2012年6月16日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売られた。欧州の取引時間帯にイングランド銀行(BOE)が拡大担保タームレポファシリティーを20日に発動すると発表したことが改めて意識され、円買いポンド売りが先行。その他の通貨に対しても円買いが波及した。6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や5月米鉱工業生産指数、6月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が相次いで予想を下回り、欧州株や時間外の米株価指数先物が上値の重い展開となったことも円買いを誘った。
 ただ、米追加金融緩和期待から主要通貨に対するドル売りが優位となり、同時に円が売られた。BOEによる流動性供給が英経済を支援するとの見方が次第に強まり、対ポンドで断続的な円売りが持ち込まれたことも円全体を押し下げた。「欧州中央銀行(ECB)の大半のメンバーは預金金利をゼロ%に引き下げることや政策金利を1%以下に引き下げる懸念を克服した」との報道が伝わり、週末のギリシャ再選挙次第で欧州債務危機が悪化した場合の政策対応期待も高まり、対ユーロ中心に円を売る動きも見られた。ダウ平均が引けにかけて120ドル超上昇すると、小幅ながら円がさらに売られた。 一方、円はドルに対してもみ合い。欧州資源国通貨に対して円とドルが同時に売買され、方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=78円70銭前後で値動きが細った。
・ユーロ円は1ユーロ=99円09銭前後まで値を下げた後、99円台後半まで買い戻された。
・ユーロドルは底堅い。予想より弱い米経済指標が相次ぎ、欧州株や時間外の米株価指数先物が上値の重い展開となるにつれて1ユーロ=1.2592ドル前後まで値を下げた。ただ、米追加金融緩和期待からダウ平均の買いが先行したことをきっかけに、ドル全面安の展開に。ポンドドルに断続的な買いが入ったことも相場を支えたうえ、ECB絡みの報道やダウ平均の120ドル超高も買いを後押しし1.2665ドル前後まで値を伸ばした。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP-5.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・国際通貨基金(IMF)は15日、「スペインの2012年の財政再建目標は達成できない可能性が高い」「スペインの財政削減はGDPに予想よりも悪影響を与える」「1000億ユーロのスペイン銀行救済コストは債務の持続可能性の観点から管理が出来る見通し」との声明を発表した。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.9 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)の大半のメンバーは預金金利をゼロ%に引き下げることや政策金利を1%以下に引き下げることへの懸念を克服したようだ。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-5.6 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙は15日、「米連邦準備理事会(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でツイストオペの延長を決定する可能性が最も高い」と報じた。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-5.6 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙は15日、「米連邦準備理事会(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でツイストオペの延長を決定する可能性が最も高い」と報じた。

2012年6月16日のFX要人発言・ニュース

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは15日、エジプトの長期外貨建て格付けを「BB-」から「B+」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は15日、「欧州はアイルランドに一段の金融支援を実施する必要がある」との声明を発表した。

国際通貨基金(IMF)[NP-5.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は15日、「スペインの2012年の財政再建目標は達成できない可能性が高い」「スペインの財政削減はGDPに予想よりも悪影響を与える」「1000億ユーロのスペイン銀行救済コストは債務の持続可能性の観点から管理が出来る見通し」との声明を発表した。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は15日、ニューヨーク連銀を通じて2022年1月-2042年2月に償還を迎えるインフレ指数連動債(TIPS)13億4500万ドルを買い入れたと発表した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・米格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスのショーン・イーガン社長は15日、「ギリシャはいかなる債務も負担することができない」「ECBにとって市場に踏み入ることはより困難」「欧州の銀行システムはより持続可能なモデルを必要とする」などの見解を示したと伝えられた。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・米ホワイトハウス「ユーロ危機が世界と米国の経済にとって最大の脅威」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・ブレイナー米財務次官「より力強い全体的な成長にとって世界的な需要のリバランスが鍵となり、中国は市場の力を反映する為替レートを認可しなければならない」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.9 CHDP -0.1 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)の大半のメンバーは預金金利をゼロ%に引き下げることや政策金利を1%以下に引き下げることへの懸念を克服したようだ。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットは15日、一部のフランス債取引の証拠金を引き下げると発表したと伝えられた。

アントニス・サマラス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アントニス・サマラス・ギリシャ新民主主義党のサマラス党首「ギリシャはユーロ圏を離脱しないだろう」「17日の再選挙は国としてのギリシャの存在にかかわる」「選挙での最初のジレンマはユーロかドラクマかだ」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-5.6 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米ウォールストリート・ジャーナル紙は15日、「米連邦準備理事会(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でツイストオペの延長を決定する可能性が最も高い」と報じた。

ジョージ・オズボーン[NP     HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.3]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相「計画なしのギリシャのユーロ圏離脱は最悪の事態となるだろう」「欧州はまもなく最後の審判の瞬間に直面する」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・15日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売られた。欧州の取引時間帯にイングランド銀行(BOE)が拡大担保タームレポファシリティーを20日に発動すると発表したことが改めて意識され、円買いポンド売りが先行。その他の通貨に対しても円買いが波及した。6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や5月米鉱工業生産指数、6月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が相次いで予想を下回り、欧州株や時間外の米株価指数先物が上値の重い展開となったことも円買いを誘った。
 ただ、米追加金融緩和期待から主要通貨に対するドル売りが優位となり、同時に円が売られた。BOEによる流動性供給が英経済を支援するとの見方が次第に強まり、対ポンドで断続的な円売りが持ち込まれたことも円全体を押し下げた。「欧州中央銀行(ECB)の大半のメンバーは預金金利をゼロ%に引き下げることや政策金利を1%以下に引き下げる懸念を克服した」との報道が伝わり、週末のギリシャ再選挙次第で欧州債務危機が悪化した場合の政策対応期待も高まり、対ユーロ中心に円を売る動きも見られた。ダウ平均が引けにかけて120ドル超上昇すると、小幅ながら円がさらに売られた。 一方、円はドルに対してもみ合い。欧州資源国通貨に対して円とドルが同時に売買され、方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=78円70銭前後で値動きが細った。
・ユーロ円は1ユーロ=99円09銭前後まで値を下げた後、99円台後半まで買い戻された。
・ユーロドルは底堅い。予想より弱い米経済指標が相次ぎ、欧州株や時間外の米株価指数先物が上値の重い展開となるにつれて1ユーロ=1.2592ドル前後まで値を下げた。ただ、米追加金融緩和期待からダウ平均の買いが先行したことをきっかけに、ドル全面安の展開に。ポンドドルに断続的な買いが入ったことも相場を支えたうえ、ECB絡みの報道やダウ平均の120ドル超高も買いを後押しし1.2665ドル前後まで値を伸ばした。

[ Previous / Next ]

FX相場に関係する主な重要人物

ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング

重要人物・その他の発言・ニュース