2011年12月1日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して戻りが鈍い。中国人民銀行は30日、預金準備率を0.50%引き下げると発表。中国の経済成長鈍化に歯止めが掛かるとの見方から、資源貿易関係の深い豪ドルなどに対し円売りが先行した。また、日米欧の主要中央銀行6行が国際金融システムに対する流動性支援提供能力を拡充するための協調対応策を公表。現行の米ドルスワップ協定の金利を0.50%引き下げ、期限を2013年2月1日まで延長することが明らかとなった。欧州・資源国通貨に対してドルを調達通貨とした運用機運が高まり、同時に円安が進行した。11月ADP全米雇用報告や11月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、10月米住宅販売保留指数が相次いで予想を上回ったことも好感され、欧米株式相場が上値を試す展開となったことも低金利の円を押し下げる要因となった。また、市場の一部では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて、月末絡みの円売り外貨買いが入ったのでは」との声もあった。
 フィキシングを通過すると、足もとの下落に対する買い戻しが入り下値が切り上がった。ただ、ダウ平均が総じて400ドル超高を維持し、引けにかけて490ドル超高となるなど投資家のリスク志向が改善するなかで円の戻りは限られた。
 一方、円はドルに対して伸び悩み。6中銀による協調対応策などを材料にドルが全面安となった流れに沿って、円高ドル安が急速に進んだ。ただ、予想を上回る米経済指標が相次いだほか、ドル以外の通貨に対して円売りが優位となった影響から上値は重かった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対しては買いが目立った。10月豪小売売上高と10月豪住宅建設許可件数が市場予想よりも弱い結果となったことや、経済の結びつきの強い中国の11月製造部門購買担当者景気指数(PMI)と11月HSBC中国製造業PMIが予想を下回ったことなどを受けて円買い豪ドル売りが入った。
 一方、円は豪ドル以外の通貨に対しては一進一退。対豪ドルでの円買いがその他通貨に波及する面があったが、同時に豪ドル米ドルの下落につれて円売りドル買いが出たことが円全般の上値を抑えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。後場の日経平均株価が200円超の上げ幅となったことや時間外の米株価指数先物が持ち直したことなどを受けて円売りが出る場面があった。しかし、日本株は引けにかけて上げ幅を縮めた上、米株価指数先物はその後下げに転じたため円売りは長続きしなかった。欧州勢が参入してくると、時間外の米株価指数先物が下げ幅を拡大。リスクポジション解消目的の円買い圧力が高まっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。スペインとフランスの国債入札を控えて様子見ムードが強まったため、しばらくは方向感が出なかった。両国の国債入札を無事通過すると、対ユーロ中心に円売りが出る場面もあったが、時間外のダウ先物や独株価指数が下げたこともあり円売りは長続きしなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。手掛かり材料難から、1ドル=77円台後半での小動きが続いた。
・ユーロ円はユーロ高ドル安につれて一時1ユーロ=105円06銭前後まで値を上げたものの、105円台での滞空時間は短かった。
・ユーロドルはドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「経済見通しに対するダウンサイドリスクが増した」「ECBの債券市場への介入は限定的にのみ可能」などと述べたことが嫌気されて17時30分過ぎに一時1ユーロ=1.34174ドル前後まで下げたものの、下値の堅さが確認されると次第に買い戻しが進んだ。スペイン、フランス国債入札を無事通過したことが明らかになるとユーロ買いが加速し、一時1.35212ドル前後と日通し高値を付けた。もっとも、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想よりも弱い内容だったことが分かると、ダウ先物が失速。1.34ドル台後半まで下押しした。市場では「本日のNYカット(日本時間24時)に行使期限を迎えるオプションが1.3500ドルに観測されており、24時に向けて1.3500ドルに収れんしやすい」との指摘があった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)の報道官は30日、米連邦公開市場委員会(FOMC)は9対1でスワップ協定の金利引き下げを決定し、ラッカー米リッチモンド連銀総裁が反対票を投じたことを明らかにしたと伝えられた。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「米経済は11地区で緩やかに拡大した」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「消費支出は緩やかに上昇した」「製造業はほとんどの地域で安定したペースで拡大」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「雇用は全体的に停滞している」「住宅市場は依然として低迷。商業不動産も停滞している」

ジェフリー・ラッカー[NP+4.0 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「スワップが財政政策として考えられるため、ドルスワップの変更に反対票を投じた」「国債購入を通じてFRBは十分なドルの流動性を引き続き供給できる」「ドルスワップの金利が公定歩合を下回ることにも反対した」

マリオ・ドラギ[NP-5.0 HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.3]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済見通しに対するダウンサイドリスクが増した」「ECBの債券市場への介入は限定的にのみ可能」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチのライリー氏は1日、ブルームバーグとのインタビューのなかで「欧州債務危機が増大すれば、フランスやイタリアの格付けは危険にさらされる」などの認識を示した。

ポール・タッカー[NP-5.6 HDP +0.8 CHDP -0.4 RHDP +0.8 CRHDP -0.4]
・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「状況は並外れて危険」「銀行は資本を引き上げるために出来ることをしなければならない」「今後数カ月で何が起きてもおかしくない」

マーヴィン・キング[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.4]
・キング英中銀総裁「英国はユーロ圏と同様の支払い能力の課題に直面していない」「英国債の利回り低下は数多くの要因があり、単に量的緩和が要因でない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-6.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
・米シンクタンク・リポートによると、「米連邦準備理事会(FRB)は今月の会合で公定歩合を現行の0.75%から0.50%に引き下げる可能性がある」という。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

デーヴィッド・キャメロン[NP-5.0 HDP -1.8 CHDP -0.6 RHDP -1.8 CRHDP -0.6]
・キャメロン英首相「ユーロが崩壊すれば英国のGDPは落ち込む」「ユーロ崩壊は英国にとって非常に悪い」

2011年12月1日のFX要人発言・ニュース

ジム・フラハティ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.3]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「本日の中央銀行の協調行動は前向きなステップであり、一段の流動性創出を支援するだろう」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「投資家は徐々に欧州を避けている」「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の能力は7500億ユーロ程度になる見通し」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「EU財務相は銀行向け国家保証をめぐって合意した」「ギリシャに関する新たなプログラムをめぐる協議は年内の決着を目指す」「IMFによるイタリア救済の話は知らない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)の報道官は30日、米連邦公開市場委員会(FOMC)は9対1でスワップ協定の金利引き下げを決定し、ラッカー米リッチモンド連銀総裁が反対票を投じたことを明らかにしたと伝えられた。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・イランの首都テヘランで29日に起きた英国大使館乱入事件で、英政府は30日、在ロンドンのイラン大使館の即時閉鎖とイラン人職員全員の48時間以内の国外退去を求めた。これに対してイラン外務省は「早まった判断だ」との見解を示したほか、「イランは一段の適切な行動を取る」と述べた。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「我々はユーロの安定化による市場の結果を示さなければならない」「ユーロ圏にさらなる安定性をもたらすため、制限された条約変更を要請する」「EFSFの機能強化に関する最新の決定は重要」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.4]
連邦準備制度理事会(FRB)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「米経済は11地区で緩やかに拡大した」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「消費支出は緩やかに上昇した」「製造業はほとんどの地域で安定したペースで拡大」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「雇用は全体的に停滞している」「住宅市場は依然として低迷。商業不動産も停滞している」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.8 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「中央銀行が断固たる行動を取る時は市場に影響があり、それは我々が本日見たものだ」「欧州における現在の危機の迅速な解決法を見つけなければならない」「解決法のタイミングについてコメントできない」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.8 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「IMFは欧州以外の国のための資金保有を確保したい」

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・米格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスは30日、フランスの格付けを「AA-」から「A」に引き下げたと発表した。CNBCが報じた。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)傘下のニューヨーク連銀は30日、12月2-28日に20回のオペを通じて450億ドル程度の長期債を買い入れ、520億ドル程度の短期債を売却すると発表した。オペレーション・ツイストの一環。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は30日、ヒューレット・パッカード(HP)の格付けを「A」から「BBB+」に引き下げたと発表した。見通しは「安定的」とした。

ジェフリー・ラッカー[NP+4.0 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP +0.0]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「スワップが財政政策として考えられるため、ドルスワップの変更に反対票を投じた」「国債購入を通じてFRBは十分なドルの流動性を引き続き供給できる」「ドルスワップの金利が公定歩合を下回ることにも反対した」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ブラジル中銀は30日、政策金利を現行の11.50%から11.00%に引き下げることを決めたと発表した。市場予想通りの結果となった。

リチャード・フィッシャー[NP     HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP +0.0]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「FRBは欧州を救済しているわけではない」「FRBの行動はドル不足を満たすためのもの」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・30日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して戻りが鈍い。中国人民銀行は30日、預金準備率を0.50%引き下げると発表。中国の経済成長鈍化に歯止めが掛かるとの見方から、資源貿易関係の深い豪ドルなどに対し円売りが先行した。また、日米欧の主要中央銀行6行が国際金融システムに対する流動性支援提供能力を拡充するための協調対応策を公表。現行の米ドルスワップ協定の金利を0.50%引き下げ、期限を2013年2月1日まで延長することが明らかとなった。欧州・資源国通貨に対してドルを調達通貨とした運用機運が高まり、同時に円安が進行した。11月ADP全米雇用報告や11月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、10月米住宅販売保留指数が相次いで予想を上回ったことも好感され、欧米株式相場が上値を試す展開となったことも低金利の円を押し下げる要因となった。また、市場の一部では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて、月末絡みの円売り外貨買いが入ったのでは」との声もあった。
 フィキシングを通過すると、足もとの下落に対する買い戻しが入り下値が切り上がった。ただ、ダウ平均が総じて400ドル超高を維持し、引けにかけて490ドル超高となるなど投資家のリスク志向が改善するなかで円の戻りは限られた。
 一方、円はドルに対して伸び悩み。6中銀による協調対応策などを材料にドルが全面安となった流れに沿って、円高ドル安が急速に進んだ。ただ、予想を上回る米経済指標が相次いだほか、ドル以外の通貨に対して円売りが優位となった影響から上値は重かった。

安住淳[NP-4.0 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.1]
安住淳・安住淳財務相「各国中銀の決定は非常にいいタイミング」「為替に対する方針は全く変えていない」

野田佳彦[NP     HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
野田佳彦・1日、野田佳彦首相が安住淳財務相に対して第4次補正予算を取りまとめるように指示したと伝えた。

安住淳[NP-3.0 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「タイの洪水や円高に対して間断なく予算措置を講じ日本経済を支える」「日米欧中銀のドル供給強化を高く評価」「邦銀は危機的状況にはなく安定感ある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対しては買いが目立った。10月豪小売売上高と10月豪住宅建設許可件数が市場予想よりも弱い結果となったことや、経済の結びつきの強い中国の11月製造部門購買担当者景気指数(PMI)と11月HSBC中国製造業PMIが予想を下回ったことなどを受けて円買い豪ドル売りが入った。
 一方、円は豪ドル以外の通貨に対しては一進一退。対豪ドルでの円買いがその他通貨に波及する面があったが、同時に豪ドル米ドルの下落につれて円売りドル買いが出たことが円全般の上値を抑えた。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・フィリピン中銀は1日、政策金利を4.50%に据え置くことを決めたと発表した。

マリオ・ドラギ[NP-5.0 HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP -0.3]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済見通しに対するダウンサイドリスクが増した」「ECBの債券市場への介入は限定的にのみ可能」

野田佳彦[NP-4.6 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦首相「4次補正予算で追加的な国債は発行しない」「歴史的な円高にさいなまれる日本経済全体の建て直しが必要」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。後場の日経平均株価が200円超の上げ幅となったことや時間外の米株価指数先物が持ち直したことなどを受けて円売りが出る場面があった。しかし、日本株は引けにかけて上げ幅を縮めた上、米株価指数先物はその後下げに転じたため円売りは長続きしなかった。欧州勢が参入してくると、時間外の米株価指数先物が下げ幅を拡大。リスクポジション解消目的の円買い圧力が高まっている。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・レスラー独副首相兼経済技術相「欧州共同債のアイデアを拒否することでメルケル首相と合意」「危機の根源に対処するには3-5年かかる可能性」

スペイン政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
スペイン政府関係・スペイン政府は1日、2015年償還債、2016年償還債、2017年償還債の国債入札を実施した。15年償還債の平均落札利回りは5.187%、応札倍率は2.7倍となり、16年償還債の平均落札利回りは5.276%、応札倍率は2.8倍に、17年償還債の平均落札利回りは5.544%、応札倍率は2.7倍となった。なお、スペイン政府は入札によって目標上限の37.5億ユーロを調達したことも明らかにした。

フランス政府関係[NP     HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
フランス政府関係・フランス政府は1日、2017年・2021年・2026年・2041年に償還を迎える国債入札を実施した。2017年償還債の平均利回りは2.42%で応札倍率は4.403倍、2021年は3.18%で3.046倍、2026年は3.65%で3.239倍、2041年は3.94%で2.257倍となった。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は1日、豪ANZ銀行の格付けを「AA」に、マッコーリー銀行の格付けを「BBB」に引き下げたと発表した。

マーヴィン・キング[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.4]
マーヴィン・キング・キング英中銀総裁「銀行が直面するスパイラルは、システミック危機の様相を呈している」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチのライリー氏は1日、ブルームバーグとのインタビューのなかで「欧州債務危機が増大すれば、フランスやイタリアの格付けは危険にさらされる」などの認識を示した。

マーヴィン・キング[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.4]
マーヴィン・キング・キング英中銀総裁「ユーロ圏の危機は、支払い能力の危機であって流動性ではない」

マーヴィン・キング[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.4]
マーヴィン・キング・キング英中銀総裁「BOEや政府は幅広い緊急時対応策を作成している」「欧州債務危機には多くの起こりうる結果がある」「ユーロ圏首脳は困難な決定を下さなければならない」「ユーロ圏解体で何がおこるか実際は誰もわからない」

マーヴィン・キング[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.4]
マーヴィン・キング・キング英中銀総裁「支払い能力の問題は政府によって取り組まれる必要があり、中央銀行によってではない」

デーヴィッド・キャメロン[NP-5.0 HDP -1.8 CHDP -0.6 RHDP -1.8 CRHDP -0.6]
デーヴィッド・キャメロン・キャメロン英首相「ユーロが崩壊すれば英国のGDPは落ち込む」「ユーロ崩壊は英国にとって非常に悪い」

ポール・タッカー[NP-5.6 HDP +0.8 CHDP -0.4 RHDP +0.8 CRHDP -0.4]
ポール・タッカー・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「状況は並外れて危険」「銀行は資本を引き上げるために出来ることをしなければならない」「今後数カ月で何が起きてもおかしくない」

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、イタリアに対する保証コストが低下。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、イタリアのソブリンCDS5年物スプレッドは一時458bpまでタイトニングした。また、スペインは381bp、ベルギーは290bp、フランスは191.5bp、ドイツは93.5bpまでそれぞれタイトニングした。

マーヴィン・キング[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.4]
マーヴィン・キング・キング英中銀総裁「英国はユーロ圏と同様の支払い能力の課題に直面していない」「英国債の利回り低下は数多くの要因があり、単に量的緩和が要因でない」

ブラジル政府関係[NP     HDP -0.9 CHDP -0.2 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
ブラジル政府関係・マンテガ・ブラジル財務相「2012年は5%成長が目標」「世界的な危機がブラジル経済を汚染することを許さない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。スペインとフランスの国債入札を控えて様子見ムードが強まったため、しばらくは方向感が出なかった。両国の国債入札を無事通過すると、対ユーロ中心に円売りが出る場面もあったが、時間外のダウ先物や独株価指数が下げたこともあり円売りは長続きしなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。手掛かり材料難から、1ドル=77円台後半での小動きが続いた。
・ユーロ円はユーロ高ドル安につれて一時1ユーロ=105円06銭前後まで値を上げたものの、105円台での滞空時間は短かった。
・ユーロドルはドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「経済見通しに対するダウンサイドリスクが増した」「ECBの債券市場への介入は限定的にのみ可能」などと述べたことが嫌気されて17時30分過ぎに一時1ユーロ=1.34174ドル前後まで下げたものの、下値の堅さが確認されると次第に買い戻しが進んだ。スペイン、フランス国債入札を無事通過したことが明らかになるとユーロ買いが加速し、一時1.35212ドル前後と日通し高値を付けた。もっとも、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想よりも弱い内容だったことが分かると、ダウ先物が失速。1.34ドル台後半まで下押しした。市場では「本日のNYカット(日本時間24時)に行使期限を迎えるオプションが1.3500ドルに観測されており、24時に向けて1.3500ドルに収れんしやすい」との指摘があった。

ジェームズ・ブラード[NP     HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「中銀のドルスワップに関する合意を支持する」「バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は政策に関して非常に革新的」「ユーロ圏危機の解決に特効薬はない」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「欧州がより強くなるための結束を推し進め、新たな境界に陥ることは避けなければならない」

ジェームズ・ブラード[NP     HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・米セントルイス連銀総裁「FRBのカレンダーに基づく低金利のコミットは政策立案者にとって悩みの種を生み出している」

ジェームズ・ブラード[NP+2.0 HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP -0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード・米セントルイス連銀総裁「2012年の3.5%成長を予想」「2013年半ばまでの約束を調整するか、FRBはいま決定しなければならない」「米国は財政を黒字に回帰することができる」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-6.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米シンクタンク・リポートによると、「米連邦準備理事会(FRB)は今月の会合で公定歩合を現行の0.75%から0.50%に引き下げる可能性がある」という。

イタリア政府関係[NP     HDP -5.4 CHDP -0.6 RHDP -5.4 CRHDP -0.6]
イタリア政府関係・イタリア政府当局者の話として報じたところによると、ガイトナー米財務長官は7日にモンティ・イタリア首相と会談するという。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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