2011年12月31日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円はポンドやオセアニア通貨に対して売り先行後、買い戻された。序盤には年末絡みのまとまったポンド買いドル売りが持ち込まれ、同時に円売りポンド買いが先行した。また、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けてはオセアニア通貨買いドル売りが優位に。つれる形で円安オセアニア通貨高が進んだ。ただ、フィキシング通過後はドル売りの一服とともに円買い戻しが入り、下値が切り上がった。ダウ平均が終盤にかけて下げ幅を拡大し、投資家のリスク許容度が低下したことも低金利の円全体を押し上げる要因となった。
 一方、円はポンドやオセアニア通貨以外の通貨に対して堅調。財務省が11月29日-12月28日の間に外国為替市場で為替介入を実施しなかったことが明らかとなり、政府日銀による円売り介入への警戒感が後退するなか、欧州の取引時間帯に対ドルを中心に仕掛け的な円買いが優位となった地合いを引き継いだ。ポンドやオセアニア通貨に対してドルが全面安となった流れもあり円買いドル売りが加速すると、その他の通貨にも円買いが広がった。欧州債務危機に解決の糸口を依然見出せないなか、対ユーロでの円買いが特に目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は8日安値の1ドル=77円13銭前後を下抜け、11月22日以来の安値となる76円88銭前後まで下落した。ユーロ円は1ユーロ=99円47銭前後と2000年12月19日以来の安値まで下げ幅を広げた。年末要因で流動性が一段と低下するなか、断続的な売りが出て値が振れた。
・ユーロドルは行って来い。ポンドやオセアニア通貨に対してドル売りが優位となり、つれる形で1ユーロ=1.3000ドル前後までユーロ高ドル安が進んだ。ただ、年明け以降に欧州債務危機が再燃するとの見方がくすぶるなか、1.3000ドル前後を上抜けることが出来なかったこともあり、フィキシング通過後は売りに押し戻された。ユーロ円に断続的な売りが持ち込まれた影響を受けたほか、ダウ平均の下落を背景にしたリスク回避的な売りも強まり1.2929-32ドルまで失速した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ジョージ・プロボポラス[NP     HDP -1.7 CHDP -0.2 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
・プロボポラス・ギリシャ中銀総裁「ドラクマへの回帰は悲惨なシナリオとなり、60-70%の通貨切り下げを意味するだろう」「ギリシャがこのようなシナリオを認めないと確信している」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)は「ハンガリーの中銀法の法的な適用範囲を評価する」などの見解を示した。

2011年12月31日のFX要人発言・ニュース

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)は「ハンガリーの中銀法の法的な適用範囲を評価する」などの見解を示した。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
米政府関係・米ホワイトハウス「オバマ米大統領は議員のスケジュールに合わせて債務上限引き上げの要請を遅らせるだろう」

ジョージ・プロボポラス[NP     HDP -1.7 CHDP -0.2 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
ジョージ・プロボポラス・プロボポラス・ギリシャ中銀総裁「ドラクマへの回帰は悲惨なシナリオとなり、60-70%の通貨切り下げを意味するだろう」「ギリシャがこのようなシナリオを認めないと確信している」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・30日のニューヨーク外国為替市場で円はポンドやオセアニア通貨に対して売り先行後、買い戻された。序盤には年末絡みのまとまったポンド買いドル売りが持ち込まれ、同時に円売りポンド買いが先行した。また、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けてはオセアニア通貨買いドル売りが優位に。つれる形で円安オセアニア通貨高が進んだ。ただ、フィキシング通過後はドル売りの一服とともに円買い戻しが入り、下値が切り上がった。ダウ平均が終盤にかけて下げ幅を拡大し、投資家のリスク許容度が低下したことも低金利の円全体を押し上げる要因となった。
 一方、円はポンドやオセアニア通貨以外の通貨に対して堅調。財務省が11月29日-12月28日の間に外国為替市場で為替介入を実施しなかったことが明らかとなり、政府日銀による円売り介入への警戒感が後退するなか、欧州の取引時間帯に対ドルを中心に仕掛け的な円買いが優位となった地合いを引き継いだ。ポンドやオセアニア通貨に対してドルが全面安となった流れもあり円買いドル売りが加速すると、その他の通貨にも円買いが広がった。欧州債務危機に解決の糸口を依然見出せないなか、対ユーロでの円買いが特に目立った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は8日安値の1ドル=77円13銭前後を下抜け、11月22日以来の安値となる76円88銭前後まで下落した。ユーロ円は1ユーロ=99円47銭前後と2000年12月19日以来の安値まで下げ幅を広げた。年末要因で流動性が一段と低下するなか、断続的な売りが出て値が振れた。
・ユーロドルは行って来い。ポンドやオセアニア通貨に対してドル売りが優位となり、つれる形で1ユーロ=1.3000ドル前後までユーロ高ドル安が進んだ。ただ、年明け以降に欧州債務危機が再燃するとの見方がくすぶるなか、1.3000ドル前後を上抜けることが出来なかったこともあり、フィキシング通過後は売りに押し戻された。ユーロ円に断続的な売りが持ち込まれた影響を受けたほか、ダウ平均の下落を背景にしたリスク回避的な売りも強まり1.2929-32ドルまで失速した。

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FX相場に関係する主な重要人物

ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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