2012年4月4日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
デニス・ロックハート[NP+4.6 HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.2]
・ロックハート米アトランタ連銀総裁「景気見通しは明るく量的緩和の必要性はない」
FOMC[NP+4.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「成長が減速しない限り追加の緩和は必要ない」
FOMC[NP-4.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「数人の参加者が、住宅市場は落ち込んだままであるとの見方を示した」
FOMC[NP+4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「数人のメンバーは経済が勢いを失えば追加緩和の必要性を認識したが、1月会合よりも人数は減少した」
FOMC[NP+3.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「労働市場の状況は改善した」「住宅市場は緩やかに改善すると予想」「失業率は緩やかに低下すると認識」
ジョン・ウィリアムズ[NP-5.6 HDP -3.4 CHDP -0.1 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「景気回復の強い兆しに勇気付けられる」「財政支出のトレンドが成長の重し」「強い金融刺激策を保つことが不可欠」
デニス・ロックハート[NP+4.8 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
・ロックハート米アトランタ連銀総裁「直近の労働市場の改善は持続する見通し」「持続的な雇用増のもとで緩和の必要性は低下している」
中国政府関係[NP-5.0 HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP +2.4 CRHDP -0.1]
・中国日報(チャイナデイリー)は4日、「1-3月期の中国国内総生産(GDP)が前年同期比8.4%に鈍化した公算が大きい」との見解を示した。
スペイン政府関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・スペイン政府は4日、2015年償還債、2016年償還債、2020年償還債の国債入札を実施した。15年償還債の応札倍率は2.4倍と前回の5.0倍を下回ったほか、16年償還債の応札倍率は2.5倍と前回の2.6倍を下回った。20年償還債の応札倍率は3.0倍と前回の2.0を上回った。なお、スペイン政府は入札によって目標上限の35億ユーロを下回る25.9億ユーロを調達したことを明らかにした。
マリアーノ・ラホイ[NP-6.6 HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
・ラホイ・スペイン首相「スペインは極度に困難な状況に陥っている」「スペインは現在の経済状況から回復することが可能」
マリオ・ドラギ[NP+4.4 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「2012年にはインフレの上振れリスクが続くと見ている」
マリオ・ドラギ[NP-4.6 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.4]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済見通しは下振れリスクがある」
マリオ・ドラギ[NP+3.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「商品価格の更なる上昇がリスクの一部である」「インフレは2013年の初めに2%以下に低下するとみている」
マリオ・ドラギ[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「LTROは大きなクレジットクランチを回避するのに役立った」「LTROは調達コストの高まりを緩和した」「インフレ期待はしっかりと抑制されている」「出口戦略に関するいかなる話も現時点では時期尚早」
ジェフリー・ラッカー[NP+5.4 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.2]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「追加金融緩和の必要はない」「今年のGDP成長率は2-3%程度と予想」「来年には金利引き上げを行うべき」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
マリオ・ドラギ[NP-4.6 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.4]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済見通しは下振れリスクがある」
2012年4月4日のFX要人発言・ニュース
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
・米連邦準備理事会(FRB)は3日、ニューヨーク連銀を通じて2021年1月-2042年2月に償還を迎えるインフレ指数連動債(TIPS)13億4700万ドルを買い入れたと発表した。
デニス・ロックハート[NP-3.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・ロックハート米アトランタ連銀総裁「米国の成長は緩やかでインフレは抑制されている」「経済の見通しに関して警戒が必要」
デニス・ロックハート[NP+4.6 HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.2]
・ロックハート米アトランタ連銀総裁「景気見通しは明るく量的緩和の必要性はない」
FOMC[NP+4.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「成長が減速しない限り追加の緩和は必要ない」
FOMC[NP-4.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「数人の参加者が、住宅市場は落ち込んだままであるとの見方を示した」
FOMC[NP+4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「数人のメンバーは経済が勢いを失えば追加緩和の必要性を認識したが、1月会合よりも人数は減少した」
FOMC[NP+3.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.3]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「労働市場の状況は改善した」「住宅市場は緩やかに改善すると予想」「失業率は緩やかに低下すると認識」
FOMC[NP-3.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨「原油やガスの価格上昇の影響は一時的なもの」
ジョン・ウィリアムズ[NP-5.6 HDP -3.4 CHDP -0.1 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「景気回復の強い兆しに勇気付けられる」「財政支出のトレンドが成長の重し」「強い金融刺激策を保つことが不可欠」
デニス・ロックハート[NP+4.8 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
・ロックハート米アトランタ連銀総裁「直近の労働市場の改善は持続する見通し」「持続的な雇用増のもとで緩和の必要性は低下している」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は3日、ウルグアイの格付けを投資適格級に引き上げたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで軟調。米連邦準備理事会(FRB)が公表した3月13日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「数人のメンバーは景気が勢いを失った場合か、インフレが長期に渡り低水準にとどまった場合は、追加の金融緩和が必要であると指摘した」ことが明らかになったが、1月会合で示された早期の追加緩和主張が今回見られなかったほか、1月会合時より緩和を主張した人数も減少した。米追加金融緩和への期待が後退したとして要旨公表後にドルが全面高となったことから、円も対ドルでは売りに押された。
また、その他の通貨に対しても円売りの動きが波及。議事要旨の公表後は総じて円売りが優勢となったが、対ドルで欧州オセアニア通貨売りが進行したことにつれた円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りの動きも同時に入ったことから、対ドルと比較すると下落の勢いは穏やかだった。追加金融緩和期待の後退から米株が軟調に推移したため、リスク回避目的の円買いが下値を支えた面もある。
中国政府関係[NP-5.0 HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP +2.4 CRHDP -0.1]
・中国日報(チャイナデイリー)は4日、「1-3月期の中国国内総生産(GDP)が前年同期比8.4%に鈍化した公算が大きい」との見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。前日の米国市場で、3月13日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨をきっかけに円売りドル買いが進んだ流れを引き継いで安く始まった。ただ、豪連邦統計局が発表した2月豪貿易収支が市場予想に反して赤字だったことが分かると、豪ドル売りが加速。円買い豪ドル売りが強まり、他の通貨に対しても円買いが波及した。日本株相場が大幅に下落し、リスク回避目的で円を買い戻す動きも出た。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-5.6 HDP -3.6 CHDP +0.0 RHDP -6.2 CRHDP +0.0]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)理事「スイスフランは過大評価されている」「ユーロスイスフランの下限設定は輸出業者にとって最悪の事態回避を支援する」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は4日、「欧州経済は今年終盤に緩やかに持ち直す可能性がある」「新興国からの高い需要が支援するだろう」などの見解を示したと伝えられた。
スペイン政府関係[NP HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・スペイン政府は4日、2015年償還債、2016年償還債、2020年償還債の国債入札を実施した。15年償還債の応札倍率は2.4倍と前回の5.0倍を下回ったほか、16年償還債の応札倍率は2.5倍と前回の2.6倍を下回った。20年償還債の応札倍率は3.0倍と前回の2.0を上回った。なお、スペイン政府は入札によって目標上限の35億ユーロを下回る25.9億ユーロを調達したことを明らかにした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は本日高値圏でもみ合い。午後の日経平均が200円超下落し、リスク回避の円買い外貨売りが入ったものの、そのあとは追随する動きがなかったため円買いは早々に失速した。
夕刻にかけては、新規材料難から様子見ムードが広がり、徐々に値動きが鈍った。市場では「今晩の欧州中央銀行(ECB)政策金利や3月ADP全米雇用報告、3月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数の発表を控えて様子見気分が強く、動きづらい展開だった」との指摘があった。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、スペインに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、スペインのソブリンCDS5年物スプレッドは一時457bpまでワイドニングし昨年11月28日以来の高水準を付けた。
ポルトガル政府関係[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・ポルトガル政府は4日、6ヶ月物政府証券(Tビル)入札を実施した。利回りは2.900%となり、前回の4.322%を下回った。また、応札倍率は5.0倍と前回の2.5倍を上回った。また、18ヶ月物政府証券(Tビル)入札で、利回りは4.537%、応札倍率は2.6倍となった。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ政府報道官は4日、「総選挙の日付は来週に発表する」との見解を示した。また、銀行の資本増強計画も来週に発表予定だと伝えられた。
マリアーノ・ラホイ[NP-6.6 HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
・ラホイ・スペイン首相「スペインは極度に困難な状況に陥っている」「スペインは現在の経済状況から回復することが可能」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは4日、デンマークの格付け「AAA」にを確認したと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ポーランド中央銀行は4日、政策金利を現行の4.50%で据え置くことを決めたと発表した。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・欧州中央銀行(ECB)は4日に開いた定例理事会で、政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
マリオ・ドラギ[NP+3.6 HDP -2.3 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「2012年のインフレ率は2%を上回って推移する公算」
マリオ・ドラギ[NP+4.4 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「2012年にはインフレの上振れリスクが続くと見ている」
マリオ・ドラギ[NP-4.6 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.4]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済見通しは下振れリスクがある」
マリオ・ドラギ[NP+2.6 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏の経済は緩やかに回復」「バランスシート調整は成長の重し」
マリオ・ドラギ[NP+2.0 HDP -2.2 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.3]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「指標は概ねユーロ圏の安定化の兆しを確認させるものだ」
マリオ・ドラギ[NP+3.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「商品価格の更なる上昇がリスクの一部である」「インフレは2013年の初めに2%以下に低下するとみている」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「インフレ見通しのリスクは概ね均衡している」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「銀行の資金調達の状況は改善」「非標準的措置は、影響が現れるまでに時間がかかる」
マリオ・ドラギ[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「LTROは大きなクレジットクランチを回避するのに役立った」「LTROは調達コストの高まりを緩和した」「インフレ期待はしっかりと抑制されている」「出口戦略に関するいかなる話も現時点では時期尚早」
マリオ・ドラギ[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「最優先事項は物価安定」「インフレに関するトーンは上昇していない」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP-4.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
・ガイトナー米財務長官「ユーロ圏と原油価格が依然リスクのままである」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「金利変更の協議は本日はなかった」
マリオ・ドラギ[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは量的緩和を行っているのではない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は堅調。4日の欧州株と時間外の米株価指数先物が大幅安となっており、投資家のリスク許容度が低下し円ショートポジションを解消する動きが続いた。ユーロに対しては、スペインの中期国債入札で、平均利回りが前回から上昇し、ユーロ圏の財政問題が改めて意識されたことも円買いを誘った。
欧州中央銀行(ECB)は4日、定例理事会を開き、政策金利を据え置くことを発表した。ドラギECB総裁の会見では「経済見通しは下振れリスクがある」一方「2012年にはインフレの上振れリスクが続くと見ている」と述べたほか、「出口戦略に関するいかなる話も、現時点では時期尚早」と発言した。これらの発言を受けてスタグフレーションのリスクが意識されたほか、現在の金融緩和が継続する見方が示されたとして円買いユーロ売りが入った面もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=82円10銭前後まで下落。もっとも、米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した3月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が20万9000人増と市場予想を上回り、前月の値が上方修正されたことなどが買いを誘う場面も見られた。
・ユーロ・円は1ユーロ=107円91銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは大幅安。株安を受けた売りや、ドラギECB総裁の定例会見を背景にした売りで22時過ぎに1ユーロ=1.31076ドル前後と本日安値を付けた。
ジェフリー・ラッカー[NP+5.4 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.2]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「追加金融緩和の必要はない」「今年のGDP成長率は2-3%程度と予想」「来年には金利引き上げを行うべき」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで軟調。米連邦準備理事会(FRB)が公表した3月13日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「数人のメンバーは景気が勢いを失った場合か、インフレが長期に渡り低水準にとどまった場合は、追加の金融緩和が必要であると指摘した」ことが明らかになったが、1月会合で示された早期の追加緩和主張が今回見られなかったほか、1月会合時より緩和を主張した人数も減少した。米追加金融緩和への期待が後退したとして要旨公表後にドルが全面高となったことから、円も対ドルでは売りに押された。
また、その他の通貨に対しても円売りの動きが波及。議事要旨の公表後は総じて円売りが優勢となったが、対ドルで欧州オセアニア通貨売りが進行したことにつれた円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りの動きも同時に入ったことから、対ドルと比較すると下落の勢いは穏やかだった。追加金融緩和期待の後退から米株が軟調に推移したため、リスク回避目的の円買いが下値を支えた面もある。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。前日の米国市場で、3月13日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨をきっかけに円売りドル買いが進んだ流れを引き継いで安く始まった。ただ、豪連邦統計局が発表した2月豪貿易収支が市場予想に反して赤字だったことが分かると、豪ドル売りが加速。円買い豪ドル売りが強まり、他の通貨に対しても円買いが波及した。日本株相場が大幅に下落し、リスク回避目的で円を買い戻す動きも出た。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は本日高値圏でもみ合い。午後の日経平均が200円超下落し、リスク回避の円買い外貨売りが入ったものの、そのあとは追随する動きがなかったため円買いは早々に失速した。
夕刻にかけては、新規材料難から様子見ムードが広がり、徐々に値動きが鈍った。市場では「今晩の欧州中央銀行(ECB)政策金利や3月ADP全米雇用報告、3月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数の発表を控えて様子見気分が強く、動きづらい展開だった」との指摘があった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は堅調。4日の欧州株と時間外の米株価指数先物が大幅安となっており、投資家のリスク許容度が低下し円ショートポジションを解消する動きが続いた。ユーロに対しては、スペインの中期国債入札で、平均利回りが前回から上昇し、ユーロ圏の財政問題が改めて意識されたことも円買いを誘った。
欧州中央銀行(ECB)は4日、定例理事会を開き、政策金利を据え置くことを発表した。ドラギECB総裁の会見では「経済見通しは下振れリスクがある」一方「2012年にはインフレの上振れリスクが続くと見ている」と述べたほか、「出口戦略に関するいかなる話も、現時点では時期尚早」と発言した。これらの発言を受けてスタグフレーションのリスクが意識されたほか、現在の金融緩和が継続する見方が示されたとして円買いユーロ売りが入った面もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=82円10銭前後まで下落。もっとも、米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した3月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が20万9000人増と市場予想を上回り、前月の値が上方修正されたことなどが買いを誘う場面も見られた。
・ユーロ・円は1ユーロ=107円91銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは大幅安。株安を受けた売りや、ドラギECB総裁の定例会見を背景にした売りで22時過ぎに1ユーロ=1.31076ドル前後と本日安値を付けた。