2011年5月23日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。ギリシャの財政問題が一段と深刻化していることを背景に対ユーロでドル買いが進み、つれて円売りドル買いが出た。M&A(企業の合併買収)絡みの円売りを指摘する声もあった。
 一方、円はドル以外の通貨に対して方向感が出ない。円・ドル相場の下落が上値を抑えると同時に、ギリシャ問題を背景にユーロが売られていることや、前場の日本株や時間外のダウ先物が下落していたことなどが円買い外貨売りを誘ったことが影響した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて堅調。23日午後の上海総合指数や時間外の米株価指数先物、WTI原油先物相場が下げ幅を拡大したことを受けてリスク資産圧縮目的で円買いが入った。対ユーロではギリシャの財政懸念を背景とした売りが断続的に入り円全体を押し上げた。投機筋から仕掛け的な円買いが入り上げ幅が広がった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は伸び悩んだ。ギリシャの債務問題をめぐる懸念にくわえ、アジア株が下落したことなどを受けたリスク回避の円買いが先行。欧州株が安く始まったことも円買いを後押しした。ただ、欧州勢が本格的に参入する時間帯に入ると、リスク回避的な動きは一巡。新規の手掛かり材料に乏しいなか、急ピッチで円高が進んだ反動も出て徐々に上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=81円32銭前後まで値を下げた後、81円台後半まで値を戻した。
・ユーロ円は18時過ぎに一時1ユーロ=113円87銭前後まで売られた後、114円台後半まで下げ幅を縮めた。
・ユーロドルは下げ渋り。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は21日、イタリアの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたほか、スペインではサパテロ首相が率いる社会労働党が地方選挙で敗北。欧州の先行き不透明感から対主要通貨でユーロ売り圧力が高まった流れに沿って、一時3月17日以来の安値となる1ユーロ=1.3968ドル前後まで売り込まれた。ただ、その後はアジア時間から急ピッチで下落したこともあり、短期で売り進めた参加者から利益確定の買い戻しが入り下値を切り上げている。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ロドリゲス・サパテロ[NP     HDP +1.8 CHDP +0.5 RHDP +1.8 CRHDP +0.5]
・サパテロ・スペイン首相は23日、22日に実施された地方選挙に関して自身が率いている社会労働党の敗北は明白であり、結果は経済危機と関連しているとの見解を示した。

日本銀行(日銀)関係[NP-3.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
・日銀は23日、5月分の金融経済月報(基本的見解)で、景気の現状について「震災の影響により、生産面を中心に下押し圧力の強い状態にある」とし、景気の総括判断を据え置いた。また、先行きについては「当面、生産面を中心に下押し圧力が強い状態が続いたあと、供給面での制約が和らぎ、生産活動が回復していくにつれ穏やかな回復経路に復していくと考えられる」とした。

日本銀行(日銀)関係[NP-5.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・日銀は23日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を194億円買い入れたと発表した。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「欧州経済の回復は勢いを維持している」「負のスパイラルを避けるためにもギリシャのデフォルトは防ぐ必要がある」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは23日、イタリアの格付け見通しは安定しているとの見解を示した。

オッリ・レーン[NP+2.0 HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャは民営化を開始しなければならない」「イタリアでは比較的しっかりとした経済成長が見られる」

オッリ・レーン[NP+2.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「イタリアは財政赤字を減らす軌道に乗っている」「スペインは財政再建策を継続する必要がある」

フィリップ・ヒルデブランド[NP+4.6 HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -2.8 CRHDP +0.3]
・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「物価の安定がGDPに対して最もよい貢献となる」

イブ・メルシュ[NP     HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「(ギリシャの債務再編に対するシュタルクECB専務理事の発言について)シュタルク氏のコメントについて賛成しない」「為替レートはECBの評価の一部」「ECBは短期の進展に大して反応しない」

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.4 HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.4]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「長期間の低金利は過度なリスクテイクを誘発する可能性」

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP     HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.4]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBの政策金利はユーロ圏の全ての領域にとって最適とはいえない」

フェルナンド・ドスサントス[NP     HDP -0.4 CHDP +1.3 RHDP -0.4 CRHDP +1.3]
・ドスサントス・ポルトガル財務相「ポルトガルは転換点にある」「ポルトガルの債務再編は検討されていない」「ポルトガルには債務削減に向けた持続可能な計画がある」「政府はユーロ防衛に必要なことを実行する」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.4 HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.4]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「長期間の低金利は過度なリスクテイクを誘発する可能性」

2011年5月23日のFX要人発言・ニュース

ロドリゲス・サパテロ[NP     HDP +1.8 CHDP +0.5 RHDP +1.8 CRHDP +0.5]
ロドリゲス・サパテロ・サパテロ・スペイン首相は23日、22日に実施された地方選挙に関して自身が率いている社会労働党の敗北は明白であり、結果は経済危機と関連しているとの見解を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。ギリシャの財政問題が一段と深刻化していることを背景に対ユーロでドル買いが進み、つれて円売りドル買いが出た。M&A(企業の合併買収)絡みの円売りを指摘する声もあった。
 一方、円はドル以外の通貨に対して方向感が出ない。円・ドル相場の下落が上値を抑えると同時に、ギリシャ問題を背景にユーロが売られていることや、前場の日本株や時間外のダウ先物が下落していたことなどが円買い外貨売りを誘ったことが影響した。

日本銀行(日銀)関係[NP-3.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
日本銀行(日銀)関係・日銀は23日、5月分の金融経済月報(基本的見解)で、景気の現状について「震災の影響により、生産面を中心に下押し圧力の強い状態にある」とし、景気の総括判断を据え置いた。また、先行きについては「当面、生産面を中心に下押し圧力が強い状態が続いたあと、供給面での制約が和らぎ、生産活動が回復していくにつれ穏やかな回復経路に復していくと考えられる」とした。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・タリバン指導者のオマル師が死亡したと、新華社が報じている。

イェンス・バイトマン[NP     HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「二次的影響のリスクを注意深く監視することが必要」「ドイツとユーロ圏の消費者物価は大幅に上昇している」「ECBの金融政策は引き続き景気拡大的」

エワルド・ノボトニー[NP+4.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロ圏の経済格差は厄介な問題だ」「1-3月のユーロ圏GDPは予想より良好な結果となった」

エワルド・ノボトニー[NP+4.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「景気は持続可能なペースで回復している」

日本銀行(日銀)関係[NP-5.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・日銀は23日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を194億円買い入れたと発表した。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「欧州経済の回復は勢いを維持している」「負のスパイラルを避けるためにもギリシャのデフォルトは防ぐ必要がある」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「債務危機がユーロの価値に影響を及ぼすとは思えない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて堅調。23日午後の上海総合指数や時間外の米株価指数先物、WTI原油先物相場が下げ幅を拡大したことを受けてリスク資産圧縮目的で円買いが入った。対ユーロではギリシャの財政懸念を背景とした売りが断続的に入り円全体を押し上げた。投機筋から仕掛け的な円買いが入り上げ幅が広がった。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは23日、現時点ではイタリアの格付けおよび格付け見通しを変更することはないとの見解を示した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは23日、イタリアの格付け見通しは安定しているとの見解を示した。

オッリ・レーン[NP+2.0 HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャは民営化を開始しなければならない」「イタリアでは比較的しっかりとした経済成長が見られる」

オッリ・レーン[NP+2.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「イタリアは財政赤字を減らす軌道に乗っている」「スペインは財政再建策を継続する必要がある」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「担保のルール変更のための明確な構想はない」

フィリップ・ヒルデブランド[NP+4.6 HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -2.8 CRHDP +0.3]
フィリップ・ヒルデブランド・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「物価の安定がGDPに対して最もよい貢献となる」

イブ・メルシュ[NP     HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.2]
イブ・メルシュ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「(ギリシャの債務再編に対するシュタルクECB専務理事の発言について)シュタルク氏のコメントについて賛成しない」「為替レートはECBの評価の一部」「ECBは短期の進展に大して反応しない」

ポール・タッカー[NP     HDP +0.8 CHDP +0.3 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
ポール・タッカー・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「銀行改革は大きすぎて潰せない問題に対処する必要」「規制当局は資本市場のルールを無視してはならない」

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+5.4 HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.4]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「長期間の低金利は過度なリスクテイクを誘発する可能性」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・23日の欧州外国為替市場で円は伸び悩んだ。ギリシャの債務問題をめぐる懸念にくわえ、アジア株が下落したことなどを受けたリスク回避の円買いが先行。欧州株が安く始まったことも円買いを後押しした。ただ、欧州勢が本格的に参入する時間帯に入ると、リスク回避的な動きは一巡。新規の手掛かり材料に乏しいなか、急ピッチで円高が進んだ反動も出て徐々に上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=81円32銭前後まで値を下げた後、81円台後半まで値を戻した。
・ユーロ円は18時過ぎに一時1ユーロ=113円87銭前後まで売られた後、114円台後半まで下げ幅を縮めた。
・ユーロドルは下げ渋り。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は21日、イタリアの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたほか、スペインではサパテロ首相が率いる社会労働党が地方選挙で敗北。欧州の先行き不透明感から対主要通貨でユーロ売り圧力が高まった流れに沿って、一時3月17日以来の安値となる1ユーロ=1.3968ドル前後まで売り込まれた。ただ、その後はアジア時間から急ピッチで下落したこともあり、短期で売り進めた参加者から利益確定の買い戻しが入り下値を切り上げている。

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP     HDP +1.2 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.4]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBの政策金利はユーロ圏の全ての領域にとって最適とはいえない」

フェルナンド・ドスサントス[NP     HDP -0.4 CHDP +1.3 RHDP -0.4 CRHDP +1.3]
フェルナンド・ドスサントス・ドスサントス・ポルトガル財務相「債務は持続可能」

フェルナンド・ドスサントス[NP     HDP -0.4 CHDP +1.3 RHDP -0.4 CRHDP +1.3]
フェルナンド・ドスサントス・ドスサントス・ポルトガル財務相「ポルトガルは転換点にある」「ポルトガルの債務再編は検討されていない」「ポルトガルには債務削減に向けた持続可能な計画がある」「政府はユーロ防衛に必要なことを実行する」

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