2011年11月28日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。イタリア地元紙が27日、「国際通貨基金(IMF)がイタリアの債務危機がさらに悪化した場合に備えて、最大6000億ユーロの支援を準備している」と報じたことを受けて、イタリアの財政問題に対する警戒感が後退し、リスク回避目的で積み上がっていた円買いポジションを解消する動きが続いた。時間外の米株価指数先物や28日午前の日本株が堅調に推移したことも、円売りを促した。ただ、ドルに対しては「国内大手銀から円買いドル買いが出た」との指摘があったものの、対ユーロ中心にドル売りが進んでいることにつれた円買いドル売りも見られ下値が堅い。
 しかし、昼過ぎに「一部通信社がイタリア地元紙の報道を否定する見解を示した」と伝わったため、円売りの動きはいったん収まった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。イタリア地元紙が27日、国際通貨基金(IMF)がイタリア支援を準備していると伝えたことに関して、「IMFがイタリアを支援する」との報道に信憑性はなく、G7でもIMFによる支援については話し合われなかった」と報じたほか、IMF報道官は28日にイタリアと金融支援に関する協議は行っていないとの見解を示した。イタリアの財政問題の解決期待が後退したとして対ユーロ中心に円の買い戻しが入った。もっとも、後場の日本株や時間外の米株価指数先物が堅調地合いを保ったため、円買いは一時的だった。
 欧州勢参入後は、イタリアの2年物国債利回りが8%乗せしたことが嫌気されてユーロに対して円買いが散見されたものの、欧州の株式相場が堅調に推移している影響で円買いは早々に収まった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は弱含み。欧州株相場や時間外のダウ先物が大幅に上昇し、財政懸念国の国債利回りの上昇が収まったことを背景に、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円買い外貨買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時本日高値となる1ドル=77円78銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は19時過ぎに一時1ユーロ=104円05銭前後まで買われた。
・ユーロドルは欧州株や時間外の米株価指数先物の大幅高を受けて、ユーロ買いドル売りが優勢になった。19時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.3399ドル前後まで上げた。ただ、その後は節目の1.3400ドルを目前に失速し、1.33ドル台半ばまで下押しする場面があった。
 なお、この日発表になったGfk調査の12月独消費者信頼感指数は5.6と市場予想を上回ったほか、11月の独消費者物価指数(CPI)速報値は前月比横ばいと予想通りの結果となった。これら独経済指標に対する市場の反応は薄かった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

イタリア政府関係[NP-6.0 HDP -5.4 CHDP -0.6 RHDP -5.4 CRHDP -0.6]
・イタリア地元紙は27日、「イタリアの債務危機がさらに悪化する可能性があるため、国際通貨基金(IMF)が中心となって最大6000億ユーロの支援を準備している」と報じた。

クリスチャン・ノワイエ[NP-3.0 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ECBによる限定的な介入は正当化される」「ECBの責務はマネタリーベースの拡大ではない」

西村清彦[NP+1.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
・西村日銀副総裁「金融緩和政策が商品需要に影響を与えている」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙は28日、ICAPなどがギリシャがユーロを離脱し、ドラクマに戻るケースに対応するため、EBS(電子ブローキングシステム)の準備を行っていると伝えた。

白川方明[NP+1.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「過去2回の金融緩和は円高が景気に悪影響との判断に基づくもの」「為替の動きに機械的に対応して金融政策を行うわけではない」

中国政府関係[NP-4.0 HDP +2.1 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP -0.2]
・陳中国商務相「インフレ圧力は2012年も続く」「中国経済は来年、一段と減速するリスクがある」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは28日、「ユーロ圏のソブリン危機の深刻化が進むと、ユーロ圏諸国のソブリン格付けが脅かされる」との見解を示した。「ユーロ圏内で複数のデフォルトの可能性は、もはや無視することは出来ない」との見解も示された。

OECD(経済協力開発機構)[NP-5.0 HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・経済協力開発機構(OECD)は28日、日本の成長率見通しは2012年が2.0%、2013年が1.6%になるとの見方を示した。デフレ圧力が2013年を通して続く可能性があるとの見解も示された。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「EUは人為的に二つのグループに分割されるべきではない」「ユーロ加盟国を分割するという考えは非常に悪い考え」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

イタリア政府関係[NP-6.0 HDP -5.4 CHDP -0.6 RHDP -5.4 CRHDP -0.6]
・イタリア地元紙は27日、「イタリアの債務危機がさらに悪化する可能性があるため、国際通貨基金(IMF)が中心となって最大6000億ユーロの支援を準備している」と報じた。

2011年11月28日のFX要人発言・ニュース

イタリア政府関係[NP-6.0 HDP -5.4 CHDP -0.6 RHDP -5.4 CRHDP -0.6]
イタリア政府関係・イタリア地元紙は27日、「イタリアの債務危機がさらに悪化する可能性があるため、国際通貨基金(IMF)が中心となって最大6000億ユーロの支援を準備している」と報じた。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「EUは条約の改正によって予算制限を強制することができる」「ユーロは危機を脱出できると確信している」

クリスチャン・ノワイエ[NP-5.6 HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「欧州危機は大幅に悪化している」「市場のストレスが強まっている」

クリスチャン・ノワイエ[NP+1.0 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ユーロへの信頼は引き続き高い」「ユーロ相場は歴史的な基準からすると依然として高い水準にある」

クリスチャン・ノワイエ[NP-3.0 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.2]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ECBによる限定的な介入は正当化される」「ECBの責務はマネタリーベースの拡大ではない」

西村清彦[NP+1.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
西村清彦・西村日銀副総裁「金融緩和政策が商品需要に影響を与えている」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・米ウォールストリート・ジャーナル紙は28日、ICAPなどがギリシャがユーロを離脱し、ドラクマに戻るケースに対応するため、EBS(電子ブローキングシステム)の準備を行っていると伝えた。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
米政府関係・米財務省は28日、ガイトナー米財務長官がファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領と29日に会談を行うと発表した。

クリスチャン・ノワイエ[NP+2.0 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ECBは市場の緊張には対処するが、欧州危機の解決は政府の責任である」「中銀は金融政策上の理由に限って行動すべき」

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「イタリアが財政規律を示せば、市場の信頼を回復できる」「イタリアと国際通貨基金(IMF)の協議の可能性についてはコメントできない」「フランスの銀行の資金調達環境は比較的良好」

日本政府関係[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.0]
日本政府関係・中尾武彦財務官「日本の景気回復はしっかりしている」「市場が投機的なら単独で介入する可能性を排除しない」

白川方明[NP-4.8 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
白川方明・白川方明日銀総裁「日本経済の最大のリスク要因は欧州のソブリン債務危機」「政府は適切に為替介入を実施している」「政府の介入は相応の効果を発揮した」

白川方明[NP+1.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁「過去2回の金融緩和は円高が景気に悪影響との判断に基づくもの」「為替の動きに機械的に対応して金融政策を行うわけではない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。イタリア地元紙が27日、「国際通貨基金(IMF)がイタリアの債務危機がさらに悪化した場合に備えて、最大6000億ユーロの支援を準備している」と報じたことを受けて、イタリアの財政問題に対する警戒感が後退し、リスク回避目的で積み上がっていた円買いポジションを解消する動きが続いた。時間外の米株価指数先物や28日午前の日本株が堅調に推移したことも、円売りを促した。ただ、ドルに対しては「国内大手銀から円買いドル買いが出た」との指摘があったものの、対ユーロ中心にドル売りが進んでいることにつれた円買いドル売りも見られ下値が堅い。
 しかし、昼過ぎに「一部通信社がイタリア地元紙の報道を否定する見解を示した」と伝わったため、円売りの動きはいったん収まった。

中国政府関係[NP-4.0 HDP +2.1 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP -0.2]
中国政府関係・陳中国商務相「インフレ圧力は2012年も続く」「中国経済は来年、一段と減速するリスクがある」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは28日、「ユーロ圏のソブリン危機の深刻化が進むと、ユーロ圏諸国のソブリン格付けが脅かされる」との見解を示した。「ユーロ圏内で複数のデフォルトの可能性は、もはや無視することは出来ない」との見解も示された。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは28日、「FRBのストレステストは米国銀行の格付けにポジティブな影響をもたらす」との見解を示した。

白川方明[NP-4.8 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁「国際金融資本市場では全体として緊張感の高い状態が続いている」「欧州経済は減速が明確、米経済は下方に振れやすい」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.0]
日本政府関係・本邦当局者の話として、「国際通貨基金(IMF)によるイタリア支援についてG7では議論していない」と伝えた。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)の報道官が28日、イタリア政府と金融支援する計画について協議していないとの見解を示した。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・28日の欧州債券市場で、ポルトガルとドイツ10年物国債の利回りスプレッドが一時1094bpとユーロ導入以来最大の水準まで拡大したという。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。イタリア地元紙が27日、国際通貨基金(IMF)がイタリア支援を準備していると伝えたことに関して、「IMFがイタリアを支援する」との報道に信憑性はなく、G7でもIMFによる支援については話し合われなかった」と報じたほか、IMF報道官は28日にイタリアと金融支援に関する協議は行っていないとの見解を示した。イタリアの財政問題の解決期待が後退したとして対ユーロ中心に円の買い戻しが入った。もっとも、後場の日本株や時間外の米株価指数先物が堅調地合いを保ったため、円買いは一時的だった。
 欧州勢参入後は、イタリアの2年物国債利回りが8%乗せしたことが嫌気されてユーロに対して円買いが散見されたものの、欧州の株式相場が堅調に推移している影響で円買いは早々に収まった。

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁(CNBCとのインタビューで)「ユーロ圏に景気後退の兆候はない」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債を購入している模様。

OECD(経済協力開発機構)[NP-5.0 HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)は28日、日本の成長率見通しは2012年が2.0%、2013年が1.6%になるとの見方を示した。デフレ圧力が2013年を通して続く可能性があるとの見解も示された。

フィリップ・ヒルデブランド[NP-5.0 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP +0.2]
フィリップ・ヒルデブランド・ヒルデブランド・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁「スイスフランは将来低下すると予想」「スイスフランはより高く評価されている」「今後数年間は困難な時期となるだろう」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・独政府報道官の話として「ユーロ圏危機がドイツ政府により支援される以外、解決法はない」「11月末までにEFSFがその能力を最適に活用する状況にある必要」「ドイツとフランスは具体的かつ制限されたEU条約変更の提案で協力している」などと伝えた。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、イタリアに対する保証コストが低下。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、イタリアのソブリンCDS5年物スプレッドは一時532bpまでタイトニングした。また、スペインは465bp、ベルギーは396bp、フランスは235bp、ドイツは111bpまでそれぞれタイトニングした。

ベルギー政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ベルギー政府関係・ベルギー政府は28日、2018年・2021年・2035年・2041年に償還を迎える国債入札を実施した。2018年償還債の平均利回りは5.462%で応札倍率は5.89倍、2021年は5.659%で2.59倍、2035年は5.774%で1.58倍、2041年は5.784%で1.44倍となった。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州委員会は「いかなるユーロ共同債の提案もユーロ圏がともにいることを支援し分裂させないだろう」との認識を示した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州委員会は「イタリアはいかなる金融支援も要請していない」「イタリア救済に関する欧州レベルでの協議はない」などの見解を示した。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「EUは人為的に二つのグループに分割されるべきではない」「ユーロ加盟国を分割するという考えは非常に悪い考え」

デーヴィッド・キャメロン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.7 RHDP -1.2 CRHDP -0.7]
デーヴィッド・キャメロン・キャメロン英首相の報道官は28日、英首相とサルコジ仏大統領が12月2日にパリで会談することを明らかにしたと伝えられた。

クラウス・レグリング[NP     HDP -1.8 CHDP -3.8 RHDP -1.8 CRHDP -3.8]
クラウス・レグリング・議会筋の話として報じたところによると、レグリング・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)最高経営責任者は独議員に対し「市場の状況はEFSFの4-5倍のレバレッジがもはや可能でないことを意味する」と伝えたという。また、メルケル独首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU)の議員は「EFSFのレバレッジは3-4倍となる可能性があり市場が決めなければならない」との認識を示したとのこと。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日の欧州外国為替市場で円は弱含み。欧州株相場や時間外のダウ先物が大幅に上昇し、財政懸念国の国債利回りの上昇が収まったことを背景に、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円買い外貨買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時本日高値となる1ドル=77円78銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は19時過ぎに一時1ユーロ=104円05銭前後まで買われた。
・ユーロドルは欧州株や時間外の米株価指数先物の大幅高を受けて、ユーロ買いドル売りが優勢になった。19時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.3399ドル前後まで上げた。ただ、その後は節目の1.3400ドルを目前に失速し、1.33ドル台半ばまで下押しする場面があった。
 なお、この日発表になったGfk調査の12月独消費者信頼感指数は5.6と市場予想を上回ったほか、11月の独消費者物価指数(CPI)速報値は前月比横ばいと予想通りの結果となった。これら独経済指標に対する市場の反応は薄かった。

フランス政府関係[NP     HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
フランス政府関係・バロワン仏経済財務雇用相「信頼感の回復が成長見通しの鍵となる」「ECBは独立している」「フランスは3度目の緊縮財政計画を用意していない」

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