2013年4月8日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ止まり。日銀による「量的・質的金融緩和」の導入を受けて円の先安観が強まるなか、早朝の商いが薄い時間帯から円売りが先行し値が振れた。ただ、ドルに対して市場では「アジア系中銀の円買いが観測された」「国内輸出企業の円買いが散見された」との声が聞かれたほか、日経平均株価が390円超高から伸び悩んだため、その他の通貨に対しても円がやや買い戻された。その後は手掛かり材料難から次第に方向感を欠いた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。手掛かり材料難のなか、しばらく方向感のない取引が続いた。ただ、日銀の大胆な金融緩和を背景にした円の先安感は根強く、欧州勢が円売りで参入した。スペイン・イタリアの国債利回りが低下したうえ、欧州株が堅調に推移し、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りも見られた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。日銀による大胆な金融緩和を背景に円の先安観は根強く円売り外貨買いが出たものの、市場では「円の下値では日本の輸出企業の円買い注文が観測されている」との指摘があり下値を支えた。主要な米経済指標の発表もなく、特段の材料も見当たらないため相場は方向感が出なかったようだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。日本時間夕刻に一時1ドル=99円03銭前後と2009年5月8日以来の高値を更新したが、そのあとは98円台半ばから後半でのレンジ取引が続いた。
・ユーロ円も1ユーロ=128円83銭前後と2010年1月21日以来の高値を付けたが、そのあとはドル円と同様にもみ合いの展開となった。
・ユーロドルは強含み。2月独鉱工業生産が市場予想を上回ったほか、スペインやイタリア国債の利回りが低下したことなどを手掛かりにユーロ買いドル売りが進行。欧州株相場の上昇に伴う買いも入り、21時前に一時本日高値となる1ユーロ=1.3038ドル前後まで値を上げた(経済指標データ参照:2月独鉱工業生産)。ただ、市場では「前週末の高値1.3040ドル前後や3月25日の高値1.3050ドル前後が目先上値の目処として意識されている」との指摘があり、一本調子で上昇する展開にはならなかった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ジョージ・ソロス[NP     HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・著名投資家ジョージ・ソロス氏「中国の不動産への投資は今はリスクをともなう」

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+4.4 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・スペンサーRBNZ副総裁「オークランドの住宅市場で上昇圧力を認識」「家計債務は増加傾向にある」「住宅市場がインフレを煽れば、政策対応もありうる」

ジョージ・ソロス[NP     HDP -3.2 CHDP -0.2 RHDP -3.2 CRHDP -0.2]
・著名投資家ジョージ・ソロス氏「来年の市場は大荒れ、ユーロが嵐の中心になるだろう」「円とポンドの下落でEUのリセッションは一段と深刻に」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジョージ・ソロス[NP+2.0 HDP -3.0 CHDP +1.6 RHDP -3.0 CRHDP +1.6]
・著名投資家ジョージ・ソロス氏「米国経済が先進国でもっとも強そう」「米国の政治見通しに楽観的」「中国は成長モデルを転換させる必要、もはや輸出や投資に依存できない」

2013年4月8日のFX要人発言・ニュース

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
会社・企業関係・三菱UFJフィナンシャル・グループは、ドイツ銀行から3600億円規模の米不動産融資事業を買収することになったという。こうした報道が流れた時点では、買収に関した為替の手当てはすでに何らかのかたちで済んでいると思われるが、市場がドル買い・円売りをさらに進める材料として利用することになるか、反応には一応注意しておきたい。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・ドル円は買い先行。早朝の商いの薄い時間帯に一時2009年6月15日以来の高値となる98.35円まで上昇した。先週末の米雇用統計で過去3カ月分の非農業部門雇用者数が上方修正されたほか、失業率が7.6%と市場予想平均の7.7%より強かったことでドル買いが進んだ影響が波及したほか、日銀の大胆な金融緩和を背景に円の先安観が根強いことが相場を支えた。6時15分時点では98.17-20円で推移している。

クリスティーヌ・ラガルド[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP -0.2]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルドIMF専務理事「日銀の改革は世界の成長を支援へ」

ジョージ・ソロス[NP     HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
ジョージ・ソロス・著名投資家ジョージ・ソロス氏「中国の不動産への投資は今はリスクをともなう」

韓国政府関係[NP     HDP -5.9 CHDP +0.1 RHDP -5.1 CRHDP +0.2]
韓国政府関係・韓国大統領府の報道官は7日、「北朝鮮は10日前後にミサイルを発射する可能性も」との見解を示した。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「10万ユーロ超の預金は、将来ヘアカットに直面する可能性も」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP +0.0]
ギリシャ政府関係・当局者のコメントとして、「ギリシャとトロイカの協議は数日中に終了するだろう」との見解を示した。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のシアード氏は8日、「日銀の動きは非常に前向きな進展」「黒田日銀総裁は前向きな方法で期待に働きかけようとしている」「日銀が目標を達成できるか懐疑的」などの見解を示した

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -3.0 CRHDP -0.4]
日本銀行(日銀)関係・日銀は8日、残存5年超10年以下で1兆円の新方式の国債買い入れオペを通告した。

ジュリア・ギラード[NP     HDP +0.4 CHDP -0.2 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
ジュリア・ギラード・ギラード豪首相「中国人民銀行はANZ銀行とウエストパック銀行の人民元取引を承認」

ジュリア・ギラード[NP     HDP +0.4 CHDP -0.2 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
ジュリア・ギラード・ギラード豪首相「豪ドルと人民元の直接取引は豪ドル相場に影響しない」

韓国政府関係[NP     HDP -5.9 CHDP +0.1 RHDP -5.1 CRHDP +0.2]
韓国政府関係・韓国国防省報道官「北朝鮮は2月から核実験の準備をしている」「北朝鮮はミサイル発射と核実験を同時に行う可能性」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・中国で鳥インフルエンザの感染拡大が続いている。複数メディアは8日、安徽省で新たに1人が鳥インフルエンザ「H7N9型」に感染したと伝えた。中国全土ではこれまでに21人が感染、うち6人が死亡している。現地時間8日午前1時時点で各地の感染状況は次の通り。

中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
中国人民銀行関係・中国人民銀行(PBOC)「慎重な金融政策を維持へ」「今年のインフレ圧力は増す可能性ある」

韓国政府関係[NP     HDP -5.9 CHDP +0.1 RHDP -5.1 CRHDP +0.2]
韓国政府関係・韓国企画財政相「北朝鮮リスクの金融市場への影響大きくない」「北朝鮮リスクは金融市場にある程度影響」

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+4.4 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係・スペンサーRBNZ副総裁「オークランドの住宅市場で上昇圧力を認識」「家計債務は増加傾向にある」「住宅市場がインフレを煽れば、政策対応もありうる」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは8日、「日本の緩和策はクレジットにはポジティブだが、構造問題の解決にはならない」との見解を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ止まり。日銀による「量的・質的金融緩和」の導入を受けて円の先安観が強まるなか、早朝の商いが薄い時間帯から円売りが先行し値が振れた。ただ、ドルに対して市場では「アジア系中銀の円買いが観測された」「国内輸出企業の円買いが散見された」との声が聞かれたほか、日経平均株価が390円超高から伸び悩んだため、その他の通貨に対しても円がやや買い戻された。その後は手掛かり材料難から次第に方向感を欠いた。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・先物中心限月である6月物は前営業日比1円高の145円02銭まで上昇し、1円上昇でサーキットブレーカーが発動された。

ジョージ・ソロス[NP-4.0 HDP -4.6 CHDP +0.4 RHDP -4.6 CRHDP +0.4]
ジョージ・ソロス・著名投資家ジョージ・ソロス氏「日本は危険を伴う実験に乗り出している」「ユーロ圏の緊縮策はEUを崩壊する現実の危険性」「ユーロ圏が国際金融システムの中で問題起こりやすい地域」

ジョージ・ソロス[NP+2.0 HDP -3.0 CHDP +1.6 RHDP -3.0 CRHDP +1.6]
ジョージ・ソロス・著名投資家ジョージ・ソロス氏「米国経済が先進国でもっとも強そう」「米国の政治見通しに楽観的」「中国は成長モデルを転換させる必要、もはや輸出や投資に依存できない」

ジョージ・ソロス[NP-4.0 HDP -3.2 CHDP -0.2 RHDP -3.2 CRHDP -0.2]
ジョージ・ソロス・著名投資家ジョージ・ソロス氏「QEは最適な政策ではないが、現状では利用できる最良の政策」「QEでより良い協調が必要、QEは通貨下落の同意語でしかない」

ジョージ・ソロス[NP     HDP -3.2 CHDP -0.2 RHDP -3.2 CRHDP -0.2]
ジョージ・ソロス・著名投資家ジョージ・ソロス氏「来年の市場は大荒れ、ユーロが嵐の中心になるだろう」「円とポンドの下落でEUのリセッションは一段と深刻に」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・8日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは低下。15時29分時点では前営業日比0.064%低い4.685%で推移している。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・スペイン2年債利回り、2010年10月以来で初となる2%割れを示現。

日本政府関係[NP     HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
日本政府関係・菅義偉官房長官「円安・株高は日銀の量的・質的金融緩和を市場が高く評価した結果」

安倍晋三[NP     HDP -6.2 CHDP +0.1 RHDP -5.6 CRHDP +0.2]
安倍晋三・安倍晋三首相「日中友好議連の訪中に期待」

日本政府関係[NP     HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
日本政府関係・小渕財務副大臣「株価や金利に関するコメントは控えたい」「円安はデフレ不況からの脱却によるものーG20で説明」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・ドル円は強含み。バリアオプションが観測されていた99.00円を上抜けてストップロスを誘発し、一時99.03円と2009年5月8日以来の高値を更新した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「キプロスのベイルインはユーロ圏の標準的な措置にはならない」

ジェイコブ・ルー[NP     HDP -0.2 CHDP +0.8 RHDP -0.2 CRHDP +0.8]
ジェイコブ・ルー・ルー米財務長官とバローゾ欧州委員長、キプロス問題や成長加速に関する議題で協議。

OECD(経済協力開発機構)[NP-3.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
OECD(経済協力開発機構)・グリアOECD事務総長「グローバル見通しに不確実性が残っている」

キプロス政府関係[NP     HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
キプロス政府関係・ジョルジアデス・キプロス財務相「キプロスがユーロ圏から離脱することはない」「トロイカは資本規制の迅速な終了を望んでいる」

キプロス政府関係[NP     HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
キプロス政府関係・ジョルジアデス・キプロス財務相「キプロスにプランBはない」

欧州連合(EU)[NP+2.0 HDP -2.9 CHDP +0.1 RHDP -4.0 CRHDP -0.3]
欧州連合(EU)・EU関係者「トロイカによるポルトガル調査、5月完了の見込み」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。手掛かり材料難のなか、しばらく方向感のない取引が続いた。ただ、日銀の大胆な金融緩和を背景にした円の先安感は根強く、欧州勢が円売りで参入した。スペイン・イタリアの国債利回りが低下したうえ、欧州株が堅調に推移し、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りも見られた。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・8日の米10年物国債利回りは時間外取引で低下に転じた。18時23分時点では前営業日比0.0043%低い1.7085%前後で推移している。

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領「EUは財政規律の柔軟性を活用する」「EUは成長と友好的な赤字削減にコミット」

ジェイコブ・ルー[NP     HDP -0.2 CHDP +0.8 RHDP -0.2 CRHDP +0.8]
ジェイコブ・ルー・ルー米財務長官「米国の回復は勢いが出てきている」「米国は欧州の安定を非常に支えている」「米国の回復は強さを増している」「欧州当局者と非常にいい議論をした」

キプロス政府関係[NP     HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
キプロス政府関係・キプロス議会財政委員会「資本規制を緩和する必要」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP+3.0 HDP -0.2 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.3]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「市場の流動性は非常に高い」「ECBによる流動性供給では危機を解決できない」「緊縮プログラムが数々の問題の理由というわけではない」

イギリス政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.1 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]
イギリス政府関係・サッチャー元英首相が死去。

サンドラ・ピアナルト[NP+2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.0]
サンドラ・ピアナルト・ピアナルト米クリーブランド連銀総裁「資産買い入れのペースを減速することは大規模なバランスシートの潜在的リスクを最小化する助けとなる可能性がある」

サンドラ・ピアナルト[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
サンドラ・ピアナルト・ピアナルト米クリーブランド連銀総裁「縮小ペースでの資産買入継続とQE全体の規模制限、依然緩和を提供」「労働市場見通しが十分に改善すれば、資産買入ペース減速とプログラム全体の規模制限が可能」

デーヴィッド・キャメロン[NP     HDP -3.1 CHDP -0.1 RHDP -3.1 CRHDP -0.1]
デーヴィッド・キャメロン・キャメロン英首相「サッチャー元首相は英国を守った」

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -3.2 CHDP +0.3 RHDP -3.2 CRHDP +0.3]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「賃金カットに関するポルトガル裁判所の判決尊重」「ユーロ圏メンバーの改革は十分ではない」

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -3.2 CHDP +0.3 RHDP -3.2 CRHDP +0.3]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「スペイン経済は2014年に間違いなく成長」「財政赤字の抑制は成長に寄与」「EUは多くの国での融資の問題を終わらせる必要」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。日銀による大胆な金融緩和を背景に円の先安観は根強く円売り外貨買いが出たものの、市場では「円の下値では日本の輸出企業の円買い注文が観測されている」との指摘があり下値を支えた。主要な米経済指標の発表もなく、特段の材料も見当たらないため相場は方向感が出なかったようだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。日本時間夕刻に一時1ドル=99円03銭前後と2009年5月8日以来の高値を更新したが、そのあとは98円台半ばから後半でのレンジ取引が続いた。
・ユーロ円も1ユーロ=128円83銭前後と2010年1月21日以来の高値を付けたが、そのあとはドル円と同様にもみ合いの展開となった。
・ユーロドルは強含み。2月独鉱工業生産が市場予想を上回ったほか、スペインやイタリア国債の利回りが低下したことなどを手掛かりにユーロ買いドル売りが進行。欧州株相場の上昇に伴う買いも入り、21時前に一時本日高値となる1ユーロ=1.3038ドル前後まで値を上げた(経済指標データ参照:2月独鉱工業生産)。ただ、市場では「前週末の高値1.3040ドル前後や3月25日の高値1.3050ドル前後が目先上値の目処として意識されている」との指摘があり、一本調子で上昇する展開にはならなかった。

キプロス政府関係[NP     HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.0]
キプロス政府関係キプロスは政府支出(年金・給与)のため今月96億円必要=英紙

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