2011年7月27日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米証券業金融市場委員会(SIFMA)は26日、「債務上限の引き上げの失敗は、甚大なショックをもたらす」「債務上限の引き上げ交渉のこう着はデフォルト(債務不履行)よりも格下げのリスクが大きい」「米債務上限引き上げの解決が長期的に遅れると、米国のリセッションのリスクを増加させる」「米国が「AA」に格下げされた場合は、米国債の利回りが60-70bp上昇する」などの見解を示したと伝えた。
トーマス・ホーニグ[NP+5.0 HDP +3.7 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP -0.1]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「ゼロ金利政策は持続不可能」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ政権は米共和党のベイナー下院議長の提案した債務計画に対して拒否権の発動も辞さない構えを示していると伝えた。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、「米国の債務上限引き上げに違いがあるか判断するため、全体的な計画を見なければならない」との認識を示した。また、「次の決定は今後数日間に何が起きるか次第」「部分的な支払いはデフォルトにならないが長くは支持できない」「格下げが差し迫っているというつもりはなく、今後発表される計画を判断する」との認識を示した。CNBCが伝えた。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米下院共和党議員の話として報じたところによると、共和党のベイナー下院議長が提案した債務上限引き上げ案は共和党議員の反対に直面しており、27日には採決されないという。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・共和党のベイナー下院議長の報道官は27日、歳出削減の規模が債務上限の引き上げより大きいことを確実にするため下院議長は債務計画を作り直すとの認識を示したと伝えられた。
中国人民銀行関係[NP+5.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +5.2 CRHDP -0.3]
・中国人民銀行(PBOC)アドバイザーは27日、「中国は銀行の預金準備金利を段階的に引き上げる必要がある」との認識を示した。また、「柔軟な人民元相場は輸入インフレの抑制に役立つ」「金融政策は比較的引き締め気味を維持する必要がある」としたと伝えられた。
中国人民銀行関係[NP HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +5.2 CRHDP -0.3]
・中国人民銀行(PBOC)は27日、朱氏の国際通貨基金(IMF)副専務理事任命を歓迎するとの認識を示した。また、朱氏の任命はIMFの構造改革を支援するほか、新興国の発言権を高めるとしたと伝えられた。
日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
・亀崎英敏日銀審議委員「追加緩和は特に現時点で必要と考えていない」「あらゆる選択肢を排除せず、能動的に行動する」「(円高の影響について)極めて重要な局面にある」
南アフリカ政府関係[NP HDP -0.7 CHDP +0.4 RHDP -0.7 CRHDP +0.4]
・南ア全国鉱山労組(NUM)は、産金企業大手三社に対して28日より10万人規模のストライキを実施することを通達した。今回のストの影響で、世界の金供給が日量1万6千オンス縮小することが見込まれており、ストが長期化することになれば金先物相場への影響が懸念されている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・27日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の8月限は上げ幅を拡大。22時44分時点では前日比9.2ドル高の1トロイオンス=1626.0ドルで推移している。一時1628.8ドルと史上最高値を更新した。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米下院は28日に共和党のベイナー下院議長による修正案を採決する可能性がああると伝えた。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
中国人民銀行関係[NP+5.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +5.2 CRHDP -0.3]
・中国人民銀行(PBOC)アドバイザーは27日、「中国は銀行の預金準備金利を段階的に引き上げる必要がある」との認識を示した。また、「柔軟な人民元相場は輸入インフレの抑制に役立つ」「金融政策は比較的引き締め気味を維持する必要がある」としたと伝えられた。
2011年7月27日のFX要人発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は26日、ニューヨーク連銀を通じて31億2000万ドルの国債を買い入れたと発表した。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米証券業金融市場委員会(SIFMA)は26日、「債務上限の引き上げの失敗は、甚大なショックをもたらす」「債務上限の引き上げ交渉のこう着はデフォルト(債務不履行)よりも格下げのリスクが大きい」「米債務上限引き上げの解決が長期的に遅れると、米国のリセッションのリスクを増加させる」「米国が「AA」に格下げされた場合は、米国債の利回りが60-70bp上昇する」などの見解を示したと伝えた。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは26日、オランダの格付け「AAA」を確認したと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米財務省によると、2年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.417%、応札倍率(カバー)が3.14倍となった。
ジム・フラハティ[NP HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.2]
・フラハティ・カナダ財務相「第2四半期の経済成長は予想されたように緩む」「米国の経済成長率や、債務上限問題が懸念事項だ」
トーマス・ホーニグ[NP HDP +3.7 CHDP +0.1 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「金融政策の微調整は不安定な状況を生み出す可能性がある」「金融政策は長期的な視点に基づいて実施するべき」
トーマス・ホーニグ[NP+5.0 HDP +3.7 CHDP +0.0 RHDP +4.6 CRHDP -0.1]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「ゼロ金利政策は持続不可能」
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ政権は米共和党のベイナー下院議長の提案した債務計画に対して拒否権の発動も辞さない構えを示していると伝えた。
ニュージーランド政府関係[NP-4.6 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.1]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZドルの強さは逃避的な動きによるもの」「強いNZドルは景気を困難なものにする可能性」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は小高い。序盤に米株価指数先物相場が下落すると投資家のリスク許容度も低下し、リスク回避の円買いが幅広い通貨に対して入った。もっとも、安く始まったダウ平均が下げ幅を縮めると円買いの動きも一服。手掛かり材料に乏しかったこともあって、その後は方向感に欠ける動きとなった。
ただ、ドルに対しては中盤以降にやや買いが優勢。米連邦債務上限の引き上げをめぐる協議が難航していることを背景に強まったドル売りの流れに沿って値を上げた。なお、米債務問題に関しては「オバマ政権が米共和党のベイナー下院議長の提案した債務計画に対して拒否権の発動も辞さない構えを示している」と一部通信社が伝えるなど、目立った進展は見られなかった。
また、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した7月の米消費者信頼感指数は市場予想平均を上回ったが、米商務省が発表した6月の米新築住宅販売件数(季節調整済み)や米リッチモンド連銀が発表した7月の製造業景気指数はいずれも市場予想平均を下回るなど、米主要経済指標は総じて強弱まちまちの結果となり、反応も限定的だった。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、「米国の債務上限引き上げに違いがあるか判断するため、全体的な計画を見なければならない」との認識を示した。また、「次の決定は今後数日間に何が起きるか次第」「部分的な支払いはデフォルトにならないが長くは支持できない」「格下げが差し迫っているというつもりはなく、今後発表される計画を判断する」との認識を示した。CNBCが伝えた。
野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.2]
・野田佳彦財務相「引き続きマーケットを注視していく」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米下院共和党議員の話として報じたところによると、共和党のベイナー下院議長が提案した債務上限引き上げ案は共和党議員の反対に直面しており、27日には採決されないという。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・共和党のベイナー下院議長の報道官は27日、歳出削減の規模が債務上限の引き上げより大きいことを確実にするため下院議長は債務計画を作り直すとの認識を示したと伝えられた。
日本銀行(日銀)関係[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.2]
・亀崎英敏日銀審議委員「長い目で見て下振れリスクを意識する必要があり、金融政策を主体的かつ能動的に実施していく」「高い法人税率や円高、電力供給懸念で企業の海外シフトが加速する可能性」
中国人民銀行関係[NP+5.8 HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +5.2 CRHDP -0.3]
・中国人民銀行(PBOC)アドバイザーは27日、「中国は銀行の預金準備金利を段階的に引き上げる必要がある」との認識を示した。また、「柔軟な人民元相場は輸入インフレの抑制に役立つ」「金融政策は比較的引き締め気味を維持する必要がある」としたと伝えられた。
ウェイン・スワン[NP+2.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP +0.0]
・スワン豪副首相兼財務相「豪ファンダメンタルズは強い」「中期的見通しは良好」「潜在的なインフレは抑制されている」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。米連邦債務の上限引き上げをめぐる与野党協議が難航していることを受けて円買いドル売りが入ったほか、月末を控えた日本の輸出企業からの円買いが入った。ただ、市場では「政府・日銀による円売り介入への警戒感もある」との指摘があり、一方的に円高が進む展開にはならなかった。
野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
・野田佳彦財務相「(円高について)引き続き市場を注視する」
中国人民銀行関係[NP HDP +2.8 CHDP +0.1 RHDP +5.2 CRHDP -0.3]
・中国人民銀行(PBOC)は27日、朱氏の国際通貨基金(IMF)副専務理事任命を歓迎するとの認識を示した。また、朱氏の任命はIMFの構造改革を支援するほか、新興国の発言権を高めるとしたと伝えられた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは27日、キプロスの格付けを「A2」から「BAA1」に引き下げたと発表した。見通しは「ネガティブ」とした。
日本銀行(日銀)関係[NP+2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
・亀崎英敏日銀審議委員「追加緩和は特に現時点で必要と考えていない」「あらゆる選択肢を排除せず、能動的に行動する」「(円高の影響について)極めて重要な局面にある」
日本銀行(日銀)関係[NP-3.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・亀崎英敏日銀審議委員「介入は過度な為替変動に対して一定の効果がある」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.7 CHDP +0.2 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・ショイブレ独財務相「政府はEFSF/ESMによるセカンダリーマーケットでの債券買い取りの白紙委任状を拒否する」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ノルウェーの地元テレビ局が報じたところによると、ノルウェー警察がオスロ中央駅を閉鎖し、爆弾処理班を派遣したという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。ショイブレ独財務相が「政府は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)と欧州安定メカニズム(ESM)による流通市場での債券買い取りの全権委任を拒否する」「ユーロ圏の危機は1回限りの首脳会議で永久に解決されると考えるのは間違っている」と述べたことから、全般にユーロ売りが広がり円ユーロが上昇。他の通貨に対しても円買いが波及した。米国や欧州の債務問題への懸念から消去法的に円が買われた面もあった。市場関係者からは「月末を控えた日本の輸出企業からの円買いが入った」との声も聞かれた。
南アフリカ政府関係[NP HDP -0.7 CHDP +0.4 RHDP -0.7 CRHDP +0.4]
・南ア全国鉱山労組(NUM)は、産金企業大手三社に対して28日より10万人規模のストライキを実施することを通達した。今回のストの影響で、世界の金供給が日量1万6千オンス縮小することが見込まれており、ストが長期化することになれば金先物相場への影響が懸念されている。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、マレーシアの自国通貨建て格付けを「A+」から「A」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「安定的」としたほか、外貨建て格付けについては据え置いた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・イタリアの2021年9月償還の国債入札は、利回りが4.07%となり前回の2.51%を上回った。応札倍率は1.69倍と前回の1.51倍を上回った。
ジョージ・プロボポラス[NP+2.0 HDP -1.5 CHDP +0.3 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
・プロボポラス・ギリシャ中銀総裁(ブルームバーグとのインタビューで)「二次的な影響の兆候は見られていない」「インフレは2011年後半に2%を下回るだろう」
ジョージ・プロボポラス[NP-1.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・プロボポラス・ギリシャ中銀総裁(ブルームバーグとのインタビューで)「金融政策は依然として非常に緩和的である」「欧州中央銀行(ECB)の金利は適切」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨で堅調。ショイブレ独財務相が27日、「政府は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)と欧州安定メカニズム(ESM)による流通市場での債券買い取りの全権委任を拒否する」「ユーロ圏の危機は1回限りの首脳会議で永久に解決されると考えるのは間違っている」と述べたことを受けて対ユーロで円買いが強まると、その他欧州通貨にも円買いが波及した。
一方、円は資源国通貨に対しては上値が重かった。円ユーロ相場の上昇につれた円買いが見られたものの、ユーロに対して資源国通貨が買われている影響を受けて円売り資源国通貨買いが出たため上値を抑えられた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は売り先行後、下げ渋り。国内輸出企業からの円買いドル売りが入ったほか、ユーロ円の下げが重しとなり1ドル=77円57銭前後と3月17日以来の安値を付けた。ただ、77円50銭前後に観測されている買い注文が下値を支えたほか、対欧州通貨でドル買いが進んだことが若干円売りドル買いを誘い下値を切り上げた。
・ユーロ円は欧州市場の序盤に1ユーロ=112円28銭前後まで下落した。
・ユーロドルは軟調。ショイブレ独財務相の発言を受けた売りが続いた。欧州株の下げも売り材料とされた。21時過ぎに1ユーロ=1.4439ドル前後と日通し安値を付けた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・27日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、金先物相場の8月限は上げ幅を拡大。22時44分時点では前日比9.2ドル高の1トロイオンス=1626.0ドルで推移している。一時1628.8ドルと史上最高値を更新した。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米下院は28日に共和党のベイナー下院議長による修正案を採決する可能性がああると伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は小高い。序盤に米株価指数先物相場が下落すると投資家のリスク許容度も低下し、リスク回避の円買いが幅広い通貨に対して入った。もっとも、安く始まったダウ平均が下げ幅を縮めると円買いの動きも一服。手掛かり材料に乏しかったこともあって、その後は方向感に欠ける動きとなった。
ただ、ドルに対しては中盤以降にやや買いが優勢。米連邦債務上限の引き上げをめぐる協議が難航していることを背景に強まったドル売りの流れに沿って値を上げた。なお、米債務問題に関しては「オバマ政権が米共和党のベイナー下院議長の提案した債務計画に対して拒否権の発動も辞さない構えを示している」と一部通信社が伝えるなど、目立った進展は見られなかった。
また、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した7月の米消費者信頼感指数は市場予想平均を上回ったが、米商務省が発表した6月の米新築住宅販売件数(季節調整済み)や米リッチモンド連銀が発表した7月の製造業景気指数はいずれも市場予想平均を下回るなど、米主要経済指標は総じて強弱まちまちの結果となり、反応も限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。米連邦債務の上限引き上げをめぐる与野党協議が難航していることを受けて円買いドル売りが入ったほか、月末を控えた日本の輸出企業からの円買いが入った。ただ、市場では「政府・日銀による円売り介入への警戒感もある」との指摘があり、一方的に円高が進む展開にはならなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。ショイブレ独財務相が「政府は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)と欧州安定メカニズム(ESM)による流通市場での債券買い取りの全権委任を拒否する」「ユーロ圏の危機は1回限りの首脳会議で永久に解決されると考えるのは間違っている」と述べたことから、全般にユーロ売りが広がり円ユーロが上昇。他の通貨に対しても円買いが波及した。米国や欧州の債務問題への懸念から消去法的に円が買われた面もあった。市場関係者からは「月末を控えた日本の輸出企業からの円買いが入った」との声も聞かれた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨で堅調。ショイブレ独財務相が27日、「政府は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)と欧州安定メカニズム(ESM)による流通市場での債券買い取りの全権委任を拒否する」「ユーロ圏の危機は1回限りの首脳会議で永久に解決されると考えるのは間違っている」と述べたことを受けて対ユーロで円買いが強まると、その他欧州通貨にも円買いが波及した。
一方、円は資源国通貨に対しては上値が重かった。円ユーロ相場の上昇につれた円買いが見られたものの、ユーロに対して資源国通貨が買われている影響を受けて円売り資源国通貨買いが出たため上値を抑えられた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は売り先行後、下げ渋り。国内輸出企業からの円買いドル売りが入ったほか、ユーロ円の下げが重しとなり1ドル=77円57銭前後と3月17日以来の安値を付けた。ただ、77円50銭前後に観測されている買い注文が下値を支えたほか、対欧州通貨でドル買いが進んだことが若干円売りドル買いを誘い下値を切り上げた。
・ユーロ円は欧州市場の序盤に1ユーロ=112円28銭前後まで下落した。
・ユーロドルは軟調。ショイブレ独財務相の発言を受けた売りが続いた。欧州株の下げも売り材料とされた。21時過ぎに1ユーロ=1.4439ドル前後と日通し安値を付けた。