2011年10月14日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。欧州株の下落に伴い投資家のリスク許容度が低下するなか、欧州の取引時間帯には前日の円安進行に対する反動から円の買い戻しが強まった。その後は手掛かり材料に乏しく動意に欠ける展開が続いたが、ダウ平均が安く寄り付き140ドル超下げるにつれて円買いが再開した。一部メディアが「スロバキア連立与党の一角をなす自由と連帯(SaS)のスリク党首がEFSF拡充案の再投票の合法性を裁定するよう憲法裁判所に要請することを検討している」などと報じ、EFSF拡充案の早期承認への期待感が後退したことも対ユーロ中心に円買いを促した。
 ただ、スロバキア議会は13日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の拡充案を承認。ユーロ圏17カ国全ての議会承認が揃い、債務危機の改善に向けた体制が整ったことが好感され、ダウ平均は前日終値付近まで次第に下げ幅を縮めた。つれる形で低金利の円を売る動きが継続し、上値が切り下がった。なお、引けにかけてダウ平均は失速したものの、円相場への影響は限定的だった。
 一方、ドルに対しては小動き。欧州オセアニア通貨に対して円とドルが同時に売買され、方向感が出なかった。8月の米貿易収支は456億ドルの赤字、前週分の新規失業保険申請件数は40万4000件となったが、いずれも市場予想の範囲内だったこともあり材料視されなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。週末の実質5・10日(五十日)とあって仲値決済に向けた円売りドル買いが出たものの、その後は日本の輸出企業などの円買いが入り相場は方向感が出なかった。
 なお、中国国家統計局が発表した9月消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.1%上昇と2カ月連続で鈍化した。ただ、市場の予想通りの結果となったため、中国と経済的な結びつきが強い豪ドルなどの動きは限定的だった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。欧州中央銀行(ECB)シュタルク専務理事が「ギリシャのユーロ圏離脱は選択肢に入っていない」などと述べたうえ、実質的な欧州の財務省となる欧州予算局の創設を提案したことで対ユーロ中心に円売りが出た。他の通貨に対しても円売りが波及し円全体の重しとなった。ただ、その後は追随する動きがなかったため徐々に下値を切り上げる展開に。円の下値では日本の輸出企業などの円買い注文が厚く、相場の支えとなった面もある。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州株や時間外のWTI原油先物相場の上昇を背景にリスク志向が高まると、資源国通貨やユーロなどに対して円売りが強まり、円全体が値を下げた。米小売指標が予想よりも強くなると時間外の米株価指数先物の上げ幅が拡大し、円売りの勢いが増した。ユーロに対してはイタリア議会が14日、ベルルスコーニ政権を信任したことを好感する空気があったほか、ユーロドル相場が断続的にストップロスを巻き込んで上値を伸ばしていることにつれた円売りが見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=77円19銭前後まで上げた。米商務省が14日発表した9月の米小売売上高(季節調整済み)が前月比1.1%増と市場予想平均の前月比0.7%増を上回ったことを受けた。米長期金利の上昇を手掛かりに円売りドル買いを進める動きもあった。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=106円95銭前後まで上昇。
・ポンド円はポンドドルが1.5800ドル前後に観測されていたオプションのバリアを上抜けて一段高となったことが円売りポンド買いを加速させ22時過ぎに1ポンド=122円銭02前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値を追う展開。欧米株高を受けて投資家のリスク許容度が改善していること影響を受けた。12日高値1.3834ドル前後や7月12日安値1.38376ドル前後、オプションのバリアのあった1.3850ドル前後を次々を上抜けて上昇に弾みが付いた。22時30分過ぎに1ユーロ=1.38938ドル前後と9月15日以来の高値を更新した。
 なお、1.3900ドル前後にもオプションのバリアが観測されているとの指摘があった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

スロバキア政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・スロバキア議会は13日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)機能拡充案を承認した。

クラウス・レグリング[NP     HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)のクラウス・レグリング最高経営責任者(CEO)は13日、EFSFの機能拡充案が17カ国に承認されたことを明かし、「近い将来に新しい機能を活用するために必要なガイドラインと手続きを早急に終了させる」との見解を示した。

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「最近の金融緩和はFRBの信頼性を低下させている」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+5.2 HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +2.0 CRHDP +0.3]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「最近のFRBの緩和は雇用やインフレの改善を示唆する経済指標と矛盾している」「FRBは雇用やインフレ指標の改善に対応して金融緩和を縮小する必要」「失業率は気味が悪いほど高いが、FRBの金融刺激なしでもより高くなるだろう」

パソス・コエリョ[NP-5.0 HDP -1.5 CHDP -3.5 RHDP -1.5 CRHDP -3.5]
・パソス・コエリョ・ポルトガル首相「来年のより大きな景気悪化が予測される」「財政目標の達成に完全にコミット」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・一部メディアによると、フランス国債と独連邦債の10年債利回りのスプレッドがユーロ導入以来の高水準となる90.7bpに拡大した。

欧州連合(EU)[NP-6.4 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)は14日、「スペインは公的財政を強化するため著しい措置を取っている」「ポルトガルの状況は非常に困難」などの見解を示したと伝わった。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]
・イタリア議会は14日、ベルルスコーニ政権を信任した。

日本政府関係[NP-5.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
・一部メディアが日本政府当局者の話として報じたところによると、政府は早ければ来週にも新たな円高対策を発表するという。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

パソス・コエリョ[NP-5.0 HDP -1.5 CHDP -3.5 RHDP -1.5 CRHDP -3.5]
・パソス・コエリョ・ポルトガル首相「来年のより大きな景気悪化が予測される」「財政目標の達成に完全にコミット」

2011年10月14日のFX要人発言・ニュース

スロバキア政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
スロバキア政府関係・スロバキア議会は13日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)機能拡充案を承認した。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「EUサミットの結果については、かなり楽観視している」

クラウス・レグリング[NP     HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
クラウス・レグリング・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)のクラウス・レグリング最高経営責任者(CEO)は13日、EFSFの機能拡充案が17カ国に承認されたことを明かし、「近い将来に新しい機能を活用するために必要なガイドラインと手続きを早急に終了させる」との見解を示した。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「北朝鮮は、米国と韓国の安全保障の直接の脅威」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「スロバキア議会によるEFSF機能拡充案承認を称賛する」

クラウス・レグリング[NP     HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
クラウス・レグリング・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)のクラウス・レグリング最高経営責任者(CEO)は13日、「われわれはユーロ圏の永続的な安定を確信している」「アイルランドは成功物語となっており2013年に債券市場に復帰すると確信」などと語った。

アクセル・ウェーバー[NP     HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.1]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー前独連銀総裁「中国は通貨を一段と柔軟にすべき」

アクセル・ウェーバー[NP     HDP +0.8 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.1]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー前独連銀総裁「さらなる銀行資本が信頼回復に向けて必要とされる」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長とファンロンパイEU大統領は13日、「EFSFはスロバキア議会の承認で完全に運用可能」「EFSFはより強く、より柔軟な手段だ」などの声明を発表したと伝えられた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
米政府関係・米財務省によると、30年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが3.12%、応札倍率(カバー)が2.94倍となった。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ギリシャ国債のヘアカットに関して議論が進行中だ」「ギリシャがユーロ圏を離脱するとの憶測は誤っている」「我々がギリシャに次回融資を行うことを楽観視している」

ジム・フラハティ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.3]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「欧州は世界経済にとって鍵となる短期的なリスク」「欧州の行動は必要とされる水準に達しておらず、欧州は約束を果たさなければならない」「債務削減計画が中期的な成長にとって極めて重要」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.7 CRHDP +0.2]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「最近の金融緩和はFRBの信頼性を低下させている」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+5.2 HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +2.0 CRHDP +0.3]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「最近のFRBの緩和は雇用やインフレの改善を示唆する経済指標と矛盾している」「FRBは雇用やインフレ指標の改善に対応して金融緩和を縮小する必要」「失業率は気味が悪いほど高いが、FRBの金融刺激なしでもより高くなるだろう」

カナダ政府関係[NP     HDP +0.0 CHDP -4.0 RHDP +0.0 CRHDP -4.0]
カナダ政府関係・カナダ政府当局者は13日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は欧州危機や世界景気の減速に取り組む計画であることを明らかにした。また、G20がギリシャの債務再編計画で新たなことを提案するとは予想されないとした。

パソス・コエリョ[NP-5.0 HDP -1.5 CHDP -3.5 RHDP -1.5 CRHDP -3.5]
パソス・コエリョ・パソス・コエリョ・ポルトガル首相「来年のより大きな景気悪化が予測される」「財政目標の達成に完全にコミット」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁(英フィナンシャルタイムズが伝える)「銀行の支払いやボーナスが懸念される」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+4.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.3]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「ツイストオペはFF金利の0.50%引き下げと概ね等しい」「ツイストオペはゲームチェンジャーとならない」「物価の安定と雇用の最大化はドルにとってよい」「景気回復はゆっくりとした過程となるだろう」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・グーグルは13日、第3四半期決算を発表した。1株利益(非GAAP基準)は9.72ドルと市場予想平均の8.768ドルを上回った。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは13日、UBSの長期格付けを「A」に引き下げたと発表した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは13日、クレディ・スイスやモルガン・スタンレーの格付けを「ウォッチ・ネガティブ」にすると発表した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは13日、バンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックス、ドイツ銀行の格付けを「ウォッチ・ネガティブ」にすると発表した。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・チリ中銀は13日、政策金利を現行の5.25%に据え置くことを決めたと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して上値が重い。欧州株の下落に伴い投資家のリスク許容度が低下するなか、欧州の取引時間帯には前日の円安進行に対する反動から円の買い戻しが強まった。その後は手掛かり材料に乏しく動意に欠ける展開が続いたが、ダウ平均が安く寄り付き140ドル超下げるにつれて円買いが再開した。一部メディアが「スロバキア連立与党の一角をなす自由と連帯(SaS)のスリク党首がEFSF拡充案の再投票の合法性を裁定するよう憲法裁判所に要請することを検討している」などと報じ、EFSF拡充案の早期承認への期待感が後退したことも対ユーロ中心に円買いを促した。
 ただ、スロバキア議会は13日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の拡充案を承認。ユーロ圏17カ国全ての議会承認が揃い、債務危機の改善に向けた体制が整ったことが好感され、ダウ平均は前日終値付近まで次第に下げ幅を縮めた。つれる形で低金利の円を売る動きが継続し、上値が切り下がった。なお、引けにかけてダウ平均は失速したものの、円相場への影響は限定的だった。
 一方、ドルに対しては小動き。欧州オセアニア通貨に対して円とドルが同時に売買され、方向感が出なかった。8月の米貿易収支は456億ドルの赤字、前週分の新規失業保険申請件数は40万4000件となったが、いずれも市場予想の範囲内だったこともあり材料視されなかった。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は14日、スペインの外貨建て格付けを「AA」から「AA-」に引き下げたと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・シンガポール金融通貨庁(MAS)は14日、シンガポールドルの取引バンドの傾斜を穏やかにすると発表した。なお、取引バンドの幅と中心値は変更しないとした。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・シンガポール金融通貨庁(MAS)は14日、穏やかで段階的にシンガポールドルを上昇させる政策を継続するとの見方を示した。

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「スロバキアでの欧州金融安定ファシリティ(EFSF)機能拡充案の再議決は大きな前進である」「G20ではガイトナー米財務長官と会談を行いたい」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「欧州の救済に関しては必要であれば米国と相談しながら対応する」「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)など大きなスキームで金融機関などの支援をすべき」

温家宝[NP+4.8 HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +2.4 CRHDP +0.0]
温家宝・温家宝中国首相「中国は貿易の均衡をさらに進める」「中国は貿易黒字を追求してはいない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。週末の実質5・10日(五十日)とあって仲値決済に向けた円売りドル買いが出たものの、その後は日本の輸出企業などの円買いが入り相場は方向感が出なかった。
 なお、中国国家統計局が発表した9月消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.1%上昇と2カ月連続で鈍化した。ただ、市場の予想通りの結果となったため、中国と経済的な結びつきが強い豪ドルなどの動きは限定的だった。

ユルゲン・シュタルク[NP     HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP -0.3]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ギリシャのユーロ圏離脱は選択肢に入っていない」「ギリシャは赤字削減のために多くのことを行った」

ユルキ・カタイネン[NP-5.6 HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
ユルキ・カタイネン・カタイネン・フィンランド首相「欧州の債務危機は深刻であり、欧州諸国のデフォルトや銀行危機などのリスクもある」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「欧州のいくつかの銀行は資本増強が必要」「それぞれの銀行に応じた解決策が必要」

フランス政府関係[NP     HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
フランス政府関係・バロワン仏経済財務雇用相「銀行の自己資本比率であるコアTier1の9%は良い」

フランス政府関係[NP+2.0 HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
フランス政府関係・バロワン仏経済財務雇用相「フランスの銀行は欧州のなかでも健全な方である」

エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP     HDP -3.9 CHDP -0.4 RHDP -3.9 CRHDP -0.4]
エヴァンゲロス・ベニゼロス・ベニゼロス・ギリシャ財務相「新たな緊縮財政策を通すことで発生する政治面のコストを引き受ける用意がある」

エルッキ・リーカネン[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.2]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「インフレ見通しに関する上向き・下向きのリスクはともに強い」「ユーロ圏のインフレ率は今後数カ月に渡って2%を超えるが、その後は低下するだろう」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.6 HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.7 CRHDP -0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場筋の話として報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)はイタリアとスペインの国債を買い入れたという。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。欧州中央銀行(ECB)シュタルク専務理事が「ギリシャのユーロ圏離脱は選択肢に入っていない」などと述べたうえ、実質的な欧州の財務省となる欧州予算局の創設を提案したことで対ユーロ中心に円売りが出た。他の通貨に対しても円売りが波及し円全体の重しとなった。ただ、その後は追随する動きがなかったため徐々に下値を切り上げる展開に。円の下値では日本の輸出企業などの円買い注文が厚く、相場の支えとなった面もある。

日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.1]
日本銀行(日銀)関係・日銀は14日、不動産投資法人投資口(J-REIT)を7億円買い入れたと発表した。

エルッキ・リーカネン[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ECBによる流通市場での債券購入は一時的な措置である」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「現在の危機は債務危機であって、ユーロの危機ではない」「ドイツはユーロから恩恵を受けている」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・一部メディアによると、フランス国債と独連邦債の10年債利回りのスプレッドがユーロ導入以来の高水準となる90.7bpに拡大した。

欧州連合(EU)[NP-6.4 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)は14日、「スペインは公的財政を強化するため著しい措置を取っている」「ポルトガルの状況は非常に困難」などの見解を示したと伝わった。

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「ユーロは安定的で信頼できる通貨」「EUはいまや困難に向き合うことができる」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「EFSFを銀行や流通市場に活用する準備がある」「ギリシャはユーロにとどまらなければならない」「欧州全体にわたる銀行の資本増強を要請する」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは14日、4つのスペインのカバードボンドや1つのポルトガルのカバードボンドの格付けを引き下げたと発表した。

シルヴィオ・ベルルスコーニ[NP     HDP -1.6 CHDP -1.6 RHDP -1.6 CRHDP -1.6]
シルヴィオ・ベルルスコーニ・ベルルスコーニ政権は信任投票で可決に十分な賛成票を得たという。

欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係・フランケル・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)最高財務責任者(CFO)「銀行の資本増強でEFSFに求められる額はある程度限られる可能性」

イタリア政府関係[NP     HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]
イタリア政府関係・イタリア議会は14日、ベルルスコーニ政権を信任した。

フランス政府関係[NP     HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
フランス政府関係・バロワン仏経済財務雇用相「われわれは永続的かつ完全なパッケージに向けて取り組んでいる」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.4 CHDP -0.2 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「我々は、銀行のためより強い資本要件を必要としている」「経済を保護するために、我々は共に作業している」「サルコジ仏大統領とメルケル独首相は資本増強に関して合意」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の高官の話として、「国際通貨基金(IMF)に3500億ドルの追加資本が必要と確信」「いかなるIMFの資本増強計画も現時点でユーロ圏の救済パッケージの一部でない」などと伝えた。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.3]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「ユーロ圏は安全網を増加させるために劇的に動いている」「国際通貨基金(IMF)を通して米国は大きな役割を果たしている」「米国は、雇用や経済成長に対する過度の懸念に対し異議がある」「中国はより迅速に人民元の上昇を許容すべき」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・14日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州株や時間外のWTI原油先物相場の上昇を背景にリスク志向が高まると、資源国通貨やユーロなどに対して円売りが強まり、円全体が値を下げた。米小売指標が予想よりも強くなると時間外の米株価指数先物の上げ幅が拡大し、円売りの勢いが増した。ユーロに対してはイタリア議会が14日、ベルルスコーニ政権を信任したことを好感する空気があったほか、ユーロドル相場が断続的にストップロスを巻き込んで上値を伸ばしていることにつれた円売りが見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=77円19銭前後まで上げた。米商務省が14日発表した9月の米小売売上高(季節調整済み)が前月比1.1%増と市場予想平均の前月比0.7%増を上回ったことを受けた。米長期金利の上昇を手掛かりに円売りドル買いを進める動きもあった。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=106円95銭前後まで上昇。
・ポンド円はポンドドルが1.5800ドル前後に観測されていたオプションのバリアを上抜けて一段高となったことが円売りポンド買いを加速させ22時過ぎに1ポンド=122円銭02前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値を追う展開。欧米株高を受けて投資家のリスク許容度が改善していること影響を受けた。12日高値1.3834ドル前後や7月12日安値1.38376ドル前後、オプションのバリアのあった1.3850ドル前後を次々を上抜けて上昇に弾みが付いた。22時30分過ぎに1ユーロ=1.38938ドル前後と9月15日以来の高値を更新した。
 なお、1.3900ドル前後にもオプションのバリアが観測されているとの指摘があった。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・メキシコ中銀は14日、政策金利を現行の4.50%で据え置くことを決めたと発表した。

ジム・フラハティ[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.3]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「欧州は債務危機の解決に関して進展している」「債務危機に関して欧州に圧力をかけ続ける必要」「IMFの資本増強は中心的課題でない」「G20声明は9月の会合からさほど変わりない」「G20が声明で通貨に関する文言を追加することを望む」

日本政府関係[NP-5.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・一部メディアが日本政府当局者の話として報じたところによると、政府は早ければ来週にも新たな円高対策を発表するという。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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