2012年9月11日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はしばらく方向感を欠いたが、引けにかけて強含んだ。12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や12日の独連邦憲法裁判所の欧州安定メカニズム(ESM)に関する判決待ちの様相が濃く、しばらく方向感を欠いていた。ただ、米国株が引けにかけて下げ幅を拡大するとリスクポジション解消目的で円買いが入った。
 カナダドルに対してはロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて円売りが進んだものの、フィキシング通過後は円売りは失速。米株安も手伝い下値が切り上がった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。米国の追加金融緩和への思惑が高まるなか、日本の輸出企業の円買いドル売りが入った。対ユーロなどでドル売りが強まった影響も受けた。
 安住淳財務相は閣議後に「欧州や米国、中国の景気動向に対する不安が下振れリスクになるとの懸念が出始めている」などと発言したが、相場への影響は限られた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。一方、ドルに対してはやや強含んだ。対欧州通貨などでドルが売られた流れに沿って、円高ドル安が進んだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円はドルに対して買い優位。12-13日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて追加金融緩和への思惑が高まるなか、市場では「米系銀行からの円買いドル売りが持ち込まれた」との声が聞かれ、損失覚悟の円買い注文を巻き込んだ。格付け会社ムーディーズが11日、「米予算協議で国内総生産(GDP)に対する債務比率の低下傾向を示さなければ、米国の格付けは『AA1』に引き下げられる可能性がある」との見解を示すと、さらに円買いドル売りが強まった。
 また、円はドル以外の通貨に対して底堅い。対ドルで円買いが加速した影響を受けたほか、「英系金融機関から円買いユーロ売りが出た」との指摘があり、対ユーロ中心に円買いが継続した。ただ、格付け会社ムーディーズが米国格下げの可能性を示唆し、対欧州資源国通貨でドル売りが膨らむと、つれる形で円売りが出て伸び悩んだ。もっとも、対ドルでさらに円が買われたため、円全体が底堅く推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は8月1日の安値1ドル=77円90銭前後を下抜け、77円74銭前後と6月1日以来の安値を更新した。
・ユーロ円は1ユーロ=99円53銭前後まで値を下げた後、99円83-88銭まで買い戻されたが戻りは限られた。
・ユーロドルはしっかり。対円や豪ドルなどでユーロ売りが強まった流れに沿って、1ユーロ=1.2767-70ドルまで値を下げた。ただ、ムーディーズの見解が伝わると一転ユーロ買いドル売りが優勢に。バリアオプションが観測されていた1.2825ドルを上抜け、5月15日以来の高値となる1.2837ドル前後まで上げた。もっとも、200日移動平均線が位置する1.2835ドル前後や、1.2850ドルに観測されているバリアオプションの防戦売りが意識され、いったん買いは収まった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -3.0 CHDP -0.1 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)は10日、3-7日までの1週間にSMPによる国債買入額がゼロであったことを明らかにした。なお、ECBが新たに発表した債券買い取りプログラム、アウトライト・マネタリー・トランザクションズ(OMT)の導入に伴いSMPは終了することとなった。

マリアーノ・ラホイ[NP-6.0 HDP -5.3 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.0]
・ラホイ・スペイン首相「スペインは決定の前にECBの救済条件を検討する」「スペインは財政赤字目標を達成しなければならない」「ECBはどのようにスペインが赤字を削減すべきか定めるべきでない」「ECBへの救済を要請するか決定していない」

マリアーノ・ラホイ[NP-6.0 HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
・ラホイ・スペイン首相「スペインにとって救済が最善と判断すれば要請するだろう」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.1]
・政府は11日、前日に死亡した松下忠洋郵政・金融担当相の後任として安住淳財務相が臨時代理として兼務すると発表した。NHKが報じた。

温家宝[NP-6.0 HDP +1.0 CHDP -0.1 RHDP +2.9 CRHDP +0.0]
・温家宝中国首相「経済の押し上げのために必要であるならば、1000億元の財政安定基金を活用する可能性がある」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP +0.6 RHDP -4.1 CRHDP +0.6]
・ギリシャ財務省は11日、1-8月の財政赤字が124億ユーロになったと発表した。目標は152億ユーロだった。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

温家宝[NP+3.0 HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +2.9 CRHDP -0.4]
・温家宝中国首相「中国は国内需要を拡大させるための措置を実施している」「中国は財政リスクを比較的うまくコントロール出来ている」

2012年9月11日のFX要人発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は10日、「アイルランド救済の成功は外部経済の回復や欧州からのさらなる支援次第」などの見解を示した。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -3.0 CHDP -0.1 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)は10日、3-7日までの1週間にSMPによる国債買入額がゼロであったことを明らかにした。なお、ECBが新たに発表した債券買い取りプログラム、アウトライト・マネタリー・トランザクションズ(OMT)の導入に伴いSMPは終了することとなった。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は10日、ニューヨーク連銀を通じて2028年4月-2042年2月に償還を迎えるインフレ指数連動債(TIPS)13億4900万ドルを買い入れたと発表した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)の当局者が、「今月中にはギリシャに関する決定はない」との見解を示した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相とショイブレ独財務相が密室会談で保守派議員に対し「欧州中央銀行(ECB)の債券購入計画は責務の範囲内」と語ったという。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁はECBの銀行監督の代表になる可能性があると一部独紙が報じた。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事が、14日の欧州連合(EU)財務省理事会非公式会合に出席すると報じた。

マリアーノ・ラホイ[NP-6.0 HDP -5.3 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP +0.0]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「スペインは決定の前にECBの救済条件を検討する」「スペインは財政赤字目標を達成しなければならない」「ECBはどのようにスペインが赤字を削減すべきか定めるべきでない」「ECBへの救済を要請するか決定していない」

マリアーノ・ラホイ[NP-6.0 HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「スペインにとって救済が最善と判断すれば要請するだろう」

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「スペインの利回り低下はECBのメッセージの力を示している」「財政赤字の削減は救済より重要」「ECBに債券を購入するよう圧力をかけていない」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.4]
ドイツ政府関係・独財務省は10日、「独政府は連邦憲法裁判所が欧州安定メカニズム(ESM)を承認すると確信している」との見解を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・10日のニューヨーク外国為替市場で円はしばらく方向感を欠いたが、引けにかけて強含んだ。12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や12日の独連邦憲法裁判所の欧州安定メカニズム(ESM)に関する判決待ちの様相が濃く、しばらく方向感を欠いていた。ただ、米国株が引けにかけて下げ幅を拡大するとリスクポジション解消目的で円買いが入った。
 カナダドルに対してはロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて円売りが進んだものの、フィキシング通過後は円売りは失速。米株安も手伝い下値が切り上がった。

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.1]
日本政府関係・政府は11日、前日に死亡した松下忠洋郵政・金融担当相の後任として安住淳財務相が臨時代理として兼務すると発表した。NHKが報じた。

安住淳[NP-4.0 HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「欧州や米国、中国の景気動向に対する不安が下振れリスクになるとの懸念が出始めている」「景気に引き続き細心の注意、政府として対応が必要かはもう少し見極めたい」

ニュージーランド政府関係[NP-4.6 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZドル高は心地良くない」「NZドル高が輸出業者を圧迫している」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・朱民・国際通貨基金(IMF)副専務理事「ユーロ危機の解決には長い道のりが必要であり、ユーロへの信任獲得が鍵となる」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・朱民・国際通貨基金(IMF)副専務理事「中国の成長が安定することは世界全体にとって非常に重要」「成長安定化が中国の最優先事項」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。米国の追加金融緩和への思惑が高まるなか、日本の輸出企業の円買いドル売りが入った。対ユーロなどでドル売りが強まった影響も受けた。
 安住淳財務相は閣議後に「欧州や米国、中国の景気動向に対する不安が下振れリスクになるとの懸念が出始めている」などと発言したが、相場への影響は限られた。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.4]
ドイツ政府関係・独連邦憲法裁判所は11日、欧州安定メカニズム(ESM)についての合憲判断を延期せずに12日に発表するとの見解を示したと伝えられた。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP-4.6 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「欧州危機が経済状況に陰りを落としている」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP+3.2 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「独経済に下振れリスクはほとんどない」「独経済成長は2012年が0.7%、2013年に1.6%になる見通し」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含んだ。欧州オセアニア通貨がドルに対して上昇したことにつれて円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが出た。一方、ドルに対してはやや強含んだ。対欧州通貨などでドルが売られた流れに沿って、円高ドル安が進んだ。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは11日、ニュージーランドの格付けを「AA/AA+」に据え置くと発表した。なお、見通しは「安定的」とした。

イアン・マカファーティ[NP-4.6 HDP -4.6 CHDP 0.00 RHDP -4.6 CRHDP 0.00]
イアン・マカファーティ・マカファーティ・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「ユーロ圏で続く不透明感が英企業信頼感の重しとなっている」

イアン・マカファーティ[NP-4.6 HDP -4.6 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
イアン・マカファーティ・マカファーティ・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「米国や中国で広範に渡る景気減速の兆候が見られる」「2013年も兆候が持続すれば英景気見通しも弱まるだろう」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.3]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ドイツは財政同盟とユーロ共同債に反対」

温家宝[NP+3.0 HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +2.9 CRHDP -0.4]
温家宝・温家宝中国首相「中国は国内需要を拡大させるための措置を実施している」「中国は財政リスクを比較的うまくコントロール出来ている」

温家宝[NP     HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +2.9 CRHDP -0.4]
温家宝・温家宝中国首相「中国は人民元相場の改革を続けている」「地方政府の債務を管理することは可能」

温家宝[NP     HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +2.9 CRHDP -0.4]
温家宝・温家宝中国首相「中国は慎重な金融政策を維持する」「中国は保護貿易には反対」

温家宝[NP     HDP +1.1 CHDP +0.1 RHDP +2.9 CRHDP -0.4]
温家宝・温家宝中国首相「今年の経済成長目標は達成できるだろう」「世界経済の回復を促すために、各国にマクロ経済政策の協調を呼びかける」

温家宝[NP-6.0 HDP +1.0 CHDP -0.1 RHDP +2.9 CRHDP +0.0]
温家宝・温家宝中国首相「経済の押し上げのために必要であるならば、1000億元の財政安定基金を活用する可能性がある」

マリオ・モンティ[NP     HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「長期的な経済の強さに焦点を当てている」

イアン・マカファーティ[NP     HDP -4.6 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
イアン・マカファーティ・マカファーティ・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「金融政策を通して投資を解放することには限りがある」

マイケル・ヌーナン[NP     HDP -3.6 CHDP +1.2 RHDP -3.6 CRHDP +1.2]
マイケル・ヌーナン・ヌーナン・アイルランド財務相「約束手形のかわりに長期債やEFSF/ESMを理由するかどうかは決定していない」

デビッド・マイルズ[NP-5.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP -0.2]
デビッド・マイルズ・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「弱い需要がインフレを目標以下に引き下げると見込まれるため、BOEは量的緩和に着手した」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP +0.6 RHDP -4.1 CRHDP +0.6]
ギリシャ政府関係・ギリシャ財務省は11日、1-8月の財政赤字が124億ユーロになったと発表した。目標は152億ユーロだった。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは11日、予算協議で国内総生産(GDP)に対する債務比率の低下傾向を示すことがなければ、米国の格付けは「AA1」に引き下げられる可能性があるとの見解を示した。

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相(カタイネン・フィンランド首相との会談後)「ユーロ危機は連帯してのみ取り組むことができる」

ユルキ・カタイネン[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
ユルキ・カタイネン・カタイネン・フィンランド首相(ラホイ・スペイン首相との会談後)「フィンランドはユーロ強化にコミット」「ユーロは一時的な実験ではない」

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「欧州中央銀行(ECB)に国債購入を求めるかどうか依然決定していない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日の欧州外国為替市場で円はドルに対して買い優位。12-13日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて追加金融緩和への思惑が高まるなか、市場では「米系銀行からの円買いドル売りが持ち込まれた」との声が聞かれ、損失覚悟の円買い注文を巻き込んだ。格付け会社ムーディーズが11日、「米予算協議で国内総生産(GDP)に対する債務比率の低下傾向を示さなければ、米国の格付けは『AA1』に引き下げられる可能性がある」との見解を示すと、さらに円買いドル売りが強まった。
 また、円はドル以外の通貨に対して底堅い。対ドルで円買いが加速した影響を受けたほか、「英系金融機関から円買いユーロ売りが出た」との指摘があり、対ユーロ中心に円買いが継続した。ただ、格付け会社ムーディーズが米国格下げの可能性を示唆し、対欧州資源国通貨でドル売りが膨らむと、つれる形で円売りが出て伸び悩んだ。もっとも、対ドルでさらに円が買われたため、円全体が底堅く推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は8月1日の安値1ドル=77円90銭前後を下抜け、77円74銭前後と6月1日以来の安値を更新した。
・ユーロ円は1ユーロ=99円53銭前後まで値を下げた後、99円83-88銭まで買い戻されたが戻りは限られた。
・ユーロドルはしっかり。対円や豪ドルなどでユーロ売りが強まった流れに沿って、1ユーロ=1.2767-70ドルまで値を下げた。ただ、ムーディーズの見解が伝わると一転ユーロ買いドル売りが優勢に。バリアオプションが観測されていた1.2825ドルを上抜け、5月15日以来の高値となる1.2837ドル前後まで上げた。もっとも、200日移動平均線が位置する1.2835ドル前後や、1.2850ドルに観測されているバリアオプションの防戦売りが意識され、いったん買いは収まった。

ジョージ・オズボーン[NP     HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.3]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相「キング・イングランド銀行(BOE)総裁の後任は年末までに発表される見込み」

ビクトル・ガスパール[NP     HDP -3.6 CHDP +1.5 RHDP -3.6 CRHDP +1.5]
ビクトル・ガスパール・ガスパール・ポルトガル財務相「救済計画は、債券市場に戻る道に開かれている」「トロイカは、ポルトガルに大きな進展があったことを認識」

温家宝[NP     HDP +1.0 CHDP -0.1 RHDP +2.9 CRHDP +0.0]
温家宝・温家宝中国首相「ユーロ圏における進展に自信を持っている」「ユーロ圏の困難は一時的なもの」

ビクトル・ガスパール[NP     HDP -3.6 CHDP +1.5 RHDP -3.6 CRHDP +1.5]
ビクトル・ガスパール・ガスパール・ポルトガル財務相「トロイカと債務と財政赤字の目標修正で合意した」

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