2012年3月3日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して軟調。市場では「スイスネームの円売りドル買いが入った」との声があり円安ドル高が進んだが、米長期金利の低下幅拡大を背景に日米金利差縮小が意識されたため、円の下値は限られた。週末要因で次第に商いが薄れるなか中盤は値動きが細ったが、終盤にはややまとまった円売りドル買いが入り値が振れた。
 一方、円はドル以外の通貨に対して上値が重い。欧州中央銀行(ECB)が29日に実施した期間3年の資金供給オペ(LTRO)で多額のユーロ資金が市場に供給されたことを背景にユーロが売られやすい地合いとなるなか、「欧州勢の一角からユーロ売りが持ち込まれた」との声が聞かれ、円高ユーロ安が進んだ。2日閉幕した欧州連合(EU)首脳会議で債務危機解決に向けた具体策が打ち出されず、失望的な円買いユーロ売りが出た面もあった。また、「英系金融機関からポンド売りが出た」との指摘もあり、円高・ポンド安が加速すると、その他の通貨に対して円買いが波及した。ダウ平均が一時50ドル超下落したこともリスク回避的な円買いを促した。
 ただ、ダウ平均は中盤や終盤に持ち直す場面があったうえ、対ドルで円売りが強まった影響から円全体の上値が切り下がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円87銭と2011年5月26日以来の高値を更新した。
・ユーロ円は1ユーロ=107円58銭まで値を下げた後、108円台を回復した。
・ユーロドルは売り一服。29日にECBがLTROを実施したほか、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で追加の金融緩和を示唆する発言が伝わらず、ユーロ売りドル買いが進みやすい地合いとなるなか、欧州勢の一角からの売りに押されオプションのバリアが観測されていた1ユーロ=13200ドル前後を下抜けた。ダウ平均の下落も重しとなり、1.3187ドル前後まで値を下げた。ただ、その後は1.3200ドル前後で方向感のない取引が続いた。新規の取引材料に乏しかったうえ、週末とあって積極的な売買は見送られた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・スペインの10年物国債利回りが、昨年8月以来初めてイタリアの10年物国債利回りを上回ったと報じた。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは2日、ギリシャの格付けを「CA」から「C」に引き下げたと発表した。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP+2.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.3]
・エイサギレ国際通貨基金(IMF)西半球局長は2日、「世界経済成長の改善の兆しが見られる」などの見解を示した。

2012年3月3日のFX要人発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・スペインの10年物国債利回りが、昨年8月以来初めてイタリアの10年物国債利回りを上回ったと報じた。

国際通貨基金(IMF)[NP-5.6 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)の副専務理事朱氏が2日、欧州中央銀行(ECB)は非標準的な金融政策を行うことに躊躇すべきではないとの見解を示した。また、米経済の回復は緩慢なままで住宅価格は再び下落するだろうとの見解を示した。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は2日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-41年5月に償還を迎える米国債19億6900万ドルを購入したと発表した。

国際通貨基金(IMF)[NP+2.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・エイサギレ国際通貨基金(IMF)西半球局長は2日、「世界経済成長の改善の兆しが見られる」などの見解を示した。

国際通貨基金(IMF)[NP+2.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)の副専務理事朱氏が2日、「欧州は安定化し米国は持ち直しつつある」「中国経済はソフトランディングの段階にある」「アジア経済の成長は鈍化しつつある」「ギリシャの措置を非常に歓迎」「ギリシャ措置の実施が主要な問題」などの見解を示した。

ジェームズ・ブラード[NP+2.0 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・米セントルイス連銀総裁「米経済データは予想より良い」「2012年に米国は緩やかに拡大する見込み」「FRBの金利の約束は経済活動次第」「米国は欧州危機からのリスクに依然直面している」「エネルギー価格の上昇が多少懸念される」「ECBのバランスシートの問題からインフレリスクが見られる」

ジェームズ・ブラード[NP+3.8 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
ジェームズ・ブラード・ブラード・米セントルイス連銀総裁「財政協定において欧州で進展があった」「欧州にさらなる財政規律が必要」「米国は欧州のリセッションを乗り切る可能性」「米住宅バブルの再膨張を望まない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して軟調。市場では「スイスネームの円売りドル買いが入った」との声があり円安ドル高が進んだが、米長期金利の低下幅拡大を背景に日米金利差縮小が意識されたため、円の下値は限られた。週末要因で次第に商いが薄れるなか中盤は値動きが細ったが、終盤にはややまとまった円売りドル買いが入り値が振れた。
 一方、円はドル以外の通貨に対して上値が重い。欧州中央銀行(ECB)が29日に実施した期間3年の資金供給オペ(LTRO)で多額のユーロ資金が市場に供給されたことを背景にユーロが売られやすい地合いとなるなか、「欧州勢の一角からユーロ売りが持ち込まれた」との声が聞かれ、円高ユーロ安が進んだ。2日閉幕した欧州連合(EU)首脳会議で債務危機解決に向けた具体策が打ち出されず、失望的な円買いユーロ売りが出た面もあった。また、「英系金融機関からポンド売りが出た」との指摘もあり、円高・ポンド安が加速すると、その他の通貨に対して円買いが波及した。ダウ平均が一時50ドル超下落したこともリスク回避的な円買いを促した。
 ただ、ダウ平均は中盤や終盤に持ち直す場面があったうえ、対ドルで円売りが強まった影響から円全体の上値が切り下がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=81円87銭と2011年5月26日以来の高値を更新した。
・ユーロ円は1ユーロ=107円58銭まで値を下げた後、108円台を回復した。
・ユーロドルは売り一服。29日にECBがLTROを実施したほか、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で追加の金融緩和を示唆する発言が伝わらず、ユーロ売りドル買いが進みやすい地合いとなるなか、欧州勢の一角からの売りに押されオプションのバリアが観測されていた1ユーロ=13200ドル前後を下抜けた。ダウ平均の下落も重しとなり、1.3187ドル前後まで値を下げた。ただ、その後は1.3200ドル前後で方向感のない取引が続いた。新規の取引材料に乏しかったうえ、週末とあって積極的な売買は見送られた。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは2日、ギリシャの格付けを「CA」から「C」に引き下げたと発表した。

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