2010年3月10日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
鳩山由紀夫[NP-5.8 HDP -3.6 CHDP -0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.1]
・鳩山由紀夫首相「デフレ脱却に向けて日銀と一体で強力かつ総合的に取り組む」、「日銀に対して適切かつ機動的な金融政策運営を期待」
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -1.1 CHDP +0.2 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ギリシャの将来に関する責任は、ユーロ圏の国が負う」「ユーロ圏は財政政策でより協調しなければならない」
日本銀行(日銀)関係[NP+5.2 HDP -0.8 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・日銀は「来週の金融政策決定会合で一段の金融緩和に傾斜するが、措置は決定されない見通しだ」と関係者の話として伝えている。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ギリシャ政府関係[NP-8.0 HDP -3.0 CHDP -5.0 RHDP -3.0 CRHDP -5.0]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相(CNBCが伝えた)「ギリシャは混乱を一掃するためにすべきことをやっているが広く問題が存在する」「現在の金利で市場から借り入れを継続できないことは明白」
2010年3月10日のFX要人発言・ニュース
クリスティーヌ・ラガルド[NP-4.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ラガルド仏経済財務雇用相「ユーロの下落が投資家に向けてフランスの魅力を高めている」
ジム・フラハティ[NP-4.0 HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・フラハティ・カナダ財務相「景気回復は依然ぜい弱」
ギリシャ政府関係[NP-8.0 HDP -3.0 CHDP -5.0 RHDP -3.0 CRHDP -5.0]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相(CNBCが伝えた)「ギリシャは混乱を一掃するためにすべきことをやっているが広く問題が存在する」「現在の金利で市場から借り入れを継続できないことは明白」
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP HDP +6.0 CHDP 0.00 RHDP +6.0 CRHDP 0.00]
・8日に発表されたブラジル中銀のエコノミストを対象にしたアンケート調査によると、2010年CPI見通しは前週の4.91%から4.99%に引き上げられ、7週間連続の上方修正となった。今回の調査結果を受け、市場ではブラジル政策金利の早期引き上げ観測が高まっている。一部の市場関係者からは、「17日の会合にも政策金利を現行の8.75%から0.25%利上げする可能性が出てきた」との声も聞かれている。
チャールズ・エバンズ[NP+2.0 HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.3 CRHDP +0.1]
・エバンズ・米シカゴ連銀総裁「"extended period"とは3-4回のFOMC会合を意味する」
チャールズ・エバンズ[NP-4.0 HDP +0.1 CHDP -0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.0]
・エバンズ・米シカゴ連銀総裁「"extended period"の文言は非常に心地が良い」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは9日、米国の金融機関の格付け見通しはほとんどが「ネガティブ」のままであるとの認識を示した。
日本政府関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.0]
・日本経済新聞が報じたところによると、公的年金資産を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は9日、2010年度から5年間のポートフォリオについて、現行の割合を維持する方針を固めた。国内債券が67%、国内株式が11%、外国債券が8%、外国株式が9%、短期資産が5%となる。現状維持を望む長妻昭厚生労働相の意向を踏まえて決定したという。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、ルーマニアの格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に変更したと発表した。
アダム・ポーゼン[NP-4.6 HDP -0.4 CHDP -0.3 RHDP -0.4 CRHDP -0.3]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員(スカイニュースとのインタビューで)「英貿易赤字には明らかに失望している」
アダム・ポーゼン[NP-5.4 HDP -0.6 CHDP -0.2 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員(スカイニュースとのインタビューで)「英中銀の量的緩和なしでは事態がかなり悪化している」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.3 CHDP -0.2 RHDP -7.3 CRHDP -0.2]
・パパンドレウ・ギリシャ首相(オバマ米大統領との会談後のインタビューで)「オバマ米大統領は危機防止のための措置を支持」「欧州は投機を抑制するために行動している」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
・米財務省はガイトナー米財務長官がパパンドレウ・ギリシャ首相とパパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相と会談後に声明を発表する、と一部通信社が伝えた。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+6.8 HDP +2.4 CHDP +0.1 RHDP +4.5 CRHDP +0.0]
・ロウ豪州中央銀行(RBA)総裁補佐「豪経済の成長率は今度2、3年の平均を上回る見通し」「豪州はインフレを回避するために供給を拡大する必要」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売り優位。欧州の取引時間帯に、格付け会社フィッチがポルトガルの格下げやユーロ圏のソブリンデフォルトの可能性に言及したほか、英国の信用状況の悪化を指摘したため、欧州通貨中心にリスク資産圧縮目的の円買いが先行した。ただ、商品相場が下げ幅を縮小したほか、米国株が堅調に推移すると投資家のリスク志向が改善。資源国通貨中心に円の戻り売りや利食い売りが優位となった。また、ドルに対しても円売りがやや波及した。なお、終盤にかけて米国株が下げに転じる場面があったものの、外国為替市場への影響は限定的だった。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.2 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +4.4 CRHDP -0.1]
・ロウ豪州中央銀行(RBA)総裁補佐「労働市場はかなり強い」
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.0 CHDP +0.1 RHDP -3.2 CRHDP +0.0]
・内閣府は10日、機械受注の基調判断を「下げ止まりつつある」に変更した。
菅直人[NP-4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.1]
・菅直人財務相「新成長戦略の成長率目標は、中期財政フレームの成長率と一致するといえる状況ではない」
菅直人[NP-4.0 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP -0.1]
・菅直人財務相「デフレの原因について、私と日銀総裁に大きな差はない」
日本銀行(日銀)関係[NP-2.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
・須田美矢子日銀審議委員「景気は持ち直している」、「先行きの成長率は徐々に高まっていく」、「物価の下落幅は再び縮小していく」、「極めて緩和的な金融環境を維持していく」
日本銀行(日銀)関係[NP-2.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・須田美矢子日銀審議委員「デフレを脱却し成長のパスに乗せたい」、「高いインフレ率で金融危機を回避出来たとは思わない」
鳩山由紀夫[NP-4.0 HDP -3.5 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP -0.1]
・鳩山由紀夫首相「日銀には経済下支えを期待」
鳩山由紀夫[NP-5.8 HDP -3.6 CHDP -0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.1]
・鳩山由紀夫首相「デフレ脱却に向けて日銀と一体で強力かつ総合的に取り組む」、「日銀に対して適切かつ機動的な金融政策運営を期待」
中国人民銀行関係[NP+4.8 HDP +0.0 CHDP +0.2 RHDP +0.7 CRHDP +0.2]
・中国人民銀行の高官が、金融政策をより柔軟にしていくとの考えを述べたと報じた。また、経済成長とインフレ対策とで厳しいながらもバランスを保っていくと発言したことも伝えている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。本日は事業法人の決済が集中しやすい五十日で、仲値決済に絡んだ対ドルでの円売りがその他通貨に対しても円売りを一時誘った。もっとも、日本株や時間外のダウ先物がさえない展開で、投資家のリスク志向は低下しており、円は買い戻された。その後は、取引材料に乏しく方向感が定まらなかった。
韓国政府関係[NP-7.0 HDP -7.0 CHDP +0.0 RHDP -7.0 CRHDP +0.0]
・韓国為替当局が10日、ウォン高抑制のためにドル買いウォン売り介入を行った模様と、市場関係者の話として一部通信社が報じている。
ゴードン・ブラウン[NP-4.0 HDP -4.4 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
・ブラウン英首相(スピーチ原稿から)「英国は分岐点に立っている」、「英国にかなり大きなリスクが依然として存在している」
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -1.1 CHDP +0.2 RHDP -1.2 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ギリシャの将来に関する責任は、ユーロ圏の国が負う」「ユーロ圏は財政政策でより協調しなければならない」
世界の政策金利関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・タイ中銀は10日、政策金利の1日物のレポレートを1.25%に据え置くことを決めたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に対欧州通貨中心に買いが強まった。取引材料に乏しく動意の薄い展開が続いていたが、欧州勢が参入すると英国の財政懸念を背景に対ポンドで円買いが強まり、その他通貨にも円買いが波及した。時間外のダウ先物が小幅ながら下げ幅を拡大したこともリスク資産圧縮目的の円買いを誘った。もっとも、円はドルに対しては上値が重い。対欧州通貨でのドル買いにつれた円売りドル買いが重しとなった。
国際通貨基金(IMF)[NP HDP +0.6 CHDP -0.3 RHDP +0.6 CRHDP -0.3]
・IMF(国際通貨基金)は9日、トルコの経済状況が改善したため、融資協定を巡る同国政府との交渉は打ち切られたことを明らかにした。トルコ政府とIMFの融資交渉は1年間以上にも及んでいたこともあり、今回の決定は大方予想されてはいたものの、「IMFの融資はトルコの経済発展に非常に有意義である」との見方を示していた市場関係者も多く、リラへの影響が懸念されている。
ゴードン・ブラウン[NP HDP -4.4 CHDP +0.0 RHDP -4.4 CRHDP +0.0]
・ブラウン英首相(スピーチ原稿から)「英国はAAAの格付けを維持するだろうと信じている」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP HDP -4.2 CHDP +1.0 RHDP -4.2 CRHDP +1.0]
・スイス国立銀行(SNB)の報道官は10日、SNBによるスイスフラン売りの可能性についてコメントを控えたと報じられた。
日本銀行(日銀)関係[NP+5.2 HDP -0.8 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・日銀は「来週の金融政策決定会合で一段の金融緩和に傾斜するが、措置は決定されない見通しだ」と関係者の話として伝えている。
ロシア連邦中央銀行(ロシア中銀)関係[NP-8.4 HDP -8.3 CHDP +0.0 RHDP -8.3 CRHDP +0.0]
・ロシア中銀は10日、「対通貨バスケットでのルーブルの変動幅の下限を34.45ルーブルに引き下げた」と市場関係者の話として報じられた。また、「ロシア中銀は7億ドル規模のドル買いを行っている」とも伝えている。
欧州連合(EU)[NP HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・「ギリシャについて必要ならば明日にでも行動する用意がある」と欧州連合(EU)報道官の話として伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円はさえない。英大手銀が米銀の買収を検討しているとの報道や英財政懸念などを背景に、ポンドに対して円買いが先行。1月英鉱工業生産指数や製造業生産指数が予想より弱い内容となったことも円買いを誘った。円・ポンド相場の上昇につれる格好で、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は一転売りが優勢に。日銀による追加の金融緩和が意識される中、対ドル中心に円売りが出たほか、時間外のダウ先物が持ち直したことも円売り外貨買いを促した。ユーロに対しては、ギリシャが順調に財政赤字削減が進んでいると欧州連合(EU)に報告したことを好感した円売りが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時本日高値となる1ドル=90円52銭前後まで値を上げた。「日銀は来週の金融政策決定会合で一段の金融緩和に傾いているが、措置は決定されない見通し」との一部報道を意識した円売りドル買いが出た。ただ、市場関係者からは「91円00銭までは断続的に売り注文が観測されている」との声が聞かれ、90円台半ばではやや上値の重さが目立つ。
・ポンド円は下値が堅い。17時過ぎに一時本日安値となる1ポンド=133円92銭前後まで値を下げた後は、ショートカバーが優勢に。20時30分過ぎに一時本日高値となる135円23銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはユーロ圏のソブリン・リスクが意識される中、ポンドドルの下落につれて一時本日安値となる1ユーロ=1.3544ドル前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ギリシャがEUに提出した再建の履行状況に関する報告が好感されたほか、EU報道官が「 ギリシャについて必要ならば明日にでも行動する用意がある」などと述べたことがユーロ買いドル売りを誘った。21時過ぎに一時本日高値となる1.3626ドル前後まで値を上げた。もっとも、上値では昨日の高値1.3636ドルをバックに戻りを売り動きが出たため、買い戻し一巡後はやや伸び悩んでいる。
アクセル・ウェーバー[NP+4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「市場は安定し、景気回復に入っている」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「ボルカー・ルールはかなりの欠点がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売り優位。欧州の取引時間帯に、格付け会社フィッチがポルトガルの格下げやユーロ圏のソブリンデフォルトの可能性に言及したほか、英国の信用状況の悪化を指摘したため、欧州通貨中心にリスク資産圧縮目的の円買いが先行した。ただ、商品相場が下げ幅を縮小したほか、米国株が堅調に推移すると投資家のリスク志向が改善。資源国通貨中心に円の戻り売りや利食い売りが優位となった。また、ドルに対しても円売りがやや波及した。なお、終盤にかけて米国株が下げに転じる場面があったものの、外国為替市場への影響は限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。本日は事業法人の決済が集中しやすい五十日で、仲値決済に絡んだ対ドルでの円売りがその他通貨に対しても円売りを一時誘った。もっとも、日本株や時間外のダウ先物がさえない展開で、投資家のリスク志向は低下しており、円は買い戻された。その後は、取引材料に乏しく方向感が定まらなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に対欧州通貨中心に買いが強まった。取引材料に乏しく動意の薄い展開が続いていたが、欧州勢が参入すると英国の財政懸念を背景に対ポンドで円買いが強まり、その他通貨にも円買いが波及した。時間外のダウ先物が小幅ながら下げ幅を拡大したこともリスク資産圧縮目的の円買いを誘った。もっとも、円はドルに対しては上値が重い。対欧州通貨でのドル買いにつれた円売りドル買いが重しとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円はさえない。英大手銀が米銀の買収を検討しているとの報道や英財政懸念などを背景に、ポンドに対して円買いが先行。1月英鉱工業生産指数や製造業生産指数が予想より弱い内容となったことも円買いを誘った。円・ポンド相場の上昇につれる格好で、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は一転売りが優勢に。日銀による追加の金融緩和が意識される中、対ドル中心に円売りが出たほか、時間外のダウ先物が持ち直したことも円売り外貨買いを促した。ユーロに対しては、ギリシャが順調に財政赤字削減が進んでいると欧州連合(EU)に報告したことを好感した円売りが出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時本日高値となる1ドル=90円52銭前後まで値を上げた。「日銀は来週の金融政策決定会合で一段の金融緩和に傾いているが、措置は決定されない見通し」との一部報道を意識した円売りドル買いが出た。ただ、市場関係者からは「91円00銭までは断続的に売り注文が観測されている」との声が聞かれ、90円台半ばではやや上値の重さが目立つ。
・ポンド円は下値が堅い。17時過ぎに一時本日安値となる1ポンド=133円92銭前後まで値を下げた後は、ショートカバーが優勢に。20時30分過ぎに一時本日高値となる135円23銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはユーロ圏のソブリン・リスクが意識される中、ポンドドルの下落につれて一時本日安値となる1ユーロ=1.3544ドル前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ギリシャがEUに提出した再建の履行状況に関する報告が好感されたほか、EU報道官が「 ギリシャについて必要ならば明日にでも行動する用意がある」などと述べたことがユーロ買いドル売りを誘った。21時過ぎに一時本日高値となる1.3626ドル前後まで値を上げた。もっとも、上値では昨日の高値1.3636ドルをバックに戻りを売り動きが出たため、買い戻し一巡後はやや伸び悩んでいる。