2011年6月15日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。米商務省が14日発表した5月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比0.2%減となった。市場予想平均の前月比0.5%減より強い結果となったことを受けて円売りドル買いが先行すると、その他の通貨にも円売りが広がった。時間外の米株価指数先物やダウ平均、WTI原油先物相場が上げ幅を拡大し、投資家のリスク志向が高まったことも低金利の円を売る要因となった。ただ、株高が一服すると円の買い戻しが散見された。対ユーロでは、フリーデン・ルクセンブルク財務相の話として「新たなギリシャの救済についての合意は7月にずれ込む可能性」などと伝わり、ギリシャ問題の先行き不透明感が改めて意識されたことも円買いユーロ売りを促した。
 一方、スイスフランに対しては堅調。対ユーロやドルで足もとのスイスフラン高を調整する動きが優勢となった流れに沿って、円高スイスフラン安が進んだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。昨日の米国市場序盤に米株高やWTI原油先物相場の上昇を受けて円売りが進んだこともあり、対ユーロ中心に利益確定の円買いが入った。ギリシャ問題がくすぶっているため利益確定の動きが出やすかった。米格付け会社ムーディーズがBNPパリバ、ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコルの格付けを、3行がギリシャ国債を多く保有していることを理由に引き下げ方向で見直すと発表したことも円買いユーロ売りを誘った。時間外の米株価指数先物がじり安となっていることも円の支えとなったようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロでしっかり。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が独政府が支持しているギリシャ国債のリスケでユーロ圏の各国は最高200億ユーロを追加負担する必要があると報じたことを、欧州勢が蒸し返す格好で円買いユーロ売りが入った。ギリシャ国債と独連邦債の10年債利回りのスプレッドがユーロ導入以来の高水準まで拡大したことも円買いユーロ売りを促した。
 一方、円はユーロ以外に対しては上値が重い。ユーロやスイスフランに対してドルが買われたことにつれて円・ドル相場が下落すると、その他通貨にも円売りが出た。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は強含んだ。ギリシャ情勢の先行き不透明感がくすぶるなか、時間外のダウ先物や欧州株の下落を受けリスク回避の円買いが入った。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が「独政府が支持しているギリシャ国債のリスケでユーロ圏の各国は最高200億ユーロを追加負担する必要がある」と報じたことを欧州勢が蒸し返す格好で円買いユーロ売りを進めると、円全体を押し上げた。
 ただ、ニューヨークの取引時間帯に入り、一連の米経済指標を受けて全般にドル高が進むと円ドルが下落。他の通貨に対しても円売りが波及したため、一方的に円高が進む状況にはならなかった。
 なお、米ニューヨーク連銀が発表した6月のニューヨーク州製造業景気指数はマイナス7.79と市場予想の12.00を大幅に下回ったほか、米労働省が発表した5月米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇と予想の0.1%上昇を上回った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=81円06銭前後まで値を上げた。もっとも、市場では「81円20銭前後までは売り注文が断続的に並んでいる」との指摘があり、81円台での滞空時間は短かった。
・ユーロ円は弱含み。22時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=115円16銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。ギリシャ国債の金利が上昇しドイツ国債との金利差が過去最大水準になったことがユーロ売り材料とみなされたほか、市場参加者からは「ロシアネームの売りやマクロ系ファンドからの売りが出ていた」との指摘があった。この日発表された米経済指標を受け欧米株価が下落すると、投資家がリスク回避姿勢を強めユーロ売りドル買いが加速。21時30分過ぎに一時1ユーロ=1.42639ドル前後まで値を下げた。格付け会社フィッチは15日、ギリシャでより伝統的な債務交換が行われた場合、格付けを「C」に引き下げる可能性があるとの見解を示している。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ジム・フラハティ[NP+5.0 HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
・フラハティ・カナダ財務相「カナダの金利は上昇するだろう」

グレン・スティーブンス[NP+5.6 HDP +2.7 CHDP +0.1 RHDP +2.7 CRHDP +0.2]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「物価を抑制するために、金利は上昇する必要があるだろう」

グレン・スティーブンス[NP+5.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +3.0 CRHDP +0.3]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「インフレは低下するよりも上昇しそうだ」「7月の消費者物価指数(CPI)が金融政策にとって重要となるだろう」

グレン・スティーブンス[NP-4.0 HDP +2.6 CHDP -0.2 RHDP +3.1 CRHDP +0.1]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「豪ドル高への適応が今後も必要となる可能性がある」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は15日、ギリシャの銀行4行の格付けを「CCC」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは15日、ギリシャでより伝統的な債務交換が行われた場合、格付けを「C」に引き下げる可能性があるとの見解を示した。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

グレン・スティーブンス[NP+5.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +3.0 CRHDP +0.3]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「インフレは低下するよりも上昇しそうだ」「7月の消費者物価指数(CPI)が金融政策にとって重要となるだろう」

2011年6月15日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
米政府関係・米ホワイトハウス「デフォルト(債務不履行)回避に向けた最終期限見通しである8月2日に近づくにつれてデフォルトリスクは上昇しているもののデフォルトは選択肢にない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は14日、ニューヨーク連銀を通じて31億9900万ドルの国債を買い入れたと発表した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・日経新聞が報じたところによると、政府の復興構想会議の五百旗頭真議長は14日、東日本大震災の復興財源に消費増税分を充てるのは困難との認識を示した。「消費税は税と社会保障の一体改革で財源として有力視されている。震災復興という一時的な必要性とセットにするのは政治的に難しいかもしれない」などと語ったという。

ベン・バーナンキ[NP     HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「国家の債務増加は明らかに持続不可能」

ベン・バーナンキ[NP     HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「突然の財政圧縮は避けるべき」「急激な財政の圧縮はぜい弱な経済に打撃を与えるリスクがある」

ベン・バーナンキ[NP     HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「債務上限引き上げの失敗は格下げ招き、ドルや米国債市場の特別な役割を損なう可能性がある」

ジム・フラハティ[NP+5.0 HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「カナダの金利は上昇するだろう」

ディディエ・レインダース[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ディディエ・レインダース・レインダース・ベルギー財務相「ユーログループは日曜日にルクセンブルクで再度会合を開く」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.5 CHDP +0.2 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャについて進展はなかった。結果は出ていない」

リュック・フリーデン[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
リュック・フリーデン・フリーデン・ルクセンブルク財務相「ギリシャにとって民間セクターが関与する可能性があり、民間セクターの役割は正しいアプローチ」「ギリシャについての合意は2週間以内とみる」「新たなギリシャの救済についての合意は7月にずれ込む可能性」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・14日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。米商務省が14日発表した5月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比0.2%減となった。市場予想平均の前月比0.5%減より強い結果となったことを受けて円売りドル買いが先行すると、その他の通貨にも円売りが広がった。時間外の米株価指数先物やダウ平均、WTI原油先物相場が上げ幅を拡大し、投資家のリスク志向が高まったことも低金利の円を売る要因となった。ただ、株高が一服すると円の買い戻しが散見された。対ユーロでは、フリーデン・ルクセンブルク財務相の話として「新たなギリシャの救済についての合意は7月にずれ込む可能性」などと伝わり、ギリシャ問題の先行き不透明感が改めて意識されたことも円買いユーロ売りを促した。
 一方、スイスフランに対しては堅調。対ユーロやドルで足もとのスイスフラン高を調整する動きが優勢となった流れに沿って、円高スイスフラン安が進んだ。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・チリ中銀は14日、政策金利を現行の5.00%から5.25%に引き上げることを決めたと発表した。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
米政府関係・AP通信は15日、「バイデン米副大統領は7月4日までに財政問題で暫定合意を望んでいる」と報じた。また、同副大統領は1兆ドル強の財政赤字の削減に自信を示したという。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは15日、BNPパリバ、ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコルの格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.2 CHDP +0.2 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
ドイツ政府関係・英フィナンシャル・タイムズ(FT)は15日、独政府が支持しているギリシャ国債のリスケでユーロ圏の各国は最高200億ユーロを追加負担する必要があると伝えた。

野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.2]
野田佳彦・野田佳彦財務相「為替相場の動向を注意深くみていく」「無秩序で過度な変動には断固たる措置をとる」「為替はそれぞれの国のファンダメンタルズを反映することが望ましい」

野田佳彦[NP-3.0 HDP -4.1 CHDP +0.1 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「円と国債の動向を注視している」

グレン・スティーブンス[NP+5.6 HDP +2.7 CHDP +0.1 RHDP +2.7 CRHDP +0.2]
グレン・スティーブンス・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「物価を抑制するために、金利は上昇する必要があるだろう」

グレン・スティーブンス[NP+5.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +3.0 CRHDP +0.3]
グレン・スティーブンス・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「インフレは低下するよりも上昇しそうだ」「7月の消費者物価指数(CPI)が金融政策にとって重要となるだろう」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは15日、フィリピンのソブリン格付けをBA2に引き上げると発表した。見通しは「安定的」とした。

グレン・スティーブンス[NP-4.0 HDP +2.6 CHDP -0.2 RHDP +3.1 CRHDP +0.1]
グレン・スティーブンス・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「豪ドル高への適応が今後も必要となる可能性がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。昨日の米国市場序盤に米株高やWTI原油先物相場の上昇を受けて円売りが進んだこともあり、対ユーロ中心に利益確定の円買いが入った。ギリシャ問題がくすぶっているため利益確定の動きが出やすかった。米格付け会社ムーディーズがBNPパリバ、ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコルの格付けを、3行がギリシャ国債を多く保有していることを理由に引き下げ方向で見直すと発表したことも円買いユーロ売りを誘った。時間外の米株価指数先物がじり安となっていることも円の支えとなったようだ。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -2.8 CRHDP +0.5]
日本銀行(日銀)関係・日銀は15日、6月分の金融経済月報(基本的見解)で、景気の現状について「わが国の経済をみると、震災の影響により、生産面を中心に下押し圧力が続いているが、持ち直しの動きもみられている」とし、景気の総括判断を上方修正した。また、先行きについては「当面、生産面を中心に下押し圧力が残るものの、供給面での制約が和らぎ、生産活動が回復していくにつれ、穏やかな回復経路に復していくと考えられる」とした。

ユルゲン・シュタルク[NP     HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP +4.4 CRHDP +0.3]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「部分的あるいは完全なデフォルトは避けるべきである」「ECBは民間セクターの関与に反対してはいない」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・一部メディアによると、ギリシャ国債と独連邦債の10年債利回りのスプレッドがユーロ導入以来の高水準となる1443bpに拡大した。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.5 CHDP +0.2 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャの債務支援に関しては、民間投資家の関与なしでは行うことは出来ない」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物スプレッドは一時1651bpまでワイド化し過去最高水準となった。

エルッキ・リーカネン[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ECBはギリシャの債務危機に関して、民間セクターによる自主的な解決に反対しない」「信用イベントにつながるような措置は回避すべきだ」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロでしっかり。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が独政府が支持しているギリシャ国債のリスケでユーロ圏の各国は最高200億ユーロを追加負担する必要があると報じたことを、欧州勢が蒸し返す格好で円買いユーロ売りが入った。ギリシャ国債と独連邦債の10年債利回りのスプレッドがユーロ導入以来の高水準まで拡大したことも円買いユーロ売りを促した。
 一方、円はユーロ以外に対しては上値が重い。ユーロやスイスフランに対してドルが買われたことにつれて円・ドル相場が下落すると、その他通貨にも円売りが出た。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・アイスランド中央銀行は15日、政策金利を現行の4.25%に据え置くことを決めたと発表した。

マリオ・ドラギ[NP     HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
マリオ・ドラギ・欧州議会の委員会は15日、ドラギ・イタリア中銀総裁の次期欧州中央銀行(ECB)総裁指名を承認したと伝えられた。

ポルトガル政府関係[NP     HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
ポルトガル政府関係・ポルトガル政府は15日、3ヶ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。利回りは4.863%となり、前回の4.967%を下回った。また、応札倍率は2.4倍と前回の2.7倍を下回った。また、6ヶ月物政府証券(Tビル)入札で、利回りは4.954%と前回の5.529%を下回った。応札倍率は3.8倍と前回の3.7倍を上回った。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)は15日、「次回のギリシャ支援は6月遅くか7月早くに行われるだろう」との見解を示した。また、「EUはギリシャが7月に支援を受け取ると予想する」「ギリシャに関する決定は次回のユーログループ会合で決定される必要」「財務相らは理論的には来週ギリシャについて合意しなければならない」としたと伝えられた。

フェルナンデス・オルドネス[NP-4.0 HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
フェルナンデス・オルドネス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「経済の状況は引き続き複雑」「危機のリスクを過小評価することは重大な過ち」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は15日、ギリシャの銀行4行の格付けを「CCC」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

ロシア連邦中央銀行(ロシア中銀)関係[NP     HDP -6.2 CHDP +0.6 RHDP -6.2 CRHDP +0.6]
ロシア連邦中央銀行(ロシア中銀)関係・ロシア中央銀行のウリュカエフ第1副総裁「6月に為替市場で15億ドルを購入した」「秋に豪ドルの購入を開始する計画」「現在のルーブルの取引幅に満足」「現行の政策金利は心地よい」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは15日、ギリシャにとってウィーンイニシアチブや債務交換は格付けに影響する可能性がある、との見解を示した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.2 CHDP +0.2 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
ドイツ政府関係・独首相の主任報道官が、明日ドラギ伊中銀総裁とメルケル独首相がベルリンで会談を行うと発表した。会談の内容にはユーロが含まれると言う。

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.2 CHDP +0.2 RHDP +1.2 CRHDP +0.2]
ドイツ政府関係・独財務省報道官は15日、「すべてのユーロ圏財務相にギリシャ救済の基本的な意思がある」との認識を示した。また、「ユーロ圏財務相は来週のルクセンブルクの会合で合意を模索するが、物事は細部が難しい」「我々はギリシャについてユーロ圏諸国とECBの意見の一致を望む」とした。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは15日、ギリシャでより伝統的な債務交換が行われた場合、格付けを「C」に引き下げる可能性があるとの見解を示した。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は15日、2011年や2012年のフランス国内総生産(GDP)は約2%成長となる、との認識を示した。また、フランスは住宅価格に警戒が必要であるほか、中期的な見通しは競争力次第だ、としたと伝えられた。

ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP     HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP +0.2]
ロレンツォ・ビニ・スマギ・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ギリシャ債のロールオーバーを望む」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・15日の欧州外国為替市場で円は強含んだ。ギリシャ情勢の先行き不透明感がくすぶるなか、時間外のダウ先物や欧州株の下落を受けリスク回避の円買いが入った。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が「独政府が支持しているギリシャ国債のリスケでユーロ圏の各国は最高200億ユーロを追加負担する必要がある」と報じたことを欧州勢が蒸し返す格好で円買いユーロ売りを進めると、円全体を押し上げた。
 ただ、ニューヨークの取引時間帯に入り、一連の米経済指標を受けて全般にドル高が進むと円ドルが下落。他の通貨に対しても円売りが波及したため、一方的に円高が進む状況にはならなかった。
 なお、米ニューヨーク連銀が発表した6月のニューヨーク州製造業景気指数はマイナス7.79と市場予想の12.00を大幅に下回ったほか、米労働省が発表した5月米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇と予想の0.1%上昇を上回った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=81円06銭前後まで値を上げた。もっとも、市場では「81円20銭前後までは売り注文が断続的に並んでいる」との指摘があり、81円台での滞空時間は短かった。
・ユーロ円は弱含み。22時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=115円16銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。ギリシャ国債の金利が上昇しドイツ国債との金利差が過去最大水準になったことがユーロ売り材料とみなされたほか、市場参加者からは「ロシアネームの売りやマクロ系ファンドからの売りが出ていた」との指摘があった。この日発表された米経済指標を受け欧米株価が下落すると、投資家がリスク回避姿勢を強めユーロ売りドル買いが加速。21時30分過ぎに一時1ユーロ=1.42639ドル前後まで値を下げた。格付け会社フィッチは15日、ギリシャでより伝統的な債務交換が行われた場合、格付けを「C」に引き下げる可能性があるとの見解を示している。

リュック・クーン[NP     HDP +5.8 CHDP -0.2 RHDP +5.8 CRHDP -0.2]
リュック・クーン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクーン・ベルギー中銀総裁「ECBの金融政策は依然として非常に緩和的」「ECBは金融の問題を考慮している」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.5 CHDP +0.2 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャ支援での民間投資家の関与については6月20日に決定」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -5.6 CHDP +0.3 RHDP -5.6 CRHDP +0.3]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相は野党党首と政権について協議するという。

欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)は15日、ポルトガル支援のために50億ユーロの債券を発行したと発表。日本が11億ユーロの債券を購入したとした。また、EFSFは22日にポルトガルに支払いを実施すると発表した。

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