2011年10月7日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売られた。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は6日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表した。ただ、資産買取プログラムの規模をこれまでの2000億ポンドから2750億ポンドに拡大したことを受けて、円買いポンド売りが優勢に。その他の通貨に対しても円買いが波及した。また、欧州中央銀行(ECB)は6日に開いた定例理事会で、政策金利を1.50%に据え置くことを決めたと発表。一部市場では欧州の景気回復や債務危機改善に向けた利下げ観測が高まっていただけに、失望的な円買いユーロ売りが入った。時間外の米株価指数先物が上げ幅を縮小し一時下げに転じたため、対資源国通貨中心にリスク資産圧縮目的の円買いが強まる場面も見られた。
 トリシェECB総裁は任期中最後となる定例会見で、ECBが400億ユーロ相当のカバードボンド購入と期間1年以上で無制限の資金供給オペを再開することなどを明らかにした。欧州連合(EU)が銀行の資本増強に向けた協調行動を提案する見通しとなったこともあり、金融システム不安に対応する欧州当局の姿勢が次第に好感され円売りユーロ買いが優勢となった。ダウ平均の堅調地合いが継続し、引けにかけて190ドルを超す上げ幅となったため、序盤に積み上がった円の買い持ち高が解消され上値が切り下がった。
 一方、ドルに対してはもみ合い。ユーロやポンドに絡んだ取引が中心となり、動意に欠ける展開が続いた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。連休前の実質5・10日(五十日)ということで仲値に向けてドルに対し若干円売りが見られたが、仲値絡みの動き以外は持ち高整理目的の取引が中心となった。日銀の金融政策決定会合の結果を見定めたいとの空気があったほか、日本時間今晩に9月の米雇用統計の発表が予定されていることも積極的な売買を手控えさせた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に対ポンドとユーロで円売りが膨らんだ。欧州勢の参入までは、手掛かり材料難で様子見ムードが強かったが、欧州の取引時間帯に入るとポンドやユーロに対して円売りが膨らんだ。市場参加者からは「イングランド銀行(BOE)が昨日、資産買取プログラムの規模を拡大したことを受けてポンドをショートに傾けていた短期勢などからポンドの買い戻しが入ったのではないか」との指摘があり円売りポンド買いが出たほか、ユーロに対しては「ロシア勢からユーロドルの買いが入った」との指摘があり、ユーロドルが値を上げたことにつれて円売りユーロ買いが出た。
 もっとも、ポジション調整の側面が強くポンドやユーロに対する円売りの動きはいったんおさまっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は下落。9月米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強く、しばらくは方向感に欠ける動きが続いていた。9月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比10万3000人増と予想の前月比5万5000人増を上回ったことが分かると、米景気の先行きに対する過度な悲観が後退し円売りドル買いが強まった。欧州株や時間外の米株価指数先物が上昇すると、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から対ユーロなどでも円売りが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は米雇用統計発表後に一時1ドル=76円92銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=103円85銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは米重要イベントを控えてしばらくは1ユーロ=1.34ドル台半ばでのもみ合いが続いていた。予想を上回る米雇用指標をきっかけに株価が上昇すると、ユーロ買いドル売りが優勢となり一時1.35179ドル前後の日通し高値を付けた。ただ、買い一巡後は伸び悩んだ。欧州の債務問題をめぐる懸念が根強いなかで、市場では「1.3520ドルに観測されている売り注文をバックに戻りを売る向きもあった」との声が聞かれ、1.34ドル台半ばまで下押しした。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・米上院は6日、対中為替法案の採決を行い、可決に十分な賛成票を得たと複数の通信社が伝えた。

マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -0.8 CHDP -0.1 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
・キング英中銀総裁「世界経済の減速は予想より急だった」「BOEの対応は賢明だった」

マーヴィン・キング[NP-5.8 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・キング英中銀総裁「世界は協調して不均衡の解決をはかる必要がある」「インフレのピークはおそらく9月だった」「2012年の英インフレは急速に低下するだろう」

マーヴィン・キング[NP-6.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.3]
・キング英中銀総裁「世界経済は事実上減速している」「欧州は著しく減速」

マーヴィン・キング[NP-6.4 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.4]
・キング英中銀総裁「さらなる量的緩和の実施を排除できない」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・オバマ米大統領「人民元は若干上昇がみられたが十分ではない」「為替操作は中国の行動の一例」「中国は貿易システムを自国の利益になるように非常に積極的に利用してきた」

スイス政府関係[NP-6.4 HDP -4.4 CHDP -0.1 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
・ヴィトマー・シュルンプフ・スイス財務相「スイス国立銀行(SNB)の措置を歓迎」「スイスフランは依然として過大評価されている」

日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
・日銀声明「被災地金融機関支援オペを6ヵ月間延長」

国際通貨基金(IMF)[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)が7日、「豪準備銀行(RBA)は必要ならば利下げ余地がある」「豪州の経済見通しは好ましい状況のまま」「豪州の基調インフレは徐々に上昇」「豪ドルは中期的に10-20%過大評価されている」などの見解を示した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは7日、ポルトガルの銀行9行の格付けを引き下げたと発表した。

白川方明[NP-4.6 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「日本経済は下振れリスクをより意識する必要がある」「円高は日本経済に大きな影響を与える」

白川方明[NP-4.8 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP -0.2]
・白川方明日銀総裁「資産買い入れ基金は設定した目標に向けて着実に買い入れていく」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.6 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・市場筋の話として報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)はイタリアとスペインの国債を買い入れたという。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・米債券大手ピムコのエル・エリアンCEOは7日、「欧州中央銀行(ECB)は次回の定例理事会で政策金利を引き下げる可能性がある」などと述べたと、ブルームバーグ社が報じている。

リチャード・フィッシャー[NP-5.0 HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP -0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「ヘッドラインインフレはFRBの目標である2%に引き寄せられるだろう」「米国にとって最も差し迫った問題は雇用の創出」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

マーヴィン・キング[NP-6.4 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.4]
・キング英中銀総裁「さらなる量的緩和の実施を排除できない」

2011年10月7日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省は6日、来週の米国債の入札予定を発表。11日に3年債320億ドル、12日に10年債210億ドル、13日に30年債130億ドル規模の入札を実施するとした。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP -0.3]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「雇用対策は米国を景気減速から守る」「今の経済には揺さぶりをかける必要がある」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットは6日、アイルランド国債の取引に関する必要証拠金を55%から45%に引き下げた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院は6日、対中為替法案の採決を行い、可決に十分な賛成票を得たと複数の通信社が伝えた。

バラク・オバマ[NP-5.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「米経済成長が減速していることに疑いはない」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「IMF、OECD、世界銀行と金融システムについて協議する」「G20諸国は保護主義を避ける必要」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は6日、ニューヨーク連銀を通じて2012年1月-2012年7月に償還を迎える米国債88億7000万ドルを売却したと発表した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「銀行の資本増強が必要になるだろう」「銀行資本を再度調べる必要がある」

リチャード・フィッシャー[NP-4.0 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.5 CRHDP -0.1]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBに対する抗議運動に一定の理解」「米国は非常に多くの失業者を抱えている」

マーヴィン・キング[NP-5.6 HDP -0.8 CHDP -0.1 RHDP +0.5 CRHDP -0.3]
マーヴィン・キング・キング英中銀総裁「世界経済の減速は予想より急だった」「BOEの対応は賢明だった」

マーヴィン・キング[NP-5.8 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
マーヴィン・キング・キング英中銀総裁「世界は協調して不均衡の解決をはかる必要がある」「インフレのピークはおそらく9月だった」「2012年の英インフレは急速に低下するだろう」

マーヴィン・キング[NP-6.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.3]
マーヴィン・キング・キング英中銀総裁「世界経済は事実上減速している」「欧州は著しく減速」

マーヴィン・キング[NP-6.4 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.4]
マーヴィン・キング・キング英中銀総裁「さらなる量的緩和の実施を排除できない」

リチャード・フィッシャー[NP     HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +3.5 CRHDP -0.1]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「中央銀行への政治的介入は許されることではない」「議員は財政問題について厳しい決断を示すべきである」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「人民元は若干上昇がみられたが十分ではない」「為替操作は中国の行動の一例」「中国は貿易システムを自国の利益になるように非常に積極的に利用してきた」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.3]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「今後18ヶ月から2年間のより低い成長期待を見込む」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.3]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「(反ウォールストリートの抗議者たちについて聞かれ)抗議者たちから強い不安感が見て取れる」「信頼の改善が重要」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.3]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「ECBとのスワップ協定に米国のリスクはない」

ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP     HDP +0.4 CHDP -0.4 RHDP +0.4 CRHDP -0.4]
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係・トンビニ・ブラジル中銀総裁「ブラジル経済は8月から明確な減速の兆しを見せている」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
欧州連合(EU)・オランダ下院は6日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)機能拡充案を可決したと伝えられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・6日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売られた。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は6日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表した。ただ、資産買取プログラムの規模をこれまでの2000億ポンドから2750億ポンドに拡大したことを受けて、円買いポンド売りが優勢に。その他の通貨に対しても円買いが波及した。また、欧州中央銀行(ECB)は6日に開いた定例理事会で、政策金利を1.50%に据え置くことを決めたと発表。一部市場では欧州の景気回復や債務危機改善に向けた利下げ観測が高まっていただけに、失望的な円買いユーロ売りが入った。時間外の米株価指数先物が上げ幅を縮小し一時下げに転じたため、対資源国通貨中心にリスク資産圧縮目的の円買いが強まる場面も見られた。
 トリシェECB総裁は任期中最後となる定例会見で、ECBが400億ユーロ相当のカバードボンド購入と期間1年以上で無制限の資金供給オペを再開することなどを明らかにした。欧州連合(EU)が銀行の資本増強に向けた協調行動を提案する見通しとなったこともあり、金融システム不安に対応する欧州当局の姿勢が次第に好感され円売りユーロ買いが優勢となった。ダウ平均の堅調地合いが継続し、引けにかけて190ドルを超す上げ幅となったため、序盤に積み上がった円の買い持ち高が解消され上値が切り下がった。
 一方、ドルに対してはもみ合い。ユーロやポンドに絡んだ取引が中心となり、動意に欠ける展開が続いた。

スイス政府関係[NP-6.4 HDP -4.4 CHDP -0.1 RHDP -4.4 CRHDP -0.1]
スイス政府関係・ヴィトマー・シュルンプフ・スイス財務相「スイス国立銀行(SNB)の措置を歓迎」「スイスフランは依然として過大評価されている」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
米政府関係・リード米上院院内総務は対中制裁法案の採決を米国時間11日の夜に延期するとの見解を示した。当初は米国時間の6日夜に採決される見通しだった。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は7日、仏・ベルギー系金融サービスグループのデクシアの格付け「A-/A-2」に引き下げたと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。連休前の実質5・10日(五十日)ということで仲値に向けてドルに対し若干円売りが見られたが、仲値絡みの動き以外は持ち高整理目的の取引が中心となった。日銀の金融政策決定会合の結果を見定めたいとの空気があったほか、日本時間今晩に9月の米雇用統計の発表が予定されていることも積極的な売買を手控えさせた。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・日銀は6-7日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0-0.1%のまま据え置くことを全会一致で決めたと発表した。

日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
日本銀行(日銀)関係・日銀声明「被災地金融機関支援オペを6ヵ月間延長」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
日本銀行(日銀)関係・日銀声明財務省ホームページより
 2.わが国の経済は、持ち直しの動きが続いている。すなわち、生産や輸出は、震災による落ち込みからの回復過程に比べてペースは緩やかになっているが、増加を続けている。こうしたもとで、設備投資は緩やかに増加しているほか、個人消費についても、全体としては持ち直している。この間、金融環境をみると、中小企業を中心に一部企業の資金繰りに厳しさがなお窺われるものの、緩和の動きが続いている。物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、概ねゼロ%となっている。
 3.先行きについて、海外経済は、当面減速するものの、基調的には、新興国を中心に底堅く推移すると考えられる。そうしたもとで輸出が緩やかな増加基調をたどることや、資本ストックの復元に向けた国内需要が顕現化してくることなどから、わが国経済は、緩やかな回復経路に復していくと考えられる。消費者物価の前年比は、当面、ゼロ%近傍で推移するとみられる。
 4.景気のリスク要因をみると、欧州のソブリン問題の帰趨や、パランスシート調整が米国経済に与える影響について、引き続き注意が必要である。新興国・資源国では、物価安定と成長を両立することができるかどうか、なお不透明感が高い。こうした海外情勢を巡る不確実性や、それらに端を発する為替・金融資本市場の変動が、わが国経済に与える影響については、引き続き、丹念に点検していく必要がある。物価面では、国際商品市況の先行きについては、上下双方向に不確実性が大きい。また、中長期的な予想物価上昇率の低下などにより、物価上昇率が下振れるリスクもある。
 5.被災地金融機関を支援するための資金供給オペレーションについては、その受付期限を6か月延長し、2012年4月末とすることとした。被災地企業等にかかる担保適格要件の緩和措置についても、その適用期限を6か月延長し、2013年4月末とすることとした。
 6.日本銀行は現在、8月に一段と強化した金融緩和措置のもとで、金融資産の買入れ等を着実に進めている。また、日本銀行は、「中長期的な物価安定の理解」に基づき、物価の安定が展望できる情勢になったと判断するまで、実質ゼロ金利政策を継続していく方針である。日本銀行としては、こうした包括的な金融緩和政策を通じた強力な金融緩和の推進、さらには、金融市場の安定確保や成長基盤強化の支援を通じて、日本経済がデフレから脱却し、物価安定のもとでの持続的成長経路に復帰するよう、中央銀行としての貢献を粘り強く続けていく。今後とも、先行きの経済・物価動向を注意深く点検したうえで、適切に対応していく方針である。

国際通貨基金(IMF)[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)が7日、「豪準備銀行(RBA)は必要ならば利下げ余地がある」「豪州の経済見通しは好ましい状況のまま」「豪州の基調インフレは徐々に上昇」「豪ドルは中期的に10-20%過大評価されている」などの見解を示した。

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領は9日にベルリンを訪問し、メルケル・ドイツ首相と銀行の資本増強について協議すると伝えられた。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは7日、ポルトガルの銀行9行の格付けを引き下げたと発表した。

ゴンザレス・パラモ[NP-2.0 HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP +1.5 CRHDP +0.2]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「政策金利はかなり低い」

ゴンザレス・パラモ[NP     HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP +1.5 CRHDP +0.2]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロ圏諸国は、自国の金融機関の資本増強を行わなければならない」「欧州は、世界の低成長の影響を受け続けている」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)の銀行は、南欧の国債の評価額引き下げに伴い、400億ユーロの新たな資本が必要となる可能性があると、米系金融機関の試算として一部独紙が報じた。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは7日、英国の12行の金融機関の格付けを引き下げたと発表した。

白川方明[NP-4.6 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.0]
白川方明・白川方明日銀総裁「日本経済は下振れリスクをより意識する必要がある」「円高は日本経済に大きな影響を与える」

白川方明[NP-4.6 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.0]
白川方明・白川方明日銀総裁「欧州の金融市場は緊張した状態にある」「欧州問題でリーマンショックのような自体を回避することが重要」

白川方明[NP-4.8 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP -0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁「資産買い入れ基金は設定した目標に向けて着実に買い入れていく」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「全会一致の原則により欧州の危機対応が危険にさらされる可能性がある」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ギリシャの担保に関しては、バランスが取れており、公平である」「欧州委員は、欧州共同債についてのレポートを作成中」「欧州共同債のレポートにはいくつかの選択肢が含まれている」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「銀行の資本増強シナリオにおいて欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の活用は最後の手段である」「最上級格付けの国はEFSF抜きで銀行の管理が可能」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
欧州連合(EU)・関係者筋の話として、欧州委員会は10月17日の首脳会議前に各国に対して銀行資本増強案を提示する見込みであると伝えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に対ポンドとユーロで円売りが膨らんだ。欧州勢の参入までは、手掛かり材料難で様子見ムードが強かったが、欧州の取引時間帯に入るとポンドやユーロに対して円売りが膨らんだ。市場参加者からは「イングランド銀行(BOE)が昨日、資産買取プログラムの規模を拡大したことを受けてポンドをショートに傾けていた短期勢などからポンドの買い戻しが入ったのではないか」との指摘があり円売りポンド買いが出たほか、ユーロに対しては「ロシア勢からユーロドルの買いが入った」との指摘があり、ユーロドルが値を上げたことにつれて円売りユーロ買いが出た。
 もっとも、ポジション調整の側面が強くポンドやユーロに対する円売りの動きはいったんおさまっている。

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
日本政府関係・政府は7日、2011年度の第3次補正予算と復興財源の基本方針を閣議決定した。補正規模は約12兆円になるという。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)ギリシャ査察団長「いまだ協議すべき課題が残っているものの、ギリシャは進展を見せた」

エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP     HDP -3.5 CHDP -0.3 RHDP -3.5 CRHDP -0.3]
エヴァンゲロス・ベニゼロス・ベニゼロス・ギリシャ財務相「レスラー独副首相兼経済技術相と、ユーロ圏と通貨ユーロに関して協議した」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.6 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場筋の話として報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)はイタリアとスペインの国債を買い入れたという。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)は、数日中に銀行の資本増強に関する提案を行う予定であると報じた。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長「欧州の経済状況は危険だ」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「引き続き欧州諸国にEFSF機能拡充案の承認を促す」「全ての欧州諸国は強固な財政に向けて取り組まなければならない」「銀行の資本増強は欧州首脳会議の議題となる」「必要に応じて銀行の資本増強を検討するだろう」「EFSFはいかなる銀行の資本増強にとっても最後の手段」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州首脳は銀行資本に関してシグナルを送らなければならない」「ギリシャは17-18日開催の欧州首脳会議の議題ではない」

マリオ・ドラギ[NP     HDP -0.9 CHDP -0.2 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
マリオ・ドラギ・ドラギ・イタリア中銀総裁「構造改革がイタリアにとって間違いなく必要」

アイルランド政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アイルランド政府関係・ケニー・アイルランド首相は7日、インタビューで「アイルランドはユーロ救済計画からの脱却を目指す」「アイルランドは出来るだけすぐに債券市場への復帰を望む」などと述べた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・7日の欧州外国為替市場で円は下落。9月米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強く、しばらくは方向感に欠ける動きが続いていた。9月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比10万3000人増と予想の前月比5万5000人増を上回ったことが分かると、米景気の先行きに対する過度な悲観が後退し円売りドル買いが強まった。欧州株や時間外の米株価指数先物が上昇すると、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から対ユーロなどでも円売りが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は米雇用統計発表後に一時1ドル=76円92銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=103円85銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは米重要イベントを控えてしばらくは1ユーロ=1.34ドル台半ばでのもみ合いが続いていた。予想を上回る米雇用指標をきっかけに株価が上昇すると、ユーロ買いドル売りが優勢となり一時1.35179ドル前後の日通し高値を付けた。ただ、買い一巡後は伸び悩んだ。欧州の債務問題をめぐる懸念が根強いなかで、市場では「1.3520ドルに観測されている売り注文をバックに戻りを売る向きもあった」との声が聞かれ、1.34ドル台半ばまで下押しした。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・米債券大手ピムコのエル・エリアンCEOは7日、「欧州中央銀行(ECB)は次回の定例理事会で政策金利を引き下げる可能性がある」などと述べたと、ブルームバーグ社が報じている。

米政府関係[NP-4.8 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.1]
米政府関係・米ホワイトハウス「9月の失業率は許容できないほど高い水準のままだ」

リチャード・フィッシャー[NP-5.0 HDP +1.3 CHDP -0.1 RHDP +3.2 CRHDP -0.3]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「米国の問題はあまりに多くの人が失業していること」

リチャード・フィッシャー[NP-5.0 HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP -0.3]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「ヘッドラインインフレはFRBの目標である2%に引き寄せられるだろう」「米国にとって最も差し迫った問題は雇用の創出」

デニス・ロックハート[NP-4.8 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「リスクを取ることなしに前進はない」(経済見通しや金融政策についてコメントせず)

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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