2011年8月3日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米上院は債務上限引き上げ法案の採決を行い、可決に十分な賛成票を得たと伝えた。なお、下院では日本時間2日の時点で可決されている。
日本政府関係[NP HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・ダウ・ジョーンズ通信が報じたところによると、「日本政府は為替介入に関して米国からの支持を得ていない」ようだ。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは2日、米国の格付け「AAA」を確認し、見通しを「ネガティブ」とした。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは2日、「米債務上限引き上げに向けた取り組みによりデフォルトリスクが低下した」との見解を示した。
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.2]
・五十嵐財務副大臣「(経済情勢に関する検討会で)円相場は議論の中心ではなかった」
白川方明[NP-4.8 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「円高の動きは企業収益や輸出の減少につながり、マイナスの影響に注意が必要」
野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「日本の足もとの経済は非常に厳しい」「金融政策については申し上げない」「市場に欧米の財政問題が反映されていない」「市場を引き続き注視していく」
白川方明[NP+1.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「マネタリーベースと為替の動きに明確な関係はみられない」
野田佳彦[NP-5.8 HDP -4.1 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「為替介入する以上は効果が最大限でるよう最善尽くす」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-6.4 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.1]
・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は3日、スイスフラン高に対して措置を取るとの見解を示した。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-7.8 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.3]
・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は3日、政策金利である3カ月物銀行間取引金利の誘導目標中心値を現行の0.25%から可能な限りゼロに近づけることを明らかにした。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-6.8 HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.2]
・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は3日、「スイスフラン高は経済の進展を脅かし、物価安定の下振れリスクを増大させる」との認識を示した。また、「必要なら一段の対策を講ずる」とした。
日本銀行(日銀)関係[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・日銀は3日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を241億円、不動産投資法人投資口(J-REIT)を33億円買い入れたと発表した。
スイス政府関係[NP-5.8 HDP -1.7 CHDP -0.5 RHDP -1.7 CRHDP -0.5]
・スイス政府は3日、スイスフランに対するスイス国立銀行(中央銀行、SNB)の行動を歓迎するとの声明を出した。なお、SNBはスイスフランが対ユーロやドルで連日史上最高値を更新していることを受けて、「政策金利である3カ月物銀行間取引金利の誘導目標中心値を現行の0.25%から可能な限りゼロに近づける」「3カ月物銀行間取引金利の誘導目標を現行の0.00-0.75%から0.00-0.25%に縮小する」など、スイスフラン高に対する措置を発表していた。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
スイス政府関係[NP-5.8 HDP -1.7 CHDP -0.5 RHDP -1.7 CRHDP -0.5]
・スイス政府は3日、スイスフランに対するスイス国立銀行(中央銀行、SNB)の行動を歓迎するとの声明を出した。なお、SNBはスイスフランが対ユーロやドルで連日史上最高値を更新していることを受けて、「政策金利である3カ月物銀行間取引金利の誘導目標中心値を現行の0.25%から可能な限りゼロに近づける」「3カ月物銀行間取引金利の誘導目標を現行の0.00-0.75%から0.00-0.25%に縮小する」など、スイスフラン高に対する措置を発表していた。
2011年8月3日のFX要人発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米上院は債務上限の合意案の最終採決を開始した。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)の欧州委員会は2日、レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)がトレモンティ・イタリア財務相と日本時間3日2時頃に会談を行うと発表したと伝えられた。
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米上院は債務上限引き上げ法案の採決を行い、可決に十分な賛成票を得たと伝えた。なお、下院では日本時間2日の時点で可決されている。
バラク・オバマ[NP HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「米債務上限の引き上げ法案は米国が分相応な運営を確実にするための重要な第一歩である」「税制改革を含む将来的な財政赤字の削減で均衡のとれた取り組みが必要になるだろう」
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.4]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は2日、「米国での債務合意は深刻な経済の動揺を回避するものであり、債務法案の合意を歓迎する」との声明を出したと複数の通信社が報じた。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチのアナリストは2日、米国の格付け見通しを8月末までに「ネガティブ」に変更する可能性を排除しないとの認識を示したと伝えられた。
ニュージーランド政府関係[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP -0.1]
・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZドル高が真の懸念材料」「NZドル米ドルはしばらくの間0.8米ドルを超える水準で推移するだろう」
日本政府関係[NP HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・ダウ・ジョーンズ通信が報じたところによると、「日本政府は為替介入に関して米国からの支持を得ていない」ようだ。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは2日、米国の格付け「AAA」を確認し、見通しを「ネガティブ」とした。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは2日、「米債務上限引き上げに向けた取り組みによりデフォルトリスクが低下した」との見解を示した。
日本政府関係[NP HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・毎日新聞が報じたところによると、政府は本日、「経済情勢に関する検討会合」で円高対応策を議論する。なお、菅首相や白川日銀総裁らが出席するという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はスイスフランに対して軟調。イタリアやスペインなど欧州でくすぶる財政懸念や米国の景気減速懸念、欧米株式相場が軟調な展開となったことなど背景に、リスク回避色の強い相場展開となり、安全資産として位置づけられているスイスフランに対しては売り優勢の展開となった。
一方、その他の通貨に対してはリスク回避目的の円買いが入ったことで、総じて底堅い展開に。米長期債利回りの大幅低下の影響もあってドルに対しては底堅い推移となったほか、欧州のソブリンリスクが嫌気されたユーロに対しても堅調。また、豪早期利上げ期待が後退したことを背景に円高豪ドル安が進んだ流れを引き継ぎ、対豪ドルでは買い優勢の展開に終始した。
なお、米上院は債務上限引き上げ法案を可決したが、市場ではすでに織り込み済みであったことから、反応は限定的だった。
野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.1]
・野田佳彦財務相「(円相場について)市場を注視する」「介入についてコメントできない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は若干強含み。2日の米国株相場や3日午前の日本株が大幅安となり投資家のリスク許容度が低下すると、円売りポジションを閉じる動きが見られた。ニュージーランド(NZ)ドルに対してはイングリッシュNZ財務相がNZドル高に懸念を示したことを受けた円買いが入ったほか、対豪ドルでは弱い豪経済指標を嫌気した円買いが進んだ。
一方で、政府・日銀の円売り介入への警戒感が依然残っており、対ドル中心に円買いを進めにくいため円全体の上値は限られている。
なお、野田佳彦財務相は3日午前、「(円相場について)市場を注視する」「介入についてコメントできない」などと述べたと伝わったが特に反応はなかった。
菅直人[NP-4.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP -0.2]
・菅直人首相「為替動向をしっかり注視する必要」「為替、株価の動向が心配の種」
菅直人[NP-4.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・菅直人首相「日銀には引き続き政府と緊密に連携し金融面から経済の下支えを期待」
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.2]
・五十嵐財務副大臣「(経済情勢に関する検討会で)円相場は議論の中心ではなかった」
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.2]
・与謝野馨・経済財政担当相「白川日銀総裁は、『ドル安の背景にリスク認識の問題がある』『世界的に不確実性が高まりリスクオフ局面にある』『リスクの低い通貨へ資金シフトが起こっている』などと述べた」
白川方明[NP-4.8 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「円高の動きは企業収益や輸出の減少につながり、マイナスの影響に注意が必要」
野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「日本の足もとの経済は非常に厳しい」「金融政策については申し上げない」「市場に欧米の財政問題が反映されていない」「市場を引き続き注視していく」
白川方明[NP+1.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「マネタリーベースと為替の動きに明確な関係はみられない」
白川方明[NP-4.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「さまざまな環境の中で、為替を含めて必要と判断されれば適切な措置をとる」
野田佳彦[NP-4.8 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「国として円高対策へ総力を挙げて対応していく」
ウェイン・スワン[NP HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP +0.0]
・スワン豪副首相兼財務相「小売売上高は継ぎはぎの経済を示唆している」
野田佳彦[NP HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「通貨安競争についてG20で韓国と率直に意見交換している」
野田佳彦[NP HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「財政規律が弛緩すれば日本が売られるリスクがある」「米国の財政問題、景気回復の遅れからドル安になっている」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・3日、フランスとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入来最高水準まで拡大したと伝えている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ユーロスイスフランは一時売りが強まった。ユーロ圏の財政問題を意識した売りが強まった場面で1.07951スイスフランと史上最安値を更新した。資金の逃避先としてスイスフランが物色される地合いが続いている。
野田佳彦[NP-5.8 HDP -4.1 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「為替介入する以上は効果が最大限でるよう最善尽くす」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-6.4 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.1]
・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は3日、スイスフラン高に対して措置を取るとの見解を示した。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-7.8 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.3]
・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は3日、政策金利である3カ月物銀行間取引金利の誘導目標中心値を現行の0.25%から可能な限りゼロに近づけることを明らかにした。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-6.8 HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.2]
・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は3日、「スイスフラン高は経済の進展を脅かし、物価安定の下振れリスクを増大させる」との認識を示した。また、「必要なら一段の対策を講ずる」とした。
日本銀行(日銀)関係[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・日銀は3日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を241億円、不動産投資法人投資口(J-REIT)を33億円買い入れたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。欧州勢参入後に、フランスとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入来最高水準まで拡大したと伝わると、ユーロ圏のソブリンリスクが意識されて対ユーロで円買いが入り、その他通貨にも円買いが広がった。
ただ、スイス国立銀行(SNB)が足もとのスイスフラン高に対抗するため金融緩和策を発表すると、ドルスイスフランやユーロスイスフランが急伸。つれて円売りドル買い、円売りユーロ買いが進んだため円全般が値を下げた。時間外の米株価指数先物が持ち直し、上げ幅を広げたことを背景にした円売りも見られた。
欧州連合(EU)[NP HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州委員会は3日中にソブリン債市場の状況に関し、声明を発表する予定であると伝えた。
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP HDP -1.9 CHDP +0.3 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・バローゾ欧州連合(EU)委員長「市場動向は明らかに正当化されない」「スペインとイタリアの動向は明らかに正当化されない」「欧州諸国は遅延なく行動する必要がある」
米政府関係[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米財務省は3日、来週の米国債の入札予定を発表。9日に3年債320億ドル、10日に10年債240億ドル、11日に30年債160億ドル規模の入札を実施するとした。
スイス政府関係[NP-5.8 HDP -1.7 CHDP -0.5 RHDP -1.7 CRHDP -0.5]
・スイス政府は3日、スイスフランに対するスイス国立銀行(中央銀行、SNB)の行動を歓迎するとの声明を出した。なお、SNBはスイスフランが対ユーロやドルで連日史上最高値を更新していることを受けて、「政策金利である3カ月物銀行間取引金利の誘導目標中心値を現行の0.25%から可能な限りゼロに近づける」「3カ月物銀行間取引金利の誘導目標を現行の0.00-0.75%から0.00-0.25%に縮小する」など、スイスフラン高に対する措置を発表していた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
3日の欧州外国為替市場で円は買いが先行したものの、その後失速。フランスとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入来最高水準まで拡大したと伝わると、ユーロ圏のソブリンリスクが意識されてユーロに対して円買いが入り、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、スイス国立銀行(SNB)が足もとのスイスフラン高に対抗するため金融緩和策を発表すると、ドルスイスフランやユーロスイスフランが急伸。これにつれる格好で円売りドル買い、円売りユーロ買いが進んだため円全体が値を下げた。時間外の米株価指数先物が持ち直したことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は欧州勢参入後に一時1ユーロ=109円08銭前後まで値を下げたものの、その後急速に買い戻しが入り110円60銭前後まで値を上げた。
・スイスフラン円は下げ渋り。SNBは3日、「3カ月物銀行間取引金利の誘導目標を現行の0.00-0.75%から0.00-0.25%に縮小する」「スイスフランの金融市場に今後数日間で流動性供給を著しく増加させる」「為替市場の進展を注視し、必要ならスイスフラン高に対して一段の措置を取る」などのスイスフラン高への対応策を発表。一時1スイスフラン=99円14銭前後まで売り込まれた。ただ、スイスフラン売りはあくまでポジション調整の域を出ず、売りが一巡すると徐々に下値を切り上げた。
・ユーロドルは欧州の財政問題を意識したユーロ売りが先行し、一時1ユーロ=1.4143ドル前後まで値を下げたものの、ユーロスイスフランの急伸をきっかけに一転してユーロ買いドル売りが優勢に。6月ユーロ圏小売売上高が市場予想を上回ったこともユーロ買いを誘い、18時30分過ぎに一時1.4345ドル前後まで値を上げた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はスイスフランに対して軟調。イタリアやスペインなど欧州でくすぶる財政懸念や米国の景気減速懸念、欧米株式相場が軟調な展開となったことなど背景に、リスク回避色の強い相場展開となり、安全資産として位置づけられているスイスフランに対しては売り優勢の展開となった。
一方、その他の通貨に対してはリスク回避目的の円買いが入ったことで、総じて底堅い展開に。米長期債利回りの大幅低下の影響もあってドルに対しては底堅い推移となったほか、欧州のソブリンリスクが嫌気されたユーロに対しても堅調。また、豪早期利上げ期待が後退したことを背景に円高豪ドル安が進んだ流れを引き継ぎ、対豪ドルでは買い優勢の展開に終始した。
なお、米上院は債務上限引き上げ法案を可決したが、市場ではすでに織り込み済みであったことから、反応は限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は若干強含み。2日の米国株相場や3日午前の日本株が大幅安となり投資家のリスク許容度が低下すると、円売りポジションを閉じる動きが見られた。ニュージーランド(NZ)ドルに対してはイングリッシュNZ財務相がNZドル高に懸念を示したことを受けた円買いが入ったほか、対豪ドルでは弱い豪経済指標を嫌気した円買いが進んだ。
一方で、政府・日銀の円売り介入への警戒感が依然残っており、対ドル中心に円買いを進めにくいため円全体の上値は限られている。
なお、野田佳彦財務相は3日午前、「(円相場について)市場を注視する」「介入についてコメントできない」などと述べたと伝わったが特に反応はなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。欧州勢参入後に、フランスとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入来最高水準まで拡大したと伝わると、ユーロ圏のソブリンリスクが意識されて対ユーロで円買いが入り、その他通貨にも円買いが広がった。
ただ、スイス国立銀行(SNB)が足もとのスイスフラン高に対抗するため金融緩和策を発表すると、ドルスイスフランやユーロスイスフランが急伸。つれて円売りドル買い、円売りユーロ買いが進んだため円全般が値を下げた。時間外の米株価指数先物が持ち直し、上げ幅を広げたことを背景にした円売りも見られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
3日の欧州外国為替市場で円は買いが先行したものの、その後失速。フランスとドイツの10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入来最高水準まで拡大したと伝わると、ユーロ圏のソブリンリスクが意識されてユーロに対して円買いが入り、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、スイス国立銀行(SNB)が足もとのスイスフラン高に対抗するため金融緩和策を発表すると、ドルスイスフランやユーロスイスフランが急伸。これにつれる格好で円売りドル買い、円売りユーロ買いが進んだため円全体が値を下げた。時間外の米株価指数先物が持ち直したことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は欧州勢参入後に一時1ユーロ=109円08銭前後まで値を下げたものの、その後急速に買い戻しが入り110円60銭前後まで値を上げた。
・スイスフラン円は下げ渋り。SNBは3日、「3カ月物銀行間取引金利の誘導目標を現行の0.00-0.75%から0.00-0.25%に縮小する」「スイスフランの金融市場に今後数日間で流動性供給を著しく増加させる」「為替市場の進展を注視し、必要ならスイスフラン高に対して一段の措置を取る」などのスイスフラン高への対応策を発表。一時1スイスフラン=99円14銭前後まで売り込まれた。ただ、スイスフラン売りはあくまでポジション調整の域を出ず、売りが一巡すると徐々に下値を切り上げた。
・ユーロドルは欧州の財政問題を意識したユーロ売りが先行し、一時1ユーロ=1.4143ドル前後まで値を下げたものの、ユーロスイスフランの急伸をきっかけに一転してユーロ買いドル売りが優勢に。6月ユーロ圏小売売上高が市場予想を上回ったこともユーロ買いを誘い、18時30分過ぎに一時1.4345ドル前後まで値を上げた。