2012年6月12日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して堅調。週末にユーロ圏財務相がスペインの銀行に対して最大1000億ユーロの支援を行うことで合意したことを受け、アジアの取引時間帯に対ユーロなどで円売りが膨らんだ反動が続いた。スペイン銀行の支援条件が明確になっていないうえ、「スペインが外部からの銀行救済を受ければ、民間債券保有者の債務返済順位が劣後化される」との懸念が浮上。スペインやイタリアの10年債利回りが上昇幅を拡大したほか、ダウ平均が90ドル超高から150ドル超安まで一転下落し、投資家のリスク回避姿勢が強まったことも円全体を押し上げた。対資源国通貨では、ヌアイミ・サウジアラビア石油鉱物資源相が「石油輸出機構(OPEC)生産枠は引き上げが必要となる可能性がある」と語ったことを嫌気したWTI原油先物相場の大幅安をながめ、円買いが継続した。
 一方、円はドルに対してもみ合い。欧州・資源国通貨に対して円とドルが同時に売買された影響から方向感が出なかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩んだ。11日の欧米市場で、スペインの銀行支援策の枠組みに関して疑問が残るとして、リスク回避の動きが対ユーロ中心に強まった流れを引き継いだ。東京市場でも円買いが先行し一時上値を伸ばした。しかし、日本株が売り一巡後に下げ幅を縮めると円買いは一服。徐々に上げ幅を縮小した。ドルに対し仲値決済に絡んだ円売りが出たことや、資源国通貨に対して時間外のWTI原油先物相場の下げ幅縮小を手掛かりとした円売りが出たことなども円全体の上値を抑制した。
 国際通貨基金(IMF)が12時過ぎに、「円は中期的に幾分過大評価されている」「日銀の資産購入は大幅に拡大が可能」などの見解を示すと海外勢中心に円売りが強まり一段と値を下げている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。国際通貨基金(IMF)が「円は中期的に幾分過大評価されている」「日銀の資産購入は大幅に拡大が可能」などの見解を示したことを受けて円売りが出た。英・独の株価指数が一時上昇したことや、時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げたことを手掛かりに欧州勢からも円売りが出て一時下値を探った。ただ、スペインの10年債利回りが上昇に転じると、同国の財政・金融システムに対する警戒感から欧州株が失速。つれて円には買い戻しが入り下値を切り上げた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。国際通貨基金(IMF)の声明を受けた円売りが先行したものの、そのあとは徐々に下値が堅くなった。スペインの10年債利回りが上昇し、同国の財政金融システムに対する警戒感から欧州株が失速。円を買い戻す動きが出た。市場では「週末に行われるギリシャ再選挙を控えて様子見ムードが広がり、値動きは限定的となっている」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円台半ば。
・ユーロ円は1ユーロ=99円台前半から半ばでのもみ合いが続いた。
・ユーロドルは1ユーロ=1.2500ドルを挟んだもみ合いの展開となった。財政が不安視されるスペインの国債利回りが上昇しユーロ売りが出た一方、市場では「欧州中央銀行(ECB)がSMPによる国債買い入れを実施している」との噂を手掛かりに買いが入ったため相場は方向感が出なかった。市場では「中東勢からのユーロ買いドル売りが入った」との指摘もあった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
・関係者の話として報じたところによると、「米国の銀行経営陣は5月11日にバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長とイエレンFRB副議長、タルーロFRB理事と会合を開いた」ようだ。また、「銀行経営陣はFRBと株主の目的の間に緊張が高まっているほか、FRBのストレステストには不確実性と混乱があるとの認識を示した」という。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)筋の話として報じたところによると、「ユーロ圏財務省当局者はギリシャのユーロ圏離脱の最悪の場合に備えて資本規制導入を検討した」ようだ。

ジョン・ウィリアムズ[NP-5.6 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「欧州債務危機は世界金融の安定に深刻な脅威をもたらした」

チャールズ・エバンズ[NP-5.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.0]
・エバンズ米シカゴ連銀総裁「年末に大きな財政面での不透明感に直面する」「緩和的金融政策は健全」

チャールズ・エバンズ[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.0]
・エバンズ米シカゴ連銀総裁「各国中銀の追加的協調が必要になった場合には協議する」「FRBによる追加資産購入は役立つだろう」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は12日、「人民元は世界の準備通貨になる大きな可能性がある」との見解を示した。

国際通貨基金(IMF)[NP-4.6 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)が12日、円は中期的観点からは幾分過大評価されている、日本経済は着実に回復、金融政策だけではデフレ脱却は出来ないなどの見解を示した。

国際通貨基金(IMF)[NP-4.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は12日、「日銀は資産買入れプログラムの拡大を含めて、さらなる金融緩和を実施し得る」などの見解を示した。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は12日、「為替介入で秩序を欠いた動きには歯止めをかけることができるが、レートは市場が決めるべきもの」などの見解を示した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチのアナリストであるパーカー氏が12日、スペインの銀行支援策は、スペインの格付けを現在の水準で安定させるとの見解を示した。

ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP-5.8 HDP -5.8 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
・デ・ヤーヘルオランダ財務相「現時点のユーロ圏の状況は安定から程遠い」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

アンゲラ・メルケル[NP+4.2 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相「ドイツは経済的に非常に状態が良い」

2012年6月12日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・関係者の話として報じたところによると、「米国の銀行経営陣は5月11日にバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長とイエレンFRB副議長、タルーロFRB理事と会合を開いた」ようだ。また、「銀行経営陣はFRBと株主の目的の間に緊張が高まっているほか、FRBのストレステストには不確実性と混乱があるとの認識を示した」という。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは11日、スペインのサンタンデールとBBVAの格付けを「BBB+」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は11日、ニューヨーク連銀を通じて2014年1月-15年1月に償還を迎える米国債10億8400万ドルを売却したと発表した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)筋の話として報じたところによると、「ユーロ圏財務省当局者はギリシャのユーロ圏離脱の最悪の場合に備えて資本規制導入を検討した」ようだ。

ジョン・ウィリアムズ[NP-5.6 HDP -3.3 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
ジョン・ウィリアムズ・ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁「欧州債務危機は世界金融の安定に深刻な脅威をもたらした」

デニス・ロックハート[NP-4.4 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.3]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「米国の景気回復は鈍く長期にわたるものとなる」「2012年の経済指標は今までのところ迫力に欠ける」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は11日、「スペインの格付けは銀行救済による影響を受けない」との見解を示した。

デニス・ロックハート[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「スペインの銀行救済措置は良いニュースであり、いくつかの懸念を和らげる」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「フランスやイタリアは経済における深刻な不均衡に直面する」「スペインの1000億ユーロの救済パッケージは安全域を含む」

マーク・カーニー[NP     HDP -1.3 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
マーク・カーニー・カーニー・カナダ銀行(中央銀行)総裁「スペインの銀行救済に関する合意は重要な進展」「大きすぎて潰せない概念は終わらせなければならない」

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.4]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「力強い財政再建と長期的な成長は補完的であり矛盾しない」「ユーロ圏はより統合された経済金融同盟に向けた進展を必要とする」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・国際スワップデリバティブ協会(ISDA)は11日、「現時点では、欧州連合(EU)によるスペイン銀行支援策は劣後化通じた信用事由を引き起こす可能性は低い」との認識を示したと伝えられた。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相「OPEC生産枠は引き上げが必要となる可能性がある」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・米格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスは11日、ドイツの格付け「AA-」を確認した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・米ホワイトハウス当局者の話として「戦略石油備蓄は石油の供給を確保する手段」「戦略石油備蓄を活用する決定はない」と伝えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して堅調。週末にユーロ圏財務相がスペインの銀行に対して最大1000億ユーロの支援を行うことで合意したことを受け、アジアの取引時間帯に対ユーロなどで円売りが膨らんだ反動が続いた。スペイン銀行の支援条件が明確になっていないうえ、「スペインが外部からの銀行救済を受ければ、民間債券保有者の債務返済順位が劣後化される」との懸念が浮上。スペインやイタリアの10年債利回りが上昇幅を拡大したほか、ダウ平均が90ドル超高から150ドル超安まで一転下落し、投資家のリスク回避姿勢が強まったことも円全体を押し上げた。対資源国通貨では、ヌアイミ・サウジアラビア石油鉱物資源相が「石油輸出機構(OPEC)生産枠は引き上げが必要となる可能性がある」と語ったことを嫌気したWTI原油先物相場の大幅安をながめ、円買いが継続した。
 一方、円はドルに対してもみ合い。欧州・資源国通貨に対して円とドルが同時に売買された影響から方向感が出なかった。

サンドラ・ピアナルト[NP     HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.3]
サンドラ・ピアナルト・ピアナルト米クリーブランド連銀総裁「大卒者は職を見けることがより容易」(米経済や政策について言及せず)

安住淳[NP     HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「(日銀同意人事について)2人とも専門家で順当な人事」

日本政府関係[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
日本政府関係・古川元久国家戦略・経済財政担当相「欧州情勢の日本経済への影響を注視」「ユーロ圏の不安定な状況が安定化することを期待」

白川方明[NP     HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
白川方明・白川方明日銀総裁「欧州周辺国は生産性を向上させる必要がある」「アジア市場は成長を追及する欧州諸国に潜在的機会を提供できる」

白川方明[NP+2.0 HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁「日本の金融システムは金融危機時も概ね安定を維持」

白川方明[NP     HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁「アジア諸国の為替柔軟性を高める努力を歓迎」

チャールズ・エバンズ[NP-5.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.0]
チャールズ・エバンズ・エバンズ米シカゴ連銀総裁「年末に大きな財政面での不透明感に直面する」「緩和的金融政策は健全」

チャールズ・エバンズ[NP+2.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -5.6 CRHDP -0.3]
チャールズ・エバンズ・エバンズ米シカゴ連銀総裁「今後1年半から2年後までのGDP成長率は2.5%程度になる見通し」

チャールズ・エバンズ[NP-4.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.3]
チャールズ・エバンズ・エバンズ米シカゴ連銀総裁「欧州は明らかにテールリスク、米国が打撃を受けないことを希望」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは12日、ギリシャがユーロを離脱した場合はイタリア、スペイン、ポルトガルを格下げする可能性があるとの見解を示した。

チャールズ・エバンズ[NP-5.4 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.0]
チャールズ・エバンズ・エバンズ米シカゴ連銀総裁「各国中銀の追加的協調が必要になった場合には協議する」「FRBによる追加資産購入は役立つだろう」

ニュージーランド政府関係[NP-4.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行、RBNZ)は国際的な危機に対処する十分な能力を保持している」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は12日、「人民元は世界の準備通貨になる大きな可能性がある」との見解を示した。

国際通貨基金(IMF)[NP-4.6 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)が12日、円は中期的観点からは幾分過大評価されている、日本経済は着実に回復、金融政策だけではデフレ脱却は出来ないなどの見解を示した。

国際通貨基金(IMF)[NP-4.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は12日、「日銀は資産買入れプログラムの拡大を含めて、さらなる金融緩和を実施し得る」などの見解を示した。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は12日、「為替介入で秩序を欠いた動きには歯止めをかけることができるが、レートは市場が決めるべきもの」などの見解を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩んだ。11日の欧米市場で、スペインの銀行支援策の枠組みに関して疑問が残るとして、リスク回避の動きが対ユーロ中心に強まった流れを引き継いだ。東京市場でも円買いが先行し一時上値を伸ばした。しかし、日本株が売り一巡後に下げ幅を縮めると円買いは一服。徐々に上げ幅を縮小した。ドルに対し仲値決済に絡んだ円売りが出たことや、資源国通貨に対して時間外のWTI原油先物相場の下げ幅縮小を手掛かりとした円売りが出たことなども円全体の上値を抑制した。
 国際通貨基金(IMF)が12時過ぎに、「円は中期的に幾分過大評価されている」「日銀の資産購入は大幅に拡大が可能」などの見解を示すと海外勢中心に円売りが強まり一段と値を下げている。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・リプトン国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事「人民元の利用可能幅拡大の措置を歓迎している」

チャールズ・エバンズ[NP-5.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.0]
チャールズ・エバンズ・エバンズ米シカゴ連銀総裁「いかなる緩和的政策を支持している」

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・インドネシア中銀は12日、政策金利を現行の5.75%で据え置くことを決めたと発表した。

ピエール・モスコビシ[NP     HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
ピエール・モスコビシ・モスコビシ仏財務相「イタリア経済はしっかりとしている。健全なファンダメンタルズを有している」「スペイン支援は、フランスの財政に影響を与えないだろう」

ピエール・モスコビシ[NP     HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
ピエール・モスコビシ・モスコビシ仏財務相「ユーロ共同債は依然検討事項だ」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチのアナリストであるパーカー氏が12日、スペインは2012年、2013年の財政赤字の目標はかなりの差をつけて達成できないとの見解を示したと報じた。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは12日、「ギリシャで何が起こるか大きな不透明感」「ギリシャのユーロ離脱の直接の影響は小さいだろう」などの見解を示した。

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.4]
クリスチャン・ノワイエ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ユーロ圏の中央銀行は国際的な金融機関を監視、監督する権限を持つべき」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチのアナリストであるパーカー氏が12日、スペインの銀行支援策は、スペインの格付けを現在の水準で安定させるとの見解を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。国際通貨基金(IMF)が「円は中期的に幾分過大評価されている」「日銀の資産購入は大幅に拡大が可能」などの見解を示したことを受けて円売りが出た。英・独の株価指数が一時上昇したことや、時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げたことを手掛かりに欧州勢からも円売りが出て一時下値を探った。ただ、スペインの10年債利回りが上昇に転じると、同国の財政・金融システムに対する警戒感から欧州株が失速。つれて円には買い戻しが入り下値を切り上げた。

中国政府関係[NP     HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.3]
中国政府関係・香港金融管理局(HKMA)前総裁「香港はドルペッグ制が最善か検討すべき」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・国際スワップデリバティブ協会(ISDA)は12日、「スペインの銀行救済がソブリン債CDS決済を起こす公算は小さい」との認識を示したと伝えられた。

中国政府関係[NP     HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP -0.3]
中国政府関係・香港次期行政長官「ドルペッグ制を変更する計画はない」

マリア・フェクター[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
マリア・フェクター・フェクター・オーストリア財務相「イタリアが支援要請する兆しはない」

南アフリカ政府関係[NP     HDP -0.3 CHDP -0.3 RHDP -0.3 CRHDP -0.3]
南アフリカ政府関係・ゴーダン南アフリカ財務相「南アフリカは、支出の質を改善する必要がある」「インフラの予算が効果的に使われていない」

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.9 CHDP +1.0 RHDP -0.9 CRHDP +1.0]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「あらゆる手段でユーロ圏の安定を保証するように取り組み続ける」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)が、EUはギリシャがユーロ圏に留まる計画のみに基づいて作業を行っているとの見解を示したと報じた。

ヨゼフ・マクチ[NP     HDP -0.7 CHDP -0.2 RHDP -0.7 CRHDP -0.2]
ヨゼフ・マクチ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「利下げは極めて限定された影響しかないだろう」

フランス政府関係[NP     HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
フランス政府関係・フランスはユーロ圏の回復促進のために具体的な経済成長の措置が合意されることを望んでいると、ユーロ圏の財務相の話として報じた。

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領「ギリシャをユーロ圏にとどめるために全てのことを行う」

アンゲラ・メルケル[NP+4.2 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.4]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ドイツは経済的に非常に状態が良い」

ドイツ政府関係[NP-4.8 HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.5 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・独当局者は12日、「世界経済の下振れリスクが増大しつつある」「G20がユーロ圏や米国の財政再建、中国の為替について協議することが重要」「G20は世界的な成長の中長期的な強化に向けた行動計画で合意すると期待」などの見解を示した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.4]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州危機克服のために勤勉に働く必要がある」「欧州は過去の過ちから学ばなければならない」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.4]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「スペインの銀行支援要請は正しい」「ユーロ共同債の可能性についての議論は間違い」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.4]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州共同債の協議は間違った道につながる」「ドイツは世界をさらに悪い惨事に押し込むことに合意できない」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.5 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・独当局者は12日、「G20首脳会議では日米の債務水準を指摘する」「世界規模でのファイアウオールの協議を提案」との見解を示した。

ユルキ・カタイネン[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
ユルキ・カタイネン・カタイネン・フィンランド首相「さらなる債務の追加は持続可能な道でない」「スペインの銀行支援パッケージは正しい方向」

ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP-5.8 HDP -5.8 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル・デ・ヤーヘルオランダ財務相「現時点のユーロ圏の状況は安定から程遠い」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。国際通貨基金(IMF)の声明を受けた円売りが先行したものの、そのあとは徐々に下値が堅くなった。スペインの10年債利回りが上昇し、同国の財政金融システムに対する警戒感から欧州株が失速。円を買い戻す動きが出た。市場では「週末に行われるギリシャ再選挙を控えて様子見ムードが広がり、値動きは限定的となっている」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円台半ば。
・ユーロ円は1ユーロ=99円台前半から半ばでのもみ合いが続いた。
・ユーロドルは1ユーロ=1.2500ドルを挟んだもみ合いの展開となった。財政が不安視されるスペインの国債利回りが上昇しユーロ売りが出た一方、市場では「欧州中央銀行(ECB)がSMPによる国債買い入れを実施している」との噂を手掛かりに買いが入ったため相場は方向感が出なかった。市場では「中東勢からのユーロ買いドル売りが入った」との指摘もあった。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP -0.3]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「欧州は成長と安定の戦略を導かなければならない」「欧州は成長するため債務危機から抜け出す必要」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは12日、スペインの銀行18行の格付けを引き下げたと発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.2 RHDP -4.7 CRHDP -0.2]
ギリシャ政府関係・ギリシャ急進左派連合ツィプラス党首「6月17日の再選挙は新たな始まりを意味する」「古いギリシャの政治システムがユーロにおけるギリシャを脅かす」「ユーロ圏における安定的で安全な道を望む」「古く効果のない救済プログラムを差し替えたい」

ヨルグ・アスムッセン[NP     HDP -2.0 CHDP -0.2 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBの責務を変更するべきではない」「ユーロ圏はさらなる統合が必要」「欧州基金は成長促進のために再分配されるべき」

イタリア政府関係[NP-5.8 HDP -4.6 CHDP -0.2 RHDP -4.6 CRHDP -0.2]
イタリア政府関係・グリリ・イタリア経済次官「欧州やイタリアにおける状況は極めて困難」

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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