2010年3月11日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
アンゲラ・メルケル[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相(仏首相との会談後)「ドイツとフランスはしばらくの間危機に対処する」「欧州はユーロに対して政策的責任を取る」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP-6.4 HDP -7.2 CHDP +0.1 RHDP -7.2 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャの借り入れコストが低下しなければ、EUは市場に介入するだろう」
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+6.4 HDP -2.1 CHDP +0.6 RHDP -2.1 CRHDP +0.6]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「2010年半ばから刺激策の解除を開始する見込み」
ロシア連邦中央銀行(ロシア中銀)関係[NP-8.8 HDP -8.4 CHDP -0.1 RHDP -8.4 CRHDP -0.1]
・ロシア中銀は11日、「対通貨バスケットでのルーブルの変動幅の下限を34.30ルーブルに変更した」と市場関係者の話として報じられた。また、「ロシア中銀は7億ドル規模のドル買いを行っている」とも伝えている。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+6.4 HDP -2.1 CHDP +0.6 RHDP -2.1 CRHDP +0.6]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「2010年半ばから刺激策の解除を開始する見込み」
2010年3月11日のFX要人発言・ニュース
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.3 CHDP -0.2 RHDP -7.3 CRHDP -0.2]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「市場はギリシャの破たんを見越したベットをやめるべき」「欧州には危機対応への新たな意志が見られる」
クリスチャン・ノワイエ[NP HDP -0.7 CHDP +0.2 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁「不透明なCDS市場は許容されない」
アンゲラ・メルケル[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相(仏首相との会談後)「ドイツとフランスはしばらくの間危機に対処する」「欧州はユーロに対して政策的責任を取る」
日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.2]
・日本経済新聞が報じたところによると、政府は3月の月例経済報告で、景気の基調判断を上方修正する方針を固めた。中国向けなどの輸出が好調で生産活動は伸び続け、景気は着実に持ち直しているなどとして判断を引き上げるようだ。上方修正は2009年7月以来、8カ月ぶり。ただ、消費者物価指数(CPI)は昨年の水準を大幅に下回っており、国内経済がデフレ状況にあるとの認識は引き続き強調するという。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP-6.4 HDP -7.2 CHDP +0.1 RHDP -7.2 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャの借り入れコストが低下しなければ、EUは市場に介入するだろう」
アクセル・ウェーバー[NP HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「欧州システミック理事会は中央銀行が中心的な役割を保持しなければならない」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロは欧州を越えて役割を信認されている」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロの国際的な信頼は極めて重要」「ユーロは欧州の緊密な団結を支えている」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP -0.1]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「EMFについて現時点で考えていない」「ECBはEMFという考え方を完全に排除していない」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「米経済は依然としてかなりの課題に直面している」「金融救済策は効果を発揮した」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「米財政赤字は高すぎで、赤字削減に向けて行動しないことは経済成長を鈍化させる」
世界の政策金利関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)は11日、政策金利を現行の2.50%のまま据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+6.4 HDP -2.1 CHDP +0.6 RHDP -2.1 CRHDP +0.6]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「2010年半ばから刺激策の解除を開始する見込み」
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP-4.0 HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「国内の景気回復は遅い」
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+3.0 HDP -1.9 CHDP +0.3 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「2010年第1四半期の経済成長は1.9%となる見込み」
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)声明「NZの景気回復は以前の景気回復と比較して控えめ」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。欧州の取引時間帯に、関係者の話として「日銀は来週の金融政策決定会合で一段の金融緩和に傾いているが、措置は決定されない見通し」と報じた。また、ギリシャが欧州連合(EU)に提出した財政再建の履行状況に関する報告で計画が前倒しで実行されていることが伝わったうえ、EU報道官が「 ギリシャについて必要ならば明日にでも行動する用意がある」などと述べたため、円売り欧州通貨買いが優位に。その他の通貨にも円売りが波及した。ただ、ギリシャの財政懸念が和らぎ、安全資産としての金需要が後退したとの見方から金先物相場が急落。原油先物相場も値を下げたため、投資家のリスク許容度が低下し円の買い戻しや押し目買いを誘った。終盤にかけては手掛かり材料難から方向感のない動きとなった。
アラン・ボラード[NP+5.2 HDP -3.7 CHDP +0.3 RHDP -3.8 CRHDP +0.4]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「中銀は現在のNZドルの水準には注目していない」「利上げ前に堅調な景気回復のサインを確認したい」
日本政府関係[NP+3.4 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.8 CRHDP +0.2]
・津村内閣府政務官「(10-12月期GDPで)景気の二番底懸念は薄らいだ」、「日本経済の自律的回復まではいたっていない」
世界の政策金利関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・韓国中央銀行は11日、政策金利を現行の2.00%に据え置くことを決めたと発表した。
日本政府関係[NP HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.8 CRHDP +0.2]
・平野官房長官「景気は依然厳しい状況との認識をもとにこれからも注視する」、「景気判断は上方修正を含めて検討しているが決めていない。15日以降に関係閣僚で検討する」
中国政府関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP +0.1]
・中国国家統計局は中国経済指標発表後に、「通年で緩やかなインフレを見込んでいる」、「3月の消費物価指数は2月から低下すると見ている」などとの見解を示したとが報じられた。
中国人民銀行関係[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
・中国人民銀行の高官が、「中国にインフレ圧力はまだないと見ている」と述べたと報じられた。
中国政府関係[NP+4.0 HDP +1.3 CHDP +0.1 RHDP +1.2 CRHDP -0.1]
・中国銀行監督当局が「信用の拡大によるリスクを回避するよう指示した」とが報じられた。また、「銀行は融資のペースとリズムとでバランスをとるべき」との考えを述べたとも伝えている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。10日の欧米市場で、日本銀行が追加の金融緩和に傾きつつあるとの一部報道を背景に円売りが進んだ流れを引き継ぎ安く始まったが、ドルやユーロに対して国内輸出企業からと見られる円買いが入ったため、円全体が値を戻した。2月の中国消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)が前年同月比で市場予想平均を上回ったと伝わると、中国の金融引き締めへの警戒感が高まり、リスクマネーのフローが停滞するとして対豪ドル中心に一段と円買いが入った。
中国政府関係[NP+4.8 HDP +1.4 CHDP +0.1 RHDP +1.2 CRHDP +0.0]
・陳中国商務相「今年はインフレは大きな問題となる」「中国は輸入商品価格を注意深く監視すべき」「中国の輸出は完全には回復していない」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「欧州通貨基金(EMF)はギリシャ問題に役に立たないだろう」
菅直人[NP-4.6 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.0]
・菅直人財務相「政府・日銀は一体的な方向性をもっていかねばならない」、「できれば年内に物価をプラスに持っていくよう努力したい」
日本政府関係[NP-3.4 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.3]
・古川内閣府副大臣「デフレ度合いが深まっているとは認識していない」、「政府・日銀が一日も早くデフレ脱却を目指してそれぞれの立場で出来ることに努力」
野田佳彦[NP HDP -1.6 CHDP +3.4 RHDP -1.6 CRHDP +3.4]
・野田財務副大臣「日銀も危機感を持っていると思う。来週の決定会合に注目したい」
ロシア連邦中央銀行(ロシア中銀)関係[NP-8.8 HDP -8.4 CHDP -0.1 RHDP -8.4 CRHDP -0.1]
・ロシア中銀は11日、「対通貨バスケットでのルーブルの変動幅の下限を34.30ルーブルに変更した」と市場関係者の話として報じられた。また、「ロシア中銀は7億ドル規模のドル買いを行っている」とも伝えている。
世界の政策金利関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・フィリピン中銀は11日、政策金利を4.00%に据え置くことを決めたと発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りに押し戻された。午前中に発表された中国の物価指標が強い内容で、金融引き締めへの警戒感から一時円買いが入ったが、上海総合指数が持ち直し、後場の日経平均株価は引けにかけて上げ幅を広げると短期筋が円買いポジションの解消を進め円は値を下げた。欧州勢がドルに対し欧州通貨売りで参入すると、円買い欧州通貨売りが入る場面も見られたが、短期スタンスの回転売買だったためすぐに切り返した。
欧州中央銀行(ECB)関係[NP HDP -0.8 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
・欧州中央銀行(ECB)月報「大規模な財政赤字は金融政策の重荷となる」
イブ・メルシュ[NP+2.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ユーロ圏の景気回復は不安定のようだ」
イブ・メルシュ[NP-2.0 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ECBの政策金利は適切」「ギリシャの財政再建策は、マーケットの懸念を緩和するだろう」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-2.0 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)月報「非伝統的な措置の解消を継続する」、「緩やかな景気回復を予想するが、不透明感が続く」、「金利水準は適正で、インフレは抑制されている」
イブ・メルシュ[NP-2.0 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「現時点でインフレ圧力はない」「中央銀行は財政赤字を救済する立場にない」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-6.4 HDP -4.4 CHDP -0.2 RHDP -4.4 CRHDP -0.2]
・スイス国立銀行(中央銀行)声明「対ユーロでの過度なスイスフラン高を断固として阻止する」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+2.6 HDP -3.9 CHDP +0.5 RHDP -3.9 CRHDP +0.5]
・スイス国立銀行(SNB)声明「スイス経済は2010年に1.5%ほど成長する可能性」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は弱含み。イングランド銀行(BOE)が11日、英国の消費者の今後1年間のインフレ期待が、11月発表時の2.4%から2.5%に上昇したと発表。ポンドに対して円売りが進むと、他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より若干弱い内容となったことで、時間外のダウ先物が下落し円買いが入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は目先の上値目処として意識されていた一目均衡表雲の上限である1ドル=90円54銭やアジア時間の高値90円55銭を上抜けると、一時90円72銭前後まで値を上げた。ただ、予想を下回る米雇用指標を手掛りに円買いドル売りが入ったため、一時90円31-34銭まで下押しした。
・ポンド円は21時過ぎに一時本日高値となる1ポンド=136円50銭前後まで値を上げた後、やや伸び悩んでいる。株価の下落に伴う円買いポンド売りが入った。
・ユーロドルは買い先行後、伸び悩み。ポンドドルの上昇につれてユーロ買いドル売りが入ったほか、予想を下回る米雇用指標を受けて、昨日の高値1.3680ドルを上抜け一時本日高値となる1ユーロ=1.3688ドル前後まで値を上げた。ただ、米指標をきっかけに欧米株価が下げ幅を広げると、リスク回避的な売りが強まった。「1.3690ドルから上の水準では断続的に売り注文が観測されている」との指摘があり、上値の重さを嫌気した売りも出たようだ。一時1.3631-34ドルまで下押しした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。欧州の取引時間帯に、関係者の話として「日銀は来週の金融政策決定会合で一段の金融緩和に傾いているが、措置は決定されない見通し」と報じた。また、ギリシャが欧州連合(EU)に提出した財政再建の履行状況に関する報告で計画が前倒しで実行されていることが伝わったうえ、EU報道官が「 ギリシャについて必要ならば明日にでも行動する用意がある」などと述べたため、円売り欧州通貨買いが優位に。その他の通貨にも円売りが波及した。ただ、ギリシャの財政懸念が和らぎ、安全資産としての金需要が後退したとの見方から金先物相場が急落。原油先物相場も値を下げたため、投資家のリスク許容度が低下し円の買い戻しや押し目買いを誘った。終盤にかけては手掛かり材料難から方向感のない動きとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。10日の欧米市場で、日本銀行が追加の金融緩和に傾きつつあるとの一部報道を背景に円売りが進んだ流れを引き継ぎ安く始まったが、ドルやユーロに対して国内輸出企業からと見られる円買いが入ったため、円全体が値を戻した。2月の中国消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)が前年同月比で市場予想平均を上回ったと伝わると、中国の金融引き締めへの警戒感が高まり、リスクマネーのフローが停滞するとして対豪ドル中心に一段と円買いが入った。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りに押し戻された。午前中に発表された中国の物価指標が強い内容で、金融引き締めへの警戒感から一時円買いが入ったが、上海総合指数が持ち直し、後場の日経平均株価は引けにかけて上げ幅を広げると短期筋が円買いポジションの解消を進め円は値を下げた。欧州勢がドルに対し欧州通貨売りで参入すると、円買い欧州通貨売りが入る場面も見られたが、短期スタンスの回転売買だったためすぐに切り返した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は弱含み。イングランド銀行(BOE)が11日、英国の消費者の今後1年間のインフレ期待が、11月発表時の2.4%から2.5%に上昇したと発表。ポンドに対して円売りが進むと、他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より若干弱い内容となったことで、時間外のダウ先物が下落し円買いが入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は目先の上値目処として意識されていた一目均衡表雲の上限である1ドル=90円54銭やアジア時間の高値90円55銭を上抜けると、一時90円72銭前後まで値を上げた。ただ、予想を下回る米雇用指標を手掛りに円買いドル売りが入ったため、一時90円31-34銭まで下押しした。
・ポンド円は21時過ぎに一時本日高値となる1ポンド=136円50銭前後まで値を上げた後、やや伸び悩んでいる。株価の下落に伴う円買いポンド売りが入った。
・ユーロドルは買い先行後、伸び悩み。ポンドドルの上昇につれてユーロ買いドル売りが入ったほか、予想を下回る米雇用指標を受けて、昨日の高値1.3680ドルを上抜け一時本日高値となる1ユーロ=1.3688ドル前後まで値を上げた。ただ、米指標をきっかけに欧米株価が下げ幅を広げると、リスク回避的な売りが強まった。「1.3690ドルから上の水準では断続的に売り注文が観測されている」との指摘があり、上値の重さを嫌気した売りも出たようだ。一時1.3631-34ドルまで下押しした。