2010年2月12日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は資源国通貨に対して軟調。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より強い内容となると、米雇用市場の改善期待からNYダウは前日比100ドル超上昇した。商品相場も上げ幅を拡大したため、リスク志向の改善を意識した円売りが散発的に出た。対豪ドルではアジア時間に発表された強い1月豪雇用統計を意識した円売りも根強かった。一方、対ユーロで円は買い先行後、売りに押された。EU首脳会議後の記者会見で欧州要人がギリシャ支援合意の成果や重要性を強調したものの、具体策に欠けた発言が続いたため、ギリシャの先行き不安が残るとして円買いが先行した。ただ、株高や商品相場高を手掛かりに対資源国通貨で円売りが進むと、対ユーロにも利食い売りや戻り売りが波及した。また、対ドルで円はもみ合い。対ユーロで円買いが先行した影響を受けたが、米新規失業保険申請件数が予想より強かったことを受けて円売りドル買いが小幅に出たため、上値は限られた。その後は新規の取引材料の乏しかったこともあり、方向感のない取引が継続した。なお、不調だった米30年物国債の入札が嫌気され米長期金利が上昇幅を拡大する場面があったが、市場の反応は薄かった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買いが目立った。米株高を背景に日本株高を見越して円売りが先行したが、下値でドルやユーロに対して国内輸出企業からと見られる円買いが入り、円全体を支えた。ユーロに対しては、ギリシャの財政再建支援の具体策が乏しかったことを嫌気した円買いも入ったようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが優位。対ユーロで、ギリシャ支援策の具体性の乏しさを嫌気した円買いや、国内輸出企業からの円買いなどが入り、円全体を支える場面があった。ただ、後場の日経平均株価が引けにかけて上げ幅を広げるとリスク志向の改善を見込んだ円売りが出て値を下げた。欧州勢参入後、ドルに対し国内機関投資家からと見られる円売りが膨らむと、その他通貨にも円売りが波及し下げ幅が広がった。対ドルでの円売りに関して市場参加者からは「米系銀行や、生保からの円売りが目立っていた」との指摘があった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。対ドルで、国内機関投資家からと見られる円売りが強まると、他の通貨に対しても円売りが波及した。市場参加者からは「米系銀行や生保からの円売りも見られた」との声が聞かれた。ただ、その後は一転円買いが強まる展開に。中国人民銀行は25日付けで預金準備率を引き上げると発表。中国の金融引き締めに伴い中国経済の拡大ペースが鈍化すれば、中国株が下落しリスク許容度が低下するとの見方から、リスクポジション解消目的の円買い外貨売りが膨らんだ。もっとも、買い一巡後は再び売りに押される展開に。急ピッチで上昇した反動で短期筋から持ち高調整の円売りが出たほか、株価やコモディティ価格の下げ止まりを手掛かりに円売りが出た。米商務省が発表した1月米小売売上高が予想より強い内容となったことを材料に、対ドル中心に円売りが進んだ影響もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は中国の金融引き締めを受けて一時1ドル=89円59銭前後まで下落したものの、アジア時間に付けた安値89円58銭前後を下抜け出来なかったため、一転買い戻しが広がった。予想を上回る米経済指標をきっかけに、一時本日高値となる90円43銭前後まで値を上げた。
・豪ドル円は19時過ぎに一時本日安値となる1豪ドル=78円87銭前後まで急落した後、79円台後半まで値を戻した。
・ユーロドルは中国の金融引き締めや時間外のダウ先物の下げ幅拡大などを受けて、一時1.3532ドル前後と2009年5月19日以来の安値を付けた。09年10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)が予想を下回ったことも売り材料となった。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。独・英株価指数が持ち直したことを背景に買い戻しが入ったほか、市場関係者からは「1.3500ドルにはまとまった規模のノックアウトオプションが設定されている」との声が聞かれており、オプションに絡んだ防戦買いなどが意識された。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

アンゲラ・メルケル[NP     HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相「われわれは明確な政治的シグナルを送った」「ギリシャは資金の援助は望まないと表明した」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相「ギリシャは追加措置にたよる可能性」「ドイツとフランスはより強い協調を望む」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -2.8 CHDP -0.5 RHDP -2.8 CRHDP -0.5]
・サルコジ・フランス大統領「ギリシャ支援で原則合意」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP-5.0 HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「ユーロ圏に危機がある」「ギリシャについて合意を得ることが重要」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.9 CHDP +0.2 RHDP +0.9 CRHDP +0.2]
・国際通貨基金(IMF)は11日、EU首脳のギリシャ支援表明を歓迎し、必要があれば専門家を派遣する準備が出来ている、との声明を発表した。

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP-7.0 HDP -7.2 CHDP +0.2 RHDP -7.2 CRHDP +0.2]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャの困難な立場は皆が理解」「ギリシャはEU加盟国の前で信頼を失った」「ギリシャは無防備の危機へ突入した」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -7.2 CHDP +0.2 RHDP -7.2 CRHDP +0.2]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャはすでにIMFに技術的な支援を要請している」「追加の支援は決して要請しない」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -1.3 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBはギリシャ支援に介入出来ず、EUによってのみ行われる」

OECD(経済協力開発機構)[NP+2.0 HDP -2.3 CHDP +2.2 RHDP -2.3 CRHDP +2.2]
・経済協力開発機構(OECD)のエコノミストが、「ギリシャの財政危機は他のユーロ圏諸国に波及しない可能性がある」と述べたと報じられた。

欧州財務相関連[NP     HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・来週のユーロ圏財務相会合で、ギリシャ支援の具体的な対策は出ない見通しと欧州連合(EU)の関係者が述べたと報じられた。

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -7.2 CHDP +0.2 RHDP -7.2 CRHDP +0.2]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャには市場と単独で戦う力はない」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

OECD(経済協力開発機構)[NP+2.0 HDP -2.3 CHDP +2.2 RHDP -2.3 CRHDP +2.2]
・経済協力開発機構(OECD)のエコノミストが、「ギリシャの財政危機は他のユーロ圏諸国に波及しない可能性がある」と述べたと報じられた。

2010年2月12日のFX要人発言・ニュース

アクセル・ウェーバー[NP-2.0 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.0]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「流動性供給措置の巻き戻しは政策金利についてのシグナルを与えるために実行するのではない」「政策金利の水準は適切」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「われわれは明確な政治的シグナルを送った」「ギリシャは資金の援助は望まないと表明した」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ギリシャは追加措置にたよる可能性」「ドイツとフランスはより強い協調を望む」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -2.8 CHDP -0.5 RHDP -2.8 CRHDP -0.5]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「ギリシャ支援で原則合意」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP-5.0 HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「ユーロ圏に危機がある」「ギリシャについて合意を得ることが重要」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャやポルトガルに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物のスプレッドは352.0bp、ポルトガルのソブリンCDS5年物のスプレッドは192.5bpまでワイドニングしたようだ。

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP +0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「EUの声明は重要」「ECBはEUとともにギリシャの追加措置を模索」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.7 CHDP -0.2 RHDP -2.7 CRHDP -0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「ギリシャがどんな支援も要請していないため、具体的な支援策についての議題は挙がらなかった」「EU首脳はギリシャについてだけ議論し、その他の国についてはしなかった」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相「ギリシャのコミットメントは十分に強力」「ギリシャとユーログループの取り組みを市場は納得するだろう」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.9 CHDP +0.2 RHDP +0.9 CRHDP +0.2]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は11日、EU首脳のギリシャ支援表明を歓迎し、必要があれば専門家を派遣する準備が出来ている、との声明を発表した。

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -1.3 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「いくつかの手段でギリシャを救済することは賢明」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP-7.0 HDP -7.2 CHDP +0.2 RHDP -7.2 CRHDP +0.2]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャの困難な立場は皆が理解」「ギリシャはEU加盟国の前で信頼を失った」「ギリシャは無防備の危機へ突入した」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -7.2 CHDP +0.2 RHDP -7.2 CRHDP +0.2]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「欧州は市場や投機家に明確なメッセージを送った」「今日の決定は重要で明確なメッセージ」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -7.2 CHDP +0.2 RHDP -7.2 CRHDP +0.2]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャはすでにIMFに技術的な支援を要請している」「追加の支援は決して要請しない」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -7.2 CHDP +0.2 RHDP -7.2 CRHDP +0.2]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「赤字削減目標を達成できなければ、一段の措置をとる」「今日の決定はギリシャだけでなく欧州にとっての支援」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]
米政府関係・米財務省によると、30年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが4.720%、応札倍率(カバー)が2.36倍となった。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.4]
米政府関係・米ホワイトハウス「オバマ米大統領とダライラマが18日に会談」

スティーヴン・ハーパー[NP     HDP -1.6 CHDP -0.2 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
スティーヴン・ハーパー・ハーパー・カナダ首相「世界はイランの核問題について行動しなければならない」「イランの人権侵害について懸念」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -1.3 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBはギリシャ支援に介入出来ず、EUによってのみ行われる」

世界の政策金利関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
世界の政策金利関係・チリ中銀は11日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表した。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米ニューヨーク連銀は11日、第4四半期の連邦準備理事会(FRB)の為替介入額がゼロだったことを明らかにした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日のニューヨーク外国為替市場で円は資源国通貨に対して軟調。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より強い内容となると、米雇用市場の改善期待からNYダウは前日比100ドル超上昇した。商品相場も上げ幅を拡大したため、リスク志向の改善を意識した円売りが散発的に出た。対豪ドルではアジア時間に発表された強い1月豪雇用統計を意識した円売りも根強かった。一方、対ユーロで円は買い先行後、売りに押された。EU首脳会議後の記者会見で欧州要人がギリシャ支援合意の成果や重要性を強調したものの、具体策に欠けた発言が続いたため、ギリシャの先行き不安が残るとして円買いが先行した。ただ、株高や商品相場高を手掛かりに対資源国通貨で円売りが進むと、対ユーロにも利食い売りや戻り売りが波及した。また、対ドルで円はもみ合い。対ユーロで円買いが先行した影響を受けたが、米新規失業保険申請件数が予想より強かったことを受けて円売りドル買いが小幅に出たため、上値は限られた。その後は新規の取引材料の乏しかったこともあり、方向感のない取引が継続した。なお、不調だった米30年物国債の入札が嫌気され米長期金利が上昇幅を拡大する場面があったが、市場の反応は薄かった。

中国政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.1]
中国政府関係・中国は米国に対しオバマ米大統領とダライ・ラマとの会談を即時に撤回するよう求めると、新華社通信が報じている。

OECD(経済協力開発機構)[NP+2.0 HDP -2.3 CHDP +2.2 RHDP -2.3 CRHDP +2.2]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)のエコノミストが、「ギリシャの財政危機は他のユーロ圏諸国に波及しない可能性がある」と述べたと報じられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買いが目立った。米株高を背景に日本株高を見越して円売りが先行したが、下値でドルやユーロに対して国内輸出企業からと見られる円買いが入り、円全体を支えた。ユーロに対しては、ギリシャの財政再建支援の具体策が乏しかったことを嫌気した円買いも入ったようだ。

ジョン・リプスキー[NP     HDP -1.3 CHDP -0.5 RHDP -1.3 CRHDP -0.5]
ジョン・リプスキー・リプスキー国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事「IMFはギリシャの財政問題への取り組みを支援していくだろう」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP +0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは、ギリシャの監視をEUと共に行う予定」

中国政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.1]
中国政府関係・中国外為管理局が12日、中国は資金流入圧力の増加に直面しているとの見方を示したと、一部通信社が伝えている。

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -1.3 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁(CNBCとのインタビューで)「ギリシャの問題は財政赤字だけでなく、信頼性の問題でもある」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -1.3 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁(CNBCとのインタビューで)「ユーロ圏が崩壊するとの話は、ばかげたものだ」

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP     HDP -4.2 CHDP +1.0 RHDP -4.2 CRHDP +1.0]
スイス国立銀行(スイス中銀)関係・スイス国立銀行(SNB)の報道官は、スイスフランの値動きに関するコメントを控えたと報じられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが優位。対ユーロで、ギリシャ支援策の具体性の乏しさを嫌気した円買いや、国内輸出企業からの円買いなどが入り、円全体を支える場面があった。ただ、後場の日経平均株価が引けにかけて上げ幅を広げるとリスク志向の改善を見込んだ円売りが出て値を下げた。欧州勢参入後、ドルに対し国内機関投資家からと見られる円売りが膨らむと、その他通貨にも円売りが波及し下げ幅が広がった。対ドルでの円売りに関して市場参加者からは「米系銀行や、生保からの円売りが目立っていた」との指摘があった。

ユルゲン・シュタルク[NP+4.0 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.0]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ユーロ債はギリシャのような国の構造的な問題を解決しないであろう」、「ギリシャに対しIMFの支援が必要には見えない」

ユルゲン・シュタルク[NP+4.0 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.0]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ECBは一歩づつ緩和的な金融政策から出口へ向かう見通し」

ゴードン・ブラウン[NP     HDP -4.4 CHDP +0.1 RHDP -4.4 CRHDP +0.1]
ゴードン・ブラウン・ブラウン英首相「英国の財政計画は明瞭である。4年で財政赤字を半減する見通し」

中国人民銀行関係[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.3]
中国人民銀行関係・中国人民銀行は12日、預金準備率を0.50%引き上げると発表した。

欧州財務相関連[NP     HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
欧州財務相関連・来週のユーロ圏財務相会合で、ギリシャ支援の具体的な対策は出ない見通しと欧州連合(EU)の関係者が述べたと報じられた。

ドイツ政府関係[NP     HDP -0.2 CHDP -1.4 RHDP -0.2 CRHDP -1.4]
ドイツ政府関係・独財務省報道官は12日、ドイツはギリシャの財政再建に対する努力を注視しているとの見方を示した。

欧州財務相関連[NP     HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
欧州財務相関連・欧州委員会は12日、ユーロ圏の第4四半期域内総生産(GDP)は我々が依然すべきことが多いことを示唆している、との認識を示した。

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -7.2 CHDP +0.2 RHDP -7.2 CRHDP +0.2]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャには市場と単独で戦う力はない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・12日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。対ドルで、国内機関投資家からと見られる円売りが強まると、他の通貨に対しても円売りが波及した。市場参加者からは「米系銀行や生保からの円売りも見られた」との声が聞かれた。ただ、その後は一転円買いが強まる展開に。中国人民銀行は25日付けで預金準備率を引き上げると発表。中国の金融引き締めに伴い中国経済の拡大ペースが鈍化すれば、中国株が下落しリスク許容度が低下するとの見方から、リスクポジション解消目的の円買い外貨売りが膨らんだ。もっとも、買い一巡後は再び売りに押される展開に。急ピッチで上昇した反動で短期筋から持ち高調整の円売りが出たほか、株価やコモディティ価格の下げ止まりを手掛かりに円売りが出た。米商務省が発表した1月米小売売上高が予想より強い内容となったことを材料に、対ドル中心に円売りが進んだ影響もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は中国の金融引き締めを受けて一時1ドル=89円59銭前後まで下落したものの、アジア時間に付けた安値89円58銭前後を下抜け出来なかったため、一転買い戻しが広がった。予想を上回る米経済指標をきっかけに、一時本日高値となる90円43銭前後まで値を上げた。
・豪ドル円は19時過ぎに一時本日安値となる1豪ドル=78円87銭前後まで急落した後、79円台後半まで値を戻した。
・ユーロドルは中国の金融引き締めや時間外のダウ先物の下げ幅拡大などを受けて、一時1.3532ドル前後と2009年5月19日以来の安値を付けた。09年10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)が予想を下回ったことも売り材料となった。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。独・英株価指数が持ち直したことを背景に買い戻しが入ったほか、市場関係者からは「1.3500ドルにはまとまった規模のノックアウトオプションが設定されている」との声が聞かれており、オプションに絡んだ防戦買いなどが意識された。

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