2011年11月22日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。欧州、米国の財政問題に対する警戒感から欧米株式相場が大幅に下落、さらに原油など商品相場も大幅安となったことを受けて、対資源国通貨を中心にリスク回避目的の円買いが強まった。一方、欧州通貨に対しては序盤こそ同様にリスク回避的な円買いが先行したものの、買い一巡後は戻り売りに押される展開に。欧州中央銀行（ＥＣＢ）がイタリアやスペイン国債を購入しているとの観測を手掛かりに、欧州債務不安に対する懸念が緩和したことを受けて、ユーロに対して円売りが出ると、ポンドなど他の欧州通貨に対しても円売りの動きが波及。さらに、ユーロドル相場がショートカバー主導で上昇幅を広げたことに伴う円買いユーロ買いも出たようだ。
　なお、ドルに対してはさえない動き。株安、商品安などを背景に資源国通貨に対してドル買いが進んだため、つれて円買いドル買いが出た。もっとも、資源国通貨のクロス円相場が下落した影響も同時に受けたことから円売りの勢いは穏やかだった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。安住淳財務相が22日午前、衆院財務金融委員会で外債購入基金の創設に関して「為替介入になる可能性が高い」と述べたと伝わると、為替介入を連想した一部短期筋が対ドルで円売りを進め、その他通貨にも円売りが広がった。ストップロスを巻き込む格好で一時円全般が値を下げた。
　ただ、安住財務相の発言は、基金創設による外貨購入は「政府短期証券（ＦＢ）を増発して調達した円資金で外貨を購入する必要があり、為替介入になる可能性が高い」ため、「我々の考え方とは合わない」という内容であったことが徐々に市場に広がった。円売り介入を示唆したものではないとして一転円の買い戻しが入り円は下値を切り上げた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。後場の日経平均株価が一時下げ幅を広げたことや、時間外の米株価指数先物が伸び悩んだことなどを背景に円買いが入る場面があったものの、日経平均株価は引けにかけて下げ幅を縮めたため、円買いは長続きしなかった。その後、欧州勢が参入してくると欧州の株価指数先物が堅調に推移したことや、現物の欧州株の上昇を手掛かりに円売りが強まっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円はやや強含み。現物の欧州株相場が高く始まったことを受けて円買い外貨買いが先行したものの、そのあとは次第に下値を切り上げた。米商務省が発表した7－9月期の米国内総生産（ＧＤＰ）改定値が市場予想を下回り、時間外のダウ先物が軟調に推移。投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から、調達通貨の円を買う動きが出た。
　【 通貨ペア 】
・ユーロ円は17時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ＝104円34銭前後まで値を上げたもののその後103円台後半まで失速した。
・南アフリカランド・円は一時9月23日以来、約2カ月ぶりの安値となる1ランド＝9円11銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは頭が重かった。欧州株が高く始まったことをきっかけにユーロ買いドル売りが先行。市場では「中東勢からの買いが入った」との指摘があり、一時1ユーロ＝1.35689ドル前後まで値を上げた。ただ、買い一巡後はさえない展開に。株価の失速に伴うユーロ売りドル買いが出たほか、「一目均衡表の雲下限が位置する1.3559ドルをバックに戻りを売る動きが出たようだ」との声が聞かれ、1.34ドル台後半まで下押しした。欧州中央銀行（ＥＣＢ）がイタリア国債を購入しているとの観測があるにもかかわらず、イタリア国債の利回りが上昇していることが嫌気された面もあった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

スペイン政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・スペインの最大野党・国民党の副党首は21日、「スペインは金利7％ではファイナンスそのものを継続することができない」との見解を示したと伝えられた。

デニス・ロックハート[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「政府保有モーゲージ担保証券（ＭＢＳ）の買い入れは正当な考えであり、本格的な討議に値する」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは22日、米国の格付け「ＡＡＡ」と見通し「ネガティブ」を確認したと発表したと伝えられた。

安住淳[NP-5.6 HDP -4.3 CHDP -0.1 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相（衆院財務金融委員会の答弁で）「（50兆円基金の外債購入について聞かれ）為替介入になる可能性が高い」

安住淳[NP+1.0 HDP -4.2 CHDP +0.1 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相（衆院財務金融委員会の答弁で）「日銀による50兆円基金の外債購入はわれわれの考えに合わない」

デビッド・マイルズ[NP-5.6 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.3]
・マイルズ英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）委員「経済成長はゼロ近くに低下した」「英国の成長は危機前のトレンドを10％以上下回っている」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・メルケルドイツ首相「欧州共同債は政治統合されれば機能する可能性がある」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

デニス・ロックハート[NP+1.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米経済は成長しているが勢いは非常に穏やか」「10－12月期の成長率は3％近辺かもしくはそれを上回る見通し」「ショックがない限りは米国がリセッションに陥るとは想定していない」

2011年11月22日のFX要人発言・ニュース

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行（ＥＣＢ）はイタリア国債を購入している模様。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行（ＥＣＢ）はスペイン国債を購入している模様。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・リビアの政府系ファンドであるリビア投資庁（LIA）は、イタリア銀行最大手のウニクレディトが計画している750億ユーロ相当の資本増強計画に参加する意向を示したと伝えられた。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は21日、ニューヨーク連銀を通じて2012年2月－2012年7月に償還を迎える米国債85億3100万ドルを売却したと発表した。

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ・欧州連合（ＥＵ）大統領「ユーログループは次回の会合でギリシャ向け支援第6弾の支払いに賛成する姿勢を示すべき」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
米政府関係・米財務省によると、2年債入札（ダッチ方式）の落札結果は最高落札利回りが0.280％、応札倍率（カバー）が4.07倍となった。

スペイン政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
スペイン政府関係・スペインの最大野党・国民党の副党首は21日、「スペインは金利7％ではファイナンスそのものを継続することができない」との見解を示したと伝えられた。

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
ルーカス・パパデモス・パパデモス・ギリシャ首相は22日にドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁と会談を行うようだ。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・エジプト暫定内閣が退陣することを決めたようだ。なお、エジプトでは情勢が再び混迷。28日から始まる予定の議会選挙を控えムバラク政権が崩壊して以降実権を握る軍への批判が拡大している。首都カイロでは早期の民政移行を求めるデモ隊と警官隊などが衝突し多数の死傷者が発生している。

デニス・ロックハート[NP+1.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米経済は成長しているが勢いは非常に穏やか」「10－12月期の成長率は3％近辺かもしくはそれを上回る見通し」「ショックがない限りは米国がリセッションに陥るとは想定していない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は21日、ニューヨーク連銀を通じて2014年3月－2014年11月に償還を迎える米国債86億3000万ドルを売却したと発表した。

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ･スペイン国民党党首「スペインの責務はユーロの強化にある」

デニス・ロックハート[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP -0.1]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「政府保有モーゲージ担保証券（ＭＢＳ）の買い入れは正当な考えであり、本格的な討議に値する」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・米ヒューレット・パッカード（ＨＰ）は21日、第四半期（8－10月期）決算を発表した。調整後の1株利益は1.17ドルとなり、市場予想平均の1.13ドルを上回った。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
米政府関係・CNBCの報道として、「米超党派特別委員会は財政赤字削減で合意不成立と発表する」と伝えた。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
米政府関係・米超党派特別委員会は21日、財政赤字削減策で合意できなかったと発表した。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
米政府関係・米ホワイトハウス「オバマ米大統領は日本時間7時45分に超党派委員会に関して声明を発表」

S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S＆P(スタンダード＆プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は21日、「米国の格付けは超党派委員会の合意不成立の影響を受けない」との見解を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・21日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。欧州、米国の財政問題に対する警戒感から欧米株式相場が大幅に下落、さらに原油など商品相場も大幅安となったことを受けて、対資源国通貨を中心にリスク回避目的の円買いが強まった。一方、欧州通貨に対しては序盤こそ同様にリスク回避的な円買いが先行したものの、買い一巡後は戻り売りに押される展開に。欧州中央銀行（ＥＣＢ）がイタリアやスペイン国債を購入しているとの観測を手掛かりに、欧州債務不安に対する懸念が緩和したことを受けて、ユーロに対して円売りが出ると、ポンドなど他の欧州通貨に対しても円売りの動きが波及。さらに、ユーロドル相場がショートカバー主導で上昇幅を広げたことに伴う円買いユーロ買いも出たようだ。
　なお、ドルに対してはさえない動き。株安、商品安などを背景に資源国通貨に対してドル買いが進んだため、つれて円買いドル買いが出た。もっとも、資源国通貨のクロス円相場が下落した影響も同時に受けたことから円売りの勢いは穏やかだった。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「超党派委員会に3兆円規模の財政赤字削減計画を送った」「理性の声に耳を傾けない共和党議員が多すぎる」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「米国が債務のデフォルトを起こす差し迫った脅威はない」「妥協する圧力をかけ続けなければならない」「何とかして今後10年で少なくとも2.2兆ドルの赤字を削減する」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは22日、米国の格付け「ＡＡＡ」と見通し「ネガティブ」を確認したと発表したと伝えられた。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「自動的な歳出削減を排除しようとするいかなる取り組みにも拒否権を行使する」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
米政府関係・米ホワイトハウス「オバマ米大統領はパパデモス・ギリシャ首相と21日に協議し、ＥＵとＩＭＦのコミットメントを実行するギリシャの取り組みを支持すると表明した」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
安住淳・安住淳財務相「（米債務問題について）政治メカニズムへの不安が市場に広がっている可能性があり、東京市場に対する影響もあるとおもう」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは17日、米超党派委員会の発表を受けて「11月末までに米格付け見通しの見直し作業を終了する見通し」との見解を示した。

中国人民銀行関係[NP     HDP +2.6 CHDP -0.1 RHDP +4.0 CRHDP -0.2]
中国人民銀行関係・中国人民銀行（PBOC）アドバイザーは22日、「中国は2012年に8－9％の安定的なＧＤＰ成長を維持すると予想」「2012年には金融政策を緩和しないだろう。内需を引き上げるため積極的な財政政策が必要」との見解を示したと伝えられた。

安住淳[NP-5.6 HDP -4.3 CHDP -0.1 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相（衆院財務金融委員会の答弁で）「（50兆円基金の外債購入について聞かれ）為替介入になる可能性が高い」

安住淳[NP+1.0 HDP -4.2 CHDP +0.1 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相（衆院財務金融委員会の答弁で）「日銀による50兆円基金の外債購入はわれわれの考えに合わない」

世界銀行関連[NP     HDP +2.0 CHDP +0.2 RHDP +2.0 CRHDP +0.2]
世界銀行関連・世界銀行は22日、「アジア諸国には財政刺激策の余地がある」「中国経済は2011年に9.1％成長（前回予想は9.0％）、2012年に8.4％成長（前回予想は8.5％）する」などの見解を示した。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・日本銀行は22日、米ドル資金供給オペの応札・落札額が100万ドルだったことを発表した。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・東京証券取引所と大阪証券取引所が経営統合で合意したと複数の通信社が伝えた。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・22日の外国為替市場でドルインドルピーは窓を開けて取引を開始し、堅調に推移。12時30分過ぎに52.495インドルピーと過去最高値を更新した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。安住淳財務相が22日午前、衆院財務金融委員会で外債購入基金の創設に関して「為替介入になる可能性が高い」と述べたと伝わると、為替介入を連想した一部短期筋が対ドルで円売りを進め、その他通貨にも円売りが広がった。ストップロスを巻き込む格好で一時円全般が値を下げた。
　ただ、安住財務相の発言は、基金創設による外貨購入は「政府短期証券（ＦＢ）を増発して調達した円資金で外貨を購入する必要があり、為替介入になる可能性が高い」ため、「我々の考え方とは合わない」という内容であったことが徐々に市場に広がった。円売り介入を示唆したものではないとして一転円の買い戻しが入り円は下値を切り上げた。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・ゴーカン・インド中銀副総裁の話として報じたところによると、インド中銀はインドルピーに関して行動の可能性を検討するという。

フランス政府関係[NP     HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
フランス政府関係・バロワン仏経済財務雇用相「フランスの借り入れコストは依然極めて低い」「フランスの成長見通しは維持」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。後場の日経平均株価が一時下げ幅を広げたことや、時間外の米株価指数先物が伸び悩んだことなどを背景に円買いが入る場面があったものの、日経平均株価は引けにかけて下げ幅を縮めたため、円買いは長続きしなかった。その後、欧州勢が参入してくると欧州の株価指数先物が堅調に推移したことや、現物の欧州株の上昇を手掛かりに円売りが強まっている。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員（経済・通貨問題担当）「ベルギーやキプロス、ポーランド、マルタ、ハンガリーの5カ国に早期の警告文書を送った」「これらの国が適切な措置を取ることを期待」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相が率いるキリスト教民主同盟（CDU）のマイスター議員が「ユーロを防衛する用意がある」「ドイツは危機に関して非常に強力かつ新たな措置は計画していない」などと語ったという。

マリア・フェクター[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
マリア・フェクター・フェクター・オーストリア財務相「ムーディーズとの協議は非常にうまくいき、『AAA』格付けは変更されないと予想」

スペイン政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
スペイン政府関係・スペイン政府は22日、3カ月・6カ月物政府証券（Tビル）入札を実施した。3カ月物の平均落札利回りは5.110％と前回の2.292％を上回り、6カ月物は5.227％と前回の3.302％を上回った。応札倍率は3カ月が2.9倍と前回の3.1倍を下回り、6カ月物が4.9倍と前回の2.6倍を上回った。また、調達額は29.8億ユーロと目標上限の30億ユーロを若干下回った。

山口廣秀[NP-5.6 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
山口廣秀・山口廣秀日銀副総裁「日本経済は、世界的な景気減速と円高に直面しているが、緩やかな回復が再開しそうだ」「ユーロ圏の危機が、日本の景気見通しの不確実性の一番の要因」「ユーロ圏の債務危機は円上昇により経済を損なうだろう」

イェンス・バイトマン[NP-4.6 HDP +1.5 CHDP -0.3 RHDP +1.5 CRHDP -0.3]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「危機が悪化することがなければドイツはリセッションを回避できる」「見通しに関しての不確実性が強い」「イタリアとスペインは自力での解決が可能であり支援の必要はない」

デビッド・マイルズ[NP-5.6 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.3]
デビッド・マイルズ・マイルズ英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）委員「経済成長はゼロ近くに低下した」「英国の成長は危機前のトレンドを10％以上下回っている」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
国際通貨基金(IMF)・ハンガリー政府は21日、ＩＭＦとＥＵに対して金融支援を要請した。今回の支援要請は欧州財政危機の予防対策とされており、ハンガリー政府は国内財政状況の安定性を強調している。
　欧州財政懸念が高まる中、ハンガリーフォリントが対ユーロで安値を更新しているほか、ハンガリー国債の急落を受けて、Ｓ＆Ｐがハンガリー国債の格付けをジャンク級に引き下げる可能性を示唆したため、やむを得ず支援を申請したようだ。

ジャン＝クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン＝クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相（ユーログループ議長）「新しいギリシャ政府は必要とされる措置を全て講じるだろう」「ユーログループは、11月29日にギリシャ向け第６弾の融資について協議する」

ジャン＝クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン＝クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相（ユーログループ議長）「欧州共同債に提案は考慮に入れられなければならない」

ジャン＝クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン＝クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相（ユーログループ議長）「フランスの格付けの引き下げは考えられない」「欧州中央銀行（ＥＣＢ）の独立を尊重する」

フランス政府関係[NP     HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
フランス政府関係・バロワン仏経済財務雇用相「フランスの利回りスプレッドの拡大は、フランスだけでなく他のトリプルＡ格付けの国を懸念してのもの」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「欧州中央銀行（ＥＣＢ）は危機の最中においても、独立を保たなければならない」「ドイツはユーロ安定のために必要とされることを行う」「ドイツはユーロ圏をけん引する責任を持つ」「財政再建と成長のバランスをとっている」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -6.7 CRHDP -0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行（ＥＣＢ）はイタリア国債を購入している模様。

S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S＆P(スタンダード＆プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は22日、グルジアのソブリン格付けを「Ｂ＋」から「ＢＢ－」に引き上げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

アンゲラ・メルケル[NP-5.6 HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「債務危機の状況は非常に深刻」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州共同債は政治統合されれば機能する可能性がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日の欧州外国為替市場で円はやや強含み。現物の欧州株相場が高く始まったことを受けて円買い外貨買いが先行したものの、そのあとは次第に下値を切り上げた。米商務省が発表した7－9月期の米国内総生産（ＧＤＰ）改定値が市場予想を下回り、時間外のダウ先物が軟調に推移。投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から、調達通貨の円を買う動きが出た。
　【 通貨ペア 】
・ユーロ円は17時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ＝104円34銭前後まで値を上げたもののその後103円台後半まで失速した。
・南アフリカランド・円は一時9月23日以来、約2カ月ぶりの安値となる1ランド＝9円11銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは頭が重かった。欧州株が高く始まったことをきっかけにユーロ買いドル売りが先行。市場では「中東勢からの買いが入った」との指摘があり、一時1ユーロ＝1.35689ドル前後まで値を上げた。ただ、買い一巡後はさえない展開に。株価の失速に伴うユーロ売りドル買いが出たほか、「一目均衡表の雲下限が位置する1.3559ドルをバックに戻りを売る動きが出たようだ」との声が聞かれ、1.34ドル台後半まで下押しした。欧州中央銀行（ＥＣＢ）がイタリア国債を購入しているとの観測があるにもかかわらず、イタリア国債の利回りが上昇していることが嫌気された面もあった。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行（ＥＣＢ）は短期から中期のイタリア国債を購入している模様。

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