2012年7月14日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。米シンクタンクリポートとして「欧州中央銀行(ECB)は早ければ9月にも預金金利をマイナスにする可能性がある」と伝わったことがユーロ売り材料とみなされ、円買いユーロ売りが先行した。ただ、ユーロドルについて市場では「NYカット(日本時間23時)で権利行使期限を迎える1.2200ドルのオプションに絡んだ買いのフローが出た」「ロシア勢やオーストリアの銀行から買いが持ち込まれた」との指摘があり、ユーロ高ドル安が急速に進むと、つれる形で一転円売りユーロ買いが優位に。その他の通貨に対しても円が売られた。予想を若干下回る4-6月期中国国内総生産(GDP)を受けて中国の追加金融緩和期待が高まるなか、JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴの決算内容が好感され、ダウ平均が200ドル超上昇したことも円全体を押し下げる要因となった。
 一方、円はドルに対してもみ合い。ユーロ高ドル安が急速に進んだ場面で円買いドル売りが出たが、手掛かり材料に乏しいなかで円の上値は限られた。週末要因で市場参加者が次第に減少し、中盤以降は方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円20銭前後でのもみ合いに終始した。一時79円07銭前後まで下げたが、200日移動平均線が位置する79円01銭前後や、一目均衡表雲の下限78円90銭がサポートとなり下値は限られた。
・ユーロ円は1ユーロ=96円44銭前後と前日の安値96円43銭前後に接近した後、97円09銭前後まで持ち直した。
・ユーロドルは一転上昇。米シンクタンクリポートがユーロ売り材料と見なされ、前日の安値1ユーロ=1.2166ドル前後を下抜けた。2010年6月29日以来の安値となる1.2162ドル前後まで下げ足を速めた。ただ、1.2150ドルに観測されているバリアオプションの防戦買いが入ったうえ、ロシア勢やオーストリアの銀行などから買いが持ち込まれて急伸する展開に。ダウ平均の大幅高も買いを促し、アジア時間の高値1.2219ドル前後を上抜けて1.2257ドル前後まで値を伸ばした。中盤以降は週末要因で商いが薄れ、1.2240ドル前後でのもみ合いが続いた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

デニス・ロックハート[NP-4.8 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.1]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「バランスシートの拡大は徐々に影響が出てくるだろう」「FRBは必要ならさらに積極的に行動するだろう」

デニス・ロックハート[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「自身の最近の成長見通しを下方修正した」

デニス・ロックハート[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「FOMCの見方は4月から6月にかけて急速に変化した」「経済は鈍化する時期にある」

デニス・ロックハート[NP-4.4 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「量的緩和第3弾(QE3)については様子見であり、もう少しデータを確認したい」「QE3実施に対する決定はより悪いニュースが必要」

デニス・ロックハート[NP-6.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.3]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「量的緩和はFRBにとって選択肢のひとつ」「2014年の低金利は非常に心地良い」「新たな緩和の実施を望めば、ツイストオペの終了を待つ必要はない」「一段の量的緩和はMBSを含む可能性」「さらなる量的緩和への感受性がやや増した」

ジェフリー・ラッカー[NP+3.0 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.0]
・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「今年の米経済成長見通しは2%。今年前半の予想から下方修正した」「今回、FRBは追加の刺激策が必要ないと改めて表明」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

デニス・ロックハート[NP+4.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.4]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「一段の債券購入には慎重になる必要」

2012年7月14日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は13日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年5月に償還を迎える米国債18億400万ドルを購入したと発表した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・米ニューヨーク連銀は13日、LIBOR問題に関する過去の協議についての文書を公表した。「2007年8月にバークレイズとLIBORの設定に関してコミュニケーションがあった」などとした。

デニス・ロックハート[NP-4.8 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.1]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「バランスシートの拡大は徐々に影響が出てくるだろう」「FRBは必要ならさらに積極的に行動するだろう」

デニス・ロックハート[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「自身の最近の成長見通しを下方修正した」

デニス・ロックハート[NP+4.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.4]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「一段の債券購入には慎重になる必要」

デニス・ロックハート[NP-5.2 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.3]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「FOMCの見方は4月から6月にかけて急速に変化した」「経済は鈍化する時期にある」

デニス・ロックハート[NP-4.4 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「量的緩和第3弾(QE3)については様子見であり、もう少しデータを確認したい」「QE3実施に対する決定はより悪いニュースが必要」

デニス・ロックハート[NP-6.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.3]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「量的緩和はFRBにとって選択肢のひとつ」「2014年の低金利は非常に心地良い」「新たな緩和の実施を望めば、ツイストオペの終了を待つ必要はない」「一段の量的緩和はMBSを含む可能性」「さらなる量的緩和への感受性がやや増した」

ジェフリー・ラッカー[NP+3.0 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.0]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「今年の米経済成長見通しは2%。今年前半の予想から下方修正した」「今回、FRBは追加の刺激策が必要ないと改めて表明」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。米シンクタンクリポートとして「欧州中央銀行(ECB)は早ければ9月にも預金金利をマイナスにする可能性がある」と伝わったことがユーロ売り材料とみなされ、円買いユーロ売りが先行した。ただ、ユーロドルについて市場では「NYカット(日本時間23時)で権利行使期限を迎える1.2200ドルのオプションに絡んだ買いのフローが出た」「ロシア勢やオーストリアの銀行から買いが持ち込まれた」との指摘があり、ユーロ高ドル安が急速に進むと、つれる形で一転円売りユーロ買いが優位に。その他の通貨に対しても円が売られた。予想を若干下回る4-6月期中国国内総生産(GDP)を受けて中国の追加金融緩和期待が高まるなか、JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴの決算内容が好感され、ダウ平均が200ドル超上昇したことも円全体を押し下げる要因となった。
 一方、円はドルに対してもみ合い。ユーロ高ドル安が急速に進んだ場面で円買いドル売りが出たが、手掛かり材料に乏しいなかで円の上値は限られた。週末要因で市場参加者が次第に減少し、中盤以降は方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=79円20銭前後でのもみ合いに終始した。一時79円07銭前後まで下げたが、200日移動平均線が位置する79円01銭前後や、一目均衡表雲の下限78円90銭がサポートとなり下値は限られた。
・ユーロ円は1ユーロ=96円44銭前後と前日の安値96円43銭前後に接近した後、97円09銭前後まで持ち直した。
・ユーロドルは一転上昇。米シンクタンクリポートがユーロ売り材料と見なされ、前日の安値1ユーロ=1.2166ドル前後を下抜けた。2010年6月29日以来の安値となる1.2162ドル前後まで下げ足を速めた。ただ、1.2150ドルに観測されているバリアオプションの防戦買いが入ったうえ、ロシア勢やオーストリアの銀行などから買いが持ち込まれて急伸する展開に。ダウ平均の大幅高も買いを促し、アジア時間の高値1.2219ドル前後を上抜けて1.2257ドル前後まで値を伸ばした。中盤以降は週末要因で商いが薄れ、1.2240ドル前後でのもみ合いが続いた。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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