2010年2月16日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
欧州連合(EU)[NP HDP +0.5 CHDP +0.9 RHDP +0.5 CRHDP +0.9]
・ユーログループ議長報道官の話として「ユーロ圏財務相は欧州中央銀行(ECB)次期副総裁にコンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁を指名した」と複数の複数のメディアが報じている。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.4 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「金融状況はもはや、例外的に緩和的ではない」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.0 HDP +1.9 CHDP -0.1 RHDP +4.4 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「中銀の景気の改善に対する見通しは、毎回の会合での利上げを示唆しているわけではない」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+7.2 HDP +2.0 CHDP +0.1 RHDP +4.2 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「予想通り景気の改善が続けば、更なる利上げが必要になりそうであることを改めて主張」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+6.4 HDP +2.1 CHDP +0.1 RHDP +4.3 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「金利の構造は依然として平均をやや下回っている」
白川方明[NP+4.8 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「資金供給量だけで効果を判断する議論に、必ずしも納得していない」
菅直人[NP-4.6 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・菅直人財務相「日銀が望ましいとするプラス1%程度の物価を政府の政策目標とすべきと考えている」
ジャン=クロード・ユンケル[NP-4.8 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ユーロ安が輸出にプラスになると期待している」
マーヴィン・キング[NP-6.8 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -2.3 CRHDP +0.1]
・キング英中銀総裁(ダーリング英財務相にむけての書簡で)「基本的なインフレ圧力は下向き」「MPCは量的緩和の規模を監視しており、必要なら一段の買い入れを行う可能性」
マーヴィン・キング[NP+4.0 HDP -2.2 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・キング英中銀総裁(ダーリング英財務相にむけての書簡で)「中期的なインフレ見通しが2%以上上昇すれば、MPCは金融政策を引き締める可能性」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
白川方明[NP-4.0 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.4]
・白川方明日銀総裁「市場が混乱すれば、日銀は果敢に行動する」、「今の緩和的状況を粘り強く続けていく」
2010年2月16日のFX要人発言・ニュース
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ギリシャの進展について3月に調査する」「3月にさらにギリシャ支援策が要求されるだろう」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ギリシャのスワップ取引について問うつもり」「ギリシャがユーロ圏から離脱するとの話は馬鹿げている」
欧州財務相関連[NP HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
・オーストリアのプレル財務相は15日、「ギリシャはEUが追加支援策を検討する前に、まず第一に行動するべきだ」との認識を示した。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.2 CHDP +0.2 RHDP -7.2 CRHDP +0.2]
・パパンドレウ・ギリシャ首相(CNNとのインタビューで)「ギリシャ危機は政府にとって経済の大きな改革をなすための好機」「EUはギリシャを支援するだろう」
欧州連合(EU)[NP HDP +0.5 CHDP +0.9 RHDP +0.5 CRHDP +0.9]
・ユーログループ議長報道官の話として「ユーロ圏財務相は欧州中央銀行(ECB)次期副総裁にコンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁を指名した」と複数の複数のメディアが報じている。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ギリシャは3月16日に追加策を公表するだろう」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「追加的な措置は歳出削減に焦点」「欧州委員会とECBはギリシャの計画実行を監視する」「ギリシャは財政赤字のリスクが現実になれば追加措置を講じることに合意」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「EUは必要であれば行動を取る用意がある」「ギリシャを巡る新措置にかかわる中身についての発言は時期尚早」
オッリ・レーン[NP HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ユーロ圏は監視強化に関する提案を準備」「EUは25日に経済見通しを公表する予定」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は動意が薄い。対カナダドルや豪ドルでは、金先物相場の上昇や欧州株高を手掛かりに円売りが出た。一方、ユーロに対しては、ギリシャ救済への不透明が残る中、ユーロ圏財務相会合を前にした円買いが入った。ただ、米国市場が休場でポジションを傾けにくい地合いとなったため、一方的に円高や円安が進む状況にはならなかった。
日本政府関係[NP-4.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
・亀井静香郵政・金融担当相「(10-12月期GDPで)経済基調が上向きになったと即断する状況にない」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.4 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「金融状況はもはや、例外的に緩和的ではない」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +4.0 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「2月の政策金利据え置きは極めてバランスのとれた決定」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.0 HDP +2.0 CHDP +0.1 RHDP +4.3 CRHDP +0.3]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「早期の利上げは豪中銀に将来の決定における柔軟性を与えた」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.0 HDP +1.9 CHDP -0.1 RHDP +4.4 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「中銀の景気の改善に対する見通しは、毎回の会合での利上げを示唆しているわけではない」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+7.2 HDP +2.0 CHDP +0.1 RHDP +4.2 CRHDP -0.2]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「予想通り景気の改善が続けば、更なる利上げが必要になりそうであることを改めて主張」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+6.4 HDP +2.1 CHDP +0.1 RHDP +4.3 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「金利の構造は依然として平均をやや下回っている」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP HDP +2.1 CHDP +0.1 RHDP +4.3 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨「据え置きは、財政問題などの海外問題を監視する時間を与えた」
菅直人[NP-4.6 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・菅直人財務相「日銀に協力してもらい、デフレ脱却を目指す」
白川方明[NP HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
・白川方明日銀総裁「米欧中央銀行のバランスシートの拡大は、市場機能の大幅な低下を反映」
白川方明[NP+4.8 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・白川方明日銀総裁「資金供給量だけで効果を判断する議論に、必ずしも納得していない」
白川方明[NP+2.0 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・白川方明日銀総裁「長期金利を見て、日本だけが実質金利が高いということはない」
白川方明[NP-4.0 HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.4]
・白川方明日銀総裁「市場が混乱すれば、日銀は果敢に行動する」、「今の緩和的状況を粘り強く続けていく」
菅直人[NP-4.6 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・菅直人財務相「日銀が望ましいとするプラス1%程度の物価を政府の政策目標とすべきと考えている」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は動意薄。新規の取引材料に乏しく、積極的な持ち高形成は見られなかった。白川方明日銀総裁が衆院予算委員会で「市場が混乱すれば、日銀は果敢に行動する」「今の緩和的状況を粘り強く続けていく」などと述べたほか、菅財務相の発言も伝わったが反応は見られなかった。香港、シンガポール市場が休場となっており、手がけ難い雰囲気が強い。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ギリシャは財政赤字の問題でより一層努力しなければならない」「ギリシャは、他のEU諸国の市民がギリシャの失敗を穴埋めする準備をしてないと理解しなければばらない」
ジャン=クロード・ユンケル[NP-4.8 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ユーロ安が輸出にプラスになると期待している」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相「EUはIMFからの技術的な支援について議論している」、「IMFはギリシャに対し技術的な支援を行うことが可能」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。日本株が小幅に上昇したこともあって、リスク回避の動きが高まらないと判断した投資家から対欧州オセアニア通貨でドル売りが出ると、円も一緒に売られた。欧州オセアニア通貨に対するドル売りの影響で、ドルに対しては円買いが入り、円の下値を一時支えたが、時間外のダウ先物や英独の株価指数が堅調に推移すると円売りの勢いが増した。
南アフリカ政府関係[NP HDP -3.6 CHDP -0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.1]
・デービス南ア貿易産業大臣は15日、「政府はランド相場を安定させる方法を検討している」と述べ、「我々は高いボラティリティの通貨を望まない。また、エマージング通貨全般が軟調に推移している場合でも、堅調を維持し続けている通貨も望まない」とランド高に対し強い懸念を示した。一部の現地メディアは「政府がランドの固定相場制を導入することを検討している」と報じたが、政府関係者は直ちにこれを否定した。
マーヴィン・キング[NP-4.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.3]
・キング英中銀総裁(ダーリング英財務相にむけての書簡で)「CPIの上昇は一時的で、2010年後半には目標にむけて下落する」
マーヴィン・キング[NP-6.8 HDP -2.3 CHDP -0.1 RHDP -2.3 CRHDP +0.1]
・キング英中銀総裁(ダーリング英財務相にむけての書簡で)「基本的なインフレ圧力は下向き」「MPCは量的緩和の規模を監視しており、必要なら一段の買い入れを行う可能性」
マーヴィン・キング[NP+4.0 HDP -2.2 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・キング英中銀総裁(ダーリング英財務相にむけての書簡で)「中期的なインフレ見通しが2%以上上昇すれば、MPCは金融政策を引き締める可能性」
ギリシャ政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相(EU財務相理事会が行われているブリュッセルで)「ギリシャは極めて迅速に財政赤字削減と増税を行っている」
ギリシャ政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「ギリシャは欧州連合(EU)の救済を必要としない」
ギリシャ政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「債務管理のためのスワップ取引は完全に合法で、現在は使用していない」
エレナ・サルガド[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・サルガド・スペイン財務相「ラトビアやハンガリー、ポーランドは新しい財政削減措置を取る必要はない」「ギリシャはもっとも複雑なケース」「欧州連合はギリシャに対し野心的な提案をした」
オッリ・レーン[NP-4.0 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「欧州連合は一段の支援を行う準備がある」「ギリシャはいかなる金融支援も要請していない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円はさえない。時間外のダウ先物の上昇や商品相場高を背景に、対欧州オセアニア通貨でドル売りが出ると、円も一緒に売られた。ただ、円の下値では押し目買い意欲が強く、売り一巡後は持ち直した。もっとも、買い戻し一巡後は再び売りに押される展開に。金や原油が堅調に推移したことで、対資源国通貨中心に円売りが進んだほか、米ニューヨーク連銀が発表した2月ニューヨーク州製造業景気指数や米財務省が発表した12月の対米証券投資動向が予想より強い内容となったことを受けて、対ドルで円売りが広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は底堅い動き。アジア時間に一時本日安値となる1ドル=89円71銭前後まで値を下げた後は、買い戻しが優勢に。予想を上回る米経済指標も相場を支え、一時90円19銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は下値が堅い。一時1ユーロ=122円台半ばまで下押しした後は、対資源国通貨やカナダドルで円売りが強まった流れに沿って一時123円16銭前後まで値を上げた。
・ポンドドルは軟調。ユーロポンドの上昇を受けたポンド売りドル買いが広がると、前日NY時間高値から下押しした1ポンド=1.5646-49ドルレベルを下抜けて下げ足を速め、一時1.5628ドル前後まで値を下げた。キング英中銀(BOE)総裁がダーリング英財務相に提出した書簡の中で、「MPCは量的緩和の規模を監視しており、必要なら一段の買い入れを行う可能性がある」との見方を示したことを蒸し返す格好で、米国勢からもポンド売りが出た。
・ユーロドルは対欧州オセアニア通貨全般でドル売りが出た流れに沿って1ユーロ=1.3684ドル前後まで値を上げた。ただ、買い一巡後はもみ合いの展開に。ユーロポンドの上昇につれたユーロ買いドル売りが相場の支えとなる半面、1.36ドル台後半から1.37ドル台前半に断続的に観測されている売り注文を嫌気した売りが相場の重しとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は動意が薄い。対カナダドルや豪ドルでは、金先物相場の上昇や欧州株高を手掛かりに円売りが出た。一方、ユーロに対しては、ギリシャ救済への不透明が残る中、ユーロ圏財務相会合を前にした円買いが入った。ただ、米国市場が休場でポジションを傾けにくい地合いとなったため、一方的に円高や円安が進む状況にはならなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は動意薄。新規の取引材料に乏しく、積極的な持ち高形成は見られなかった。白川方明日銀総裁が衆院予算委員会で「市場が混乱すれば、日銀は果敢に行動する」「今の緩和的状況を粘り強く続けていく」などと述べたほか、菅財務相の発言も伝わったが反応は見られなかった。香港、シンガポール市場が休場となっており、手がけ難い雰囲気が強い。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。日本株が小幅に上昇したこともあって、リスク回避の動きが高まらないと判断した投資家から対欧州オセアニア通貨でドル売りが出ると、円も一緒に売られた。欧州オセアニア通貨に対するドル売りの影響で、ドルに対しては円買いが入り、円の下値を一時支えたが、時間外のダウ先物や英独の株価指数が堅調に推移すると円売りの勢いが増した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円はさえない。時間外のダウ先物の上昇や商品相場高を背景に、対欧州オセアニア通貨でドル売りが出ると、円も一緒に売られた。ただ、円の下値では押し目買い意欲が強く、売り一巡後は持ち直した。もっとも、買い戻し一巡後は再び売りに押される展開に。金や原油が堅調に推移したことで、対資源国通貨中心に円売りが進んだほか、米ニューヨーク連銀が発表した2月ニューヨーク州製造業景気指数や米財務省が発表した12月の対米証券投資動向が予想より強い内容となったことを受けて、対ドルで円売りが広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は底堅い動き。アジア時間に一時本日安値となる1ドル=89円71銭前後まで値を下げた後は、買い戻しが優勢に。予想を上回る米経済指標も相場を支え、一時90円19銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は下値が堅い。一時1ユーロ=122円台半ばまで下押しした後は、対資源国通貨やカナダドルで円売りが強まった流れに沿って一時123円16銭前後まで値を上げた。
・ポンドドルは軟調。ユーロポンドの上昇を受けたポンド売りドル買いが広がると、前日NY時間高値から下押しした1ポンド=1.5646-49ドルレベルを下抜けて下げ足を速め、一時1.5628ドル前後まで値を下げた。キング英中銀(BOE)総裁がダーリング英財務相に提出した書簡の中で、「MPCは量的緩和の規模を監視しており、必要なら一段の買い入れを行う可能性がある」との見方を示したことを蒸し返す格好で、米国勢からもポンド売りが出た。
・ユーロドルは対欧州オセアニア通貨全般でドル売りが出た流れに沿って1ユーロ=1.3684ドル前後まで値を上げた。ただ、買い一巡後はもみ合いの展開に。ユーロポンドの上昇につれたユーロ買いドル売りが相場の支えとなる半面、1.36ドル台後半から1.37ドル台前半に断続的に観測されている売り注文を嫌気した売りが相場の重しとなった。