2011年4月1日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・日経新聞が報じたところによると、日銀は東日本大震災の復旧・復興をにらんで、被災地の金融機関を対象に政策金利の上限(年0.1%)で期間1年程度、総額1兆円超を貸し出す新制度の検討に入ったという。6-7日の金融政策決定会合で具体的な議論に入り、夏までには実際の資金供給を開始する見通しだとのこと。
サンドラ・ピアナルト[NP-4.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「現在の見通しは6月の量的緩和完了を正当化する可能性」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.4 HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「米経済は良好で広範に勢いを持っている」「エネルギー価格の上昇は、引き締めの根拠となる可能性がある」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+6.2 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁(CNBCが伝える)「FF金利は2011年後半にかけて0.75%引き上げられる必要がある可能性」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・政府は1日、白井さゆり氏の日銀審議委員任命を閣議決定した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットはアイルランド国債の取引に関する必要証拠金を45%に引き上げた。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は1日、アイルランドの格付けを「A-」から「BBB+」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
チャールズ・プロッサー[NP+4.8 HDP +2.3 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「力強い回復が刺激策の撤退を正当化する可能性」
チャールズ・プロッサー[NP+5.4 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「失業率が大きく低下する前に、緩和策を終了させる必要がある」
チャールズ・プロッサー[NP+5.8 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP +0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「FRBが緩和的なペースで金融政策を継続すれば、エネルギー価格などの商品価格の上昇が続く」「低水準のインフレが我々の最優先事項となるべき」
ギリシャ政府関係[NP-6.0 HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「2012年にギリシャが市場に復帰することを希望する」「リセッションは予想より深刻」
チャールズ・プロッサー[NP+5.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +3.4 CRHDP +0.1]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「市場はFRBの明確な出口戦略を歓迎するだろう」
チャールズ・プロッサー[NP+6.0 HDP +2.5 CHDP +0.1 RHDP +3.5 CRHDP +0.1]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「2011年終盤までの利上げは確実に可能性がある」「次回の会合でQE2の再評価を行う意思がある」
リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +3.2 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBの取り組みは過剰である可能性」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは1日、アイルランドの格付けを「ウォッチ・ネガティブ」にすると発表した。また、今後格付けを引き下げる可能性があるとした。
ウィリアム・ダドリー[NP-4.4 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「FRBの2つの使命の達成からは依然遠い」
ウィリアム・ダドリー[NP-4.8 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「失業率は高過ぎる」「我々は成長について過剰に楽観的になりすぎてはならない」
ジェフリー・ラッカー[NP+5.4 HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「経済にかなり強い勢いが見られる」「米連邦準備理事会(FRB)はインフレを注目し続ける必要がある」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +2.1 CHDP +0.1 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「出来るだけ早い刺激策からの解除が必要であることに注意しなければならない」
ウィリアム・ダドリー[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「インフレ期待は依然としてうまく抑制されている」「QE2は良い政策であると証明されており、景気刺激策を解除する根拠はない」
ウィリアム・ダドリー[NP-5.8 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「FRBが全てのQE2を完了しなければ驚きだ」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.6 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.4]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁(CNBCが伝える)「米経済は今年3%成長する見通し」
2011年4月1日のFX要人発言・ニュース
ナウト・ウェリンク[NP HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.1]
・オランダ中銀のウェリンク総裁「一部のアイルランドの銀行は規模縮小や廃業、統合が必要だろう」「ECBは銀行資本の穴を埋めるためにあるのではなく、これは政府の役割」
アイルランド政府関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・アイルランドの金融当局が31日、同国の4銀行は追加で240億ユーロの資本が必要であると発表した。
アイルランド政府関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・アイルランドの金融当局は31日、アライド・アイリッシュ・バンクスが133億ユーロ、バンク・オブ・アイルランドが52億ユーロ、EBSビルディング・ソサェイティが15億ユーロ、アイリッシュ・ライフ・アンド・パーマネントが40億ユーロの追加資本が必要であると発表した。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
・米連邦準備理事会(FRB)は31日、ニューヨーク連銀を通じて21億ドルの国債を買い入れた。
ブライアン・レニハン[NP HDP +0.5 CHDP +1.1 RHDP +0.5 CRHDP +1.1]
・レニハン・アイルランド財務相「銀行資本注入に175億ユーロを使用する」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・豪ドル米ドルはじり高。一時1.0365米ドルと変動相場制移行後の最高値を更新した。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・日経新聞が報じたところによると、日銀は東日本大震災の復旧・復興をにらんで、被災地の金融機関を対象に政策金利の上限(年0.1%)で期間1年程度、総額1兆円超を貸し出す新制度の検討に入ったという。6-7日の金融政策決定会合で具体的な議論に入り、夏までには実際の資金供給を開始する見通しだとのこと。
サンドラ・ピアナルト[NP+4.0 HDP -2.6 CHDP +0.2 RHDP -2.6 CRHDP +0.2]
・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「FOMCにとって明確なインフレ目標を発表するよいタイミング」
サンドラ・ピアナルト[NP-4.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「現在の見通しは6月の量的緩和完了を正当化する可能性」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)は31日、アイルランドの銀行に流動性供給を継続するとの見解を示した。また、アイルランド向け融資の担保格付け基準を一時的に撤廃するとした。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)は31日、アイルランドの銀行資本は支援プログラムのもとで十分に供給されるなどの共同声明を発表した。
ジェフリー・ラッカー[NP+4.4 HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「米経済は良好で広範に勢いを持っている」「エネルギー価格の上昇は、引き締めの根拠となる可能性がある」
ジョゼ・ソクラテス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・カバコシルバ・ポルトガル大統領は31日、ソクラテス・ポルトガル首相の辞表を受理し、6月5日に総選挙を実施することを明らかにした。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+6.2 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁(CNBCが伝える)「FF金利は2011年後半にかけて0.75%引き上げられる必要がある可能性」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.6 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.4]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁(CNBCが伝える)「米経済は今年3%成長する見通し」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。新規の取引材料に乏しいなか、序盤は動意に欠ける展開となった。ただ、日経新聞が「日銀は東日本大震災の被災地の金融機関を対象に、政策金利の上限(年0.1%)で期間1年程度、 総額1兆円超を貸し出す新制度の検討に入った」と報じると、日銀の金融緩和への思惑から円がじり安となった。原油先物相場の上げ幅拡大を背景に、資源国通貨に対して低金利の円を売る動きが散見されたほか、コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁が「FF金利は2011年後半にかけて0.75%引き上げられる必要がある可能性」などの見解を示したと伝わると、対ドルで円安が進んだ。
パトリック・ホノハン[NP HDP -0.1 CHDP +0.3 RHDP -0.1 CRHDP +0.3]
・ホノハン・アイルランド中銀総裁「経済成長が弱ければ、債務の返済は容易ではなくなる」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「震災国債発行と日銀の引き受けはあり得ない」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「新発債の買い入れを日銀法は想定していない」「国債引き受けは政府日銀の国際的信任を失う」
日本政府関係[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・政府は1日、白井さゆり氏の日銀審議委員任命を閣議決定した。
野田佳彦[NP HDP -4.3 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「政府としては日銀の国債引き受けを検討していない」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・日銀は1日、17時から新審議委員となる白井さゆり氏の就任会見を行うと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。前日のコチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁の発言を受け、米国が金融政策を正常化する時期が早まるとの観測が強まった。一方で、日本は金融緩和姿勢を維持するとの見方が広がっており、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが優勢となった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットはアイルランド国債の取引に関する必要証拠金を45%に引き上げた。
日本銀行(日銀)関係[NP+3.6 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -4.7 CRHDP +0.3]
・白井早由里・日銀審議委員「先行きは非常に不確実な状態」「(国債引き受けについて)歯止めがきかなくなる恐れがある」「通貨への信任が失われる可能性がある」
ポルトガル政府関係[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・ポルトガル政府は1日、2012年償還債入札を実施した。平均落札利回りは5.793%と前回の3.159%を上回った。また、応札倍率は1.4倍と前回の2.3倍を下回った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらなかった。米国が金融政策を正常化する時期が早まるとの観測が強まる一方、日本は金融緩和姿勢を維持するとの見方から円売りドル買いが出た。半面、円の下値では国内輸出企業からとみられる円買いが入ったため相場はもみ合いの展開となった。市場では「日本時間今晩の3月米雇用統計の結果を見極めたいとして、方向感が出にくい」との指摘があった。
ヌリエル・ルービニ[NP+4.6 HDP -2.9 CHDP +0.4 RHDP -2.9 CRHDP +0.4]
・ルービニ・ニューヨーク大学教授「欧州中央銀行(ECB)は今年、0.75%の利上げを実施すると予想」
エワルド・ノボトニー[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「オーストリアの銀行はストレステスト(健全性審査)の準備が十分できている」「ポルトガルとギリシャを比較することは出来ない」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は1日、アイルランドの格付けを「A-」から「BBB+」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
チャールズ・プロッサー[NP+4.8 HDP +2.3 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「力強い回復が刺激策の撤退を正当化する可能性」
チャールズ・プロッサー[NP+4.0 HDP +2.4 CHDP +0.1 RHDP +2.7 CRHDP +0.4]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「2011年や2012年の3.5%成長を予想」「2011年のインフレは2%程度と予想」
チャールズ・プロッサー[NP+5.4 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「失業率が大きく低下する前に、緩和策を終了させる必要がある」
チャールズ・プロッサー[NP+5.8 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP +0.3]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「FRBが緩和的なペースで金融政策を継続すれば、エネルギー価格などの商品価格の上昇が続く」「低水準のインフレが我々の最優先事項となるべき」
ギリシャ政府関係[NP-6.0 HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「2012年にギリシャが市場に復帰することを希望する」「リセッションは予想より深刻」
チャールズ・プロッサー[NP+5.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +3.4 CRHDP +0.1]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「市場はFRBの明確な出口戦略を歓迎するだろう」
チャールズ・プロッサー[NP+6.0 HDP +2.5 CHDP +0.1 RHDP +3.5 CRHDP +0.1]
・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「2011年終盤までの利上げは確実に可能性がある」「次回の会合でQE2の再評価を行う意思がある」
リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +3.2 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBの取り組みは過剰である可能性」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは1日、アイルランドの格付けを「ウォッチ・ネガティブ」にすると発表した。また、今後格付けを引き下げる可能性があるとした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。英独の株価指数や時間外の米株価指数の上昇を受けて投資家のリスク志向が改善すると、日銀の金融緩和が長期化するとの見方から、金利先高観のあるユーロや、金利水準の高いオセアニア通貨やカナダドルなどに対して円を売る動きが出た。ドルに対しては、米雇用指標の改善期待を背景にした円売りや、米連邦準備理事会(FRB)の出口戦略を意識した円売りが出て、円全体を押し下げた。
3月の米雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率が予想よりも強い結果となると、対ドルでの円売りが加速。円全体の下げ幅が広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=84円40銭前後と2010年12月16日以来の高値を付けた。労働省が1日発表した3月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比21万6000人増と市場予想平均の前月比19万人増より強かった。失業率も8.8%と市場予想平均の8.9%より強い結果となった。米労働市場の改善が示唆されたとしてドル買いが強まった。プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁が1日、「失業率が大きく低下する前に、緩和策を終了させる必要がある」などと述べたと伝わり、米金融引き締め観測が改めて高まったことも買いを後押した。
・ユーロ円はドル円の買いが強まったことを受けて1ユーロ=119円05銭前後と2010年5月11日以来の高値まで上げた。
・ユーロドルは軟調。伊仏など欧州圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想より弱い内容となったことが相場の重しとなった。強い米雇用指標が伝わると下げ幅を拡大。1ユーロ=1.4088ドル前後まで売られた。
ウィリアム・ダドリー[NP-4.4 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「FRBの2つの使命の達成からは依然遠い」
ウィリアム・ダドリー[NP-4.8 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「失業率は高過ぎる」「我々は成長について過剰に楽観的になりすぎてはならない」
ジェフリー・ラッカー[NP+5.4 HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「経済にかなり強い勢いが見られる」「米連邦準備理事会(FRB)はインフレを注目し続ける必要がある」
リチャード・フィッシャー[NP+4.8 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +3.5 CRHDP +0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「金融引き締めの前に金融緩和を止めなければならない」「米雇用統計は良い内容で、景気回復は自立している」「バーナンキFRB議長の記者会見は素晴らしい考えで、過度な変動を引き起こさないだろう」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +2.3 CRHDP +0.1]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「格付け会社はアイルランドについて峠を越えつつある」「ECBのポルトガル債購入についてコメントしない」
ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +2.1 CHDP +0.1 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「出来るだけ早い刺激策からの解除が必要であることに注意しなければならない」
ウィリアム・ダドリー[NP-4.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「景気回復は6ヶ月前より良い方向に向いているが、1ヶ月前ほど良くない」「商品価格の圧力は米金融政策に実質影響はない」
ウィリアム・ダドリー[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「インフレ期待は依然としてうまく抑制されている」「QE2は良い政策であると証明されており、景気刺激策を解除する根拠はない」
ウィリアム・ダドリー[NP-5.8 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・ダドリー・ニューヨーク連銀総裁「FRBが全てのQE2を完了しなければ驚きだ」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。新規の取引材料に乏しいなか、序盤は動意に欠ける展開となった。ただ、日経新聞が「日銀は東日本大震災の被災地の金融機関を対象に、政策金利の上限(年0.1%)で期間1年程度、 総額1兆円超を貸し出す新制度の検討に入った」と報じると、日銀の金融緩和への思惑から円がじり安となった。原油先物相場の上げ幅拡大を背景に、資源国通貨に対して低金利の円を売る動きが散見されたほか、コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁が「FF金利は2011年後半にかけて0.75%引き上げられる必要がある可能性」などの見解を示したと伝わると、対ドルで円安が進んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。前日のコチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁の発言を受け、米国が金融政策を正常化する時期が早まるとの観測が強まった。一方で、日本は金融緩和姿勢を維持するとの見方が広がっており、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが優勢となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらなかった。米国が金融政策を正常化する時期が早まるとの観測が強まる一方、日本は金融緩和姿勢を維持するとの見方から円売りドル買いが出た。半面、円の下値では国内輸出企業からとみられる円買いが入ったため相場はもみ合いの展開となった。市場では「日本時間今晩の3月米雇用統計の結果を見極めたいとして、方向感が出にくい」との指摘があった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。英独の株価指数や時間外の米株価指数の上昇を受けて投資家のリスク志向が改善すると、日銀の金融緩和が長期化するとの見方から、金利先高観のあるユーロや、金利水準の高いオセアニア通貨やカナダドルなどに対して円を売る動きが出た。ドルに対しては、米雇用指標の改善期待を背景にした円売りや、米連邦準備理事会(FRB)の出口戦略を意識した円売りが出て、円全体を押し下げた。
3月の米雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率が予想よりも強い結果となると、対ドルでの円売りが加速。円全体の下げ幅が広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=84円40銭前後と2010年12月16日以来の高値を付けた。労働省が1日発表した3月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比21万6000人増と市場予想平均の前月比19万人増より強かった。失業率も8.8%と市場予想平均の8.9%より強い結果となった。米労働市場の改善が示唆されたとしてドル買いが強まった。プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁が1日、「失業率が大きく低下する前に、緩和策を終了させる必要がある」などと述べたと伝わり、米金融引き締め観測が改めて高まったことも買いを後押した。
・ユーロ円はドル円の買いが強まったことを受けて1ユーロ=119円05銭前後と2010年5月11日以来の高値まで上げた。
・ユーロドルは軟調。伊仏など欧州圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想より弱い内容となったことが相場の重しとなった。強い米雇用指標が伝わると下げ幅を拡大。1ユーロ=1.4088ドル前後まで売られた。