2012年9月28日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
スペイン政府関係[NP HDP -5.0 CHDP -0.1 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・スペインのサンタマリア副首相は27日、記者会見で2013年度予算案を閣議承認したと発表した。
スペイン政府関係[NP HDP -5.0 CHDP -0.1 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・スペインのサンタマリア副首相は27日、閣議で改革パッケージも承認されたと発表した。
スペイン政府関係[NP-2.0 HDP -4.8 CHDP +0.2 RHDP -4.8 CRHDP +0.2]
・モントロ・スペイン予算相「2012年の財政赤字6.3%の目標は達成できると確信」「2013年GDPは0.5%減となる見通し」
スペイン政府関係[NP HDP -4.8 CHDP +0.2 RHDP -4.8 CRHDP +0.2]
・スペイン財務省は27日、「2013年の財政支出は5.6%拡大」「2013年のスペイン省庁の歳出は8.9%減少」との声明を発表した。
ルイス・デギンドス[NP HDP -3.2 CHDP +1.7 RHDP -3.2 CRHDP +1.7]
・デギンドス・スペイン財務相「欧州連合(EU)推奨を上回る改革案を計画している」
ルイス・デギンドス[NP HDP -3.2 CHDP +1.7 RHDP -3.2 CRHDP +1.7]
・デギンドス・スペイン財務相「改革案は欧州連合(EU)の提案をすべて反映する」
ルイス・デギンドス[NP HDP -3.2 CHDP +1.7 RHDP -3.2 CRHDP +1.7]
・デギンドス・スペイン財務相「スペインはECB債券買い入れプログラムの諸条件を引き続き分析している」「支援要請をめぐる決定は、スペイン・ユーロ圏への影響を完全に把握した段階で行う」
ルイス・デギンドス[NP-6.8 HDP -3.9 CHDP -0.7 RHDP -3.9 CRHDP -0.7]
・デギンドス・スペイン財務相「スペインの公的債務は2013年にGDP比で80%突破するだろう」
ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.0]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「FOMCはQE3に対する正確な論拠はなかった」「米国は成長率2%の軌道に依然として乗っている」「行動の前により多くのデータを求めるべき」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは28日、中国の2012年GDP見通しを従来の8.0%から7.8%に下方修正したと発表した。また、インドの12年GDP見通しを6.5%から6.0%に下方修正した。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・人民元は対ドルで上昇。銀行間取引で一時1ドル=6.2859元と1993年12月24日以来の高値(人民元高)を付けた。
フランス政府関係[NP HDP -0.2 CHDP -0.4 RHDP -0.2 CRHDP -0.4]
・フランスの2013年の債券発行額は1711億ユーロとなり、2012年の1828億ユーロを下回るという。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)は28日、「市場は28日の取引終了後に米格付け会社ムーディーズがスペイン国債の格付けをジャンク級に引き下げる可能性に備えている」と報じた。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.1 CHDP +0.6 RHDP -4.1 CRHDP +0.6]
・「ギリシャは緊縮財政、予算案を10月1日に議会に提出する」と報じた。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ルイス・デギンドス[NP+2.0 HDP -2.9 CHDP +1.0 RHDP -2.9 CRHDP +1.0]
・デギンドス・スペイン財務相「救済についての決定はユーロ圏諸国すべてに重要」「データは第3四半期の経済が前期より悪くないと示唆」
2012年9月28日のFX要人発言・ニュース
スペイン政府関係[NP HDP -5.0 CHDP -0.1 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・スペインのサンタマリア副首相は27日、記者会見で2013年度予算案を閣議承認したと発表した。
スペイン政府関係[NP HDP -5.0 CHDP -0.1 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・スペインのサンタマリア副首相は27日、閣議で改革パッケージも承認されたと発表した。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは27日、南アフリカの格付けを「Baa1」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は27日、ニューヨーク連銀を通じて2015年9月-15年11月に償還を迎える米国債77億9900万ドルを売却したと発表した。
スペイン政府関係[NP-2.0 HDP -4.8 CHDP +0.2 RHDP -4.8 CRHDP +0.2]
・モントロ・スペイン予算相「2012年の財政赤字6.3%の目標は達成できると確信」「2013年GDPは0.5%減となる見通し」
スペイン政府関係[NP HDP -4.8 CHDP +0.2 RHDP -4.8 CRHDP +0.2]
・スペイン財務省は27日、「2013年の財政支出は5.6%拡大」「2013年のスペイン省庁の歳出は8.9%減少」との声明を発表した。
ルイス・デギンドス[NP HDP -3.2 CHDP +1.7 RHDP -3.2 CRHDP +1.7]
・デギンドス・スペイン財務相「欧州連合(EU)推奨を上回る改革案を計画している」
ルイス・デギンドス[NP HDP -3.2 CHDP +1.7 RHDP -3.2 CRHDP +1.7]
・デギンドス・スペイン財務相「改革案は欧州連合(EU)の提案をすべて反映する」
ルイス・デギンドス[NP HDP -3.2 CHDP +1.7 RHDP -3.2 CRHDP +1.7]
・デギンドス・スペイン財務相「スペインはECB債券買い入れプログラムの諸条件を引き続き分析している」「支援要請をめぐる決定は、スペイン・ユーロ圏への影響を完全に把握した段階で行う」
ルイス・デギンドス[NP-6.8 HDP -3.9 CHDP -0.7 RHDP -3.9 CRHDP -0.7]
・デギンドス・スペイン財務相「スペインの公的債務は2013年にGDP比で80%突破するだろう」
ルイス・デギンドス[NP+2.0 HDP -2.9 CHDP +1.0 RHDP -2.9 CRHDP +1.0]
・デギンドス・スペイン財務相「救済についての決定はユーロ圏諸国すべてに重要」「データは第3四半期の経済が前期より悪くないと示唆」
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・米財務省によると、7年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが1.055%、応札倍率(カバー)が2.61倍となった。
カルロス・コスタ[NP HDP -0.9 CHDP +0.4 RHDP -0.9 CRHDP +0.4]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁「危機は金融経済モデルの結果」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「ドイツはユーロの安定にコミットしている」「欧州債務危機の終了は、いきなりやってくるものではない」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
・メルケル独首相「緊縮財政は長い目で見ると結果的に益となる」
マリオ・モンティ[NP HDP -0.8 CHDP +0.4 RHDP -0.8 CRHDP +0.4]
・モンティ・イタリア首相「EUが求める以上の追加条件はないだろう」「条件は6月のサミットで明確に規定されている」
ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +2.5 CRHDP +0.0]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「FOMCはQE3に対する正確な論拠はなかった」「米国は成長率2%の軌道に依然として乗っている」「行動の前により多くのデータを求めるべき」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・米格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスは27日、スペインの格付けを「CC+」から「CC」に引き下げたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して下落した。スペインのサンタマリア副首相は27日、「2013年度予算案、および改革パッケージが閣議で承認された」と発表した。直後、市場では「スペイン政府は欧州連合(EU)に金融支援を要請するかどうかについて態度を明らかにしていない」と受け止められ、円買いユーロ売りが入った。もっとも、デギンドス・スペイン財務相が「欧州連合(EU)の推奨を上回る改革案を計画している」「改革案はEUの提案をすべて反映する」などとコメントすると、欧州債務問題への警戒感が和らぎ、米株式相場が上昇幅を拡大。投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが次第に広まり、円全体を押し下げた。
円は対ドルでは強含んだ。4-6月期の米国内総生産(GDP)確定値が下方修正されたほか、8月米耐久財受注額が市場の予想平均を下回ったことで、円買いドル売りが進んだ。ダウ平均が一時100ドルを超える上昇幅となったことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの期待からオセアニア、欧州通貨でドルが売られたことも、円、ドルの重しとなった。米格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスは27日、「スペインの格付けを『CC+』から『CC』に引き下げた」と発表したが、目立った反応はなかった。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは28日、中国の2012年GDP見通しを従来の8.0%から7.8%に下方修正したと発表した。また、インドの12年GDP見通しを6.5%から6.0%に下方修正した。
米政府関係[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・クリントン米国務長官と楊・中国外相がニューヨークで会談したと報じた。尖閣諸島をめぐり日中間の緊張が高まっていることに関し、クリントン米国務長官は中国に冷静な対応を求めた。
安住淳[NP HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.2]
・安住淳財務相「為替は歴史的な円高水準。日本の状況をG7で新財務相が説明する」
中国政府関係[NP HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・王・中国商務次官は28日、「中国の景気減速は想定の範囲内」などの見解を示したと伝えられた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは28日、ベトナムの格付けを「B2」に引き下げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
ミシェル・バルニエ[NP HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・バルニエ欧州委員(域内市場・金融サービス担当)「財政協定は安定が目的であり、緊縮財政のためではない」
エスター・ジョージ[NP HDP -3.8 CHDP +0.4 RHDP -3.8 CRHDP +0.4]
・ジョージ米カンザスシティー連銀総裁「ドッド・フランク法で銀行監督が複雑化する」(金融政策に言及せず)
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・人民元は対ドルで上昇。銀行間取引で一時1ドル=6.2859元と1993年12月24日以来の高値(人民元高)を付けた。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)は、現時点ではスペインの予算について特定の側面についてはコメントしないだろうとの見解を示した。11月に完全な査定を行うという。
スペイン政府関係[NP HDP -4.8 CHDP +0.2 RHDP -4.8 CRHDP +0.2]
・スペインは銀行のストレステストの結果を日本時間29日1時に発表すると報じた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。市場では「9月中間期末とあって、国内輸出企業から散発的な円買いユーロ売りが続いた」との指摘があり、円全体が押し上げられた。日経平均株価の110円超安もリスク回避的な円買いを誘った。
ただ、上海総合指数が上げ幅を拡大したため、円買いは長続きしなかった。また、「国内信託銀行から円売りユーロ買いが持ち込まれた」との声が聞かれ、円全体の上値が切り下がった。英独の株価指数が堅調に推移すると、さらに円が売られた。「週末を控えて、先に円買いを進めたアジア勢が反対売買を行った」と指摘する市場関係者もいた。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・28日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは急上昇。18時40分時点では前営業日比0.068%高い6.014%で推移している。
野田佳彦[NP HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・野田首相は10月1日に内閣改造を行う意向を固めたと報じた。
ドイツ政府関係[NP HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.4]
・独政府報道官は28日、スペインの銀行はいつか直接の資本増強が行われる可能性があるとの見解を示した。
フランス政府関係[NP HDP -0.2 CHDP -0.4 RHDP -0.2 CRHDP -0.4]
・フランスの2013年の債券発行額は1711億ユーロとなり、2012年の1828億ユーロを下回るという。
中国政府関係[NP HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.3]
・中国共産党は28日、新指導部を決定する党大会を11月8日から開催することを明らかにした。
日本政府関係[NP HDP -3.0 CHDP -0.1 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・中尾財務官の話として「日本経済の実体から見て、一方的な円高には必要とあれば断固たる措置とる」「財務相引き継ぎ期間中に空白は生じない」と伝えた。
欧州連合(EU)[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)は28日、「スペインの予算に関して即座にコメントしない」「完全なスペインの予算を分析する必要」「フランスの成長見通しに関してコメントしない」「フランスの見通しは今後数週間で評価される」などの認識を示した。
なお、フランスは28日発表した予算案のなかで「2013年の成長見通しは0.8%、2014年は2.0%」などの見解を示していた。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.1]
・ショイブレ独財務相とモスコビシ仏財務相は28日、欧州連合(EU)に対し金融取引税導入を促す共同書簡を送ったと伝えられた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)は28日、「市場は28日の取引終了後に米格付け会社ムーディーズがスペイン国債の格付けをジャンク級に引き下げる可能性に備えている」と報じた。
ヨルグ・アスムッセン[NP-4.6 HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「政策の妨げにならない限り、非標準的措置を維持する」「単一の利回りが国債購入計画の目的でない」「国債購入計画は不当な推測を除くことが目的」
マイケル・ヌーナン[NP HDP -3.6 CHDP +1.2 RHDP -3.6 CRHDP +1.2]
・ヌーナン・アイルランド財務相「スペインのストレステストは悲観的な予想を下回る見通し」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・南アランドは売りが優勢。28日発表になった8月南アフリカ貿易収支は122億ランドの赤字と、市場予想平均の69億ランドの赤字よりも赤字額が大きかった。ドルランドは一時本日高値となる8.2941ランドまでドル高ランド安が進んだほか、ランド円は一時9.36円と日通し安値を更新した。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.1 CHDP +0.6 RHDP -4.1 CRHDP +0.6]
・「ギリシャは緊縮財政、予算案を10月1日に議会に提出する」と報じた。
スペイン政府関係[NP HDP -4.8 CHDP +0.2 RHDP -4.8 CRHDP +0.2]
・「早ければ本日中にもスペインが支援を要請するとの噂がある」と報じている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。アジア市場では、9月中間期末に絡んだ円買いが目立ったものの、欧州の取引時間帯に入ると徐々に上値を切り下げた。英独の株価指数が高く始まったことが円売り外貨買いを誘ったほか、市場では「国内信託銀行の円売りユーロ買いが出た」との指摘があった。もっとも、時間外の米株価指数先物が下げたうえ、英、独の株価指数がマイナス圏に沈んだため円売りの勢いも長続きしなかった。
中尾武彦財務官は28日、「日本経済の実体から見て、一方的な円高には必要とあれば断固たる措置とる」「財務相引き継ぎ期間中に空白は生じない」などと述べたが、相場の反応は限定的だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅かった。アジア時間に一時1ドル=77円44銭前後まで下げたあとは徐々に買い戻しが進んだ。22時30分過ぎに一時77円80銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロ円もアジア時間に一時1ユーロ=100円10銭前後まで下げたあと、夕刻に持ち直した。18時過ぎに一時本日高値となる100円66銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州連合(EU)統計局が発表した9月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)速報値が前年同月比2.7%上昇と予想の2.4%上昇を上回ったことをきっかけにユーロ買いが先行。18時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.29595ドル前後まで上げた。 ただ、そのあとは追随する動きが見られず徐々に上値を切り下げた。欧州株の失速に伴うユーロ売りドル買いも出て、一時1.2909-12ドルまで下押しした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して下落した。スペインのサンタマリア副首相は27日、「2013年度予算案、および改革パッケージが閣議で承認された」と発表した。直後、市場では「スペイン政府は欧州連合(EU)に金融支援を要請するかどうかについて態度を明らかにしていない」と受け止められ、円買いユーロ売りが入った。もっとも、デギンドス・スペイン財務相が「欧州連合(EU)の推奨を上回る改革案を計画している」「改革案はEUの提案をすべて反映する」などとコメントすると、欧州債務問題への警戒感が和らぎ、米株式相場が上昇幅を拡大。投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが次第に広まり、円全体を押し下げた。
円は対ドルでは強含んだ。4-6月期の米国内総生産(GDP)確定値が下方修正されたほか、8月米耐久財受注額が市場の予想平均を下回ったことで、円買いドル売りが進んだ。ダウ平均が一時100ドルを超える上昇幅となったことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの期待からオセアニア、欧州通貨でドルが売られたことも、円、ドルの重しとなった。米格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスは27日、「スペインの格付けを『CC+』から『CC』に引き下げた」と発表したが、目立った反応はなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。市場では「9月中間期末とあって、国内輸出企業から散発的な円買いユーロ売りが続いた」との指摘があり、円全体が押し上げられた。日経平均株価の110円超安もリスク回避的な円買いを誘った。
ただ、上海総合指数が上げ幅を拡大したため、円買いは長続きしなかった。また、「国内信託銀行から円売りユーロ買いが持ち込まれた」との声が聞かれ、円全体の上値が切り下がった。英独の株価指数が堅調に推移すると、さらに円が売られた。「週末を控えて、先に円買いを進めたアジア勢が反対売買を行った」と指摘する市場関係者もいた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。アジア市場では、9月中間期末に絡んだ円買いが目立ったものの、欧州の取引時間帯に入ると徐々に上値を切り下げた。英独の株価指数が高く始まったことが円売り外貨買いを誘ったほか、市場では「国内信託銀行の円売りユーロ買いが出た」との指摘があった。もっとも、時間外の米株価指数先物が下げたうえ、英、独の株価指数がマイナス圏に沈んだため円売りの勢いも長続きしなかった。
中尾武彦財務官は28日、「日本経済の実体から見て、一方的な円高には必要とあれば断固たる措置とる」「財務相引き継ぎ期間中に空白は生じない」などと述べたが、相場の反応は限定的だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下値が堅かった。アジア時間に一時1ドル=77円44銭前後まで下げたあとは徐々に買い戻しが進んだ。22時30分過ぎに一時77円80銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロ円もアジア時間に一時1ユーロ=100円10銭前後まで下げたあと、夕刻に持ち直した。18時過ぎに一時本日高値となる100円66銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州連合(EU)統計局が発表した9月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)速報値が前年同月比2.7%上昇と予想の2.4%上昇を上回ったことをきっかけにユーロ買いが先行。18時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.29595ドル前後まで上げた。 ただ、そのあとは追随する動きが見られず徐々に上値を切り下げた。欧州株の失速に伴うユーロ売りドル買いも出て、一時1.2909-12ドルまで下押しした。