2013年4月23日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
イアン・マカファーティ[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +1.2 RHDP -2.6 CRHDP +1.2]
・マカファーティ・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国の見通しは予想していたよりも落ち着いている」「英国については慎重ではあるが楽観的である」
2013年4月23日のFX要人発言・ニュース
ジュリア・ギラード[NP+3.0 HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.1]
・ギラード豪首相「通貨高と上手く付き合う必要」
イタリア政府関係[NP HDP -4.6 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
・伊大統領府は、ナポリターノ伊大統領が23日から連立協議へ着手することを明らかにした。
クリスチャン・ノワイエ[NP+1.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
・ノワイエ仏中銀総裁「ユーロ圏の危機が終わったというには時期尚早」「経済は今年後半から来年に持ち直す」
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
・ノワイエ仏中銀総裁「キプロスは将来の危機の前例でもひな型でもない」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・22日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りはさらに低下。0時29分時点では前営業日比0.120%低い4.500%で推移している。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・22日の米10年物国債利回りは低下幅を縮小。1時13分時点では前営業日比0.0052%低い1.6997%前後で推移している。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.0]
・米連邦準備理事会(FRB)は22日、ニューヨーク連銀を通じて2019年1月-20年3月に償還を迎える米国債37億2800万ドルを購入したと発表した。
クリスチャン・ノワイエ[NP+2.0 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ユーロ圏は去年よりも力強い」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・22日の英国債相場は上昇(利回りは低下)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間23日3時時点の水準で、前営業日終値比0.010%低い1.652%だった。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・22日の欧州国債相場は上昇(利回りは低下)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間23日3時時点の水準で、前営業日終値比0.019%低い1.232%だった。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・22日の米10年物国債利回りは低下幅を縮めた。4時37分時点では前営業日比0.0103%低い1.6946%前後で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。キャタピラーの第1四半期決算が市場予想を下回ったことが嫌気され、時間外のダウ先物が上昇幅を縮小。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが強まった。3月米中古住宅販売件数が市場予想を下回り、ダウ平均が下落するとリスク回避の円買いが加速した。クーレ欧州中央銀行(ECB)理事が「経済データは4日のECB定例理事会から改善していない」などと発言したことで、ユーロに対して円が強含む場面もあった。
もっとも、前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で日本の大胆な金融緩和に理解が示され、円の先安観が強まったことが引き続き上値を抑えた。80ドル超下落したダウ平均がプラス圏に浮上したことも重しとなった。
麻生太郎[NP-4.0 HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「円安になれば輸入物価が上がるのは当たり前の現象」
日本政府関係[NP-5.0 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.2]
・甘利明経済再生担当相「円安・株高はG20で日本の金融政策が意図的な円安誘導や財政ファイナンスではないとの認識が共有された結果である」
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.2]
・甘利明経済再生担当相「企業の再編・統合を税制などで環境整備することが重要」「合併・統合は企業の意思」
安倍晋三[NP-5.0 HDP -6.0 CHDP +0.1 RHDP -5.1 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相「金融では異次元の緩和策を日銀総裁に取ってもらった」「デフレ脱却しなくては税収増えず、財政再建できない」
安倍晋三[NP HDP -6.0 CHDP +0.1 RHDP -5.1 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相「2014年4月消費増税、経済状況を総合的に判断」
安倍晋三[NP HDP -6.0 CHDP +0.1 RHDP -5.1 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相「まだデフレから脱却を実際しているという実感ない」「今日現在で来年4月の景気状況を予測するのは難しい」
安倍晋三[NP-5.0 HDP -6.0 CHDP +0.0 RHDP -5.1 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相「行き過ぎた円高で町工場閉鎖、そういう状況変えていく」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・三菱東京UFJ銀行が23日発表したドル円相場の仲値は99.28円となった。前日の99.75円から47銭程度の円高・ドル安水準となった。
黒田東彦[NP-5.0 HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
・黒田東彦日銀総裁(参院予算委員会で)「量的・質的緩和はこれまでにない緩和政策」「量的・質的緩和で市場の期待は転換しつつある。予想物価上昇率も上昇しつつある」「企業収益、雇用、賃金改善などに幅広い好影響」
中曽宏[NP HDP -4.7 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.0]
・中曽宏日銀副総裁「危機に中央銀行に求められるのは最後の貸し手機能」
中曽宏[NP HDP -4.7 CHDP +0.0 RHDP -4.7 CRHDP +0.0]
・中曽宏日銀副総裁「各国が自国のために行う政策が金融システムの不安定化をもたらし、自国経済に跳ね返る可能性がある」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)「安倍政権の金融緩和の矢は強烈な勢いで放たれた」「安倍政権の財政出動・成長戦略の2本の矢はまだ準備段階」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、リポートで「日本のソブリン信用力の先行きは政府が大胆な戦略を打ち出し、経済再生を実現できるかどうかにかかっている」と指摘した。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、日本の長期ソブリン格付けの見通しは引き続き「ネガティブ」との見解を示した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻しが進んだ。前日の海外市場で、米経済指標の悪化をきっかけに円買いドル売りが強まった流れを引き継いで高く始まった。この日発表の中国の経済指標が悪化すると上海株が下落し、投資家が「リスクオフ」の動きを強めた(FX初心者のための用語解説「リスクオフ」:FX初心者のためのリスクオン・リスクオフの違い)。損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込むと上昇に弾みが付いた。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.0 HDP +0.3 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP +0.1]
・エリスRBA金融安定局長「豪州の住宅市場の反転を想定していない」「銀行の基準は必要なときに保守的にできる」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・23日の米10年物国債利回りは時間外取引で低下。13時25分時点では前日比0.0120%低い1.6809%前後で推移している。
OECD(経済協力開発機構)[NP-5.0 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
・経済協力開発機構(OECD)は23日、対日審査報告書で「日本経済は今後2年間拡大する見通し」「デフレを終わらせることが日本の最優先課題」「日本の債務水準は未踏の領域」「日銀の政策は為替レートを目標としているわけではない」「15年続くデフレの克服が優先事項」「円が主要通貨と均衡するのはそう遠くない」と指摘した。
安倍晋三[NP-5.0 HDP -6.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.1]
・安倍晋三首相「(円安はどこまで進むかとの質問に)為替について申し上げることは出来ない」「企業にこびりついたデフレマインドを変えていく」
安倍晋三[NP-1.0 HDP -6.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相「円安の影響による石油価格状況をしっかり注視する」「円安、消費者にとっては輸入物価上がって問題になる」「収入が増えることで補っていくことが重要」
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.2]
・甘利明経済再生担当相「(為替について)日本経済が競争力を持ってくると、それに見合ったところで落ち着いてくる」「為替に関する話題に言及しない」
安倍晋三[NP HDP -6.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
・安倍晋三首相は4月28日から5月4日の日程でロシア・中東を訪問する。菅官房長官が伝えた。中東はサウジアラビア・UAE・トルコが予定されている。
ジョージ・オズボーン[NP HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]
・オズボーン英財務相「英財政政策に対するIMFの見通しは意見の一つ」
日本政府関係[NP-5.0 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・菅官房長官「2%物価目標に国民も期待している」「海外も日本経済が動き始めたと思い出した」-OECD報告書受け「アベノミクス実現にさまざまな対策を打ってきている」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ユーロドルは売り継続。弱い独経済指標を手掛かりにユーロ売りが強まり、前日安値の1.3015ドルを下抜けて1.3011ドルまで下落した。なお、市場では「17日安値の1.3001ドルが目先の下値目処として意識されている」との指摘があった。
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・金融庁は23日、空売り規制・自己株式取得に係る時限措置を平成24年10月31日まで延長することを明らかにした。
スペイン政府関係[NP-4.0 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・スペイン中銀は23日、1-3月期国内総生産(GDP)推計は前期比0.5%減になったと発表した。
スペイン政府関係[NP-4.0 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・スペイン中銀「ユーロ圏の景気後退が輸出を圧迫」「ECBは経済データに特別の注意を払っている」
スペイン政府関係[NP HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・スペイン短期債入札では、目標上限の30億ユーロを小幅に上回る30.1億ユーロが調達された。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・23日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは低下。17時29分時点では前日比0.064%低い4.425%で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。中国株の大幅下落を受けて円買い外貨売りが入ったほか、市場では「大手生保が外債投資に慎重な姿勢を示しているとの見方が浮上し円買いを誘った」との指摘があった。夕刻にかけては、独経済指標の悪化を手掛かりに円買いユーロ売りが強まり円全体を押し上げている。
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・日本財務省幹部「グリアOECD事務総長、麻生財務相との会談で日本の経済・金融政策を強く支持した」
欧州連合(EU)[NP HDP -2.9 CHDP +0.1 RHDP -4.0 CRHDP -0.3]
・EU関係者「緊縮財政は信頼を回復するために必要」「経済成長策と緊縮策の組み合わせが必要」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・23日の米10年物国債利回りは時間外取引で低下幅を拡大。17時52分時点では前日比0.0436%低い1.6493%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・23日の欧州債券市場でイタリアの10年債利回りは低下。18時19分時点では前日比0.059%低い3.999%で推移している。
イアン・マカファーティ[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +1.2 RHDP -2.6 CRHDP +1.2]
・マカファーティ・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国の見通しは予想していたよりも落ち着いている」「英国については慎重ではあるが楽観的である」
イアン・マカファーティ[NP+3.6 HDP -1.6 CHDP +1.0 RHDP -1.6 CRHDP +1.0]
・マカファーティ・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「信用状況は改善している」「3%近辺で推移するインフレ率は居心地が悪い」「リスクが具体化すればMPCは対応」
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・ハンガリー中銀は23日、政策金利を現行の5.00%から4.75%に引き下げることを決めたと発表した。
マーク・カーニー[NP+3.0 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.2]
・カーニーBOC総裁「政策金利の引き上げ、将来的に恐らく必要になるであろうことを改めて表明」
イングランド銀行(BOE)[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・イングランド銀行(英中央銀行)は23日、「日本時間24日14時から融資促進のための資金調達スキーム(FLS)について公表する」と発表した。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・米シンクタンクは「日銀は2年程度で2%のインフレにコミットする」とのリポートを発表したという。
イェルーン・ダイセルブルーム[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ダイセルブルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)「2013年はユーロ圏経済にとって困難な年となる」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。4月独製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回り、対ユーロ中心に円買いが優位となった影響が残った(経済指標データ参照:4月独製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値グラフへ)。ただ、好調な米企業決算が相次ぎ、時間外のダウ先物や欧州株が上げ幅を拡大すると、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ持ち高調整の円売りが広がった。また、円の先安観が根強いなか、ニューヨーク勢からと見られるまとまった円売りが持ち込まれた。ダウ平均が一時100ドル超上昇すると、さらに円が売られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=98円49銭前後まで値を下げたが、売りが一巡すると99円33-36銭まで買い戻された。米長期金利が低下幅を縮め、日米金利差縮小に歯止めが掛かったことも相場を支えた。
・ユーロ円は1ユーロ=127円88銭前後まで値を下げた後、129円21-26銭まで一転上昇した。
・ユーロドルは下値が堅い。弱い独経済指標を嫌気した売りが続き、1ユーロ=1.2973ドル前後まで値を下げた。ただ、市場では「アジア系ソブリンネームの買いが観測された」との声が聞かれたほか、欧米株高を意識した買い戻しが進み、1.3009-12ドルまで値を戻した。
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「ユーロ圏は赤字削減を鈍化させつつある」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ユーロスイスフランは急伸。一時1.2265スイスフランの高値まで強含んだ。市場では「1ユーロ=1.20スイスフランの下限を引き上げる可能性」との噂が出回っているようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。キャタピラーの第1四半期決算が市場予想を下回ったことが嫌気され、時間外のダウ先物が上昇幅を縮小。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが強まった。3月米中古住宅販売件数が市場予想を下回り、ダウ平均が下落するとリスク回避の円買いが加速した。クーレ欧州中央銀行(ECB)理事が「経済データは4日のECB定例理事会から改善していない」などと発言したことで、ユーロに対して円が強含む場面もあった。
もっとも、前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で日本の大胆な金融緩和に理解が示され、円の先安観が強まったことが引き続き上値を抑えた。80ドル超下落したダウ平均がプラス圏に浮上したことも重しとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻しが進んだ。前日の海外市場で、米経済指標の悪化をきっかけに円買いドル売りが強まった流れを引き継いで高く始まった。この日発表の中国の経済指標が悪化すると上海株が下落し、投資家が「リスクオフ」の動きを強めた(FX初心者のための用語解説「リスクオフ」:FX初心者のためのリスクオン・リスクオフの違い)。損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込むと上昇に弾みが付いた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。中国株の大幅下落を受けて円買い外貨売りが入ったほか、市場では「大手生保が外債投資に慎重な姿勢を示しているとの見方が浮上し円買いを誘った」との指摘があった。夕刻にかけては、独経済指標の悪化を手掛かりに円買いユーロ売りが強まり円全体を押し上げている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。4月独製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回り、対ユーロ中心に円買いが優位となった影響が残った(経済指標データ参照:4月独製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値グラフへ)。ただ、好調な米企業決算が相次ぎ、時間外のダウ先物や欧州株が上げ幅を拡大すると、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ持ち高調整の円売りが広がった。また、円の先安観が根強いなか、ニューヨーク勢からと見られるまとまった円売りが持ち込まれた。ダウ平均が一時100ドル超上昇すると、さらに円が売られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=98円49銭前後まで値を下げたが、売りが一巡すると99円33-36銭まで買い戻された。米長期金利が低下幅を縮め、日米金利差縮小に歯止めが掛かったことも相場を支えた。
・ユーロ円は1ユーロ=127円88銭前後まで値を下げた後、129円21-26銭まで一転上昇した。
・ユーロドルは下値が堅い。弱い独経済指標を嫌気した売りが続き、1ユーロ=1.2973ドル前後まで値を下げた。ただ、市場では「アジア系ソブリンネームの買いが観測された」との声が聞かれたほか、欧米株高を意識した買い戻しが進み、1.3009-12ドルまで値を戻した。