2012年4月3日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行も上値が重い。欧州時間に株安を背景にリスク回避目的の円買い外貨売りが入った流れを引き継いだ。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した3月製造業指数が市場予想平均を上回り、米国株式相場が下げ幅を縮小したため一時円売りが出たものの、米長期金利の低下を手掛かりに日米金利差縮小を意識した円買いが対ドルで進むと、他の通貨に対しても円買いの動きが波及した。
 もっとも、買い一巡後は次第に円の戻り売りが優勢に。ダウ平均がプラス圏に浮上、その後に上げ幅を拡大したため、一転して投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いの流れが強まった。対ドルでは米長期金利が低下幅を縮小したことも円売りにつながったほか、原油高などを受けて資源国通貨に対しても円売りが目立った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。前日の米国市場で、対ユーロ中心に円高が進んだ流れを引き継いで高く始まった。上値の目処として意識されていた3月30日の高値1ドル=81円83銭前後を突破すると、損失覚悟の円買いドル売り注文を誘発し上げ幅を広げた。ただ、そのあとは新規材料難から様子見ムードが広がり、徐々に値動きが鈍った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。午前中に急ピッチで円高が進んだ反動で、対ドル中心に円売りが出てじりじりと上値を切り下げた。市場では「ロシア勢の円売りドル買いが出た」との指摘があった。夕刻にかけては、欧州勢が持ち高解消の円売りユーロ買いを進めたものの、あくまでポジション調整の域を出ず円売りは長続きしなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は豪ドルに対してはしっかり。オーストラリア準備銀行(RBA、豪中央銀行)が3日、政策金利を現行の4.25%で据え置いた際の声明で「成長ペースは予想よりいくぶん低いものの、緩和を検討する前にインフレ指標を待つことが賢明と考えた」との見方を示し、来月の利下げ観測が台頭していることが円買い豪ドル売りを誘った。
 一方、円は豪ドル以外に対しては若干上値が重い。時間外の米株価指数先物や欧州株の下落を受けてリスクポジション解消目的の円買いがみられたものの、欧州・オセアニア通貨に対してドルが買われていることにつれて円売りドル買いが出て円の上値を抑えた。
 もっとも、22時過ぎ以降に対ドルで円売りが膨らむと、その他通貨に対しても円売りが優勢となり円全般が今日の安値圏に沈んだ。
 【 通貨ペア 】
・豪ドル円は1豪ドル=84円98銭前後まで下げた。
・ドル円は22時過ぎに1ドル=82円35銭前後まで上昇。82円25銭前後に観測されていたストップロス注文を巻き込んだようだ。
・ユーロドルは弱含み。株安を背景に売りが出て21時前に1ユーロ=1.33005ドル前後と本日安値を付けた。もっとも、1.3300ドル前後に観測されていた買い注文が下値を支えると、買い戻しが入り下値を切り上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP-4.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は2日、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は必要ならば利下げ余地があるとの見解を示した。NZの成長ペースは緩やかにとどまっている、現時点では緩和的な金融政策を維持すべき、などの見解も示された。

サンドラ・ピアナルト[NP+4.6 HDP -2.6 CHDP +0.2 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「FRBの現在の政策スタンスは責務の遂行に依然として最適」「追加の金融緩和は物価安定目標をリスクにさらす危険性がある」

サンドラ・ピアナルト[NP-5.0 HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「早急な緩和の解除は景気拡大の勢いを損ない、ディスインフレを引き起こす可能性がある」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.4 HDP +1.5 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「成長ペースは予想より若干低い」「生産の伸び率はこれまでの予想より低い」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP     HDP +1.5 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「緩和を検討する前にインフレ指標を待つことが賢明と考えた」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-3.0 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「世界経済の深刻な下振れの兆候はみられない」「住宅価格は若干の安定の兆し」「需要が大幅に弱まればより緩和的な政策の余地がある」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

サンドラ・ピアナルト[NP-5.0 HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「早急な緩和の解除は景気拡大の勢いを損ない、ディスインフレを引き起こす可能性がある」

2012年4月3日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は2日、ニューヨーク連銀を通じて2020年5月-21年11月に償還を迎える米国債45億4900万ドルを購入したと発表した。

国際通貨基金(IMF)[NP-4.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は2日、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は必要ならば利下げ余地があるとの見解を示した。NZの成長ペースは緩やかにとどまっている、現時点では緩和的な金融政策を維持すべき、などの見解も示された。

マーク・カーニー[NP+3.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
マーク・カーニー・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダ経済は、経済のたるみが減少したため幾分強い」「カナダのインフレ見通しは幾分しっかりしている」

マーク・カーニー[NP-4.2 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.3]
マーク・カーニー・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダドルの上昇が続くと輸出企業にはマイナス」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -6.1 CRHDP -0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)は2日、26-30日までの1週間にSMPによる国債買入額がゼロであったことを明らかにした。買い入れ額ゼロは3週間連続。

サンドラ・ピアナルト[NP+4.6 HDP -2.6 CHDP +0.2 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
サンドラ・ピアナルト・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「FRBの現在の政策スタンスは責務の遂行に依然として最適」「追加の金融緩和は物価安定目標をリスクにさらす危険性がある」

サンドラ・ピアナルト[NP-5.0 HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
サンドラ・ピアナルト・ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁「早急な緩和の解除は景気拡大の勢いを損ない、ディスインフレを引き起こす可能性がある」

マーク・カーニー[NP+3.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
マーク・カーニー・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「カナダのインフレ期待はうまく抑制されている」「中銀はカナダのインフレ目標である2%に向かうように行動を取ることを改めて表明」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行も上値が重い。欧州時間に株安を背景にリスク回避目的の円買い外貨売りが入った流れを引き継いだ。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した3月製造業指数が市場予想平均を上回り、米国株式相場が下げ幅を縮小したため一時円売りが出たものの、米長期金利の低下を手掛かりに日米金利差縮小を意識した円買いが対ドルで進むと、他の通貨に対しても円買いの動きが波及した。
 もっとも、買い一巡後は次第に円の戻り売りが優勢に。ダウ平均がプラス圏に浮上、その後に上げ幅を拡大したため、一転して投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いの流れが強まった。対ドルでは米長期金利が低下幅を縮小したことも円売りにつながったほか、原油高などを受けて資源国通貨に対しても円売りが目立った。

ロバート・ゼーリック[NP-4.4 HDP -1.7 CHDP -0.2 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
ロバート・ゼーリック・ゼーリック世界銀行総裁「我々はまだ困難を脱却していない」「非伝統的な金融政策は時間を稼いでいるだけだ」

安住淳[NP     HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
安住淳・安住淳財務相「7日に東京で日中財務対話を行う」

安住淳[NP     HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
安住淳・安住淳財務相「日独首脳会議では独首相から欧州での合意案件が報告された」「IMF支援について関係国と具体的に話し合い、各国の意見を聞きながら考えをまとめたい」「欧州での合意は一定の進歩があったと認識」

ロバート・ゼーリック[NP     HDP -1.7 CHDP -0.2 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
ロバート・ゼーリック・ゼーリック世界銀行総裁「中国は人民元の国際化にBRICSの銀行を活用する可能性」「次期世界銀行総裁がアメリカ人である必要はない」

周小川[NP+4.2 HDP +2.5 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP -0.3]
周小川・周小川・中国人民銀行総裁「中国の政策目標は徐々にインフレを低下させることだ」「目標はその他の新興国へも適用される」

周小川[NP+5.4 HDP +2.6 CHDP +0.1 RHDP +3.7 CRHDP +0.0]
周小川・周小川・中国人民銀行総裁「中国はインフレに取り組みソフトランディングに導くため金融政策の組み合わせを活用する」

周小川[NP     HDP +2.6 CHDP +0.1 RHDP +3.7 CRHDP +0.0]
周小川・周小川・中国人民銀行総裁「欧州債務危機の克服に向けて各国が結束して取り組むべき」「新興市場は為替について米国とは見解が異なる」「米国は世界経済を考慮する責任がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含んだ。前日の米国市場で、対ユーロ中心に円高が進んだ流れを引き継いで高く始まった。上値の目処として意識されていた3月30日の高値1ドル=81円83銭前後を突破すると、損失覚悟の円買いドル売り注文を誘発し上げ幅を広げた。ただ、そのあとは新規材料難から様子見ムードが広がり、徐々に値動きが鈍った。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)は3日、政策金利を現行の4.25%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-4.4 HDP +1.5 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「成長ペースは予想より若干低い」「生産の伸び率はこれまでの予想より低い」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP     HDP +1.5 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「緩和を検討する前にインフレ指標を待つことが賢明と考えた」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-3.0 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.2]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「世界経済の深刻な下振れの兆候はみられない」「住宅価格は若干の安定の兆し」「需要が大幅に弱まればより緩和的な政策の余地がある」

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
ルーカス・パパデモス・パパデモス・ギリシャ首相「ギリシャはEUのエネルギーハブとなる可能性がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。午前中に急ピッチで円高が進んだ反動で、対ドル中心に円売りが出てじりじりと上値を切り下げた。市場では「ロシア勢の円売りドル買いが出た」との指摘があった。夕刻にかけては、欧州勢が持ち高解消の円売りユーロ買いを進めたものの、あくまでポジション調整の域を出ず円売りは長続きしなかった。

ノルウェー政府関係[NP-5.6 HDP -5.6 CHDP 0.00 RHDP -5.6 CRHDP 0.00]
ノルウェー政府関係・英金融大手HSBCが2日に発行した投資家向けのレポートが話題となっている。「ノルゲバンク(ノルウェー中銀)はクローネ高を抑制するため、SNBと同様にクローネの対ユーロ相場に上限を設定せざるを得なくなる可能性がある」との見解を表明した。また、「財政アンバランスが拡大するリスクがあるため、今後追加利下げの余地が限られる」とも指摘している。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは3日、「より大規模なユーロ圏のファイアウォールは前向きな一歩だ」との見解を示した。

スペイン政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
スペイン政府関係・スペイン政府は3日、同国の2012年の債務が対国内総生産(GDP)比で79.8%になるとの見通しを示した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・3日の欧州債券市場でイタリアとドイツ10年物国債の利回りスプレッドが338bpまで拡大した。また、スペインとドイツの10年物国債の利回りスプレッドも364bpまで拡大した模様。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「財政赤字によって成長を促すことを拒否する」「財政支出は、ユーロ圏の民主主義を脅かす可能性がある」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ユーロ共同債を拒否する」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日の欧州外国為替市場で円は豪ドルに対してはしっかり。オーストラリア準備銀行(RBA、豪中央銀行)が3日、政策金利を現行の4.25%で据え置いた際の声明で「成長ペースは予想よりいくぶん低いものの、緩和を検討する前にインフレ指標を待つことが賢明と考えた」との見方を示し、来月の利下げ観測が台頭していることが円買い豪ドル売りを誘った。
 一方、円は豪ドル以外に対しては若干上値が重い。時間外の米株価指数先物や欧州株の下落を受けてリスクポジション解消目的の円買いがみられたものの、欧州・オセアニア通貨に対してドルが買われていることにつれて円売りドル買いが出て円の上値を抑えた。
 もっとも、22時過ぎ以降に対ドルで円売りが膨らむと、その他通貨に対しても円売りが優勢となり円全般が今日の安値圏に沈んだ。
 【 通貨ペア 】
・豪ドル円は1豪ドル=84円98銭前後まで下げた。
・ドル円は22時過ぎに1ドル=82円35銭前後まで上昇。82円25銭前後に観測されていたストップロス注文を巻き込んだようだ。
・ユーロドルは弱含み。株安を背景に売りが出て21時前に1ユーロ=1.33005ドル前後と本日安値を付けた。もっとも、1.3300ドル前後に観測されていた買い注文が下値を支えると、買い戻しが入り下値を切り上げた。

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