2011年10月6日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して売り先行後、買い戻された。9月ADP全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比9万1000人増と市場予想平均の7万3000人程度増を上回った。また、9月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(総合)は53.0と市場予想平均の52.8を上回った。米国の景気減速懸念が和らぐとの見方から、円売りドル買いが先行した。ダウ・ジョーンズ通信が「米上院議員は6日に海外所得再投資法導入の提言を計画している」と報じると、米国に資金が還流しやすくなるとの思惑から円安・ドル高が加速した。
 ただ、円・ドル相場の下値では国内輸出企業などからの円買い注文が観測されており、中盤以降は下値の堅さを意識した円の買い戻しが進んだ。ダウ平均の140ドル高やWTI原油先物相場の4ドル超高に伴い、投資家のリスク許容度が改善するとの見方が広がるなか、ドルに対して欧州資源国通貨を買う動きが強まったため、円も同時に買われ底堅く推移した。
 一方、資源国通貨に対しては軟調。対ドルで円売りが先行した流れに沿った。また、米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫やガソリン在庫が予想に反して減少したことを材料に、WTI原油先物相場が大幅高となったことが円売り資源国通貨買いを促した。
 なお、欧州通貨に対してはもみ合い。円売り資源国通貨買いが強まった影響が波及する場面もあったが総じて方向感が出なかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日本時間今晩にイングランド銀行(BOE)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表を控えており、積極的なポジション形成は見送られたが、ユーロに対しては国内輸出企業からの円買いが散見されたほか、昨日の米国市場で円売りが進んでいたオセアニア通貨に対しては利益確定の円の買い戻しが見られ円全体の下値は堅かった。ポンドに対しては「BOEが資産買取プログラムの規模を拡大する」との思惑を背景とした円買いが入ったようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は資源国通貨に対して夕刻に売りが強まった。6日の欧州株や時間外の米株価指数先物、WTI原油先物相場が上昇しており、リスク志向が回復して円売り資源国通貨買いが出た。
 円は対ユーロでは17時過ぎに売りが加速した。フィガロ紙が「フランス政府が銀行の株式を取得するプランを検討中」と報じたことを受けた円売りユーロ買いが出たほか、市場参加者から「ロシア勢からユーロドル買いが入った」との指摘があり、ユーロドルの上昇につれた円売りユーロ買いが見られた。更に、バローゾ欧州連合(EU)委員長が「加盟国に対して銀行の資本増強で協調行動をとることを提案する」と発言したと伝わると円売りユーロ買いが加速した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。フィガロ紙が「フランス政府は銀行の株式を取得するプランを検討中」と報じたほか、バローゾ欧州連合(EU)委員長が「加盟国に対して銀行の資本増強で協調行動をとることを提案する」と述べたと伝わると、円売りユーロ買いが強まったため他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、イングランド銀行(BOE)が資産買取プログラムの規模を2000億ポンドから2750億ポンドに拡大したことをきっかけに、対ポンドで円買いが強まると円全体の支えとなり相場は持ち直した。欧州中央銀行(ECB)政策金利を据え置いたことを受け、独株式相場が伸び悩んだことも円の下支え要因となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。ユーロドルが日通し安値を付けたタイミングで一時1ドル=76円84銭前後まで上げたものの、その後失速。ユーロドルが買い戻された影響で、76円60銭台まで下押しした。
・ユーロ円は21時前に一時1ユーロ=101円70銭前後まで売り込まれたものの、その後急速に買い戻しが強まり一時102円90銭前後の日通し高値を付けた。
・ユーロドルは21時30分前に一時本日安値となる1ユーロ=1.3242ドル前後まで売り込まれたものの、23時30分過ぎに1.3422ドル前後の高値まで上げるなど、相場は荒く乱高下した。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁は6日、理事会後の記者会見で「インフレは引き続き高い」「インフレは年末にかけて2%を上回る状態を維持する可能性」などと述べた一方、「経済は激しい下振れリスクに直面している」「不確実性が非常に高い」などと述べた。また、1年物、13カ月物長期リファイナンスオペを実施することや、カバードボンドの購入を再開することを明らかにした。しばらくは方向感が出なかったものの、安く始まった米国株が上げに転じるとショートカバーが優勢となった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.8 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
・ボルヘス国際通貨基金(IMF)欧州局長「IMFは国にのみ貸し出しをする」「IMFは債券市場に直接介入できない」

アンゲラ・メルケル[NP-5.8 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・メルケルドイツ首相「今回はEUがこれまで直面した中で最大の試練」

国際通貨基金(IMF)[NP-5.4 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・国際通貨基金(IMF)は5日、地域別の経済見通し報告で「FOMCの低金利政策の継続は適切」「米経済浮揚のためFOMCは追加行動を要する可能性がある」との見解を示した。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・ロイター通信が報じたところによると、米マイクロソフトはヤフーの買収提案を検討しているようだ。米マイクロソフトはヤフー買収に向けて提携先を模索する可能性があるという。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
・米アップルはスティーブ・ジョブズ氏が死去したと発表した。

シルヴィオ・ベルルスコーニ[NP     HDP -1.6 CHDP -1.6 RHDP -1.6 CRHDP -1.6]
・ベルルスコーニ・イタリア首相「11月1日までにドラギ・イタリア中銀総裁の後任を指名する」

イングランド銀行(BOE)[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
・イングランド銀行(BOE)声明「中期的にインフレが2%の目標を下回るだろう」

イングランド銀行(BOE)[NP-6.0 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
・イングランド銀行(BOE)声明「委員会は発表された資産買取プログラムを完了するまでに4ヶ月かかると予想する」

イングランド銀行(BOE)[NP-5.2 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.4]
・イングランド銀行(BOE)声明「中期的なインフレの目標を達成するために、一段の金融刺激策を経済に与えることが必要と判断した」「一時的なインフレの押し上げ要因がなくなるため、来年はインフレが急激に低下しそうだ」

イングランド銀行(BOE)[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
・イングランド銀行(BOE)声明「資産買取プログラムの規模は引き続き検討されるだろう」

イングランド銀行(BOE)[NP-6.4 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・イングランド銀行(BOE)声明「刺激的な金融スタンスと現在のポンドの水準が需要や弱気の見通し、増大する下振れリスクを支援するだろう」

ジョージ・オズボーン[NP-6.4 HDP -0.7 CHDP -0.2 RHDP -0.7 CRHDP -0.2]
・オズボーン英財務相「BOEの決定は前向きな手だて」「資産買取は金利の低下を維持し需要を促進する」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.8 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレは引き続き高い」「インフレは年末にかけて2%を上回る状態を維持する可能性」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-5.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.5]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済は激しい下振れリスクに直面している」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.4 HDP +0.5 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは1年物長期リファイナンスオペを実施する」「ECBは13カ月物長期リファイナンスオペを実施する」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.8 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは11月からカバードボンドの購入を再開する」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-7.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「少なくとも2012年7月までオペでの応札額を全額供給することを続ける」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-5.6 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「不確実性が非常に高い」「経済成長のリスクは引き続き下向き」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.4 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「カバードボンドの購入規模は400億ユーロ」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.8 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP -0.4]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「3カ月物オペを固定金利で来年6月まで全額供給する」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.6 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレリスクは概ね均衡している」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「金利を1.5%で据え置くことは適切」「利下げの可能性を協議した」「金利決定はコンセンサスに基づいたもの」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.0 HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP -0.4]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁(ブルームバーグとのインタビューで)「インフレ期待は非常に強固に抑制されている」「市場は今後10年間ユーロが価値を維持することを期待している」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジャン=クロード・トリシェ[NP-5.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.5]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済は激しい下振れリスクに直面している」

2011年10月6日のFX要人発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.8 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・ボルヘス国際通貨基金(IMF)欧州局長「IMFは国にのみ貸し出しをする」「IMFは債券市場に直接介入できない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は5日、ニューヨーク連銀を通じて2018年1月-2041年2月に償還を迎えるインフレ指数連動債(TIPS)13億6900万ドルを買い入れたと発表した。

アンゲラ・メルケル[NP-5.8 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「今回はEUがこれまで直面した中で最大の試練」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ財務省は5日、2009年の財政赤字は対GDPで15.7%だったと発表した。

国際通貨基金(IMF)[NP-5.4 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は5日、地域別の経済見通し報告で「FOMCの低金利政策の継続は適切」「米経済浮揚のためFOMCは追加行動を要する可能性がある」との見解を示した。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
米政府関係・米ホワイトハウス「人民元はいくらか上昇しており、さらに上昇する必要がある」「中国の通貨の問題は議会で協議されている」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
欧州連合(EU)・英フィナンシャルタイムズ(FT)は5日、「欧州連合(EU)の銀行はギリシャ破たんを仮定した新たなストレステストに直面する」と報じた。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・ロイター通信が報じたところによると、米マイクロソフトはヤフーの買収提案を検討しているようだ。米マイクロソフトはヤフー買収に向けて提携先を模索する可能性があるという。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP-4.8 HDP +0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP -0.2]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「米国やその他の地域で成長がより鈍く、より弱くなっている」「欧州で厳しい金融危機がある」「議会が行動しなければ成長はより弱くなるだろう」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・5日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して売り先行後、買い戻された。9月ADP全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比9万1000人増と市場予想平均の7万3000人程度増を上回った。また、9月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(総合)は53.0と市場予想平均の52.8を上回った。米国の景気減速懸念が和らぐとの見方から、円売りドル買いが先行した。ダウ・ジョーンズ通信が「米上院議員は6日に海外所得再投資法導入の提言を計画している」と報じると、米国に資金が還流しやすくなるとの思惑から円安・ドル高が加速した。
 ただ、円・ドル相場の下値では国内輸出企業などからの円買い注文が観測されており、中盤以降は下値の堅さを意識した円の買い戻しが進んだ。ダウ平均の140ドル高やWTI原油先物相場の4ドル超高に伴い、投資家のリスク許容度が改善するとの見方が広がるなか、ドルに対して欧州資源国通貨を買う動きが強まったため、円も同時に買われ底堅く推移した。
 一方、資源国通貨に対しては軟調。対ドルで円売りが先行した流れに沿った。また、米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫やガソリン在庫が予想に反して減少したことを材料に、WTI原油先物相場が大幅高となったことが円売り資源国通貨買いを促した。
 なお、欧州通貨に対してはもみ合い。円売り資源国通貨買いが強まった影響が波及する場面もあったが総じて方向感が出なかった。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・米アップルはスティーブ・ジョブズ氏が死去したと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日本時間今晩にイングランド銀行(BOE)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表を控えており、積極的なポジション形成は見送られたが、ユーロに対しては国内輸出企業からの円買いが散見されたほか、昨日の米国市場で円売りが進んでいたオセアニア通貨に対しては利益確定の円の買い戻しが見られ円全体の下値は堅かった。ポンドに対しては「BOEが資産買取プログラムの規模を拡大する」との思惑を背景とした円買いが入ったようだ。

フランス政府関係[NP     HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
フランス政府関係・フランス政府が、銀行の株式を取得する緊急プランを検討中であると報じた。

ベルギー政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ベルギー政府関係・ルテルム・ベルギー首相「デクシアの短期と長期の資金調達のメカニズムの問題に取り組む必要がある」「フランスのAAA格付けがデクシアによって脅かされる理由はない」「フランスと、デクシア救済のコストの公平な分担について話し合っている」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)報道官の話として、17日のEUサミットの翌日にユーロ圏の首脳会議を開催すると伝えた。

シルヴィオ・ベルルスコーニ[NP     HDP -1.6 CHDP -1.6 RHDP -1.6 CRHDP -1.6]
シルヴィオ・ベルルスコーニ・ベルルスコーニ・イタリア首相「11月1日までにドラギ・イタリア中銀総裁の後任を指名する」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「加盟国に対して銀行の資本増強で協調行動をとることを提案する」

フランス政府関係[NP     HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
フランス政府関係・フランス政府当局者の話として、フィガロ紙が報じた「仏政府が銀行の株式を取得するプランを検討中」との事実はないとの見解を示した。

ホアキン・アルムニア・アマン[NP     HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
ホアキン・アルムニア・アマン・アルムニア欧州委員「銀行資産の再評価を緊急に行う必要がある」

ホアキン・アルムニア・アマン[NP     HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
ホアキン・アルムニア・アマン・アルムニア欧州委員「大規模な銀行を救済する場合には欧州連合(EU)からの支援が必要となる」

スペイン政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
スペイン政府関係・スペイン政府は6日、2014年4月償還債、2014年10月償還債、2015年4月償還債の3つの国債入札を実施した。14年4月償還債の調達額は23億9800万ユーロで応札倍率は1.8倍、14年10月償還債の調達額は9億8100万ユーロで応札倍率は2.0倍、15年4月償還債の調達額は11億2000万ユーロで応札倍率は2.1倍となった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は資源国通貨に対して夕刻に売りが強まった。6日の欧州株や時間外の米株価指数先物、WTI原油先物相場が上昇しており、リスク志向が回復して円売り資源国通貨買いが出た。
 円は対ユーロでは17時過ぎに売りが加速した。フィガロ紙が「フランス政府が銀行の株式を取得するプランを検討中」と報じたことを受けた円売りユーロ買いが出たほか、市場参加者から「ロシア勢からユーロドル買いが入った」との指摘があり、ユーロドルの上昇につれた円売りユーロ買いが見られた。更に、バローゾ欧州連合(EU)委員長が「加盟国に対して銀行の資本増強で協調行動をとることを提案する」と発言したと伝わると円売りユーロ買いが加速した。

リュック・フリーデン[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
リュック・フリーデン・フリーデン・ルクセンブルク財務相「デクシアのルクセンブルク部門を引き受ける海外投資家がいる」

南アフリカ政府関係[NP-4.6 HDP -0.3 CHDP -0.3 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
南アフリカ政府関係・ネネ南ア財務次官は5日、「政府は対GDP比の債務比率が現行の33%から40%に拡大することを容認する。この水準を上回った場合は財政引き締め策に取り組む」ことを表明した。市場関係者によると、「2011年南アGDPは財務省が予測していた4.00%を大幅に下回る可能性が高まっており、政府は雇用促進措置などのために公的支出を増大せざるを得なくなった」という。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
欧州連合(EU)・欧州委員会は、ユーロ圏加盟国に対し、銀行の資本増強に向けて協調行動に関する提案が提示されるだろうとの見解を示した。

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「銀行の資本増強に向けた努力は進行中で、より必要となるだろう」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「EUは、銀行の安定性を確実にするために必要とされるあらゆることを行う」「ユーロ圏諸国にEFSFの機能拡充を承認するように求める」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「銀行の資本増強に必要とされる金額については推測しない」

マイケル・ヌーナン[NP     HDP -4.3 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
マイケル・ヌーナン・ヌーナン・アイルランド財務相「ソブリン債務危機は成長の重しとなりつつある」「アイルランド経済は下半期に減速する可能性」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・イングランド銀行(英中央銀行)は6日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。一方、資産買取プログラムの規模を2750億ポンドに拡大した。

イングランド銀行(BOE)[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP -0.3]
イングランド銀行(BOE)・イングランド銀行(BOE)声明「中期的にインフレが2%の目標を下回るだろう」

イングランド銀行(BOE)[NP-6.0 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
イングランド銀行(BOE)・イングランド銀行(BOE)声明「委員会は発表された資産買取プログラムを完了するまでに4ヶ月かかると予想する」

イングランド銀行(BOE)[NP-5.2 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.4]
イングランド銀行(BOE)・イングランド銀行(BOE)声明「中期的なインフレの目標を達成するために、一段の金融刺激策を経済に与えることが必要と判断した」「一時的なインフレの押し上げ要因がなくなるため、来年はインフレが急激に低下しそうだ」

イングランド銀行(BOE)[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
イングランド銀行(BOE)・イングランド銀行(BOE)声明「資産買取プログラムの規模は引き続き検討されるだろう」

イングランド銀行(BOE)[NP-6.4 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
イングランド銀行(BOE)・イングランド銀行(BOE)声明「刺激的な金融スタンスと現在のポンドの水準が需要や弱気の見通し、増大する下振れリスクを支援するだろう」

ジョージ・オズボーン[NP-6.4 HDP -0.7 CHDP -0.2 RHDP -0.7 CRHDP -0.2]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相「BOEの決定は前向きな手だて」「資産買取は金利の低下を維持し需要を促進する」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.8 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレは引き続き高い」「インフレは年末にかけて2%を上回る状態を維持する可能性」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-5.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.5]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済は激しい下振れリスクに直面している」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.4 HDP +0.5 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは1年物長期リファイナンスオペを実施する」「ECBは13カ月物長期リファイナンスオペを実施する」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.8 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは11月からカバードボンドの購入を再開する」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-7.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「少なくとも2012年7月までオペでの応札額を全額供給することを続ける」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-5.6 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「不確実性が非常に高い」「経済成長のリスクは引き続き下向き」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.4 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「カバードボンドの購入規模は400億ユーロ」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.8 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP -0.4]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「3カ月物オペを固定金利で来年6月まで全額供給する」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.6 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレリスクは概ね均衡している」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-6.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「金利を1.5%で据え置くことは適切」「利下げの可能性を協議した」「金利決定はコンセンサスに基づいたもの」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「通貨ユーロは物価安定をもたらした」「ユーロは信頼できる通貨」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏諸国がEFSFを最大限活用することを求める」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP -0.2]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「欧州は世界の景気回復に著しいリスク」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・6日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。フィガロ紙が「フランス政府は銀行の株式を取得するプランを検討中」と報じたほか、バローゾ欧州連合(EU)委員長が「加盟国に対して銀行の資本増強で協調行動をとることを提案する」と述べたと伝わると、円売りユーロ買いが強まったため他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、イングランド銀行(BOE)が資産買取プログラムの規模を2000億ポンドから2750億ポンドに拡大したことをきっかけに、対ポンドで円買いが強まると円全体の支えとなり相場は持ち直した。欧州中央銀行(ECB)政策金利を据え置いたことを受け、独株式相場が伸び悩んだことも円の下支え要因となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。ユーロドルが日通し安値を付けたタイミングで一時1ドル=76円84銭前後まで上げたものの、その後失速。ユーロドルが買い戻された影響で、76円60銭台まで下押しした。
・ユーロ円は21時前に一時1ユーロ=101円70銭前後まで売り込まれたものの、その後急速に買い戻しが強まり一時102円90銭前後の日通し高値を付けた。
・ユーロドルは21時30分前に一時本日安値となる1ユーロ=1.3242ドル前後まで売り込まれたものの、23時30分過ぎに1.3422ドル前後の高値まで上げるなど、相場は荒く乱高下した。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁は6日、理事会後の記者会見で「インフレは引き続き高い」「インフレは年末にかけて2%を上回る状態を維持する可能性」などと述べた一方、「経済は激しい下振れリスクに直面している」「不確実性が非常に高い」などと述べた。また、1年物、13カ月物長期リファイナンスオペを実施することや、カバードボンドの購入を再開することを明らかにした。しばらくは方向感が出なかったものの、安く始まった米国株が上げに転じるとショートカバーが優勢となった。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・ハーレイ国際通貨基金(IMF)は6日、「IMFは厳しい下振れリスクに関する欧州中央銀行(ECB)の懸念を共有している」などの見解を示したと伝えられた。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「次回のギリシャ支援融資が支払われると確信」「ギリシャに関するトロイカの報告は24日になると予想」「欧州連合(EU)財務相らはEFSFのレバレッジを協議している」「EFSFのさらなる拡大に反対」「EUはギリシャ支援プログラムを再検討する必要がある可能性」

ジャン=クロード・トリシェ[NP-4.0 HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP -0.4]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁(ブルームバーグとのインタビューで)「インフレ期待は非常に強固に抑制されている」「市場は今後10年間ユーロが価値を維持することを期待している」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP-4.6 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.3]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「米国で短期の資金調達に関する信頼感が低下している」

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