2011年7月26日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「米債務上限で第一段階として1兆ドル、次いで1.6兆ドルを引き上げる計画を提示する」
トーマス・ホーニグ[NP+5.0 HDP +3.7 CHDP +0.1 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「FRBは『長期に渡って』との文言を取り除き、政策金利を1%まで引き上げる準備をするべき」「金融政策の引き締めを主張しないが、代わりにゼロ金利からの注意深い脱出を申し出る」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「デフォルトは米国の格下げにつながる。金利が急騰し国民の巨額の負担となる」「デフォルトはワシントン起因の深刻な経済危機を引き起こすリスクになる」
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「オバマ米大統領は歳出に白紙の小切手を求めた」「オバマ米大統領とともに真摯な努力を行った」
野田佳彦[NP-4.8 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
・野田佳彦財務相「(足もとの為替動向について)マーケットをチェックする」
グレン・スティーブンス[NP-4.8 HDP +2.5 CHDP -0.1 RHDP +2.5 CRHDP -0.1]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「豪ドルは非常に高い」「企業の投資は経済成長をけん引」
マーティン・ウィール[NP-5.0 HDP +3.1 CHDP -0.7 RHDP +3.1 CRHDP -0.7]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国がリセッションに戻るリスクがないというのは甘い」「BOEの見通しは英国が恐らく冬に2番底のリセッションとなるリスクを示唆している」
マーティン・ウィール[NP+6.0 HDP +3.3 CHDP +0.2 RHDP +3.3 CRHDP +0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「インフレに取り組むため0.25%の利上げを促す」
日本政府関係[NP-4.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
・ロイター通信社は26日、複数の関係筋の話として「日本の政策当局は外国為替市場で円高がじりじりと進んでいることについて警戒感を強めており、単独介入も排除しない考えである」と報じている。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・国際通貨基金(IMF)は26日、ポルトガルの支援プログラムに対する最初の中間評価を8月に行うとの見通しを示したと報じた。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
マーティン・ウィール[NP-5.0 HDP +3.1 CHDP -0.7 RHDP +3.1 CRHDP -0.7]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国がリセッションに戻るリスクがないというのは甘い」「BOEの見通しは英国が恐らく冬に2番底のリセッションとなるリスクを示唆している」
2011年7月26日のFX要人発言・ニュース
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・国際通貨基金(IMF)は25日、米国に関するレポートを公表。「2012年以降の米GDPは2.75-3.00%程度の成長となるだろう」、「米国は債務の上限引き上げが急務である」などと認識を示した。
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「米債務上限で第一段階として1兆ドル、次いで1.6兆ドルを引き上げる計画を提示する」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・リード上院院内総務「米債務上限を2.4兆ドル引き上げる計画を3時30分に発表する」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「債務上限の引き上げ問題では両党が共同で取り組まなくてはならない」「支出の削減のみで米国の赤字を解消することはできない」
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長と共和党指導者は米国時間4時(日本時間5時)に記者会見を開くと発表した。
マーク・カーニー[NP HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
・カーニー大統領報道官「米民主党のリード上院院内総務の案は合理的な提案である」「リード案はデフォルトに対する疑念を除くことができるだろう」
トーマス・ホーニグ[NP+5.0 HDP +3.7 CHDP +0.1 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「FRBは『長期に渡って』との文言を取り除き、政策金利を1%まで引き上げる準備をするべき」「金融政策の引き締めを主張しないが、代わりにゼロ金利からの注意深い脱出を申し出る」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、ウルグアイの格付けを「BB」から「BB+」に引き上げると発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米連邦債務の上限引き上げをめぐる協議が難航していることで、投資家のリスク許容度低下が意識され、リスク回避目的の買いが円に対して入った。また、米国株式相場が寄り付きから軟調な展開となったことも、円全体の押し上げ材料となった。ただ、一時は前営業日比で140ドル超まで下げたダウ平均がその後に下げ幅を縮めると、徐々に円は上値の重い展開に。投資家のリスク志向が改善するとの思惑から円売り外貨買いが入り、円は対資源国通貨などを中心にとして次第に上げ幅を縮める動きとなった。
なお、米連邦債務の上限引き上げをめぐる問題では、米共和党のベイナー下院議長と米民主党のリード上院院内総務がそれぞれ、米債務上限の引き上げと歳出削減案を提案。ベイナー下院議長が米債務上限を2段階に分けて引き上げる案を発表した一方で、リード上院院内総務は一括での米債務上限引き上げ案を提示するなど、依然として協議がこう着状態にあることが明らかとなったが、提案自体に対する反応は見られなかった。
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相「ギリシャの財政問題は政治的な問題」「ギリシャは信頼性を回復している」「米国の支持は不可欠」「われわれは国の再建に成功するだろう」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米ホワイトハウス「オバマ米大統領は演説で、債務上限の引き上げや譲歩の失敗は米国に計り知れない被害を与えると表明するだろう」「オバマ米大統領は譲歩だけが米経済の力強さや成長を維持する道筋だと警告する」
野田佳彦[NP-4.2 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「(円高について)極めて対外的な要因で一方的な動きとなっており、今日も市場の動向を注視する」
日本政府関係[NP-3.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.1]
・与謝野馨・経済財政担当相「変動の大きい為替水準は好ましくなく、異常な円高は製造業の経営計画を請わず」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「リセッションが債務を悪化させた」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「米国は教育のための十分なお金がない」「赤字削減や債務に関する行動の失敗は雇用を犠牲にし、経済に重大な損害を与える可能性」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「民主党と共和党の両党は赤字や債務の課題に取り組む責任がある」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「共和党が歳出のみの取り組みに固執している」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「デフォルトは米国の格下げにつながる。金利が急騰し国民の巨額の負担となる」「デフォルトはワシントン起因の深刻な経済危機を引き起こすリスクになる」
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「オバマ米大統領は歳出に白紙の小切手を求めた」「オバマ米大統領とともに真摯な努力を行った」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・新華社が「マカオのゴールデンドラゴンホテルで爆発があり13人が負傷した」と伝えた。
野田佳彦[NP-4.8 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
・野田佳彦財務相「(足もとの為替動向について)マーケットをチェックする」
グレン・スティーブンス[NP+2.0 HDP +2.6 CHDP +0.0 RHDP +2.8 CRHDP -0.3]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「世界の先行き見通しはユーロ圏や米国での出来事でさらに陰りがでてきた」「豪家計消費は上向く方向だが時期については不透明」「貯蓄の記録的な増加は消費の復活が近いことを示している」
グレン・スティーブンス[NP+2.0 HDP +2.6 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP -0.2]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「世界と国内の不透明感が減少すれば、ムードは著しく改善する」「中国の減速は比較的緩やかにみえる」
グレン・スティーブンス[NP-4.8 HDP +2.5 CHDP -0.1 RHDP +2.5 CRHDP -0.1]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「豪ドルは非常に高い」「企業の投資は経済成長をけん引」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。オバマ米大統領は日本時間10時から国民に向けた演説で、米債務上限問題について「数日内に公正な妥協案をみつける必要がある」などと述べた。市場では「問題解決の進展が見られない内容だった」として失望感が広がり円買いドル売りが優勢となった。
ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感が根強いなか、まとまった規模の円売りドル買いが出ると損失覚悟の円売り注文を巻き込んで円は急落した。もっとも、米債務上限問題に対する懸念は強く円売りドル買いはすぐに収まった。
日本政府関係[NP HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.1]
・複数の通信社が財務省幹部の話として「介入についてはコメントしない」と報じた。
野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.2]
・野田佳彦財務相「為替相場は激しい動き」「今後の市場動向をしっかり見ていきたい」
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・UBSは26日、4-6月期決算を発表した。純利益は10億スイスフランとなった。
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・ドイツ銀行は26日、4-6月期決算を発表した。純利益は12億ユーロと市場予想平均の13億ユーロを下回った。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・インド中銀は26日、政策金利であるレポレートを現行の7.50%から8.00%に引き上げることを決めたと発表した。市場の予想より利上げ幅が大きかった。また、リバース・レポレートは6.50%から7.00%に引き上げた。
クリスチャン・ノワイエ[NP-5.0 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ECBは強い警戒の状態にある」
マーティン・ウィール[NP-5.0 HDP +3.1 CHDP -0.7 RHDP +3.1 CRHDP -0.7]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国がリセッションに戻るリスクがないというのは甘い」「BOEの見通しは英国が恐らく冬に2番底のリセッションとなるリスクを示唆している」
マーティン・ウィール[NP+6.0 HDP +3.3 CHDP +0.2 RHDP +3.3 CRHDP +0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「インフレに取り組むため0.25%の利上げを促す」
スペイン政府関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・スペイン政府は26日、3カ月・6カ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。3カ月物の平均落札利回りは1.899%と前回の1.568%を上回り、6カ月物は2.519%と前回の1.776%を上回った。応札倍率は3カ月が6.3倍と前回の9.5倍を下回り、6カ月物が2.2倍と前回の3.8倍を下回った。
イギリス政府関係[NP HDP -3.7 CHDP -0.5 RHDP -3.7 CRHDP -0.5]
・ケーブル英民間企業担当相「英GDPの結果に落胆していない」「英経済に別の計画は必要ない」
ジョージ・オズボーン[NP HDP -0.2 CHDP +0.2 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
・オズボーン英財務相「GDPのデータは経済が成長し雇用を創出し続けているという前向きなニュース」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対しては下値が堅かった。オバマ米大統領の演説に対する失望感から全般にドルが売られた流れに沿った。円は午前中に急落する場面があったが、市場では「円の急落は政府・日銀による為替介入ではない可能性が高い」との見方が広がり、円を買い戻す動きが広がった。
一方、円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が買われたことに連動した円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが出た。日本株や時間外のダウ先物の上昇も円の重し。
イタリア政府関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・イタリアの2012年1月償還の国債入札は、利回りが2.269%となり前回の1.988%を上回った。応札倍率は1.56倍と前回の1.72倍を下回った。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・26日の欧州債券市場では、イタリアとドイツ10年物国債の利回りスプレッドが298bp、スペインとドイツ10年物国債の利回りスプレッドが333bpまでそれぞれ拡大したという。市場では「イタリアやスペインの国債入札が低調だったとの見方が広がったのでは」との声があった。
フランス政府関係[NP+1.0 HDP +0.2 CHDP +0.2 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・フランス中銀の報道官は26日、「欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁は“strong vigilance”という単語は使っておらず、ECBは“strong alertness”の状態にあると述べた」と説明した。
日本政府関係[NP-4.8 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
・ロイター通信社は26日、複数の関係筋の話として「日本の政策当局は外国為替市場で円高がじりじりと進んでいることについて警戒感を強めており、単独介入も排除しない考えである」と報じている。
会社・企業関係[NP HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・3Mは26日、第2四半期決算を発表した。1株利益は1.60ドルと市場予想の1.592ドルを上回った。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ハンガリー中銀は26日、政策金利を現行の6.00%に据え置くことを決めたと発表した。
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP+1.0 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.9 CRHDP +0.0]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBは金利の方向性について約束することはない」「ユーロ圏は回復しているものの十分に強いとは言えない」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.4]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「米国のデフォルトは悲惨な事態を招くだろう」「米債務上限問題で時間は残されていない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。午前中に行われたオバマ米大統領の演説で米連邦債務の引き上げ交渉の進展が示唆されなかったことを受けて、ドルに対し欧州オセアニア通貨が上昇し、つれて円売り外貨買いが出た流れを引き継いだ。欧州市場の取引時間帯では、対ポンドで英国内総生産(GDP)の発表後に円売りが強まる場面があったほか、オセアニア通貨に対して断続的に円売りが出て下げ幅が広がった。
もっとも、ニューヨーク市場の取引時間帯に差し掛かると、時間外の米株価指数先物が小幅ながらマイナス圏に沈んだことを背景に利益確定の円買いが入り下げ止まっている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は78円台前半で神経質な展開。米連邦債務の引き上げ交渉が難航していることが重しであるものの、政府・日銀の円売り介入への警戒感もあるため、上下に売買が手掛けにくかった。
・豪ドル円は堅調。21時過ぎに1豪ドル=85円62銭前後まで上昇した。
・ポンド円は一時買いが強まった。英国立統計局が発表した4-6月期の英国内総生産(GDP、速報値)成長率は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.2%増、前年同期比0.7%増となり、市場予想平均の前期比0.2%増、前年同期比の0.8%増を前年同期比で下回った。ただ、一部では「英GDP速報値は予想より弱い内容になる」との憶測が広がりややポジションがポンド売りに傾いていたこともあって、指標発表後は買い戻しが優位となった。21時過ぎに1ポンド=128円13-18銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは買い先行後、伸び悩み。オバマ米大統領の演説に対する失望感からドル売りが先行し、欧州市場の序盤に1ユーロ=1.45229ドル前後と日通し高値を付けた。一方で、欧州株や時間外の米株価指数先物がさえない展開となりリスク志向が後退した上、イタリア・スペインとドイツ国債の利回りスプレッドが拡大したことを背景にユーロ圏のソブリンリスクも意識されたため上げ幅が縮まった。市場参加者からは「1.45ドル台前半ではアジア系ソブリンネームの売りが出ていた」との声があった。
ジョン・ベイナー[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長「提案した歳出削減案は上院・下院ともに通過することが可能」「オバマ米大統領は債務に関して白紙の小切手を求めている」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・国際通貨基金(IMF)は26日、ポルトガルの支援プログラムに対する最初の中間評価を8月に行うとの見通しを示したと報じた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米連邦債務の上限引き上げをめぐる協議が難航していることで、投資家のリスク許容度低下が意識され、リスク回避目的の買いが円に対して入った。また、米国株式相場が寄り付きから軟調な展開となったことも、円全体の押し上げ材料となった。ただ、一時は前営業日比で140ドル超まで下げたダウ平均がその後に下げ幅を縮めると、徐々に円は上値の重い展開に。投資家のリスク志向が改善するとの思惑から円売り外貨買いが入り、円は対資源国通貨などを中心にとして次第に上げ幅を縮める動きとなった。
なお、米連邦債務の上限引き上げをめぐる問題では、米共和党のベイナー下院議長と米民主党のリード上院院内総務がそれぞれ、米債務上限の引き上げと歳出削減案を提案。ベイナー下院議長が米債務上限を2段階に分けて引き上げる案を発表した一方で、リード上院院内総務は一括での米債務上限引き上げ案を提示するなど、依然として協議がこう着状態にあることが明らかとなったが、提案自体に対する反応は見られなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。オバマ米大統領は日本時間10時から国民に向けた演説で、米債務上限問題について「数日内に公正な妥協案をみつける必要がある」などと述べた。市場では「問題解決の進展が見られない内容だった」として失望感が広がり円買いドル売りが優勢となった。
ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感が根強いなか、まとまった規模の円売りドル買いが出ると損失覚悟の円売り注文を巻き込んで円は急落した。もっとも、米債務上限問題に対する懸念は強く円売りドル買いはすぐに収まった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対しては下値が堅かった。オバマ米大統領の演説に対する失望感から全般にドルが売られた流れに沿った。円は午前中に急落する場面があったが、市場では「円の急落は政府・日銀による為替介入ではない可能性が高い」との見方が広がり、円を買い戻す動きが広がった。
一方、円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が買われたことに連動した円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが出た。日本株や時間外のダウ先物の上昇も円の重し。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。午前中に行われたオバマ米大統領の演説で米連邦債務の引き上げ交渉の進展が示唆されなかったことを受けて、ドルに対し欧州オセアニア通貨が上昇し、つれて円売り外貨買いが出た流れを引き継いだ。欧州市場の取引時間帯では、対ポンドで英国内総生産(GDP)の発表後に円売りが強まる場面があったほか、オセアニア通貨に対して断続的に円売りが出て下げ幅が広がった。
もっとも、ニューヨーク市場の取引時間帯に差し掛かると、時間外の米株価指数先物が小幅ながらマイナス圏に沈んだことを背景に利益確定の円買いが入り下げ止まっている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は78円台前半で神経質な展開。米連邦債務の引き上げ交渉が難航していることが重しであるものの、政府・日銀の円売り介入への警戒感もあるため、上下に売買が手掛けにくかった。
・豪ドル円は堅調。21時過ぎに1豪ドル=85円62銭前後まで上昇した。
・ポンド円は一時買いが強まった。英国立統計局が発表した4-6月期の英国内総生産(GDP、速報値)成長率は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.2%増、前年同期比0.7%増となり、市場予想平均の前期比0.2%増、前年同期比の0.8%増を前年同期比で下回った。ただ、一部では「英GDP速報値は予想より弱い内容になる」との憶測が広がりややポジションがポンド売りに傾いていたこともあって、指標発表後は買い戻しが優位となった。21時過ぎに1ポンド=128円13-18銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは買い先行後、伸び悩み。オバマ米大統領の演説に対する失望感からドル売りが先行し、欧州市場の序盤に1ユーロ=1.45229ドル前後と日通し高値を付けた。一方で、欧州株や時間外の米株価指数先物がさえない展開となりリスク志向が後退した上、イタリア・スペインとドイツ国債の利回りスプレッドが拡大したことを背景にユーロ圏のソブリンリスクも意識されたため上げ幅が縮まった。市場参加者からは「1.45ドル台前半ではアジア系ソブリンネームの売りが出ていた」との声があった。