンドなどから円買いが断続的に入り、その他通貨にも円買いが広がった。日本株が軟調に推移していること背景に、リスクポジション解消目的の円買いも入った。
[2011-04-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが優位。後場の日本株が一時下げ幅を拡大したこともあり、円買いが散発的に入る場面があったが、欧州勢参入後は売りが優位となっている。時間外の米株価指数先物が持ち直したことや、欧州株が底堅く推移していることなどが、円売りを促した。
[2011-04-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。時間外のダウ先物や欧州株の上昇を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方からユーロや豪ドルなど相対的に金利の高い通貨に対して円が売られた。一方、円はドルに対してはもみ合い。円とドルがユーロなどに対して同時に売られた影響で、相場の方向感は乏しかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円70銭を挟んだ狭いレンジでの値動きが続いた。
・ユーロ円は堅調。株価の上昇やユーロ高ドル安につれた円売りユーロ買いが出て、一時1ユーロ=119円82銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)の追加利上げ観測が広がるなか、株価の上昇を手掛りにユーロ買いドル売りが入り一時2009年12月15日以来の高値となる1ユーロ=1.4653ドル前後まで上値を伸ばした。1.4650ドルに観測されていたオプションのバリアの上抜けを狙った仕掛け的な買いも見られた。
[2011-04-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが26日発表した4月の米消費者信頼感指数が65.4と予想を上回ったほか、米企業の好決算が相次いだことが好感され、米国株価は上げ幅を拡大した。投資家のリスク志向が高まるとして相対的に金利の高い通貨に対して円売りが先行すると、円全体が押し下げられた。ただ、好調だった2年債入札を背景に、米長期金利が低下幅を拡大。日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが強まったため、その他の通貨に対しても円の買い戻しが入った。
[2011-04-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。対ドルで損失覚悟の円買い誘発を狙った仕掛け的な買いが入り、円全体を支える場面があった。ただ、日本株が堅調に推移し、投資家のリスク志向が高まったため、円の上値は限られた。豪ドルに対しては強い豪消費者物価指数(CPI)を材料とした円売りが見られた。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が27日、日本の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正したと伝わると、円売りが加速し下値が広がった。
[2011-04-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後に入り暫く値動きが細ったものの、欧州勢参入後は、午前中に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正したことが蒸し返されて、やや円売りが出た。一方、円は対ポンドで下値が堅い。「1-3月期英国内総生産(GDP)速報値が予想よりも弱いものになる」との憶測を背景に円買いポンド売りが入った。
[2011-04-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は下落。1-3月期英国内総生産(GDP)速報値が予想よりも弱い内容でなかったことから、ポンドに対して円売りが強まると他の通貨に対しても円売りが波及。アジア時間に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正したことが意識されるなか、市場では「日本の金融機関からまとまった規模の円売りドル買いが出た」との指摘もあり、円全体が押し下げられた。
【 通貨ペア 】
・【ポンド円】ドル円は19時過ぎに一時本日高値となる1ドル=82円36銭前後。
・ポンド円は1ポンド=136円49銭前後まで値を上げた。なお、ポンド円は「英GDPが予想よりも弱い結果となる」との憶測を背景に一時134円台半ばまで売られていた。
・ユーロドルは1ユーロ=1.46ドル台後半でのもみ合い。米連邦公開市場委員会(FOMC)やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の初の記者会見を前に、積極的な売買は手控えられた。
[2011-04-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して売り先行後、買い戻された。アジア時間の取引時間帯に、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正したことが引き続き意識されるなか、市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて、まとまった規模の円売りドル買いが入る」との噂が広がり、円安ドル高が進んだ。米連邦準備理事会(FRB)は27日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明では「現在の四半期末までに期間が長めの国債6000億ドルの買い入れを完了するだろう」などの見解が示された。米国債の買い入れが計画通り6月末で終了する見通しとなったことも円売りドル買いを後押しした。
ただ、「FF金利を長期間異例の低水準とすることが正当化される可能性が高い」として、米国の低金利政策が長期化するとの思惑が改めて広がった。バーナンキFRB議長も27日、FOMC終了後の定例記者会見で緩和的な金融政策を維持する姿勢を示したため、主要通貨買い・ドル売りが優勢に。同時に円にも買い戻しが入った。
一方、円はドル以外の通貨に対して売り先行後、もみ合い。S&Pによる日本の格付け見通し引き下げが引き続き材料視されたほか、対ドルで円売りが先行した影響が波及した。ただ、その後は安値圏で方向感が出なかった。米国の金融緩和が当面継続するとの観測を背景にした主要通貨買いドル売りが相場の重しとなった半面、円買いドル売りが下値を支えた。
[2011-04-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。昨日の米株高や28日の日本株高を背景に、リスク志向が高まった投資家から、金利先高観のあるユーロや金利水準の高いオセアニア通貨などに対して円を売る動きが見られた。一方で、ドルに対して円買いが入ったことが、その他通貨に対しても円買いを誘い、円の下落が一方的に進む流れに歯止めをかけた。
[2011-04-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。午前中に株高を背景に円売りが出た地合いを引き継いだが、午後に入ると利益確定の円買いが入った。欧州勢からも円の買い戻しが入っており、円全体が今日の高値圏まで上昇した。
日銀は28日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0-0.1%のまま据え置くことを全会一致で決めたと発表した。また、西村副総裁が提案した資産買入等の基金を5兆円程度増額するとの議案に対して、1対8の反対多数で否決したことを明らかにした。ただ、特に反応は見られなかった。
[2011-04-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は持ち直した。時間外のダウ先物の下落などを受け、足もとの相場下落に対する調整が進んだ。1-3月期の米国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回り、前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったと伝わると米長期金利が低下。日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが入り円全体を押し上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円はじり安。クロス円の下落につれた売りが相場の重しとなり一時1ドル=81円40銭前後まで下げたものの、対ユーロなどでドル買い戻しが進んだため一本調子で下落する展開にはならなかった。市場では「国際機関からと見られる買いが入った」との指摘もあった。
・ユーロ円は弱含み。22時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=120円40銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはアジア時間に一時1ユーロ=1.4882ドル前後と2009年12月以来の高値まで上昇したこともあって、利益確定の売りが優勢となった。22時過ぎに一時1.4774-77ドルまで下押しした。市場関係者からは「連休を控えたロンドン勢から利食い売りが持ち込まれた」との声が聞かれた。
[2011-04-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、もみ合い。米商務省が28日発表した1-3月期の米国内総生産(GDP)速報値は実質で前期比年率1.8%増と市場予想平均の2.0%増より弱かった。また、米労働省が28日発表した前週分の新規失業保険申請件数も42万9000件と市場予想平均の39万5000件程度よりも弱かったことを受け、円買いドル売りが入った。また、時間外の米株価指数先物が弱含んだことをきっかけに、ドル以外の通貨に対してもリスク資産圧縮目的の円買いが広がった。ただ、買い一巡後は手掛かり材料に乏しく、方向感のない取引が継続した。
[2011-04-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。東京市場が昭和の日の祝日休場で市場参加者が減少する中、対豪ドルで円買いが強まると、その他通貨にも円買いが波及し、円全体が値を上げた。もっとも、豪ドルに対する円買いは持ち高調整の域を出ず、上値が限られたため、徐々に円全体が値を下げた。取引材料に乏しかったこともあり、ポジションを一方向に大きく傾ける動きは見られなかった。
[2011-04-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はポンドやスイスフラン以外に対して方向感が乏しかった。東京市場が昭和の日の祝日で休場だった上、英国も王室結婚式で休場となっているため、市場参加者が減少しており積極的な売買が見送られた。
ただ、対ポンドでは弱含み。「本日、英王室の結婚式が行われることをはやす格好で円売りポンド買いが出た」との声が聞かれた。また、円はスイスフランに対して軟調。ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁が、「インフレ期待が幾分上昇している」「インフレに、確かな上振れリスクが見られる」「スイス経済は予想よりも力強く成長している」などと発言したことを受けた。
[2011-04-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円はやや強含んだ。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスが一時72.834と2008年7月以来の低水準を付けるなか、円買いドル売りが優勢となり円全体を押し上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は27日の安値1ドル=81円27銭前後を下抜けて、3月25日以来の安値となる81円12銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円はドル円の下落につれた円買いユーロ売りが相場の重しとなり、21時過ぎに一時1ユーロ=120円65銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは伸び悩み。全般にドル売りが進むなか、4月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)速報値が前年同月比2.8%上昇と市場予想を上回ったことを受けユーロ買いが入った。19時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.48787ドル前後まで値を上げた。ただ、買いが一巡するとやや上値を切り下げた。前日の高値1.4882ドル前後が上値の目処として意識されたほか、市場では「1.4900ドルにはオプションのバリアが観測されている」との指摘があり、1.4900ドルに接近した場面では防戦売りなどが出た。
[2011-04-30][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はドルやユーロに対して堅調。29日に発表された4月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)は予想より弱い内容となった。米国の低金利政策が長期化するとの思惑が改めて高まり、円高・ドル安が進んだ。また、市場関係者からは「月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けた円買いユーロ売りが出た」との声が聞かれたほか、対ポンドで月末に絡んだユーロ売りが継続したことが円高・ユーロ安を後押しした。
一方、円はその他の通貨に対して買い先行後、売られた。対ドルやユーロで円買いが先行した影響から、円全体が押し上げられた。ただ、米国株高やコモディティ価格の上昇に伴い、投資家のリスク許容度が改善するとの見方が広がるなか、相対的に金利の高い通貨に対して低金利の円を売る動きが散見され、円の上値が切り下がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円05銭前後まで値を下げた。ただ、米商務省が発表した3月米個人消費支出が予想を上回ったことや、米10年物国債利回りが一時上昇したことなどを背景に、81円53-56銭前後まで買い戻される場面もあった。
・ユーロ円は1ユーロ=120円06銭前後まで下落した。
・ユーロドルは戻りが鈍い。欧州の取引時間帯には、4月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)速報値が予想を上回ったことを支えに、1ユーロ=1.48787ドル前後まで値を上げた。ただ、前日高値の1.4882ドル前後が上値の目処として意識されたほか、オプションのバリアが観測されている1.4900ドル前後に接近した場面では防戦売りが厚く、上値の重さが嫌気され1.48ドル台前半まで失速した。米国株高やコモディティ価格の上昇を背景に、資源国通貨買いドル売りが進むと1.48ドル台半ばまで買い戻されたが、対ポンドで月末絡みのユーロ売りが継続したため、1.48ドル台前半まで再び下げた。
2011年4月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。
「期間最大RHDP」は、2011年4月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。
そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2011年4月の中で最も新しい内容を掲載しています。