2012年6月23日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。欧州中央銀行(ECB)は22日、資金供給オペの担保基準を緩和し、一部の資産担保証券(ABS)を担保として受け入れると発表。欧州の金融システム不安が和らぐとして円売りユーロ買いが先行した。また、独仏伊スペインの4カ国首脳が22日、域内総生産(GDP)の約1%に相当する1300億ユーロの成長支援策導入の必要性で一致したことを受けた円売りユーロ買いも見られ、その他の通貨に対しても円売りが広がった。
 ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて主要通貨買い・欧州通貨売りが持ち込まれると円高・欧州通貨安が進んだが、ドルや資源国通貨に対しては同時に円が売られた。前日急落したWTI原油先物相場の買い戻しが優位となり、資源国通貨買い円売りが散見されると、対欧州通貨で円は戻りが鈍い展開となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=80円57銭前後と5月2日の高値80円61銭前後に接近した。
・ユーロ円は1ユーロ=101円23銭前後まで値を上げた後、100円78-83銭まで失速したが、100円台前半まで再び上げた。
・ユーロドルは一進一退。ECBによる担保基準緩和が好感され1ユーロ=1.25834ドル前後まで上げた。「スペインは返済順位が劣後する銀行債権保有者に損失受け入れを迫ることを検討」との報道が伝わりいったん失速したが、デギンドス・スペイン財務相が報道を否定したうえ、独仏伊スペインの4カ国首脳が成長支援策導入の必要性で一致したため買いが再開した。その後、ロンドンフィキシングに向けた売りが持ち込まれると、1.2521-24ドルまで下げ足を速めた。もっとも、18日早朝の安値1.2520ドル前後や欧州時間につけた日通し安値1.2519ドル前後を下値の目処とした買い戻しが入り、1.25ドル台後半まで値を戻した。中盤以降は週末要因で市場参加者が次第に減少し1.2565ドル前後で値動きが細った。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・独連銀報道官が「ECBの担保条件緩和は重大」「受け入れる必要のない担保は受け入れないだろう」との見解を示したという。

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
・オランド・フランス大統領「救済基金で国債を買い入れるというイタリアの提案を支持する」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
・ショイブレ独財務相「スペインが支援をまもなく要請すれば、EFSFの資金を得るだろう」「EFSFとESMはともに効力があり、スペインはESMの資金を得る」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・独連銀報道官が「ECBの担保条件緩和は重大」「受け入れる必要のない担保は受け入れないだろう」との見解を示したという。

2012年6月23日のFX要人発言・ニュース

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
ドイツ政府関係・独連銀報道官が「ECBの担保条件緩和は重大」「受け入れる必要のない担保は受け入れないだろう」との見解を示したという。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「キプロスはまもなく救済に関する決定を行う」「キプロスの決定に関して推測しない」「スペインがまもなく救済を適用することを誰もが望む」

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
フランソワ・オランド・オランド・フランス大統領「救済基金で国債を買い入れるというイタリアの提案を支持する」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「スペインが支援をまもなく要請すれば、EFSFの資金を得るだろう」「EFSFとESMはともに効力があり、スペインはESMの資金を得る」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャは第2次救済の条件を達成しなければならない」「ギリシャの新政権は困難な課題に直面する」「ギリシャは決定の実行に問題を抱えている」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。欧州中央銀行(ECB)は22日、資金供給オペの担保基準を緩和し、一部の資産担保証券(ABS)を担保として受け入れると発表。欧州の金融システム不安が和らぐとして円売りユーロ買いが先行した。また、独仏伊スペインの4カ国首脳が22日、域内総生産(GDP)の約1%に相当する1300億ユーロの成長支援策導入の必要性で一致したことを受けた円売りユーロ買いも見られ、その他の通貨に対しても円売りが広がった。
 ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて主要通貨買い・欧州通貨売りが持ち込まれると円高・欧州通貨安が進んだが、ドルや資源国通貨に対しては同時に円が売られた。前日急落したWTI原油先物相場の買い戻しが優位となり、資源国通貨買い円売りが散見されると、対欧州通貨で円は戻りが鈍い展開となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=80円57銭前後と5月2日の高値80円61銭前後に接近した。
・ユーロ円は1ユーロ=101円23銭前後まで値を上げた後、100円78-83銭まで失速したが、100円台前半まで再び上げた。
・ユーロドルは一進一退。ECBによる担保基準緩和が好感され1ユーロ=1.25834ドル前後まで上げた。「スペインは返済順位が劣後する銀行債権保有者に損失受け入れを迫ることを検討」との報道が伝わりいったん失速したが、デギンドス・スペイン財務相が報道を否定したうえ、独仏伊スペインの4カ国首脳が成長支援策導入の必要性で一致したため買いが再開した。その後、ロンドンフィキシングに向けた売りが持ち込まれると、1.2521-24ドルまで下げ足を速めた。もっとも、18日早朝の安値1.2520ドル前後や欧州時間につけた日通し安値1.2519ドル前後を下値の目処とした買い戻しが入り、1.25ドル台後半まで値を戻した。中盤以降は週末要因で市場参加者が次第に減少し1.2565ドル前後で値動きが細った。

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