2012年6月13日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売られた。格付け会社フィッチが12日、スペインの銀行18行の格付けを引き下げたことを受け、同国の10年債利回りが一時ユーロ導入以来の高水準となる6.834%まで上昇。持続可能な資金調達が困難とされる7%に近づいたことが対ユーロ中心に円買いを促した。ただ、スペイン10年債利回りが上昇幅を縮小したうえ、アジアの取引時間帯にエバンズ米シカゴ連銀総裁が追加金融緩和を支持する旨を示したことが蒸し返され、米国株式相場や商品相場が大幅高に。投資家心理の改善を意識した円売りが広がり、次第に上値が切り下がった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外に対して強含み。時間外のWTI原油先物相場が軟調に推移していることや米株価指数先物がじりじりと下げ幅を拡大していることなどを背景に散発的に円買いが入った。前場の日本株の上値が重くなったことも円買いを若干誘った。一方、ドルに対しては小安い。欧州オセアニア通貨に対してドルを買い戻す動きが出たことにつれて円売りドル買いが出た。
 もっとも、17日のギリシャ再選挙が近づき、持ち高を大きく傾けにくいことから値動き自体は小さかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に若干売りが強まった。手掛かり難で模様眺めムードが強まっていたが、欧州勢が参入してくると対ユーロ中心に円売りが強まり円全般が値を下げた。欧州株が上昇したことやスペイン10年債利回りが低下していることなどが円売り材料とされたようだ。
 もっとも、ドルに対しては下値が堅かった。市場参加者から「米系金融機関から円売りドル買いが出た」との声が聞かれ一時下値を探った。もっとも、欧州ならびにオセアニア通貨に対してドル売り圧力が高まったことにつれて円買いドル売りが入り切り返した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は下値が堅かった。スペインの10年債利回りの上昇が一服したことなどを受け、円売りユーロ買いが先行。時間外の米長期金利が上昇したことも円売りドル買いを後押しした。
 ただ、そのあとは円を買い戻す動きが優勢に。米商務省が発表した5月米小売売上高(季節調整済み)は市場の予想通りとなったものの、前月の数値が下方修正されたうえ、自動車を除く数値が予想より弱い内容となった。米長期金利が低下に転じ日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが進んだ。ダウ先物や欧州株が下げ幅を広げたことも円の支援材料となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに一時本日高値となる1ドル=79円74銭前後まで上げたものの、22時過ぎに79円32銭前後と日通し安値を付けた。
・ユーロ円は19時30分前に一時1ユーロ=100円ちょうど前後と本日高値を付けたものの、その後失速。22時30分過ぎに一時本日安値となる99円30銭前後まで押し戻された。
・ユーロドルはやや強含んだ。スペイン国債利回りの上昇が一服したことでショートカバーが先行。21時30分発表の米指標の結果が教科書的なドル売り材料とみなされて、一時1ユーロ=1.25609ドル前後まで値を上げた。ただ、そのあとは欧州株やダウ先物が下げ幅を広げたため、徐々に上値を切り下げた。週末に行われるギリシャ再選挙を控えて、積極的に上値を買い上がりにくい面もあった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)は12日、金融安定報告のなかで「スペインの救済は銀行の脆弱性緩和を支援する」「債務危機は主要な金融安定リスクのままだ」「銀行は中期的に1兆ユーロのレバレッジ解消を行う可能性」「ユーロ圏における銀行同盟の設立が必要」「銀行同盟は預金保証スキームを含むべき」などの見解を示した。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は12日、「イタリアの銀行はスペインの銀行と同じ状況ではない」との見解を示した。

世界銀行関連[NP-3.8 HDP +0.4 CHDP -0.4 RHDP +0.4 CRHDP -0.4]
・世界銀行は12日、世界経済見通しのなかで2012年の世界成長率を2.5%で据え置き、2013年の世界成長率を3.0%と0.1%下方修正した。

ポール・タッカー[NP-6.0 HDP +0.4 CHDP -0.3 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「これから先も依然として最悪の状況」「BOEと英政府は信用状況を緩和するために一段の行動を取るべき。我々に出来ることを検討する必要がある」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは12日、キプロスの銀行2行を格下げしたと発表した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は米上院銀行委員会で、先の巨額損失問題について「トレーディング損失は単発的な出来事だった」などと述べた。

ドイツ政府関係[NP+4.6 HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・ドイツ連銀のドンブレト理事は12日、ロンドンでの講演で「大量の流動性供給は次の危機を招く可能性がある」「ファイアウォールはユーロ圏の危機を解決しない」などと述べた。

グレン・スティーブンス[NP+3.0 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.3]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「消費の伸びは1.5%程度まで戻るだろう」「消費行動の点でファンダメンタルズに変化が見られる」

グレン・スティーブンス[NP+4.8 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「豪国民は急速に豪ドル安を望むべきではない」「豪ドル高は消費者に大きな恩恵を与える」

グレン・スティーブンス[NP-4.8 HDP +1.7 CHDP -0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「豪州の実質為替レートはかなり高い」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは13日、ユーロ圏から資本流出がより増加する大きなリスクがあるとの見解を示したと報じた。「ユーロ圏はどうにか崩壊は切り抜けられそうだ」との見方も示された。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは13日、「中国のハードランディングは予想していない」との見方を示した。

マリアーノ・ラホイ[NP-5.0 HDP -5.8 CHDP +0.3 RHDP -5.8 CRHDP +0.3]
・ラホイ・スペイン首相「スペインの対外債務が危機の主因」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは13日、「スペインの銀行の支払い能力と流動性は解決可能」との見解を示した。

アントニス・サマラス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ギリシャ新民主主義党のサマラス党首「ギリシャのドラクマへの回帰は経済を破壊するだろう」

アントニス・サマラス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ギリシャ新民主主義党のサマラス党首「ギリシャは救国内閣が必要だ」「救済策の再交渉を計画している」

アントニス・サマラス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ギリシャ新民主主義党のサマラス党首「EUの救済を再交渉するため強力なチームを派遣するだろう」「新民主主義党はギリシャの民間部門の雇用を削減しないだろう」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは13日、「ギリシャのユーロ圏離脱は基本のシナリオでない」「ギリシャがユーロ圏を離脱すれば、ギリシャやキプロスの銀行は厳しい状態にさらされる可能性」などの見解を示した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・独ツァイト紙は13日、「ギリシャがまもなく3度目の救済パッケージを必要とする可能性」「EUはギリシャに赤字を縮小するためのさらなる時間を与えることを協議している」「独議会は夏に新たな救済パッケージを協議しなければならない可能性」「新たな救済は20億ユーロ規模となる可能性」などと伝えた。

キプロス政府関係[NP-6.8 HDP -6.8 CHDP 0.00 RHDP -6.8 CRHDP 0.00]
・キプロス副首相の話として報じたところによると、「キプロスは銀行の資本増強のために数週間以内に18億ユーロが必要」だという。また、「キプロスが欧州連合(EU)に支援を要請する場合は、40億ユーロを要求する可能性がある」ようだ。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
・ギリシャ急進左派連合ツィプラス党首「EUはギリシャ基金を削減せず、ギリシャをユーロから追放しないだろう」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

世界銀行関連[NP-3.8 HDP +0.4 CHDP -0.4 RHDP +0.4 CRHDP -0.4]
・世界銀行は12日、世界経済見通しのなかで2012年の世界成長率を2.5%で据え置き、2013年の世界成長率を3.0%と0.1%下方修正した。

2012年6月13日のFX要人発言・ニュース

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.3]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)は12日、金融安定報告のなかで「スペインの救済は銀行の脆弱性緩和を支援する」「債務危機は主要な金融安定リスクのままだ」「銀行は中期的に1兆ユーロのレバレッジ解消を行う可能性」「ユーロ圏における銀行同盟の設立が必要」「銀行同盟は預金保証スキームを含むべき」などの見解を示した。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP     HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ECBはギリシャの通貨同盟離脱を見込んでいない」「首脳らはユーロの将来に関する懸念に対処しなければならない」「(利下げの可能性について聞かれ)ECBはデータや経済の進展に引き続き対処する」

ダニエル・タルーロ[NP     HDP -4.0 CHDP -0.1 RHDP -4.0 CRHDP -0.1]
ダニエル・タルーロ・タルーロ米連邦準備理事会(FRB)理事「マネー・マーケット・ファンド(MMF)のリスク軽減が必要」「シャドーバンキング部門のさらなる透明性を要求」(経済や金融政策の見通しについては言及せず)

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は12日、「イタリアの銀行はスペインの銀行と同じ状況ではない」との見解を示した。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は12日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-41年8月に償還を迎える米国債18億7600万ドルを購入したと発表した。

スイス政府関係[NP-5.6 HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.9 CRHDP +0.0]
スイス政府関係・シュナイダー・アマン・スイス経済相「ユーロスイスフランの下限1ユーロ=1.20スイスフランは再考されないだろう」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP -0.3]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「深刻な危機サイクルを止めるために、直接的なユーロ圏銀行への資本増強が必要」

ヨルグ・アスムッセン[NP-4.8 HDP -2.2 CHDP -0.2 RHDP -2.2 CRHDP -0.2]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「インターバンク市場の機能不全が現実的な懸念」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・米財務省によると、3年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.387%、応札倍率(カバー)が3.53倍となった。

世界銀行関連[NP-3.8 HDP +0.4 CHDP -0.4 RHDP +0.4 CRHDP -0.4]
世界銀行関連・世界銀行は12日、世界経済見通しのなかで2012年の世界成長率を2.5%で据え置き、2013年の世界成長率を3.0%と0.1%下方修正した。

ポール・タッカー[NP-6.0 HDP +0.4 CHDP -0.3 RHDP +0.4 CRHDP -0.3]
ポール・タッカー・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「これから先も依然として最悪の状況」「BOEと英政府は信用状況を緩和するために一段の行動を取るべき。我々に出来ることを検討する必要がある」

メキシコ政府関係[NP     HDP -1.8 CHDP -1.3 RHDP -1.8 CRHDP -1.3]
メキシコ政府関係・カルデロン・メキシコ大統領「G20は欧州債務危機を解決する計画の採択を模索するだろう」「G20の協議は金融ファイアウォールの即時作成の必要性を示す」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ドイツは債務抑制の先手を打つ」

ポール・タッカー[NP-5.0 HDP +0.2 CHDP -0.2 RHDP +0.2 CRHDP -0.2]
ポール・タッカー・タッカー・イングランド銀行(BOE)副総裁「欧州の最悪の結果が起こると考えていない」「ユーロ危機が英国の景気回復を損なっていることに疑いはない」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「欧州共同債は間違った刺激を設定する」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは12日、キプロスの銀行2行を格下げしたと発表した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は米上院銀行委員会で、先の巨額損失問題について「トレーディング損失は単発的な出来事だった」などと述べた。

ニュージーランド政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「為替レートの上昇が経済のリバランスに対する向かい風」

ドイツ政府関係[NP+4.6 HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
ドイツ政府関係・ドイツ連銀のドンブレト理事は12日、ロンドンでの講演で「大量の流動性供給は次の危機を招く可能性がある」「ファイアウォールはユーロ圏の危機を解決しない」などと述べた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売られた。格付け会社フィッチが12日、スペインの銀行18行の格付けを引き下げたことを受け、同国の10年債利回りが一時ユーロ導入以来の高水準となる6.834%まで上昇。持続可能な資金調達が困難とされる7%に近づいたことが対ユーロ中心に円買いを促した。ただ、スペイン10年債利回りが上昇幅を縮小したうえ、アジアの取引時間帯にエバンズ米シカゴ連銀総裁が追加金融緩和を支持する旨を示したことが蒸し返され、米国株式相場や商品相場が大幅高に。投資家心理の改善を意識した円売りが広がり、次第に上値が切り下がった。

グレン・スティーブンス[NP+3.0 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.3]
グレン・スティーブンス・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「消費の伸びは1.5%程度まで戻るだろう」「消費行動の点でファンダメンタルズに変化が見られる」

グレン・スティーブンス[NP+4.8 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +0.5 CRHDP +0.2]
グレン・スティーブンス・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「豪国民は急速に豪ドル安を望むべきではない」「豪ドル高は消費者に大きな恩恵を与える」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは13日、「豪州の『AAA』格付けの見通しは引き続き安定的」との見解を示した。

グレン・スティーブンス[NP-4.8 HDP +1.7 CHDP -0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
グレン・スティーブンス・スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁「豪州の実質為替レートはかなり高い」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは13日、ユーロ圏から資本流出がより増加する大きなリスクがあるとの見解を示したと報じた。「ユーロ圏はどうにか崩壊は切り抜けられそうだ」との見方も示された。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは13日、「中国のハードランディングは予想していない」との見方を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外に対して強含み。時間外のWTI原油先物相場が軟調に推移していることや米株価指数先物がじりじりと下げ幅を拡大していることなどを背景に散発的に円買いが入った。前場の日本株の上値が重くなったことも円買いを若干誘った。一方、ドルに対しては小安い。欧州オセアニア通貨に対してドルを買い戻す動きが出たことにつれて円売りドル買いが出た。
 もっとも、17日のギリシャ再選挙が近づき、持ち高を大きく傾けにくいことから値動き自体は小さかった。

白川方明[NP-4.0 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁(参院予算委員会で)「欧州債務問題は世界・日本経済の最大のリスク要因」「欧州債務問題の景気、物価への影響をしっかり点検する」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「イタリアが次の危機感染国になるとは思わない」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「イタリアがモンティ首相の改革路線を継続すればリスクはない」「スペインも正しい方向に進んでいる」

安住淳[NP-4.6 HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP -0.1]
安住淳・安住淳財務相「為替市場の動向を緊張感をもって注視」「(為替に関し)適時適切に対応」

白川方明[NP-4.6 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁(参院予算委員会で)「円高の日本経済に与える影響を注意深く見ている」「円高が経済の下振れ要因になることは強く意識」「為替動向も踏まえて適切に政策を運営していく」

マリアーノ・ラホイ[NP-5.0 HDP -5.8 CHDP +0.3 RHDP -5.8 CRHDP +0.3]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「スペインの対外債務が危機の主因」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは13日、「スペインの銀行の支払い能力と流動性は解決可能」との見解を示した。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・タイ中銀は13日、政策金利の1日物のレポレートを3.00%に据え置くことを決めたと発表した。

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.4 CHDP -0.2 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「ギリシャはユーロに残留し誓約を遵守すべき」

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.9 CHDP +1.0 RHDP -0.9 CRHDP +1.0]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「イタリアは予算目標の達成軌道に完全に乗っている」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に若干売りが強まった。手掛かり難で模様眺めムードが強まっていたが、欧州勢が参入してくると対ユーロ中心に円売りが強まり円全般が値を下げた。欧州株が上昇したことやスペイン10年債利回りが低下していることなどが円売り材料とされたようだ。
 もっとも、ドルに対しては下値が堅かった。市場参加者から「米系金融機関から円売りドル買いが出た」との声が聞かれ一時下値を探った。もっとも、欧州ならびにオセアニア通貨に対してドル売り圧力が高まったことにつれて円買いドル売りが入り切り返した。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・アイスランド中央銀行は13日、政策金利を現行の5.50%から5.75%に引き上げることを決めたと発表した。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.2 RHDP -4.6 CRHDP -0.2]
イタリア政府関係・イタリア政府は13日、1年物国債入札を実施した。国債利回りは3.972%で前回の2.34%から上昇した。応札倍率は1.73倍と前回の1.79倍を下回った。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・28-29日欧州連合(EU)首脳会議の草案として、「ユーロ圏は強力な銀行・財政統合とガバナンス強化が必要」と伝えた。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・石油輸出国機構(OPEC)のアブドラ・サレム・バドリ事務局長は13日、「石油市場は『幾分供給過剰』となっているように見える」と述べた。

アントニス・サマラス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アントニス・サマラス・ギリシャ新民主主義党のサマラス党首「ギリシャのドラクマへの回帰は経済を破壊するだろう」

アントニス・サマラス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アントニス・サマラス・ギリシャ新民主主義党のサマラス党首「ギリシャは救国内閣が必要だ」「救済策の再交渉を計画している」

ピエール・モスコビシ[NP-5.0 HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
ピエール・モスコビシ・モスコビシ仏財務相「ギリシャの再選挙からのいかなる不測の事態にも備えなければならない」

フランス政府関係[NP     HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
フランス政府関係・仏当局者の話として「欧州首脳はG20で声明を発表する可能性」「G20は人民元を非難しないだろう」などと伝えた。

アントニス・サマラス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アントニス・サマラス・ギリシャ新民主主義党のサマラス党首「EUの救済を再交渉するため強力なチームを派遣するだろう」「新民主主義党はギリシャの民間部門の雇用を削減しないだろう」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは13日、「ギリシャのユーロ圏離脱は基本のシナリオでない」「ギリシャがユーロ圏を離脱すれば、ギリシャやキプロスの銀行は厳しい状態にさらされる可能性」などの見解を示した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・独ツァイト紙は13日、「ギリシャがまもなく3度目の救済パッケージを必要とする可能性」「EUはギリシャに赤字を縮小するためのさらなる時間を与えることを協議している」「独議会は夏に新たな救済パッケージを協議しなければならない可能性」「新たな救済は20億ユーロ規模となる可能性」などと伝えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・13日の欧州外国為替市場で円は下値が堅かった。スペインの10年債利回りの上昇が一服したことなどを受け、円売りユーロ買いが先行。時間外の米長期金利が上昇したことも円売りドル買いを後押しした。
 ただ、そのあとは円を買い戻す動きが優勢に。米商務省が発表した5月米小売売上高(季節調整済み)は市場の予想通りとなったものの、前月の数値が下方修正されたうえ、自動車を除く数値が予想より弱い内容となった。米長期金利が低下に転じ日米金利差縮小への思惑から円買いドル売りが進んだ。ダウ先物や欧州株が下げ幅を広げたことも円の支援材料となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに一時本日高値となる1ドル=79円74銭前後まで上げたものの、22時過ぎに79円32銭前後と日通し安値を付けた。
・ユーロ円は19時30分前に一時1ユーロ=100円ちょうど前後と本日高値を付けたものの、その後失速。22時30分過ぎに一時本日安値となる99円30銭前後まで押し戻された。
・ユーロドルはやや強含んだ。スペイン国債利回りの上昇が一服したことでショートカバーが先行。21時30分発表の米指標の結果が教科書的なドル売り材料とみなされて、一時1ユーロ=1.25609ドル前後まで値を上げた。ただ、そのあとは欧州株やダウ先物が下げ幅を広げたため、徐々に上値を切り下げた。週末に行われるギリシャ再選挙を控えて、積極的に上値を買い上がりにくい面もあった。

キプロス政府関係[NP-6.8 HDP -6.8 CHDP 0.00 RHDP -6.8 CRHDP 0.00]
キプロス政府関係・キプロス副首相の話として報じたところによると、「キプロスは銀行の資本増強のために数週間以内に18億ユーロが必要」だという。また、「キプロスが欧州連合(EU)に支援を要請する場合は、40億ユーロを要求する可能性がある」ようだ。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・ギリシャ急進左派連合ツィプラス党首「EUはギリシャ基金を削減せず、ギリシャをユーロから追放しないだろう」

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