2011年8月2日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・日経新聞が報じたところによると、政府日銀は、円相場が1日のニューヨーク外国為替市場で1ドル=76円台に突入、過去最高値(76.25円)に迫ったのを受け、円高是正に向けた緊急策の検討に入った。政府は円売りドル買い介入の準備を進め、日銀は追加の金融緩和に向け調整を始めたという。米国も日本の円売り介入を事実上容認する姿勢。震災から立ち直りかけた日本経済が円高ドル安で再び悪化することを防ぐとしている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。前週末に発表された4-6月期の米国内総生産(GDP)速報値が弱い結果となり、米景気の先行き不透明感が意識されるなか、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月製造業指数が50.9と市場予想平均の55.0を大幅に下回ると、リスク回避目的の円買いが幅広い通貨に対して入った。
 もっとも、円・ドル相場が史上最高値に接近した場面では政府日銀による為替介入を警戒した円売りが優勢に。日経新聞が「円高是正に向けて政府は円売りドル買い介入の準備を進め、日銀は追加の金融緩和に向け調整を始めた」「米国も日本の円売り介入を事実上容認する姿勢にある」などと報じたと伝わったことも、円売り圧力を強めた。また、米国株式相場が引けにかけて下げ幅を縮めたことも終盤の円相場全般の重しとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後、神経質な展開だった。日経新聞が2日、「政府は円売りドル買い介入の準備を進め、日銀は追加の金融緩和に向け調整を始めた。米国も日本の円売り介入を事実上容認する姿勢だ」と報じたことを受けて、介入警戒感が高まり円売りが先行した。10時過ぎにまとまった円売りが持ち込まれると下げ幅が広がった。しかし、円売りは長続きせず政府日銀の円売り介入ではないとの見方が広がるにつれて円の下落はいったん収まった。 政府筋の話として、為替介入について「政府として決定した事実はない」と報じたことも円の買い戻しを若干誘った。
 10時過ぎの円売りに関してはマーケットの一部で「昨年の為替介入が10時30分前後に行われたことを踏まえて、同じ時間帯に為替介入が実施される」との期待感があり、仕掛け的な円売りが持ち込まれたと見られている。また、市場参加者からは「9時にも介入が行われることを期待していた海外勢がおり、介入がなかったとして円を買い戻す動きもあった」との声が聞かれた。
 なお、野田佳彦財務相は2日、「為替介入についてはコメントしない」「(円高について)日銀や各国とコミュニケーションとっている」などと発言したほか、枝野幸男官房長官は「ドル安に強い関心をもって注視している」「為替介入についてはコメントを控える」などと述べたと伝わった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買われる場面が目立った。オーストラリア準備銀行(RBA)が、政策金利を4.75%に据え置いた際の声明で「現在の金融政策を維持することが賢明と判断した」「今後の会合では、成長とインフレの見通しの進展を注意深く査定し続ける予定だ」との見解を示すと、早期利上げ期待が後退し豪ドルに対して円買いが入った。欧州勢参入後は、スペイン、イタリアとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来最大となったことを受けてユーロに対して円買いが見られた。
 その他、円はドルに対しては「アジア中銀からの円買いドル売りが入った」との指摘があり値を上げる場面があった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は不安定な値動き。米景気の先行き不透明感などを背景に円高ドル安が進みやすい地合いとなる半面、政府日銀による円売り介入への警戒感から積極的な売買は手控えられたため大きな方向感は出ていない。一方、豪ドルに対しては強含んだ。豪早期利上げ期待が後退し、円高豪ドル安が進んだアジア市場の流れが続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=77円台前半での神経質な展開が続いた。
・豪ドル円は弱含み。欧州株相場の下落も相場の重しとなり、22時過ぎに一時本日安値となる1豪ドル=83円75銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはドイツ株式指数など主要な株価指数が軒並み下落し、財政が不安視されるスペインやイタリアの国債利回りが上昇。欧州の債務問題の再燃や政局の不透明感が意識されてユーロ安が進むと、21時過ぎに一時7月21日以来の安値となる1ユーロ=1.4151ドル前後まで値を下げた。もっとも、売りが一巡すると下値を切り上げる展開に。株価が下げ幅を縮小したことにつれたほか、市場では「1.4150ドルに観測されている買い注文が意識され、相場を支えた」との声が聞かれた。ユーロポンドの持ち直しにつれたユーロ買いドル売りも入り、一時1.42ドル台半ばまで値を戻している。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・1日、イタリアとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが一時355bpとユーロ導入来最高水準まで拡大したと伝えている。

野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「介入についてはコメントできない」「為替市場を注視する」

日本銀行(日銀)関係[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・関係筋の話として報じたところによると、日銀は為替介入がなくても円が一段と上昇し米経済が下振れれば追加緩和を検討するという。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米下院は日本時間2日、債務上限引き上げ法案を可決した。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・リード上院院内総務「上院は日本時間3日1時に債務上限引き上げ案を採決」

野田佳彦[NP-4.8 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「(為替について)あらゆるところとコミュニケーションを図っている」「円が強く評価されすぎており、ファンダメンタルズが現れる市場が望ましい」

野田佳彦[NP-5.2 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「対外要因で円が思った以上に強く評価されている」「日本経済のファンダメンタルズを反映しているとは思えず、特に今日は市場動向を注視している」

野田佳彦[NP-5.2 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「為替介入についてはコメントしない」「(円高について)日銀や各国とコミュニケーションとっている」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「現在の金融政策を維持することが賢明と判断した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+3.6 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「今後の会合では、成長とインフレの見通しの進展を注意深く査定し続ける予定だ」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+3.8 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「追加の引き締めが正当化されるかどうか検討した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「為替レートは高い」「中期的なインフレ見通しに関し懸念したままだ」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.4 HDP +2.1 CHDP -0.1 RHDP +0.5 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「金融状況は通常よりも引き締め的だ」「住宅価格を含むほとんどの資産価格は直近数カ月に渡り弱含んだ」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.0 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「2011年を通じての実質GDPはトレンド上にある」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・トヨタ自動車は2日、通期の想定為替レートを従来の82円から80円に修正したと発表した。また、ユーロ円は従来の115円から116円に引き上げた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ユーロスイスフランは売り継続。スペイン、イタリアとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが拡大するなど、欧州債務不安が改めて嫌気されたほか、6月スイス小売売上高が前年同月比7.4%増と5月の改定値3.9%減から増加に転じたことがユーロ売りスイスフラン買いを促した。前日安値の1.1030スイスフランを下抜け、1.10133スイスフランと史上最安値を更新した。また、つれる形でドルスイスフランは0.7776スイスフランの安値をつけた。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「退任するかどうかについては決断を下していない」「米国の信用格付けについて判断する立場にない」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ドルスイスフランは軟調。前日の安値0.77323スイスフランを下抜けて、一時0.7729スイスフランと史上最安値を付けた。また、スイスフラン円は一時99.80円まで上昇するなど、全般にスイスフラン買いが優勢となっている。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・与謝野馨・経済財政担当相「(政府・日銀の為替介入や日銀の金融緩和について)そういった話はまったく聞いていない」

2011年8月2日のFX要人発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・NHKが報じたところによると、静岡県伊豆地方で震度5弱の地震が発生した。

国際通貨基金(IMF)[NP-4.0 HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は1日、「英政府や中銀の政策は現時点では適切だが、景気の弱さが長引けば刺激策が必要になる」「英国の成長率は2011年に1.5%、2012年に2.3%となる見通し」などの見解を示したと複数の通信社が報じた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・1日、イタリアとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが一時355bpとユーロ導入来最高水準まで拡大したと伝えている。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米議会予算局(CBO)は1日、米債務上限引き上げ妥協案の分析結果を公表。この妥協案の削減幅は推定2兆1000億ドルになるとしている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・日経新聞が報じたところによると、政府日銀は、円相場が1日のニューヨーク外国為替市場で1ドル=76円台に突入、過去最高値(76.25円)に迫ったのを受け、円高是正に向けた緊急策の検討に入った。政府は円売りドル買い介入の準備を進め、日銀は追加の金融緩和に向け調整を始めたという。米国も日本の円売り介入を事実上容認する姿勢。震災から立ち直りかけた日本経済が円高ドル安で再び悪化することを防ぐとしている。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・リード上院院内総務「上院での債務法案の採決は今夜か2日に実施される見込み」

ジョン・ベイナー[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ジョン・ベイナー・米共和党のベイナー下院議長による記者会見が米国時間1日の15時30分(日本時間2日の4時30分)に延期されたと伝えられた。

ジョン・ベイナー[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ジョン・ベイナー・米共和党のベイナー下院議長「債務法案の採決は下院よりも上院で先に実施する」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米共和党のカンター下院院内総務「下院は債務合意案の通過に十分な賛成票を得られるだろう」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・マコネル上院院内総務(CNBCが伝える)「上院での債務合意案の採決は2日に実施」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米下院本会議は1日中に債務合意案を採決する方針のようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。前週末に発表された4-6月期の米国内総生産(GDP)速報値が弱い結果となり、米景気の先行き不透明感が意識されるなか、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月製造業指数が50.9と市場予想平均の55.0を大幅に下回ると、リスク回避目的の円買いが幅広い通貨に対して入った。
 もっとも、円・ドル相場が史上最高値に接近した場面では政府日銀による為替介入を警戒した円売りが優勢に。日経新聞が「円高是正に向けて政府は円売りドル買い介入の準備を進め、日銀は追加の金融緩和に向け調整を始めた」「米国も日本の円売り介入を事実上容認する姿勢にある」などと報じたと伝わったことも、円売り圧力を強めた。また、米国株式相場が引けにかけて下げ幅を縮めたことも終盤の円相場全般の重しとなった。

野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「介入についてはコメントできない」「為替市場を注視する」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.1]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「債務上限の妥協は一段の損害を回避する」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米下院が債務上限引き上げ法案の採決を開始した、と複数の通信社が報じている。

日本銀行(日銀)関係[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・関係筋の話として報じたところによると、日銀は為替介入がなくても円が一段と上昇し米経済が下振れれば追加緩和を検討するという。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米下院は日本時間2日、債務上限引き上げ法案を可決した。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・リード上院院内総務「上院は日本時間3日1時に債務上限引き上げ案を採決」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・リード上院院内総務「債務上限引き上げ法案には上院通過に60票が必要となるだろう」

野田佳彦[NP-4.8 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「(為替について)あらゆるところとコミュニケーションを図っている」「円が強く評価されすぎており、ファンダメンタルズが現れる市場が望ましい」

日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
日本政府関係・与謝野馨・経済財政担当相「(政府・日銀の為替介入や日銀の金融緩和について)そういった話はまったく聞いていない」

野田佳彦[NP-5.2 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
野田佳彦・野田佳彦財務相「対外要因で円が思った以上に強く評価されている」「日本経済のファンダメンタルズを反映しているとは思えず、特に今日は市場動向を注視している」

野田佳彦[NP-5.2 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「為替介入についてはコメントしない」「(円高について)日銀や各国とコミュニケーションとっている」

日本政府関係[NP     HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
日本政府関係・枝野幸男官房長官「ドル安に強い関心をもって注視している」「為替介入についてはコメントを控える」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後、神経質な展開だった。日経新聞が2日、「政府は円売りドル買い介入の準備を進め、日銀は追加の金融緩和に向け調整を始めた。米国も日本の円売り介入を事実上容認する姿勢だ」と報じたことを受けて、介入警戒感が高まり円売りが先行した。10時過ぎにまとまった円売りが持ち込まれると下げ幅が広がった。しかし、円売りは長続きせず政府日銀の円売り介入ではないとの見方が広がるにつれて円の下落はいったん収まった。 政府筋の話として、為替介入について「政府として決定した事実はない」と報じたことも円の買い戻しを若干誘った。
 10時過ぎの円売りに関してはマーケットの一部で「昨年の為替介入が10時30分前後に行われたことを踏まえて、同じ時間帯に為替介入が実施される」との期待感があり、仕掛け的な円売りが持ち込まれたと見られている。また、市場参加者からは「9時にも介入が行われることを期待していた海外勢がおり、介入がなかったとして円を買い戻す動きもあった」との声が聞かれた。
 なお、野田佳彦財務相は2日、「為替介入についてはコメントしない」「(円高について)日銀や各国とコミュニケーションとっている」などと発言したほか、枝野幸男官房長官は「ドル安に強い関心をもって注視している」「為替介入についてはコメントを控える」などと述べたと伝わった。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)は2日、政策金利を現行の4.75%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP -0.2]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「現在の金融政策を維持することが賢明と判断した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+3.6 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「今後の会合では、成長とインフレの見通しの進展を注意深く査定し続ける予定だ」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+3.8 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「追加の引き締めが正当化されるかどうか検討した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「為替レートは高い」「中期的なインフレ見通しに関し懸念したままだ」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.4 HDP +2.1 CHDP -0.1 RHDP +0.5 CRHDP -0.2]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「金融状況は通常よりも引き締め的だ」「住宅価格を含むほとんどの資産価格は直近数カ月に渡り弱含んだ」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.0 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「2011年を通じての実質GDPはトレンド上にある」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・仏BNPパリバは2日、4-6月期決算を発表した。純利益は21.3億ユーロとなり、市場予想平均の20.6億ユーロを上回った。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・トヨタ自動車は2日、通期の想定為替レートを従来の82円から80円に修正したと発表した。また、ユーロ円は従来の115円から116円に引き上げた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・スペインとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入後最大になった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・ユーロスイスフランは売り継続。スペイン、イタリアとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが拡大するなど、欧州債務不安が改めて嫌気されたほか、6月スイス小売売上高が前年同月比7.4%増と5月の改定値3.9%減から増加に転じたことがユーロ売りスイスフラン買いを促した。前日安値の1.1030スイスフランを下抜け、1.10133スイスフランと史上最安値を更新した。また、つれる形でドルスイスフランは0.7776スイスフランの安値をつけた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・イタリア経済省や中銀、監督当局が2日に市場の混乱について協議するという。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・日銀は2日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を241億円買い入れたと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買われる場面が目立った。オーストラリア準備銀行(RBA)が、政策金利を4.75%に据え置いた際の声明で「現在の金融政策を維持することが賢明と判断した」「今後の会合では、成長とインフレの見通しの進展を注意深く査定し続ける予定だ」との見解を示すと、早期利上げ期待が後退し豪ドルに対して円買いが入った。欧州勢参入後は、スペイン、イタリアとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来最大となったことを受けてユーロに対して円買いが見られた。
 その他、円はドルに対しては「アジア中銀からの円買いドル売りが入った」との指摘があり値を上げる場面があった。

OECD(経済協力開発機構)[NP     HDP -0.9 CHDP +0.3 RHDP -0.9 CRHDP +0.3]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「ギリシャの改革プログラムは成功できる」「ギリシャは改革を実行しなければならない」

エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
エヴァンゲロス・ベニゼロス・ベニゼロス・ギリシャ財務相「ユーロ圏への加盟がギリシャを保護している」「ギリシャの改革プログラムは持続可能な債務を導く」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
欧州連合(EU)・欧州委員会は2日、イタリアとスペインは経済を軌道に乗せるための行動を続けているとの見解を示したと報じた。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP-4.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「我々は無制限に資源を持っているわけではない」「経済は予想よりも減速している」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「退任するかどうかについては決断を下していない」「米国の信用格付けについて判断する立場にない」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院は債務法案の最終審議を開始した。なお、採決は米国時間2日の12時(日本時間3日の1時)に実施される予定となっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日の欧州外国為替市場で円は不安定な値動き。米景気の先行き不透明感などを背景に円高ドル安が進みやすい地合いとなる半面、政府日銀による円売り介入への警戒感から積極的な売買は手控えられたため大きな方向感は出ていない。一方、豪ドルに対しては強含んだ。豪早期利上げ期待が後退し、円高豪ドル安が進んだアジア市場の流れが続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=77円台前半での神経質な展開が続いた。
・豪ドル円は弱含み。欧州株相場の下落も相場の重しとなり、22時過ぎに一時本日安値となる1豪ドル=83円75銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはドイツ株式指数など主要な株価指数が軒並み下落し、財政が不安視されるスペインやイタリアの国債利回りが上昇。欧州の債務問題の再燃や政局の不透明感が意識されてユーロ安が進むと、21時過ぎに一時7月21日以来の安値となる1ユーロ=1.4151ドル前後まで値を下げた。もっとも、売りが一巡すると下値を切り上げる展開に。株価が下げ幅を縮小したことにつれたほか、市場では「1.4150ドルに観測されている買い注文が意識され、相場を支えた」との声が聞かれた。ユーロポンドの持ち直しにつれたユーロ買いドル売りも入り、一時1.42ドル台半ばまで値を戻している。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・ドルスイスフランは軟調。前日の安値0.77323スイスフランを下抜けて、一時0.7729スイスフランと史上最安値を付けた。また、スイスフラン円は一時99.80円まで上昇するなど、全般にスイスフラン買いが優勢となっている。

ジム・フラハティ[NP     HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「米国には債務をコントロールするための中期的計画が必要」「カナダの債務コントロール計画は少量かつ達成可能なものである」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「トレモンティ・イタリア財務相と3日にルクセンブルクで会談する」

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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