2011年11月30日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・関係筋の話として報じたところによると、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模を1兆ユーロに拡大する欧州の努力は不十分であり、イタリアやスペインを債務危機から守るため欧州中央銀行(ECB)により大きく新たな役割が必要となる可能性があるという。
リュック・フリーデン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フリーデン・ルクセンブルク財務相「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)レバレッジの目標1兆ユーロは達成は困難」
ジャネット・イエレン[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.1]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「FRBは金利誘導や資産購入で緩和できる」「世界経済の下振れリスクが著しく増大している」「米住宅部門のより迅速な回復を促すため追加の政策を強く主張する」
デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「一段の債券購入が経済を支援することについて懐疑的」
デニス・ロックハート[NP+4.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米国は量的緩和が必要とされる厳しい状況に近くない」「債券購入はリセッションのなかでより意味をなす」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)が29日公表した公定歩合に関する会議の議事録で、11の地区連銀が公定歩合の据え置きを主張した一方、カンザスシティー地区連銀が0.75%から1.00%への引き上げを提案していたことが分かった。なお、議事録では「米経済成長は減速と変動の激しさがみられる」との認識が示された。
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.6 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「今年のFOMCの行動は、FOMCの信任を低下させた」「2012年に金融緩和を解除する必要があるかも知れない」
クリスチャン・ノワイエ[NP-5.6 HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「物価安定に対するダウンサイドリスクが高まっている」
クリスチャン・ノワイエ[NP-5.8 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「市場が混乱している間には、一時的かつ異例な介入の可能性もある」「債券の買い入れプログラムは、ECBの最重要責務で完全に正当化される」
安住淳[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「覆面介入の可能性について申し上げられない」
中国人民銀行関係[NP-6.6 HDP +2.5 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP -0.4]
・中国人民銀行は30日、銀行の預金準備率を0.50%引き下げると発表した。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
・30日の欧州債券市場でドイツ連邦債2年物の利回りは低下。一時0.30%とユーロ導入以来の低水準を付けた。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・FRB、ECB、日銀、SNB、BOC、BOEは30日、国際金融システム支援策を発表。各中央銀行は現行のドルスワップ協定の金利引き下げで合意した。
白川方明[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「国際金融市場はこの1ヶ月間緊張度を高めている」「各国中銀が協力して行動することが市場の安心感につながる」「リーマンショックで金融システムが不安定となる怖さを認識しており、ドル調達金利が0.5%低下することで金融機関は借りやすくなる」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
中国人民銀行関係[NP-6.6 HDP +2.5 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP -0.4]
・中国人民銀行は30日、銀行の預金準備率を0.50%引き下げると発表した。
2011年11月30日のFX要人発言・ニュース
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・関係筋の話として報じたところによると、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模を1兆ユーロに拡大する欧州の努力は不十分であり、イタリアやスペインを債務危機から守るため欧州中央銀行(ECB)により大きく新たな役割が必要となる可能性があるという。
ジョージ・プロボポラス[NP-5.8 HDP -1.7 CHDP -0.2 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
・プロボポラス・ギリシャ中銀総裁「ギリシャ経済は今年、5.8%の縮小になる見込み」
リュック・フリーデン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フリーデン・ルクセンブルク財務相「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)だけでは危機を解決できない」
リュック・フリーデン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フリーデン・ルクセンブルク財務相「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)レバレッジの目標1兆ユーロは達成は困難」
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)レバレッジはたった2.5倍になる見通し」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は29日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-2041年5月に償還を迎える米国債25億4100万ドルを購入したと発表した。
ジャネット・イエレン[NP-5.4 HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.1]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「追加金融緩和の余地は依然としてある」
ジャネット・イエレン[NP-5.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.1]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「FRBは金利誘導や資産購入で緩和できる」「世界経済の下振れリスクが著しく増大している」「米住宅部門のより迅速な回復を促すため追加の政策を強く主張する」
エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP HDP -4.2 CHDP -0.3 RHDP -4.2 CRHDP -0.3]
・ベニゼロス・ギリシャ財務相(ユーロ圏財務相会合を前に)「ギリシャは次回の金融支援融資を得るために必要な全ての条件を満たしている」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は29日、ルーマニア自国通貨建て格付けを「BBB-」から「BB+」に引き下げたと発表した。また、外貨建て格付けは据え置いた。
ジャネット・イエレン[NP HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.1]
・イエレン・米連邦準備理事会(FRB)副議長「一段の金融緩和はコミュニケーションか資産購入のどちらにしてもいくらか好ましい影響がある」「人民元の上昇が必要」「債券購入はイールドカーブを平らにする可能性がある」「米国のつまづきは世界の利益にかなわない」
デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「一段の債券購入が経済を支援することについて懐疑的」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)外交筋の話として「ユーロ圏財務相はギリシャ向け80億ユーロの支援融資拠出で合意する」と伝えた。
デニス・ロックハート[NP+4.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米国は量的緩和が必要とされる厳しい状況に近くない」「債券購入はリセッションのなかでより意味をなす」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)が29日公表した公定歩合に関する会議の議事録で、11の地区連銀が公定歩合の据え置きを主張した一方、カンザスシティー地区連銀が0.75%から1.00%への引き上げを提案していたことが分かった。なお、議事録では「米経済成長は減速と変動の激しさがみられる」との認識が示された。
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ダウ・ジョーンズ通信が報じたところによると、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)レバレッジは2-3倍になるようだ。また、結論については現地時間今晩にも出されるとしている。
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「米国はユーロ圏危機が解決されることに非常に深い関心がある」
バラク・オバマ[NP HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「テヘラン(イランの首都)での英大使館襲撃は受け入れられない」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
・ショイブレ独財務相とバロワン仏財務相は29日、「欧州中央銀行(ECB)の独立性を尊重する」との見解を示した。また、「ドラギECB総裁がECBの最善策を決定するだろう」とした。
ユッタ・ウルピライネン[NP HDP -5.0 CHDP +1.0 RHDP -5.0 CRHDP +1.0]
・ウルピライネン・フィンランド財務相「この数週間が欧州の唯一の通貨であるユーロの将来にとってきわめて重要な期間になる」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは29日、事態が悪化すればフランスは最上級格付け「AAA」を失うリスクがあるとの見解を示したと伝えられた。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)は29日、ブリュッセルで開かれたユーロ圏財務相会合に提出したリポートで「イタリアは市場の混乱に断固とした対応が必要」「イタリアは経済の立て直しと成長改善が必要」との見解を示した。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は29日、米シティグループやバンク・オブ・アメリカ(BOA)などの格付けを「A」から「A-」に引き下げたと発表したと伝えられた。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
・国際通貨基金(IMF)は29日、イタリアやスペインと融資に関して協議していないことを再確認したと発表したと伝えられた。
ジョン・ウィリアムズ[NP-4.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「欧州は世界経済の主要な下振れリスク」「FRBの政策は万能薬でない」
ジョン・ウィリアムズ[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP -0.1 RHDP -2.9 CRHDP -0.1]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「ツイスト・オペは正しい方向への動き」「FRBには政策金利の見通しを発表する選択肢がある」「FRBが金利見通しを効果的に伝えることが出来れば有効な手段となる」
ディディエ・レインダース[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・レインダース・ベルギー財務相「財務相会合では欧州金融安定ファシリティ(EFSF)で前進があった」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「財務相会合はギリシャや欧州金融安定ファシリティ(EFSF)で重要な前進があった」「ギリシャへの融資実行で合意」「ギリシャへの支払いは12月中旬までに実行される」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「財務相会合は欧州金融安定ファシリティ(EFSF)のレバレッジの選択肢で合意」「EFSFのレバレッジの選択肢を今後も検討」
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の声明として「新たに発行されたユーロ圏の債券に関して部分的に保証することで合意」「債券に関する部分的な保証は20-30%となる」などと伝えた。
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ユーロ圏財務相は各国財政への介入に関する欧州委員会の提案を支持」
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の声明として「第2次ギリシャ支援プログラム後の救済基金はレバレッジとして利用できる額がおよそ2500億ユーロとなると予想される」と伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。欧州中央銀行(ECB)は29日、1週間物預金入札で85の金融機関から1942億ユーロの応札があったと発表。昨年5月から国債購入を通じて供給した2035億ユーロを下回り、流動性を完全に不胎化できなかったとして円買いユーロ売りが先行すると、その他の通貨に対しても円買いがやや入った。ただ、市場では「ECBがイタリア支援のため国際通貨基金(IMF)に融資する」との出所不明の噂が広がり、ユーロなどに対する円買いが一服した。また、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが29日発表した11月の米消費者信頼感指数が56.0と市場予想平均の44.0程度を上回ったことを受けて円買いドル買いが一時強まったうえ、ダウ平均の買いが先行したことが投資家心理の改善につながり、低金利の円全体が押し下げられた。もっとも、市場では「ユーロ圏財務相会合の結果を見定めたい」との雰囲気も強く、中盤以降は次第に方向感を欠いた。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の能力は1兆ユーロ未満になる見通し」
フランス政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・バロワン仏経済財務雇用相「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)が拡充できると確信している」
フランス政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・バロワン仏経済財務雇用相「現在、IMFのイタリアへの関与はモンティ伊首相が合意した監視のみ」
ユルゲン・シュタルク[NP HDP +1.1 CHDP -0.1 RHDP +1.3 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ユーロが1年後も存在することは疑いない」「ECBがあらかじめ利下げをコミットすることはない」「ECBは2012年経済予測の修正を検討しており今週末にかけて確定する」「ECBは2012年に経済活動が著しく減速すると予想」
フランス政府関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・フランス大統領アドバイザー「中国などが欧州支援の用意をしている」「中国などの支援は国際通貨基金(IMF)を通じて行われるだろう」
ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.6 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.0]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「今年のFOMCの行動は、FOMCの信任を低下させた」「2012年に金融緩和を解除する必要があるかも知れない」
クリスチャン・ノワイエ[NP-5.6 HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「欧州と世界の状況は過去数週間で著しく悪化した」「ソブリン債務危機対応への民間関与はまったく適切と思われる」
クリスチャン・ノワイエ[NP-5.0 HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ユーロへの信頼は引き続き強い」「過去の基準ではユーロ相場は依然として高い水準にある」
クリスチャン・ノワイエ[NP-5.6 HDP -0.6 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「物価安定に対するダウンサイドリスクが高まっている」
クリスチャン・ノワイエ[NP-5.8 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「市場が混乱している間には、一時的かつ異例な介入の可能性もある」「債券の買い入れプログラムは、ECBの最重要責務で完全に正当化される」
西村清彦[NP-4.6 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.1]
・西村日銀副総裁「景気の持ち直しテンポは穏やかになっている」「為替市場動向を注視していく必要がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい月末の5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて対ドルで円売りが出て、その他通貨にも円売りが波及した。
しかし、仲値を通過すると徐々に下値を切り上げた。「国内輸出企業から円買いドル売りが入った」との指摘があり、その他通貨に対しても円の買い戻しが進んだ。時間外の米株価指数先物や30日午前の上海総合指数が下げ幅を拡大したことを受けて、リスクポジション解消目的の円買いも入っている。
エルッキ・リーカネン[NP HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ECBはユーロ圏の物価の安定を確実にしなければならない」「銀行に対する流動性を確実にするために知恵を絞っている」「欧州共同債は、危機解決に間に合う時期での実現は難しい」
西村清彦[NP-4.8 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・西村日銀副総裁「ファンダメンタルズで説明できない円高に対してはきちんとした対処が重要」「(介入について)過度の変動は許さないという姿勢を示した点で十分効果はあった」
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・G20高官の話として、「12月に財務相会合を開催するという案について進展はない」「国際通貨基金(IMF)のリソース拡大に向けた取り組みで進展はないもよう」などと伝えた。
野田佳彦[NP HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
・野田佳彦首相「消費税含む改革の考え方は年内目処に結論を出す」
イタリア政府関係[NP HDP -5.4 CHDP -0.6 RHDP -5.4 CRHDP -0.6]
・イタリア規制当局の話として、「欧州中央銀行(ECB)の役割が変わらなければ、ユーロ圏が崩壊する恐れがある」と伝えた。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・タイ中銀は30日、政策金利の1日物のレポレートを現行の3.50%から0.25%引き下げて3.25%にすることを決めたと発表した。
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「仏銀行のギリシャに対するエクスポージャーは十分に管理が可能」
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「国際通貨基金(IMF)のリソース拡大に賛成」「さらなる経済統治の強化が必要」
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「欧州共同債は、経済統治を促進した場合にのみ可能となるだろう」「財政規律を確実にする必要がある」
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ユーロ圏のインフレ率は2-3カ月以内に目標水準まで戻るだろう」「デフレを阻止しインフレに対処するため必要なあらゆる措置を講じる」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。後場の上海総合指数が一時4%近く下落したことや、時間外の米株価指数先物が下げ幅を広げたことなどを受けてリスク資産圧縮目的で円買いが入った。欧州の取引時間帯に入り、イタリア規制当局の話として、「欧州中央銀行(ECB)の役割が変わらなければ、ユーロ圏が崩壊する恐れがある」と伝えたことが分かると、対ユーロ中心に円買いが加速。円全体の上げ幅が広がった。
一方、円はドルに対しては上値が重い。欧州オセアニア通貨に対するドル買いが「円買いドル買い」を誘った。
マリア・フェクター[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フェクター・オーストリア財務相「欧州中央銀行(ECB)の債券購入の役割拡大については協議中」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.0]
・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債を購入している模様。
安住淳[NP HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
・安住淳財務相「覆面介入の可能性について申し上げられない」
中国人民銀行関係[NP-6.6 HDP +2.5 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP -0.4]
・中国人民銀行は30日、銀行の預金準備率を0.50%引き下げると発表した。
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「短期的な行動と長期的な改革を求める」「EUは債務危機を着実に克服する」
オッリ・レーン[NP HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「市場の状況は憂慮すべきであり深刻」「ユーロ共同債はより厳格な財政の監視を必要とする」
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP -1.2 CHDP -0.7 RHDP -1.2 CRHDP -0.7]
・キャメロン英首相「民間部門の年金改革が必要不可欠」
ドイツ政府関係[NP HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
・30日の欧州債券市場でドイツ連邦債2年物の利回りは低下。一時0.30%とユーロ導入以来の低水準を付けた。
マリオ・モンティ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・モンティ・イタリア首相「ユーロ共同債の考えには注意や検査が必要」
マイケル・ヌーナン[NP HDP -4.8 CHDP -0.2 RHDP -4.8 CRHDP -0.2]
・ヌーナン・アイルランド財務相「EFSFは重大な防火壁となるだろう」「欧州はIMFを含めることでより良いレバレッジを得る可能性」「EFSFにアイルランド債券購入を要請する計画はない」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.3]
・FRB、ECB、日銀、SNB、BOC、BOEは30日、国際金融システム支援策を発表。各中央銀行は現行のドルスワップ協定の金利引き下げで合意した。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・日銀は30日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0-0.1%のまま据え置くことを全会一致で決めたと発表した。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・日銀 ホームページより
カナダ銀行、イングランド銀行、日本銀行、欧州中央銀行、米国連邦準備制度およびスイス国民銀行は、本日、国際金融システムに対する流動性支援提供能力を拡充するための協調対応策を公表した。本日公表する協調対応策は、金融市場における緊張を和らげることによって、こうした緊張が家計や企業に対する信用供給に及ぼす影響を軽減し、ひいては経済活動を支えることを目的としている。
上記中央銀行は、既存の時限的な米ドル・スワップ取極に適用される金利を50ベーシス・ポイント引き下げ、新しい金利を米ドル・オーバーナイト・インデックス・スワップ・レートに50ベーシス・ポイント上乗せしたものとすることに合意した。新しい金利は、2011年12月5日以降実施されるすべてのオペレーションに適用される。米ドル・スワップ取極の期限は、2013年2月1日まで延長される。なお、イングランド銀行、日本銀行、欧州中央銀行およびスイス国民銀行は、3か月物資金供給の入札オファーを、継続して実施する。
上記中央銀行は、不測の事態への対応措置として、市場の状況によって必要とされる場合に各国・地域において上記中央銀行いずれの通貨でも流動性供給を行えるよう、各中央銀行間でそれぞれ時限的なスワップ取極を締結することにも合意した。現時点では米ドル以外の外国通貨での流動性供給が必要な状況ではないが、仮にそうした必要が生じた場合に速やかに対応し得るよう、取極を整えておくことが適当と判断される。これらのスワップ取極は、2013年2月1日まで継続することとする。
日本銀行の措置について
日本銀行は、本日、臨時金融政策決定会合を開催し、上記中央銀行と協調して、最近の国際短期金融市場の緊張に対応するための措置を講じることとした。具体的には、現在日本銀行が実施している固定金利方式の米ドル資金供給オペレーションの貸付金利を0.5%ポイント引き下げ、12月5日以降のオペレーションから適用する。この引き下げにより、新たな貸付金利は、貸付期間に応じたドル・オーバーナイト・インデックス・スワップ市場の実勢金利に0.5%ポイント上乗せしたものとなる。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・日銀ホームページより
日本銀行は30日、政策委員会・金融政策決定会合において、最近における国際短期金融市場の状況と、これが円の金融市場の流動性に及ぼし得る影響に鑑み、金融調節の円滑化を図るとともに、金融市場の円滑な機能の維持および安定性の確保に資するため、下記の諸措置を講ずることを決定しましたのでお知らせします。
1.「米ドル資金供給オペレーション基本要領」(平成22年5月10日決定)を別紙1のとおり一部改正すること。
2.「米ドル資金供給オペレーションにおける貸付対象先選定基本要領」(平成22年5月10日決定)を別紙2のとおり一部改正すること。
3.「ニューヨーク連邦準備銀行との間の為替スワップ取極要綱」(平成22年5月10日決定)を別紙3のとおり一部改正すること。
マリオ・モンティ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・モンティ・イタリア首相「ユンケル・ユーログループ議長やショイブレ独財務相、オズボーン英財務相と会談した」「前政府は緊縮財政策について重要な段階を踏んだ」「12月5日に新たな緊縮財政計画を発表するだろう」
カルロス・コスタ[NP HDP -1.5 CHDP +0.5 RHDP -1.5 CRHDP +0.5]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁「ポルトガルは困難な課題に直面している」
マリオ・モンティ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・モンティ・イタリア首相「EFSFやECB、IMFを含めた危機の解決法に関して進展があったが、依然として明確でない」
日本政府関係[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.0]
・古川元久国家戦略・経済財政担当相「今後は政府は日銀と警戒感を共有し緊密に連携する」「政府も国際金融市場動向や日本経済への影響を引き続き注視し適切に対応する」
白川方明[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「国際金融市場はこの1ヶ月間緊張度を高めている」「各国中銀が協力して行動することが市場の安心感につながる」「リーマンショックで金融システムが不安定となる怖さを認識しており、ドル調達金利が0.5%低下することで金融機関は借りやすくなる」
白川方明[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「邦銀はドル調達など資金繰りに支障がない」「欧州債務問題は流動性供給だけで解決せず、欧州は財政、経済の構造改革に取り組むことが必要となる」
白川方明[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「日銀は本日臨時政策決定会合を開催し、6中銀はドル供給オペ金利を0.5%引き下げた」「6中銀はFRBとのドルスワップ期限を2013年2月まで半年延長し、米ドル以外の資金供給に備えた多角的スワップ取り決めで合意した」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては下落。中国人民銀行が預金準備率を引き下げると発表したことを受け、欧州株や時間外のダウ先物が持ち直すと円買い外貨買いが優勢となった。日米欧の主要中央銀行6行が米ドル資金供給の拡充策で協調することで一致したと発表すると、米ドルが急落。欧州オセアニア通貨が米ドルに対して上昇したことを受けた円買い欧州通貨買い、円買いオセアニア通貨買いが出た。主要中央銀行6行の協調行動を好感し株価が急伸したことも円の重しとなった。
一方、ドルに対しては上昇。各中央銀行が現行のドルスワップ協定の金利引き下げで合意したことを受け、主要通貨に対するドル売りが強まった流れに沿った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下落。財務省が発表した外国為替平衡操作の実施状況で、10月28日-11月28日の間に9兆916億円の為替介入を実施したことが明らかになった。10月末に行われた円買いドル買い介入の市場予想規模を大きく上回り、11月に入って「覆面介入」を実施していたとの見方が広がったため、じわりと円買いドル買いが強まった。20時前に一時本日高値となる1ドル=78円15銭前後まで値を上げた。ただ、そのあとは軟調な展開に。中国が預金準備率を引き下げると発表したことで、中国との資源貿易関係の深い豪ドルが米ドルに対して上昇。豪ドル高米ドル安につれる格好で円買いドル売りが入った。各中央銀行が現行のドルスワップ協定の金利引き下げで合意したと伝わると、全般にドル売りが加速し一時77円30銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円は底堅い動き。夕刻に一時1ユーロ=103円35銭前後まで下げたあとは、欧州株相場の持ち直しにつれて買い戻しが優勢に。ユーロ高ドル安につれた円買いユーロ買いも出て、一時104円73銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルはイタリア規制当局の話として「欧州中央銀行(ECB)の役割が変わらなければ、ユーロ圏が崩壊する恐れがある」との一部報道が伝わり、一時1ユーロ=1.32599ドル前後まで売りが先行。ただ、売りが一巡すると買い戻しが優勢に。ECBによるイタリア国債購入観測を背景にショートカバーが進んだほか、中国が預金準備率を引き下げると発表したことを受けユーロ買いドル売りが入った。日米欧の主要中央銀行6行が米ドル資金供給の拡充策で協調することで一致したと発表すると、ユーロ買いドル売りが活発化し一時1.35327ドル前後まで急伸した。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)財務相は共通基準での銀行債務の国際的な保証で合意したという。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。欧州中央銀行(ECB)は29日、1週間物預金入札で85の金融機関から1942億ユーロの応札があったと発表。昨年5月から国債購入を通じて供給した2035億ユーロを下回り、流動性を完全に不胎化できなかったとして円買いユーロ売りが先行すると、その他の通貨に対しても円買いがやや入った。ただ、市場では「ECBがイタリア支援のため国際通貨基金(IMF)に融資する」との出所不明の噂が広がり、ユーロなどに対する円買いが一服した。また、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが29日発表した11月の米消費者信頼感指数が56.0と市場予想平均の44.0程度を上回ったことを受けて円買いドル買いが一時強まったうえ、ダウ平均の買いが先行したことが投資家心理の改善につながり、低金利の円全体が押し下げられた。もっとも、市場では「ユーロ圏財務相会合の結果を見定めたい」との雰囲気も強く、中盤以降は次第に方向感を欠いた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい月末の5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて対ドルで円売りが出て、その他通貨にも円売りが波及した。
しかし、仲値を通過すると徐々に下値を切り上げた。「国内輸出企業から円買いドル売りが入った」との指摘があり、その他通貨に対しても円の買い戻しが進んだ。時間外の米株価指数先物や30日午前の上海総合指数が下げ幅を拡大したことを受けて、リスクポジション解消目的の円買いも入っている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。後場の上海総合指数が一時4%近く下落したことや、時間外の米株価指数先物が下げ幅を広げたことなどを受けてリスク資産圧縮目的で円買いが入った。欧州の取引時間帯に入り、イタリア規制当局の話として、「欧州中央銀行(ECB)の役割が変わらなければ、ユーロ圏が崩壊する恐れがある」と伝えたことが分かると、対ユーロ中心に円買いが加速。円全体の上げ幅が広がった。
一方、円はドルに対しては上値が重い。欧州オセアニア通貨に対するドル買いが「円買いドル買い」を誘った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては下落。中国人民銀行が預金準備率を引き下げると発表したことを受け、欧州株や時間外のダウ先物が持ち直すと円買い外貨買いが優勢となった。日米欧の主要中央銀行6行が米ドル資金供給の拡充策で協調することで一致したと発表すると、米ドルが急落。欧州オセアニア通貨が米ドルに対して上昇したことを受けた円買い欧州通貨買い、円買いオセアニア通貨買いが出た。主要中央銀行6行の協調行動を好感し株価が急伸したことも円の重しとなった。
一方、ドルに対しては上昇。各中央銀行が現行のドルスワップ協定の金利引き下げで合意したことを受け、主要通貨に対するドル売りが強まった流れに沿った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下落。財務省が発表した外国為替平衡操作の実施状況で、10月28日-11月28日の間に9兆916億円の為替介入を実施したことが明らかになった。10月末に行われた円買いドル買い介入の市場予想規模を大きく上回り、11月に入って「覆面介入」を実施していたとの見方が広がったため、じわりと円買いドル買いが強まった。20時前に一時本日高値となる1ドル=78円15銭前後まで値を上げた。ただ、そのあとは軟調な展開に。中国が預金準備率を引き下げると発表したことで、中国との資源貿易関係の深い豪ドルが米ドルに対して上昇。豪ドル高米ドル安につれる格好で円買いドル売りが入った。各中央銀行が現行のドルスワップ協定の金利引き下げで合意したと伝わると、全般にドル売りが加速し一時77円30銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円は底堅い動き。夕刻に一時1ユーロ=103円35銭前後まで下げたあとは、欧州株相場の持ち直しにつれて買い戻しが優勢に。ユーロ高ドル安につれた円買いユーロ買いも出て、一時104円73銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルはイタリア規制当局の話として「欧州中央銀行(ECB)の役割が変わらなければ、ユーロ圏が崩壊する恐れがある」との一部報道が伝わり、一時1ユーロ=1.32599ドル前後まで売りが先行。ただ、売りが一巡すると買い戻しが優勢に。ECBによるイタリア国債購入観測を背景にショートカバーが進んだほか、中国が預金準備率を引き下げると発表したことを受けユーロ買いドル売りが入った。日米欧の主要中央銀行6行が米ドル資金供給の拡充策で協調することで一致したと発表すると、ユーロ買いドル売りが活発化し一時1.35327ドル前後まで急伸した。